モーリスのいた夏

モーリスのいた夏

小説・文芸
750円 (税込)

3pt

3.6

高校二年の夏休み、村尾信乃はアルバイトのため優雅な避暑地を訪れる。そこで美少女・芽理沙に引き合わせられたのは“人くい鬼”なる異様な生き物。生きている人に危害は与えず、大人には見えないというのだが……。そんな中、立て続けに起こる不可思議な事件。“人くい鬼”の仕業ではないと信じる二人は、真犯人を捜して調査を始めた。ひと夏の奇跡を描く、爽やかなミステリー。『人くい鬼モーリス』を改題。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文芸文庫
  • タイトル
    :
    モーリスのいた夏
  • タイトルID
    :
    438208
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年04月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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モーリスのいた夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死を迎えたばかりの生き物のエネルギーを摂取し体を消滅させる人くい鬼のモーリス。大人にはその姿が見えず、自ら生き物に危害を加えることもない。そんなモーリスを匿う少女とその家庭教師を担うことになった女子高生のひと夏の経験。
    いわゆる「嵐の山荘」と「死体消失」、そこに人くい鬼というファクターを加えることによって見え方ががらりと変わるのが面白いですね。しかしそれも全てモーリスと少女たちの関わりを示すための要素に過ぎないのが、この物語の肝なのでしょう。

    0
    2014年06月11日

    Posted by ブクログ

    猫足のベンチソファで静かに本を読む少女と
    彼女にもたれてまどろむお人形のような美少女。
    その足もとには意味ありげな鍵が転がっていて。。。

    セピア調の色彩で描かれた表紙絵がとても綺麗で
    思わず手に取ってしまった本。
    途中に挿まれる2枚の挿画も、
    カラーでぜひ見てみたかったと思うくらい、雰囲気があって素敵です。

    避暑地の別荘で、執事や家政婦と共に過ごす10歳の芽理沙と
    その家庭教師として雇われた17歳の高校生 信乃、
    そして芽理沙が納屋に匿う、「人くい鬼」モーリスの、ひと夏の物語。

    これは!という家庭教師を選び出すためにトラップを仕掛け
    相手が思いがけない反応を見せると
    「笑ってもいいですか?」と冷静に問いかける
    ビスクドールのような美少女、芽理沙と

    命が尽きた動物や人間の「残留思念」を食べて生きているのだけれど
    けっしてそのために生き物の命を奪うことはしない
    どこか悲しげな「人くい鬼」モーリスが、とても魅力的だ。

    読み始めてまもなくの、家庭教師の面接シーンに
    大好きなハインラインの『夏への扉』から
    猫のユーモアについて書かれた部分が引用され、
    そのすぐ後のモーリスの登場シーンには
    またまた大好きなモーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』、
    終盤にはマリー・ホール・エッツの『もりのなか』と
    出てくる本の顔ぶれだけでも、うれしくなってしまう♪

    途中に起こる殺人事件の謎解きは、
    ミステリファンにはたぶん物足りなく感じられるでしょうが

    祖父、母、芽理沙と3代にわたって愛されてきたモーリスが
    芽理沙の危機に初めて見せた情愛の深さと
    現実と夢のはざまにたゆたうように生きていた芽理沙が
    信乃との出会いや人の死、モーリスとの別れの後に見せる成長に
    心洗われる、「魔法にかかったようなあの夏」の物語です。

    0
    2012年08月07日

    Posted by ブクログ

    「センス・オブ・ワンダー(Sense of wonder)」を懐かしむための物語。成長とともに失われていく子どもの心に思いを馳せるが、結局はなくても生きていけるよねと結ぶような終わり方であった。

    箱庭だな。箱庭内では、この世ならざるものが投影されやすいのかもしれない。

    スカーフタイの別名:アスコット・タイ
    ハインラインの猫に関する逸話が登場。「猫を笑ってはいけない」

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    児童文学的な要素と、閉ざされた山荘のテーマ的なミステリーが混在した作品。
    ファンタジーの要素を含みつつ、ちゃんとミステリーとして成り立っている点はおもしろいと思う反面、純粋にミステリーとして見るには、少々登場人物の掘り下げが足りないような気もしました。モーリスの設定が設定なだけに、人の死とは切り離せないが故の物語の構成だとは思いますが。

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    内容紹介でミステリーと紹介されていたことと、タイトルに何か惹かれるものを感じて購入。ただ、考えていたようなミステリーではなかった。確かに殺人は起きるけど、それを解くことがメインではなく、起こった死を通して少女たちが成長する過程がメイン。
    陸の孤島、殺人!といった期待感で読み始めてしまったので読み終わった後は少し残念だったけど、時間を空けてから読みなおせば少女達のひと夏の思い出として読めるかも。
    読後のノスタルジックな感じはとてもいいので。

    0
    2011年10月08日

モーリスのいた夏 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文芸文庫
  • タイトル
    :
    モーリスのいた夏
  • タイトルID
    :
    438208
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年04月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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