池波正太郎のレビュー一覧

  • 食卓のつぶやき

    Posted by ブクログ

    気学の話が結構出てきてそっち系全般に懐疑的なので「うーん」と思いつつ、やはり文章が達者であっという間に読み終えてしまった。なんだかんだ面白い。
    「温飯」って字面だけでお腹が減ってくる…。

    0
    2026年03月06日
  • 戦国幻想曲

    Posted by ブクログ

    初、池波正太郎作品。
    藤堂高虎に仕えた渡辺勘兵衛が主人公の物語。石田三成に仕えた渡辺勘兵衛とは別人とのこと。

    豊臣時代の勉強になった。
    著者(大正生まれの男性)の価値観が色濃く感じられる歴史小説だった。正直、ノリについていけない箇所も多々。鬼平犯科帳は合うといいな。

    0
    2026年03月01日
  • 男の作法

    Posted by ブクログ

    12冊目『男の作法』(池波正太郎 著、1984年11月、新潮社)
    時代小説の名手として知られる著者が「男」の作法を説くエッセイ。鮨の食べ方に始まり、ファッション、酒、マイホーム、結婚まで、その話題は多岐にわたる。
    まさに「昭和の頑固親父」といった内容で、特に「女」に対する考え方は現代の価値観で考えると完全にアウト。アウトすぎてほとんどギャグである。一応自分が説いている「常識」が時代にそぐわないものであることは池波自身も承知している様だが…。

    〈だから、電話のかけかたでだいたいわかるんじゃない、女は)

    0
    2026年02月28日
  • 鬼平犯科帳(一)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳第1巻。「オール讀物」に昭和43年1月から7月までに連載された8篇を収録。一話一話が完結していて、しかも長篇のように物語が連続している。
    長谷川平蔵が人足寄場を創設した実在の人物であることを初めて知った。

    0
    2026年02月16日
  • 真田太平記(二)秘密

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    物語は動き始めたばかり。小牧・長久手の戦い、幸村が大人になりかけ、家康は死に損ない、さらに佐助が生まれた…

    0
    2026年02月11日
  • 英雄にっぽん

    ネタバレ 購入済み

    タイトルの真意は?

    私の読後感は彼は英雄なのか?と 確かに尼子氏再興というゴールに全勢力を注いだのは間違いない。しかしその手段があまりにも単純で時代遅れとしか思えない。彼に頼らざるを得ない尼子氏も悲劇だが、鹿介も身に余る使命を背負った悲劇の主人公だ。歴史を知る立場の私だから厳しく評価してしまっているのかもしれない。ただよく考えれば、鹿介の犯した間違いの本質は程度の差こそあれ誰にでもあることではなかろうか。私も多々あった。それだけに作者がタイトルに込めた思いが知りたい。最後は毛利があえて殺害してしまったほどの存在感ゆえなのか

    0
    2026年01月26日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    万を侍して鬼平犯科帳。
    流石に、面白いが、剣客商売や藤枝梅安に比べると、文体と話のテンポがいまひとつ。
    大作家も、そのキャリアの中で進化したということなのだろうか。
    これから読み進める中でどう変わっていくか愉しみである。

    それにしても、描かれる鬼平の行動や姿からは、学べることが多々あるかもしれない。そこにあるのは、貞観政要や、大学などの東洋古典の哲学か。小説の中で、鬼平の形骸に触れることで、リーダーとしての心構えや、人としての度量についても学べる様な気がする。

    おりゃ、当分は、お主たちにいろいろ教えてもらわなけりゃならないからな
    なに、追うものあれば、逃げるものありだ。
    平常のごとく穏やか

    0
    2026年01月18日
  • 新装版 忍びの女(下)

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の合戦前後の戦国模様をわかりやすくおさらいできる。歴史エピソードにクセはないが、官能的な描写が多数散りばめられているのは池波流。下巻になると本格的な歴史小説らしい展開になってくる。

    0
    2026年01月11日
  • 武士(おとこ)の紋章

    Posted by ブクログ

    後半に収録されている三根山、牧野富太郎が前半の作品からすると唐突で、どんな意図があってこの編成になったのかよくわからなかった

    0
    2026年01月03日
  • 男の作法

    Posted by ブクログ

    「昭和の」男のエッセイ。
    現代人が読んで参考になる部分は少ないと思うが、「自分は、死ぬところに向かって生きているんだ……」(210頁)という部分は共感を覚える。死を意識しながら生きるということ。

    0
    2025年12月29日
  • 鬼平犯科帳(三)

    Posted by ブクログ

    いつもながら、定番の面白さである。今回は、最後の方で、宿敵が、チラッと出てきて、捕縛寸前で逃げたので、今後も、どこかで、また登場するだろうことが、楽しみだ。

    0
    2025年11月15日
  • 男の作法

    Posted by ブクログ

    男の生き方を語る池波正太郎のエッセイ。さすがに昭和55年あたりの感覚(特にジェンダー観)となると今のアップデートされた時代には耐えられず、俗にいうハウツーとして読むにはいささか古びてはいるものの、この時代に描かれた憂いが今でも通じるあたり普遍性もある。特に善悪の中間、すなわちグレーゾーンがないという嘆きはまさに今の時代感覚とも一致する部分であり、40年以上前の時代でもこうなら今の時代はより加速しているのかと思ってしまった。他にも「神経のまわしかた」など、著者独特の言い回しも多く、男の作法と言いつつ大雑把は許されず目配りが大事というのは今でも通じる話だろう。

    0
    2025年10月18日
  • さむらい劇場

    Posted by ブクログ

    妾腹の子としてさげすまれながら、想像出来ないような苦難を切り抜け、やがて榎家の家督を相続する平八郎。
    日本左衛門や火付盗賊改方など出てくる痛快時代小説。
    「人という生きものは、人それぞれに、おのれでおのれの舵が取れぬもの・・・」

    0
    2025年10月15日
  • 真田太平記(六)家康東下

    Posted by ブクログ

    はっきり依頼や指示をせず人を疑心暗鬼に陥らせて従属させる卑怯な方法を得意とする家康と、政治家としては優れているが武将としての能力が著しく欠けて人望がない三成が対決に向けて動き始めた。
    ここまで来ると草の者や忍びが活躍するレベルではなくなり、本シリーズの個性を出しにくくなってきた印象です。

    0
    2025年10月12日
  • 秘伝の声(下)

    Posted by ブクログ

    「秘伝の声」は自分の中の自分が語りかけてくるのだろうか?

    この本を初めて手にしたのは1993年4月29日と記録している。まだ独身で東京で研修を受けていた時に購入したものだ。

    その時から32年。その間の人生はどうだったかな。
    人生を歩む中で「自分の秘伝書」が自分の中で綴られていくのだろう。物事の優先順位、判断基準、価値観、好き嫌い。

    人生はいつ終わるか誰にも分からない。だから毎日の生活・営みの中で「自分の秘伝書」を一行一行増やしていこう。

    ラストの一文はそういうことを池波先生が言っているのだろう。

    「うむ。このほうがよい。さと、酌をしてくれぬか」
    「はい」
     酌をしながら、うれしげに、

    0
    2025年10月05日
  • 秘伝の声(上)

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読み返す。

    剣客商売のスピンオフ(とまではいかないか)

    サクサク読めてしまう。不思議だ。

    最近バタバタして疲れている。こういう時こそ、池波ワールドかな。

    0
    2025年10月03日
  • 忍びの旗

    Posted by ブクログ

    初めて読む池波正太郎。
    結構古いみたいで読みづらいかもと思ったけど割と読みやすかった。
    甲賀の忍者、源五郎が主人公。
    最初あたりはなんだかぬるぬる物語が進む感じで面白く感じれなかったけど、中盤あたりで物語が動き出すと面白くなった。

    戦国時代の人達って、命の考え方が今じゃあり得ない。トチ狂ってる。
    戦に負けて自害、自害した主人を追って臣下も自害。
    でもそこに信念があるんだよね。
    そこがかっこいい。
    武士もだし、厳しく鍛えられた忍びもそう。
    自分の信念を貫いて生きていってたんだな。
    人間のかっこいい生き様を見れた。

    0
    2025年09月29日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

    Posted by ブクログ

    長いなが〜い物語である
    しかし期待外れであった

    中心人物が複数いて、同期する場所がない
    繋がっているようで、繋がっていない話も多く
    真剣に読み下すべきか流すべきか判断が難しい
    長いが故か繰り返しが多い、以前あった事柄を何度も何度も説明される

    そもそも、真田には主役が張れる主家の血筋が3人おり、それだけでも腹一杯なのに、そこに忍びの物語を加えようとするから無理が出る
    史実に忠実であろうとする主筋と
    ファンタジー満載の忍び物語を並行して読むことに辟易しながら11巻を耐えた
    大半が死んだ後の最終巻のみ読み易かった。スイスイ気持ちよく進んだ。

    もちろん真田の話は面白い
    ただ、忍びと繰り返しがなけ

    0
    2025年10月03日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

    Posted by ブクログ

    仕掛人・藤枝梅安シリーズ第1作。
    金次第で、世の中に生かしておいては、ためにならぬやつを闇から闇へ葬る仕掛人。
    江戸の風情、人情が散りばめられていて、さすが池波正太郎であり、読み応えある。テンポもいい。

    0
    2025年08月19日
  • 鬼平犯科帳(一)

    Posted by ブクログ

    学生時代に出会ってしまった鬼平。辛い時に何度読み返して、何度、平蔵さんたちに助けられたことやら。二十数年ぶりの再読。火付盗賊改方・長官の就任が42歳。丁度脂の乗った年頃か。何度、読んでも、やっぱり鬼平はいい。と、再確認した。火付盗賊改方も盗賊たちも普通で個性的で、それぞれにいい。捕物帳ではあるが、謎解きではない。盗賊にも市井にも火付盗賊改方にもそれぞれに生き様や言い分がある。娯楽も悲しみも楽しみもそれぞれにある。それがいい。あと解説の植草甚一がめっちゃいい。

    0
    2025年07月30日