松尾由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「カバーのイラストが可愛いな。内容は姉妹のほっこり系か、読んでみよう」と即決。
ほっこり系にしては妹のキャラが強めで、読み進めるとお客さんの小さな謎を姉妹独自の方法で解決していく推理小説的な流れに。
…と思いきや中盤以降はまさかのSF展開!
購入時に裏表紙のあらすじを読みましたが、まったくSFの雰囲気は感じなかったので驚きました。
それでも、物語の始まりから至る所に伏線が張られていて、それをしっかり回収していくので、しっかり作り込まれているなと思いました。おお〜これも伏線だったのか!というところもあって、個人的にはとても楽しかったです。
いろいろな要素が詰め込まれていて好き嫌いが分かれそう -
Posted by ブクログ
主人公の北村志織とシラノが、時空を超えて繋がったエアコンの穴を使って様々な問題を乗り越え結ばれるラブストーリー。
冒頭はあまり物語が動かず、少し退屈しつつ読んでいましたが、物語が動き出してからはサクサク読むことができました。
これまでも時間超越系の話は好きでちょこちょこ読んでいて、そもそもそんなに矛盾が気になる方では無いのですが、本作もそれなりにきちんと説明があり、矛盾などはそんなに気になりませんでした。
誰がシラノなのか問題は実質2択で、きちんとミスリードもされていて、最期はキレイに終わってくれて良かったなぁと思いました。
驚くようなどんでん返しや、びっくりするような予想外の展開は無 -
Posted by ブクログ
ニャン氏、お久しぶり♪
今回は茶谷くんに目をつけたかw
ときどきまじる丸山氏の「にゃ」はさておき。通訳できるほどに猫語が分かるのは羨ましいぞ。
サラリーマンをしながらバンド活動もしている茶谷。
ニャン氏と丸山氏の関係をスムーズに受入れてる柔軟さがナイス。
番台って、今は昔ながらとは違っているのかな。
その方が女性としては入りやすい気はする。
あの暗号解読からの展開、とんとん進んで楽しかった。
お、解決だと思ったところから二転三転って好きなのだ。
上司速水の母親の経験したあの話は、不思議でちょっと児童文学みたいだった。
バンドの根上の件は残念。才能ある人だろうにね。
シリーズの続編もあるよね。気 -
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