モーリスのいた夏

モーリスのいた夏

660円 (税込)

3pt

3.8

高校二年の夏休み、村尾信乃はアルバイトのため優雅な避暑地を訪れる。そこで美少女・芽理沙に引き合わせられたのは“人くい鬼”なる異様な生き物。生きている人に危害は与えず、大人には見えないというのだが……。そんな中、立て続けに起こる不可思議な事件。“人くい鬼”の仕業ではないと信じる二人は、真犯人を捜して調査を始めた。ひと夏の奇跡を描く、爽やかなミステリー。『人くい鬼モーリス』を改題。

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モーリスのいた夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死を迎えたばかりの生き物のエネルギーを摂取し体を消滅させる人くい鬼のモーリス。大人にはその姿が見えず、自ら生き物に危害を加えることもない。そんなモーリスを匿う少女とその家庭教師を担うことになった女子高生のひと夏の経験。
    いわゆる「嵐の山荘」と「死体消失」、そこに人くい鬼というファクターを加えることに

    0
    2014年06月11日

    Posted by ブクログ

    猫足のベンチソファで静かに本を読む少女と
    彼女にもたれてまどろむお人形のような美少女。
    その足もとには意味ありげな鍵が転がっていて。。。

    セピア調の色彩で描かれた表紙絵がとても綺麗で
    思わず手に取ってしまった本。
    途中に挿まれる2枚の挿画も、
    カラーでぜひ見てみたかったと思うくらい、雰囲気があって

    0
    2012年08月07日

    Posted by ブクログ

    児童文学的な要素と、閉ざされた山荘のテーマ的なミステリーが混在した作品。
    ファンタジーの要素を含みつつ、ちゃんとミステリーとして成り立っている点はおもしろいと思う反面、純粋にミステリーとして見るには、少々登場人物の掘り下げが足りないような気もしました。モーリスの設定が設定なだけに、人の死とは切り離せ

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    内容紹介でミステリーと紹介されていたことと、タイトルに何か惹かれるものを感じて購入。ただ、考えていたようなミステリーではなかった。確かに殺人は起きるけど、それを解くことがメインではなく、起こった死を通して少女たちが成長する過程がメイン。
    陸の孤島、殺人!といった期待感で読み始めてしまったので読み終わ

    0
    2011年10月08日

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