池波正太郎のレビュー一覧

  • 賊将

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    2008.2.14 了/室町から江戸時代・幕末と,池波氏にしては珍しい日露戦争など様々な時代を扱った短編小説集.まだ若い時代の作品群らしいが,各時代の価値観に縛られる中での心の動きを豊かに描き出す,池波氏ならではの作品群.応仁の乱を足利義政の純粋な気持ちの動きにフォーカスして描いた直木賞候補作品や,「刺客」「秘図」「黒雲峠」などいずれも秀逸.乃木将軍の話は司馬作品(坂の上の雲,殉死)とほぼ同様の見方で,池波氏ならではという感はあまりないかも.

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    2009年10月04日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    剣客商売のシリーズは、なんだか読んじゃうんだよなぁ。
    で。
    期待したとおりに無いように満足する。

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    2009年10月07日
  • 武士(おとこ)の紋章

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     面白かった。
     8篇の短篇集。
     『三根山』を朝青龍に読ませたいものだ。読んでいるうちに「いつ死ぬのか?」と思ったのは何でだろうか。

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    2009年10月04日
  • あほうがらす

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    これも男色物が入ってて印象深い。「男色武士道」とかこの時代のそれの理想なのかな…。こういう短編の中にも梅安や鬼平なんかで見る名前のキャラが出てきてて楽しい。

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    2009年10月04日
  • 戦国幻想曲

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    「俺を使える上司はいないのか?」個人的には今には合わない気がしますが、会社勤めしている人は必ず、思うことでは?

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    2009年10月04日
  • おせん

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    全13編の短編を収録した作品。女性を主人公にしているんですが、女性はよく分かりません。言い意味で。(笑)

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    2009年10月04日
  • 男振

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    不運にも若ハゲの主人公。だが、色々な出来事がおこるたびにどんどん男振りを上げていく。
    「見た目が何だ!」という強さを与えてくれる話。

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    2009年10月04日
  • 幕末遊撃隊

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    男前で天才剣士で労咳で…ときたら某新撰組のひとを指すと思いきや、同時代にもう一人。天才・労咳に加えて隻腕というおまけつき。この話、ドラマになんないかなと思う。

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    2009年10月04日
  • 雲霧仁左衛門(後)

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    この小説の読みどころは、良くも悪くも「勘働き」だと思います。これをご都合主義と取るか、一つに懸けて運をも引き寄せる男の執念、物語と取るかではないでしょうか。確かに関口先生はちと福の神すぎですし(笑)関口先生関係の話も本筋から一線を画しているので収まりが悪く感じますが……雲霧仁左衛門ではなく、彼を追う高瀬の物語とすれば、その意気や執念に関口先生が福の神になったという気も素直にしてきます。なんとも微妙というか、不思議な読み応えの小説でした。

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    2009年10月04日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    過去に何度か映像化されている池波小説。人を傷つけず、金を盗って雲霧のようにいなくなるので「雲霧仁左衛門」。色々な意味で「にくい」盗人の物語です。盗人というのは人の心を揺さぶるものなのか、時代劇になると作り込みがえらく半端なく思えるのは、私がルパン三世(しかも不二子ちゃん)が好きだからでしょうか。池波小説が元々さらりとした文章なので、映像にするとこういうことになるのだなあ……という味わいが、他よりも深いように感じられます。時代劇も併せて読むのがお勧めです。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十三)

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    長谷川様の気の利かせよう、懐の広さになんかじんときます。おまさと盗賊頭領の描写にちょっとどきどき。
    途中までよんでてやっと二回目読んだことに気付いた…。

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    2009年10月04日
  • 賊将

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    池波先生の作品。「真田太平記」を読んで、関連するものを・・・と言うことで購入。真田家関連の他の作品(本書では「刺客」)の近代史の作品が意外と◎。それから取り上げられることが珍しい「応仁の乱」がらみの作品が入っています。

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    2009年10月04日
  • 忍びの旗

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    著者の戦国忍者シリーズ。忍者・上田源五郎の生涯が描かれている。登場するのは武蔵・鉢形城主・北条氏邦とその家臣・山岸十兵衛。彼らを探る任務と愛する者を守り抜くことを両立しながら、生涯を全うする姿を堪能しよう。

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    2009年10月04日
  • 蝶の戦記(新装版)上

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    著者初の女忍びを主人公にした本。上杉謙信と武田信玄の川中島の戦い、浅井・朝倉連合軍と織田軍との姉川の戦いを通して、甲賀の杉谷信正のもとで働く於蝶の活躍を描いています。この於蝶は「火の国の城」にも登場します。

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    2009年10月04日
  • 黒幕

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    戦国期から江戸へかけての短編集。ここから「英雄にっぽん」「戦国幻想曲」「真田太平記」など、長篇小説につながる短編もあります。夫婦愛をテーマにした短編が多く、どれも粒ぞろいだが、特にお勧めは毛利勝永が主人公の「紅炎」だ。

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    2009年10月04日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    鬼平や剣客もいいけど、
    雲霧のお頭もいい。


    TVヴァージョンの山崎努さんがやったのがはまってた。

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    2009年10月04日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    池波正太郎の描く江戸話は、あくまでも身の丈の世界、んでもってゴテゴテした装飾やら内面の描写やらを取っ払った、客観的な話の展開。短い言葉のやり取りが、下手な説明を付け加えていない分、すんなりと臨場感をかもし出してるし。
    時代は江戸ながら、まさに現代に置き換えても通じるストーリーだと思う。逆に余計な科学捜査のウンチクやら犯人の心理描写がないので、さらに本質的なところに目が行くな。面白いよ、これ。
    火付盗賊改メ側にせよ雲霧側にせよ、いずれも鉄の意志を持ってことにあたる姿勢は、文句なしにカッコいい。しかも登場する人々の中には「こいつは許せねぇ悪党だ」ってのが殆ど居ない。その辺が数百年前の話なのに、やけ

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十)

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    ホームステイしていた家になぜかあった本。あまりに暇で読んだところ、日本に帰ってきて1巻から集め始めるほどはまりました。食べ物の描写がおいしそうで好きです。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    平蔵が苦悩するお話しです。
    盗賊改メ方を解任されてしまう騒動もあったりと、今までなかでもっともドキドキはらはらした上に、犠牲者の多いお話しでした。

    本人ではなく、その周りの人間…。
    盗賊改メ方で働く下男や門番、平蔵の娘の嫁ぎ先まで、狙われる…。

    恨みを晴らしたいという気持ちもあるのでしょうけれども、本人ではなく周りの…という辺りが、何とも。

    盗賊改メ方で働く人々の覚悟と絆が描かれているという感じがしました。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十)

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    女心も妙だが、男心もこれまた可笑しいものである。
    というのが、やはりこのシリーズなのである。

    何事にも卒のない男が女に流されて何もかも失ってしまったり、盗賊であるが、娘孝行してやりたさに、無理をしてしまったりと……。
    馬鹿だと思うが、そう言った行動も滑稽であると同時に可笑しく、そして、愛しいと思える。

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    2009年10月04日