池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳(二十三)

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    長谷川様の気の利かせよう、懐の広さになんかじんときます。おまさと盗賊頭領の描写にちょっとどきどき。
    途中までよんでてやっと二回目読んだことに気付いた…。

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    2009年10月04日
  • 賊将

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    池波先生の作品。「真田太平記」を読んで、関連するものを・・・と言うことで購入。真田家関連の他の作品(本書では「刺客」)の近代史の作品が意外と◎。それから取り上げられることが珍しい「応仁の乱」がらみの作品が入っています。

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    2009年10月04日
  • 忍びの旗

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    著者の戦国忍者シリーズ。忍者・上田源五郎の生涯が描かれている。登場するのは武蔵・鉢形城主・北条氏邦とその家臣・山岸十兵衛。彼らを探る任務と愛する者を守り抜くことを両立しながら、生涯を全うする姿を堪能しよう。

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    2009年10月04日
  • 蝶の戦記(新装版)上

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    著者初の女忍びを主人公にした本。上杉謙信と武田信玄の川中島の戦い、浅井・朝倉連合軍と織田軍との姉川の戦いを通して、甲賀の杉谷信正のもとで働く於蝶の活躍を描いています。この於蝶は「火の国の城」にも登場します。

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    2009年10月04日
  • 黒幕

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    戦国期から江戸へかけての短編集。ここから「英雄にっぽん」「戦国幻想曲」「真田太平記」など、長篇小説につながる短編もあります。夫婦愛をテーマにした短編が多く、どれも粒ぞろいだが、特にお勧めは毛利勝永が主人公の「紅炎」だ。

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    2009年10月04日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    鬼平や剣客もいいけど、
    雲霧のお頭もいい。


    TVヴァージョンの山崎努さんがやったのがはまってた。

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    2009年10月04日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    池波正太郎の描く江戸話は、あくまでも身の丈の世界、んでもってゴテゴテした装飾やら内面の描写やらを取っ払った、客観的な話の展開。短い言葉のやり取りが、下手な説明を付け加えていない分、すんなりと臨場感をかもし出してるし。
    時代は江戸ながら、まさに現代に置き換えても通じるストーリーだと思う。逆に余計な科学捜査のウンチクやら犯人の心理描写がないので、さらに本質的なところに目が行くな。面白いよ、これ。
    火付盗賊改メ側にせよ雲霧側にせよ、いずれも鉄の意志を持ってことにあたる姿勢は、文句なしにカッコいい。しかも登場する人々の中には「こいつは許せねぇ悪党だ」ってのが殆ど居ない。その辺が数百年前の話なのに、やけ

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十)

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    ホームステイしていた家になぜかあった本。あまりに暇で読んだところ、日本に帰ってきて1巻から集め始めるほどはまりました。食べ物の描写がおいしそうで好きです。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    平蔵が苦悩するお話しです。
    盗賊改メ方を解任されてしまう騒動もあったりと、今までなかでもっともドキドキはらはらした上に、犠牲者の多いお話しでした。

    本人ではなく、その周りの人間…。
    盗賊改メ方で働く下男や門番、平蔵の娘の嫁ぎ先まで、狙われる…。

    恨みを晴らしたいという気持ちもあるのでしょうけれども、本人ではなく周りの…という辺りが、何とも。

    盗賊改メ方で働く人々の覚悟と絆が描かれているという感じがしました。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十)

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    女心も妙だが、男心もこれまた可笑しいものである。
    というのが、やはりこのシリーズなのである。

    何事にも卒のない男が女に流されて何もかも失ってしまったり、盗賊であるが、娘孝行してやりたさに、無理をしてしまったりと……。
    馬鹿だと思うが、そう言った行動も滑稽であると同時に可笑しく、そして、愛しいと思える。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    作者である池波正太郎が逝去により、未完のままの長編なのである。

    もう、続きは読めないのかと思うと、今後の展開が気になって仕方がない限りなのです。
    荒神のお夏は盗賊改メ方の包囲網を潜って逃亡し、一味崩壊の切っ掛けを作った密偵おまさを誘拐してしまうのですが…。
    実は、
    その続きがないのです。
    残念ですけれども…。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十八)

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    切ないお話しが満載されています。
    何で人生が掛け違ってしまうのか、わからない世の中。
    その中で必死で行きていこうと足掻いている人々の、哀愁が漂う一冊です。

    平蔵の弟分や密偵の仁三郎しかり、いい奴は早死にして悪い奴は長生きするって…いい奴は不器用だから長生きできないのか??
    と思ったりもする。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    笑いもまた、このシリーズの楽しい一面である。

    あごひげを能面に使うからと三十両であごひげを売った老人を取り押さえて、一本ずつあごひげを抜こうとするその様を思い浮かべると、老人には気の毒だが、笑えるし……。
    笑いのツボともいえる木村忠吾もつむらい松五郎という盗人に間違われて、コミカルな動きをしてくれる。

    昨今のテレビ的笑いではなく、くすりと一人で笑いそのものを楽しむという類の笑いである。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十七)

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    特別長編です。

    居酒屋のおやじこと権兵衛が主要人物に見えるのですが、実はその女房と思われていたお浜という女が……。
    という見事などんでん返しが最後にさりげなく添えられていて、びっくりです。

    平蔵が何気に漏らした「おれはなぁ、お浜のような女に、滅法弱いのだ」という一言に、女性に対するキモチというのが現れているかのように思える。

    主役は男ではなく、女なんだよ……。
    なんて囁かれているキモチになる。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十五)

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    普段の短編集ではなく、1冊で1つのお話となった構成。

    タイトルの通り、剣術について書かれたストーリーと盗賊とが上手く絡んでいて、伏線の張り巡らし方の絶妙さに、読む速度もついつい上がってしまう。

    父と子の情愛であったり、憎しみであったりというものが、最後にはどんと腹に重く圧し掛かる感触はあるが、さすがに、御大。
    救いようのないラストで終らせないのは、さすがという気がした。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十六)

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    あの女好きが原因で色々と騒ぎをおこしていた木村忠吾がとうとう嫁をもらう巻。
    同僚の同心の娘を娶ったけれども……そこは、やはり木村忠吾。
    回りも呆れる惚気よう(笑)

    楽しいやら、呆れるやら。

    かと思えば、後添えにもらった女房は足を洗った盗人で、過去を知り脅されてしまい。そのまま逃げてしまうという話しだったり。
    夫婦の機微に触れた作品が多い気がする。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十九)

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    いつも思うのだが、池波正太郎は女性を魅力的に書くことが出来る作家の一人であると思う。
    どんな女性であっても、池波正太郎に掛かると魅力的な女性へと変貌するのである。
    男性よりも、女性の方が色鮮やかに描かれていて、読みながら唸ってしまうのだ。

    御用聞きの富造の女房でおろくという女性。
    決して、ほっそりとして美人ではないのだが、至極魅力的に活き活きと描かれている。

    この鬼平シリーズは捕り物としても面白さはもちろんだが、様々な女性の描かれ方に魅了されるもよいかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(八)

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    あきれた奴では、同心の小柳安五郎が又八という捕らえた盗賊を逃がし、自分がその責めを負って変わりに牢獄に入るというお話。
    仇を討った、又八は再び、盗賊改メ方に舞い戻ってくるという、走れメロス的な展開です。
    安五郎と又八に通う心の交流が何とも、男っていいよなぁ〜と思わせる。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十三)

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    熱海に湯治に出かけた鬼平一行が盗賊を捕らえるという一編を含んだ一冊。

    何というか、三カ条を守る盗賊の心意気が光っていますね。
    確かに、盗むのは良くないのだけれども
    一、困っている人からは盗まない
    一、殺さない
    一、犯さない
    を守っている盗人は、それを守らない残虐非道な盗みをしている人達を憎んでいるということなのである。
    だから、密偵になったものも多いとのことなのだ。

    その辺りのプライドが、随所にあるシリーズなのである。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二)

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    木村忠吾の可笑しくも、頼りない、でも、憎めないキャラクターが初めて描かれています。
    色好みの盗人の話やら、2巻目というのにエンジンかかってますという感じです。

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    2009年10月04日