松尾由美のレビュー一覧
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シリーズ2作目
主人公が変わって、出版社の児童文学担当の女性編集者 田宮宴
今回も収録は6編
袋小路で消えた警察官
フライトシミュレーター
蔵書の処分の遺言に隠された謎
和菓子消失事件
親子喧嘩と花見での不思議な和解
何度も盗まれかけるバッグ
殺人を取り扱った謎が1つだけなので、日常の謎のように思える
ただ、謎に人の悪意を感じるところがいくつかあるので、何ともねぇ……
編集長の小森さんがミステリ的な発想で推理の案を出してるのは、まぁミステリ好きとしては同意できる
ただ、有名どころといっても海外ものはほとんど読んでないので、元ネタが何かは見当がつかぬ……
ところで、童話作家としての -
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猫が探偵役の連作短編ミステリ
猫がニャニャー言い、秘書兼運転手兼通訳の丸山が通訳して事件の真相を披露するという、何ともぶっ飛んだお話
大学を休学し、家電の配送のアルバイトをしている佐多
とあるお宅の照明器具の取り付けをし、おもてなしを受けている際に、一匹の猫とその秘書と名乗る男に出会う
人が話しているのを聞いてニャーニャー言うニャン氏の言葉を通訳する秘書
そこで語られるのは事件の真相を当てていると思われる推理
収録は6編
家中の扉が開け放たれて死んでいた叔父
廃棄するパソコンを持ち出したニート
首を切られた人形を残して失踪した女優
土蔵からなくなった一対の掛け軸の片割れ
元カノの婚約 -
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ネタバレ【収録作品】「もうひとつある」 大崎 梢/「孤独の谷」 近藤 史恵/「扉を開けて」 篠田 真由美/「猫への遺言」 柴田 よしき/「キノコ煙突と港の絵」 永嶋 恵美/「十年日記」 新津 きよみ/「そのハッカーの名は」 福田 和代/「みきにはえりぬ」 松尾 由美/「青い封筒」 松村 比呂美/「黄昏飛行 時の魔法編」 光原 百合/「たからのちず」 矢崎 存美
さまざまな形で残された「ラスト・メッセージ」を巡る短編集。どれも味わい深い。
「もうひとつある」隠された幻の家訓。鷹宮家には4つの家訓が残されていたが、もう一つ隠れた家訓があるという。大学院で歴史を研究する高校時代の先輩に請われて、鷹宮家の傍 -
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大変、可愛らしいSF Lovestory
魔法はきっとあると信じたくなる一冊。
画家であるオーナーの一存で入居が許されるというアパートメント〝アビダシオン・ゴドー〟の入居条件は「よそで3ヶ所以上の入居を断られた」人。
旅行代理店に勤める志織は、趣味のカメラが原因でマンションを退去させられてしまう。
たどり着いた〝アビダシオン・ゴドー〟で、ある夜、壁に開いた穴(エアコンダクト)に話しかけられる。
「北村志織さん!」
声の主は、挨拶もまともに交わしたことのない隣の住人、平野ですと名乗る。しかも一年後の!
「そちらの平野には言わないで下さい。」
「私を助けて下さい。」
未来の声、自称平野の目的は?
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先日読んだ『御城の事件<西日本編>』がなかなか面白かったのでこちらも読んでみた。
この<東日本編>はどちらかと言えば時代物という枠を超えた感があるが、『御城の事件』という枠は守っているので良いか。
高橋由太「大奥の幽霊」
<もののけ>シリーズで有名な作家さんだが読むのは初めて。
『大奥で赤子の幽霊が泣いておる。成仏させてくれぬか』
将軍家綱の命により大奥を探ることになった主人公の忍びが行き着いた真相とは。
てっきり明るいもののけ物だと思っていたら、意外な顛末だった。
山田彩人「安土の幻」
幻の安土城を描いたという襖絵を写しとるために絵師の芳永がやって来たのは、豊臣方の軍勢に水攻めを受けて