松尾由美のレビュー一覧
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ネタバレアミの会にて7名の作品。
1作目から読み進めてZOOM会議が登場し、発行年を確認。
以前は震災前か震災後、という自分の区切だったが
今はコロナ前、コロナ禍だなぁ。。早くコロナ後 にならないだろうか。
ロシア侵攻の絡む話もあって
今、この空気感に同調できる2023年に読めて良かったと思う。
身近な旅先が多いので、本作を読むと旅行したくなる。
一人旅の話も多いので、身軽に真似したくなる。
坂木司「下田にいるか」
2020年からのサフィール踊り子。知らなかった。
日常の中に潜むリゾート感。
「お値段は最後の決め手にした方が、いい条件が見つかるかもしれません」ナルホド。
社員旅行で訪れたが、本作 -
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シリーズ第三弾。
今回は製缶会社に勤める傍らバンド活動をしている茶谷くんを主人公にお送りする、連作六話の謎解き譚です。
茶谷くんが勤務する会社の大株主である、“実業家”のニャン氏&秘書兼通訳の丸山さんが、ひょんな事から学生時代に茶谷くんが経験した、“密室からのヨウム(オウムじゃなくて)失踪の謎”を解いたことをきっかけに、茶谷くんの行く先々で謎に遭遇するたびにニャン氏&丸山さんがどこからともなく現れて、解決に一肌脱ぐというお約束の流れです。
実業家で名探偵でもある“スーパーニャンコ”のニャン氏ですが、この巻では水や大きな音が苦手という“猫らしい”一面も見せてくれています。
様々な謎解きを楽 -
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シリーズ第二弾。
とあるファミリーレストランに現れる、幽霊のハルお婆ちゃんの謎解き譚、連作六話でございます。
前作の終盤で“ええ感じ”になっていた、主人公の真以と刑事の南野さんですが、本書では、南野さんが本庁に異動になってしまい、せっかく恋人同士になった二人がなかなか会えなくなってしまうという切ない状況になっております。
その南野さんの代わり(?)に登場するのが、デキる女刑事の小椋さん。
まさに“私、失敗しないので。”で、お馴染みの某女医的な感じで、バリキャリウーマンならではの当たりのキツさはありますが、頭脳明晰さを活かした小椋さんの推理もハル婆ちゃんの推理と共に楽しめる要素はあります。
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シリーズ第二弾。
前作と語り手が変わり、出版社勤務の田宮さんの視点でお送りする連作六話の構成です。
実業家・アロイシャス・ニャン氏でもあり、童話作家・ミーミ・ニャン吉先生でもあるニャン氏。
そのニャン吉先生の担当である田宮さんが、行く先々で遭遇する謎を、ニャン吉先生ことニャン氏(ニャンニャンややこい・・苦笑)が解き明かす・・のを秘書の丸山さんが通訳するという展開はお約束。
今回は、“通訳時”の丸山さんの語尾が「・・・だニャ」ってあまり言うてないなー・・と思っていたら、第四話辺りから「ニャ」多めになっていました。
多分第三話のラストで、ニャン吉先生がリアルニャンコであることを田宮さんにカミン -
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猫が謎解き?大学を休学中の佐多くんと猫のニャン氏が繰り広げる探偵譚、連作六話が収録されています。
主人公の佐多くんがバイト先など、行く先々で謎に遭遇するたびに、何処からともなく現れる実業家(!)の猫、アロイシャス・ニャン氏とその秘書兼運転手兼通訳の丸山さん。
ガチな猫のニャン氏が「ニャーニャニャ」と鳴き声で謎を解くのを、丸山さん(いい大人)が「~だニャ」と、通訳するという…"な ん だ こ れ w w”というシチュエーションではあるのですが、この状況をマイルドに受け入れている登場人物たちに毒されて(?)、読んでいるこちらも徐々に慣れて行く感じです。
とはいえ、謎解き部分は割りとしっ -
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アミの会の11人の作家さんによる短編集
「アミの会(仮)」のアンソロジー第9弾
この本で初めましての作家さんは
永嶋恵美さん、松尾由美さん、光原百合さん
さらさらと楽しみながら読めました。
ところで、なぜ「アミの会(仮)」?と思っていたら
「アミの会」の名前の由来を書かれた記述がありました。
以前、「雨の会」という若手作家集団があり
”雨の会編”のアンソロジーが出版されました。
その「雨の会」へのリスペクトも込めて、
とりあえず仮の名を「アミの会(仮)」ということにしたら
なぜかそれが一番しっくりきてしまったということなのです。
網のように広がる交友関係だとか、
フランス語でamiは -
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★何しろ、現実離れしているということは、めったにお目にかかれないということであり、それだけ胸踊るということでもある。(p.221)
【感想】ニャン氏とは再会したいものです。
【内容】安楽椅子探偵系のひとつでしょう。短編集。ひらいたところがおおすぎた殺人事件。猫目院家ノートパソコン失踪事件。女優が人形になった事件。猫と掛け軸。移動した絵はがきの話。誰もいない家にひとりで入っていった老婦人が殺された。
▼簡単なメモ
【一行目】こんな日に、洗濯機を背負わなくてすむのはとても幸せなことだ。
【安野/あんの】広瀬、倉本と同じ教授の指導を受けている院生でモデルのアルバイトをしている。
【池上】大道寺の -
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シリーズ3作目
今回の主人公は製缶会社で働くバンドマンの茶谷くん
今回も収録は6編
逃げ出したヨウムと聞こえてきた歌声
銭湯で見つかった掛け軸の暗号
軟禁されていた王子の外部との連絡方法
音楽スタジオでの消えた利用履歴ノート
江戸時代でも本当に喜んでいたのか?前話の真相
ハムスター失踪・宝石盗難事件
物騒な真相もあったりするけど、日常の謎の傾向が強くなった
銭湯の暗号の話なんかは終盤の二転三転する展開はよかった
さらに、真相に関してはほのめかしで終わってるあたりも結構好みかも
前作での田宮さん、小森さんも登場したりと、シリーズを通した交流もちょっと
今回も同じような終わり方だけど