松尾由美のレビュー一覧

  • これが最後のおたよりです

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    【孤独の谷】薄気味悪さといったら…香苗さんは死よりも孤孤独のほうが怖かったのだろう。この怪しい感じ流石は近藤さんだった。
    【十年日記】叙述トリックは騙された。落とし物の指輪から巡りめぐって幸運がやってきてほんわかした。
    【そのハッカーの名は】結構好きな部類だった。
    自作自演もの。闇を暴きたい犯人をあえておいて見方のうちは使ってやろうと考えるトッコのしたたかさが好き。
    【青い封筒】メタいことをいうが、あきらの背景を思うとなんとも言えないが、手紙より先に感謝の言葉は口にしたほうがいい。危うく修人家庭環境も悪くなるところだった。

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    2026年06月24日
  • わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ちょっとサスペンス要素のある短編集。冒頭、なくなった祖母についてのくだりで良作の予感を感じたが、おばあちゃんが知り合ったこどもの両親が贈収賄に手に染めようとしているので賄賂のお金を医療機関に寄付したとか、どの短編もストーリー自体がちょっと合わないなあ、という感じ。

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    2026年06月23日
  • モーリスのいた夏

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    「センス・オブ・ワンダー(Sense of wonder)」を懐かしむための物語。成長とともに失われていく子どもの心に思いを馳せるが、結局はなくても生きていけるよねと結ぶような終わり方であった。

    箱庭だな。箱庭内では、この世ならざるものが投影されやすいのかもしれない。

    スカーフタイの別名:アスコット・タイ
    ハインラインの猫に関する逸話が登場。「猫を笑ってはいけない」

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    2026年06月15日
  • 惑 まどう

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    「かもしれない」と「最後の望み」が好きだったかなぁ。
    でも他の作品は、面白かったけど、なるほどね〜で終わっちゃった。
    「太陽と月が星になる」は好きな話だと思うんだけど、もうちょっと欲しかった…何を?と言うと難しいんだけど

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    2026年06月03日
  • 九月の恋と出会うまで

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    未来からの声が聞こえてくるというSF恋愛小説です。
    妹の書棚にあったのを読みましたが、意外と面白くて一気に読みました。
    エアコンの穴から一年後の人の声が聞こえて、その指示に従って行動するのですが、矛盾点もありながらも、ストーリーの本質は崩さずに進んだので、違和感なく読むことができました。

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    2026年06月03日
  • わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

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    第一話 面白かった!
    第二話 結末まで書いて欲しかった。私としては尻切れトンボ感が半端ない。
    第六話 ちょっといい話でした。

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    2026年05月07日
  • ニャン氏の童心

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    ネタバレ

    読み終わってから気がついたけど、シリーズ2作目だった
    なんとなか、最初からこの猫がニャン氏なのだろう、とは思ったけども、今までの猫探偵と違って、ニャン氏の気持ちとか一切書かれてないのね!
    正太郎は正太郎から見た事件だったけど、これは完全に人間側から見た事件で、人間側の気持ちしか分からなくて、なので丸山はどういう特殊能力を持っているのか…それは第1作で書かれているのか…
    事件も、軽快で面白いけどちょっと描写が入り組んでいて、特に逃げた人が消えたときはもうこんがらがったけど、読解力がなさすぎるので反省
    わかってみれば面白かったし、読みやすかった、今のメンタルにあう軽さで、次も読みたいと思う。

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    2026年04月30日
  • わたしたちが泥棒になった理由(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【収録作品】
    おばあちゃんの旅
    おじいちゃんの配達
    わたしたちが泥棒になった理由
    ただし例外として
    嘘つきなサンタクロース
    空を飛んだ猫

    ここに描かれているのは、地続きの日常というわけではないけれど、犯罪には縁のない人がなぜか犯罪に手を染めざるをえなくなるお話。

    第1話のおばあちゃんが好き。

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    2026年05月02日
  • 桃井くんの手土産

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    桃井くんが持っていく手土産はどれも有名どころで美味しそう。
    最初の吉祥寺の羊羹の謎はおもしろかったけどなぁ。
    由佳里の失恋の謎はちょっと強引に感じた。

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    2026年04月27日
  • 桃井くんの手土産

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    作家さんとちょっと訳ありの有能な秘書、
    そして編集者の桃井くん。三人の関係性が
    徐々に打ち解けて変わっていく感じや、
    登場する吟味されたおいしそうな手土産、
    そして日常にありそうな謎の謎解きが
    絶妙なバランスでとても面白かったです。

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    2026年04月24日
  • 桃井くんの手土産

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    〔日常の謎+美味しそうなおもたせ〕

    作家の姪(姿を見せない)が実は名探偵という立ち位置。読みやすかった。

    実際に売っているものなので是非買ってみたいなぁ。エシレのバターケーキとか。


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    2026年03月30日
  • 桃井くんの手土産

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    ネタバレ

    【収録作品】
    羊羹と詩人 
    吹き寄せられた人々 
    編集長と秘密の庭 
    小豆色の思い出 
    レモン色の密室 
    オリーブと口髭

    作家・逢坂の担当になった桃井は、彼の元に手土産の菓子とちょっとした謎を持って通うようになる。編集長からは、「幻の秘書」の実在を確かめるというミッションも与えられて。

    日常の謎。お菓子はおいしそうだし、謎はアクセントになって気軽に読める連作。最終話はちょっと苦しい気もするけれど。
    桃井くんの思いはかなうのか、続編希望。

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    2026年02月12日
  • 桃井くんの手土産

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    桃井君の手土産と共に持ち込む日常の小さな謎。
    3人で知恵を出しあい謎を解いていく様子が微笑ましい。決して正解が分かるわけではないけれど、納得いく落としどころで好感がもてた。
    人間模様にミステリ、そして手土産。
    ほどよくいいバランスに仕上がっていて、一つ一つのお話に読み応えあり。大好きなエシレも出てきて嬉しいかぎり。今後も期待したくなる作品。

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    2026年02月12日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

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    2026年01月23日
  • 桃井くんの手土産

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    作家・逢坂の新たな編集担当となった桃井。打ち合わせに持参するのは吟味した手土産、その過程で遭遇したちょっとした謎を添えて―。

    実在するお菓子たちも相まって、心温まる日常ミステリ。
    至福の謎解きティータイムを。

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    2026年01月18日
  • 桃井くんの手土産

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    新人編集者の桃井君の吟味したご機嫌取りの手土産はどれも「知る人ぞ知る名店」や「入手困難な逸品」で一度は食べてみたくなるものばかり。

    『桃井くんの手土産』というタイトルからグルメ小説を想像していたけど、お菓子の描写は少なめなのでそれを期待して読むと肩透かしを感じてしまうかも。
    桃井くんが持ってくる手土産はお菓子だけでなく謎解きとのセットだ。
    謎解きも胃もたれするような重いミステリーではなく低カロリーの日常の謎解きで正月太りが気になる人には丁度いい。

    本書の魅力はお菓子の味よりも、それをつまみとした謎解きでのティータイム。
    作家の逢坂先生が放った「物事は見た目から想像する通りとは限らない」とい

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    2026年01月12日
  • 桃井くんの手土産

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    お持たせのお菓子と日常系なぞ解き。ちょっと緩い系。
    教授のパン屋さんの話を思い出した。

    なるほどねー! な謎解きだったけど、最後のは無理矢理感が否めない気がするんだが…。
    実際にあるお菓子ぽいので、シリーズ化して地方のお菓子とかも出してほしい。

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    2026年01月08日
  • 桃井くんの手土産

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    表紙を見てパケ買い。
    幻の羊羹、小豆せんべいなど
    頂いたら嬉しい手土産が登場。
    桃井くんと由佳里さんの『これから』
    が気になるので続編希望。

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    2026年01月06日
  • おいしい旅 初めて編

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    サラッと読むには良い。
    でも何かすごく心に残ったかと言われると難しい。
    アンソロジーの良さと限界なのかなぁ。

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    2026年01月02日
  • おいしい旅 初めて編

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    『下田にいるか』 坂本司
    (『和菓子のアン』の坂本さん)

    コロナ禍の鬱屈した日常に、ふと「そうだ! 伊豆に行こう」。会社員の主人公が思い立ったが吉日とばかりに、電車に飛び乗って一泊旅へ。美味しい海の幸やご当地グルメに舌鼓を打ち、イルカショーでは童心に返る。
    いつもモヤモヤとしていた仕事の悩みも、潮風と旅先の景色に浄化されていく。
    ひと言
    「まずは行ってみればいい。おいしい景色は逃げない。」

    『情熱のパイナップルケーキ』 松尾由美
    初読作家さん
    パイナップルケーキの香りに誘われて、ひとり台湾へ。
    職場に馴染めず、派遣という立場の曖昧さに息苦しさを覚える主人公。けれど旅先で出会う味と空気が、凝

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    2025年12月18日