松尾由美のレビュー一覧

  • ハートブレイク・レストラン ふたたび

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    まさかペンケースの謎が持ち出されるとは思っていなかった。なんかすごいシステムのペンケースで、とくに持ち歩く必要がないわたしでもちょっと欲しくなってしまった。

    『先生』が別れを決意した理由がいまひとつ飲み込めないんだけど、んー?なんだろ。そこだけモヤモヤするわー。

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    2017年05月29日
  • ニャン氏の事件簿

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    猫が名探偵で実業家で絵本作家、荒唐無稽といえばそれまでだが、作者が猫好きなのでしょう。
    楽しく読むことが出来ました。

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    2017年03月04日
  • モーリスのいた夏

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    死を迎えたばかりの生き物のエネルギーを摂取し体を消滅させる人くい鬼のモーリス。大人にはその姿が見えず、自ら生き物に危害を加えることもない。そんなモーリスを匿う少女とその家庭教師を担うことになった女子高生のひと夏の経験。
    いわゆる「嵐の山荘」と「死体消失」、そこに人くい鬼というファクターを加えることによって見え方ががらりと変わるのが面白いですね。しかしそれも全てモーリスと少女たちの関わりを示すための要素に過ぎないのが、この物語の肝なのでしょう。

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    2014年06月11日
  • 花束に謎のリボン

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    ネタバレ

    日常のちょっとした出来事を推理しながらお話が進む恋愛ミステリーです。

    恋愛なのに、ミステリー?というところが意外性があって面白そうなのと、
    表紙が可愛くて手に取りました。


    話の流れとしては、主に、
    花屋で働く智花さんがお客さんと接する中であったことを、
    同居している小説家の嘉信さんに話して
    どういう理由や事情があったのか推理している。
    (それだけではないが)

    お互いを大切にする恋愛をしていて、
    強い感情で恋する というより、
    大きな愛情で相手の幸せを思っている 愛 という風に感じます。

    2人の求めるものが似ているのだとは思いますが、
    こんな風な、時には喧嘩をしても、相手を大切にし続け

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    2013年11月02日
  • ハートブレイク・レストラン

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    始めての松尾由美さん作品で、
    すっごくあったかい気持ちになって、それから松尾由美さんのファンですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    2012年10月09日
  • ハートブレイク・レストラン

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    幽霊のおばぁちゃんが次々と謎を解いていく、ほのぼのミステリーです☆

    フリーライターの主人公が、仕事場代わりにしているファミレスに現れる幽霊のおばあちゃん「ハル様」
    ファミレスに出入りする人々の“不思議な話”の謎を、次々と解き明かしてしまいます。

    ハル様が見えることで、主人公もいろんな人と関わりを持つよぅになり、そこに恋が芽生えたりして☆

    丁寧な言葉遣いとやわらかな雰囲気を持つハル様、読んでるだけで穏やかな気持ちになれますよ♪

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    2012年09月22日
  • ハートブレイク・レストラン

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     ほのぼの、という言葉は良い日本語だなあと思う。
     優しくて暖かくて、肌触りの良い布地の様な、陽だまりの庭先のようなふわふわとした掴みどころのない心地良さ。
     それを存分に味わう事が出来る。
     短編集だが、通してみるとまとまった一つのストーリーが浮き上がってくるところが上手い。
     何しろ登場人物が魅力的だ。
     ほのぼのを体現したかのような、幽霊のおばあちゃん。お婆ちゃん、でもお祖母ちゃんでもない。「おばあちゃん」。
     ミステリーではあるが人は死なないし傷つかない。優しいお話を読みたいミステリー初心者にお勧めの一冊。

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    2012年08月12日
  • バルーン・タウンの殺人

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    『ジェンダー城の虜』と同じ作者の小説です。
    こちらもユーモアミステリ、「妊婦しかいない街」バルーン・タウンで起こる殺人事件を、妊婦探偵が解決しています。

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    2009年10月04日
  • 桃井くんの手土産

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    【あらすじ】
     編集者たちの前に姿を見せない優秀な秘書がいるという作家・逢坂の担当となった桃井くん。
     最初のご挨拶に、と持参したのは手土産とちょっとした謎。
     その謎をきっかけに、他の編集者が顔も見たことがないという秘書と少しずつ距離が近付いていき ——— 。
    【感想】
     松尾先生の本を読むのは久し振りになってしまいましたが、読んでいてやっぱり好きだな、と思いました。
     優しさの裏に、ちょっとしたせつなさみたいなものが漂っているんですよね。
     今回、ミステリに分類したのは、ちょっとした謎解きも楽しめるから。
     そして、登場する手土産の描写が素敵。私自身は甘いものが苦手なのですが、ちょっと食べ

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    2026年02月27日
  • 桃井くんの手土産

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    若手編集者桃井くんが担当作家の元を訪れる際にもっていくのは、おいしそうなおみやげと、おいしそうな「謎」。
    いいわ~、こういう日常の謎系、大好き。
    おみやげのお菓子もどれもおいしそうだった。
    桃井君のお父さんの謎だけは予想できてうれしかった。
    あの話っぽくない?って思ったのが当たっちゃった。
    逢坂先生のキャラも魅力的。いい先生だ。
    そして、秘書が本当に実在するのか問題w
    あまりにも出てこないから、先生の中にだけいる秘書だったりして、とか色々考えちゃったw
    シリーズ化してほしいなー。

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    2026年02月18日
  • 桃井くんの手土産

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    ちょっとした謎解き感覚で楽しめました。
    文章も優しいですし、棘がなくて読みやすく、嫌な気持ちにならないで読めました。
    新年早々いい読書ができました。

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    2026年01月01日
  • 桃井くんの手土産

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    初めましての作家さん。
    甘いものが出てくる謎解きの作品でした。

    主人公は文芸編集者の桃井聡
    主な登場人物は、作家の逢坂徹
    逢坂の姪で逢坂の秘書をしている星由佳里

    作品の打ち合わせで逢坂の自宅を訪問します。その時に必ず手土産を持っていきます。
    どんな物なのか気になったので検索をしました。
    羊羹とバターケーキはちょっと気になります。是非、食べてみたいです。

    そして、その打ち合わせの時の雑談で日常の謎を話しだしたことで、謎解きが始まります。
    作家と担当編集者。そこに秘書の姪っ子も一緒になって謎解きをします。
    その空間は美味しいものと一緒なので、とても穏やかな感じがしますが、謎解きで意見を交わす

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    2025年12月30日
  • 桃井くんの手土産

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    温かい気持ちにさせてくれる、桃井くんの手土産。
    日常にあるちょっとした謎と、その謎解きに合う魅力的な洋菓子や和菓子。
    この作品にしかない独特の空気感が心地よい。

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    2025年12月27日
  • これが最後のおたよりです

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    アミの会によるアンソロジーを読むのは4冊目ですが、これもどれもじんわり涙するお話が多かったです。特に「猫への遺言」柴田よしき著が良かったです。定年退職した老夫婦の夫がコロナに感染し、急逝してしまう。
    その後、妻がみつけた3通の遺言書。妻への遺言書は、読まれるはずのないものだったのに急逝だったために読めてしまう。知らなかった夫の本心。最後に猫への遺言書で、また涙でした。
    自分と重ねて何とも言えない気持ちになりました。
    「青い封筒」松村比呂美著も良かったです。
    あんなお手紙もらってみたい。親子、夫婦もこんなふうに、積み重ねていくものだよなと思いました。

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    2025年11月17日
  • ハートブレイク・レストラン

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    ミス・マープルの様なアームチェア・ディテクティブが幽霊の姿でファミレスの角の席に登場して事件の謎解きをする。
    この作品巻末の大矢博子さんによる解説だとオルツィという作家の「隅の老人の事件簿」のパロディになっているのだそうだ。
    内容は私の好きな日常生活ミステリー。
    そして恋もある。
    たまにはこういうホッコリとした読み物が良い。

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    2025年08月16日
  • 九月の恋と出会うまで

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    部屋の壁の穴から、1年後に生きているシラノと名乗る男性に話しかけられ、とあるお願いをされる話。
    志織と、そのお願いに関わったマンションの隣人である平野の2人は、シラノが一体誰で、何の目的があってそんなことをするのか推理する。
    そして突き詰めたある事件をきっかけに、パラドックスの回避をするために奔走する。
    彼なの?彼じゃないの?とヤキモキさせられる。
    「ちょっと失礼」の意味が分かった時はクスッとなった。
    作品の内容から、ずっと前に無料のウェブ漫画で読んでいたことを思い出した。
    まさか元が小説だったとは知らず、しかも最後まで読めてなかったので記憶もそんなになかったが、原作で読めてよかった。
    【男は

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    2025年07月12日
  • これが最後のおたよりです

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    タイトル通りラストレターというか、最後のメッセージをテーマとした短編集。個人的には「猫への遺言」がよかったなぁ。これまでは猫を見送ることばかりだったので、猫に言葉を残すという発想がなかった。人間いつ死ぬかわからないしね。

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    2025年07月10日
  • おいしい旅 初めて編

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    旅と食がテーマの作家さん達の短編集。まんまと食べたく、行きたくなっていますw
    ちょうど季節や状況が、一緒の作品が多くて、するりと作品に入って ご飯共にもぐもぐしたかのようでした。

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    2025年04月12日
  • バルーン・タウンの殺人

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    人工子宮の使用が当たり前になった世の中で、あえて自らの身体で妊娠・出産を経験しようという妊婦たちが集められたバルーン・タウンを舞台にした連作ミステリ。妊婦ならではの着眼点やトリック満載の作品です。
    妊婦たちが平和に日常を送るバルーン・タウンだけれど、人間の営みの中で必ず事件は起こるもの(笑)。幸いにしてそれほどに物騒で凄惨な事件は起こらないものの、社会への痛烈な皮肉なんかもあって、軽くはない読み心地です。
    お気に入りは「バルーン・タウンの密室」。ほぼ密室で起こった知事襲撃事件、犯人の出入り可能な空間はあったものの、容疑者たちはサイズ的に誰も通ることができなかった、というシンプルなようで難解な謎

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    2025年02月15日
  • おいしい旅 初めて編

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    旅と、食の思い出にまつわるエトセトラ。”初めて”と副題にあるだけあって、非日常。旅に出るきっかけもひとそれぞれ。
    下田に行ってみたくなった。
    台湾へは派遣で働いている彼女が一人旅、のはずが会社のお使いもする羽目に。
    函館はカフェめぐり。函館の話の内容は重たかったけれど、カフェには行ってみたいな。NHKの”ふるカフェ系 ハルさんの休日”を思い出した。
    糸島の彼女たち。出かける前の後ではさぞ印象が変わったことだろう。

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    2024年03月13日