松尾由美のレビュー一覧

  • 九月の恋と出会うまで

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    ネタバレ

    最後は平野さんでよかったと思ったのですが、できたらその後の話が少し欲しかったです。
    真一くんがやってると途中までは信じていたので、見事に騙されました。いろんな可能性を考えましたが、ことごとく外れました。

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    2020年01月02日
  • 九月の恋と出会うまで

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    主人公の北村詩織は旅行代理店に務める写真が趣味の27歳。ある日焦げ茶色の熊のぬいぐるみに「引っ越しちゃえば」と言われた気がして、買って帰ります。そして、写真の現像の匂いでトラブルになり、熊のぬいぐるみに「そんなに嫌なら引っ越しちゃえば」と言われた気がして、一風変わったマンションに引っ越します。その引っ越したマンションのエアコン用の穴から、未来からの声が聞こえてきます。新聞の見出しを言い当てる未来からの「シラノ」が詩織に現在の自分自身である隣に住む「平野」を尾行して写真をとってほしいと頼みます。
    SFな感じの設定で、謎を解きながら、恋愛の物語へと進んでいきます。
    ちょっと説明じみた文章があります

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    2019年12月04日
  • ニャン氏の事件簿

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    ネタバレ

    探偵役が猫さんという摩訶不思議な話。主人公のいく先々に現れ、謎を解いていく。側についている執事さんもいい雰囲気出していて◯。続編あるみたいなので読みたい。

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    2019年08月26日
  • 九月の恋と出会うまで

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    エアコンの通気口から1年後の未来人から声が聞こえ話す事になる。その声の主は隣人の平野だというが…

    時空などが出てきて話はファンタジー。
    ラブストーリー?ではあるけれど、ラブストーリーぽかなくて面白かった。

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    2019年08月19日
  • ニャン氏の童心

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    シリーズ二冊目。ニャン氏可愛い。ニャン氏最高。以上(笑)。
    ほぼ日常の謎のゆるくて可愛くてくすりと笑える話ばかり。気楽に楽しめるしっかりしたミステリです。
    お気に入りは「猫探偵と土手の桜」。半ば洒落のようなこの真相も、それまでの論理がかなり大真面目なので、笑い飛ばすよりはひたすらに感服してしまいます。
    そして「ニャン氏のクリスマス」もいいなあ。うんうん、たしかに悪い猫なんていないと思う。ニャン氏の素敵さをより一層意識させられる一編。……にしても、カエルとネズミの二択しかないのか!? 丸山さん、そこはもうちょっとアドバイスしましょうよ。

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    2019年05月05日
  • 九月の恋と出会うまで

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    高橋一生・川口春奈主演で映画の告知を見て、気になって小説を購入。
     書店員が選んだもう一度読みたい文庫。・ 恋愛部門第1位。
    理由が???なまま読み進めていったら、最後で伏線回収。不思議なパラドックスもので私は好きだな~♪
    そのうち、映画も見てみたいです。

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    2019年03月31日
  • 九月の恋と出会うまで(コミック) 下

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    こういうの、大好き。
    新居の部屋で謎の声が聞こえてくる。
    声の主シラノの正体は?依頼の目的は?
    どきどきする。
    そして、彼女の部屋に入った空き巣。
    あんな夢を見るようになったら、それは怖いよね。。。
    惹かれ合っているのに、離れていく2人が気がかりで。
    1年後の結末に心からにっこり。
    そうでなくっちゃね。
    原作も読み返したくなっちゃった。

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    2019年03月20日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    様々なアンソロジーで読んだものもあったが、改めて面白い。虚構推理は次から次へと推論が出てきた上で結局は、というのが楽しい。

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    2019年03月10日
  • 九月の恋と出会うまで

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    恋と書いてあるのに恋が中心ではないところがこの作品の好きなところ。映画も恋が中心ではないといいけど予告を見た限り恋愛モノになっている気がして悲しい。
    バンボーのところなんかはゾッとする。深く考えるとよくわからないところも少しあったかも。でも好きな作品。

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    2019年02月20日
  • 煙とサクランボ

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    ネタバレ

    展開が読めたけれど、ラストシーンにグッときた。
    事件の犯人が探偵本人で、しかも幽霊と言う中々トリッキーな設定の割りには自然にはいってきたので、この人はお上手だと思う。

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    2018年12月14日
  • サトミとアオゲラ探偵

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    まさかの人の言葉が話せる鳥が日常の謎解きをする話だった!人の感情の機微みたいのはわからないけど、鳥だから何かにつけてかわいく思える。しかしなぜ鳥?

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    2018年11月11日
  • サトミとアオゲラ探偵

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    探偵役が鳥のちょっと変わったお話。ライトミステリーですが、謎はなかなか面白い。鳥の推理がちょっとずれてるところも味ですね。

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    2018年10月20日
  • 雨の日のきみに恋をして

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    ネタバレ

    叔母のマンションに住まわせてもらうと、雨の日にしか出現しない幽霊に出会う。この世にある未練を残してきた幽霊のお願いを聞き、真実に辿り着くと、待っていたのは悲しい現実であった。

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    2018年10月05日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    昨年発表された本格ミステリ短編のベスト集。
    同じ趣旨の『ザ・ベストミステリーズ』(こちらは広義のミステリ短編)と比べられがちだが、ここ数年は後者の方がバランスが良くて面白かった。だけど、今作は数年の不振を一掃する位に傑作が揃った。本格好きとして大いに喜ばしい。
    特に大山誠一郎さんの作品は凄い。犯人が被害者の顔を潰す理由で、こんなに斬新なアイデアを考え付くとは! これだけでこの一冊を読んだ価値あり。

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    2018年07月12日
  • 九月の恋と出会うまで

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    ネタバレ

    SF恋愛小説。

    部屋の壁の穴から声が聞こえる。
    しかもその相手は一年後の未来の人物だという。

    見事に平野さんに翻弄させられ、まんまと予想を裏切られたのだ。

    あの時のあのセリフが後になって合致。全てがわかった状態で再読したい。


    平野さんのまっすぐな想い。
    まっすぐな告白が印象的。

    奇跡を起こす程に想ってくれる人がいるというのは幸せなこと。

    最後はもう少し先まで書いて欲しかった…


    高橋一生と川口春奈で映画化するらしいですね。二人の年齢や歳の差が気になるけど、高橋一生さんの平野さんは合いそう。

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    2018年06月24日
  • 九月の恋と出会うまで

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    川口春奈さんと高橋一生さんで実写化されると知って、内容が興味深かったので買ってみました。タイムパラドックス ファンタジー いろいろな要素があって思わずいっき読みをしてしまうくらい おもしろかったです。映画楽しみです。

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    2018年03月22日
  • わたしのリミット

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    正直タイトルから想像する話とは全然違った。松尾作品らしくちょっと不思議なお話。謎を決定的なところまで追求しない寸止め感があるけど、そこがある意味狙いなのかも。
    しかしこのお話、結局お父さんは登場しないんですね。お父さんも寸止め。

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    2018年01月23日
  • ニャン氏の事件簿

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    バルーンタウンで出会ってもう相当時は過ぎたのだけど、この方(松尾さん)の柔軟さには毎度感心してしまう。素敵だわ。

    で、ニャン氏と丸山氏を見かけたら、礼を尽くしたい。というのが感想。

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    2018年01月21日
  • ニャン氏の事件簿

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    安楽椅子探偵ものの連作短編。実業家のニャン氏は、実は猫。だけど抜群の推理力で事件を解決してしまいます。でも猫だから……ときどき投げやりになったりするのがなんとも可愛い。猫好きにはたまらないミステリです。それぞれの章のタイトルも、有名作品をもじってある?のが楽しいです。「猫目の猫目院家」って……いいのかそれは(笑)。
    お気に入りは「山荘の魔術師」。謎がとっても魅力的! そしてニャン氏がなぜ謎を解くことができたか、という部分にも、くすりと笑えてしまいます。猫だもんねえ。

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    2017年11月25日
  • ニャン氏の事件簿

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    ネタバレ

    推理部分は緻密なのに、話自体はつかみどころなく、デビュー作『バルーンタウンの殺人』を彷彿とさせます。『ニャン氏登場』『猫目の猫目院家』は探偵が猫である意味があり、良かったです。ただラストに近づくにつれ早足で、『真鱈の日』の推理はもう少し詰めてほしかったです。

    とはいえ、ニャン氏と秘書の今後の活躍が気になるので、続きに期待します。

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    2017年03月25日