松尾由美のレビュー一覧

  • ハートブレイク・レストラン ふたたび

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    ネタバレ

    前作同様、幽霊のおばあちゃんとフリーライターが日常に起こるミステリーを解いていくさまはなかなか面白い。
    新しいキャラクターも出てきたし、さらに続きそうな気配。

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    2015年08月10日
  • ハートブレイク・レストラン ふたたび

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    【収録作品】大げさなペンケースの問題(合い言葉の謎)/無防備なヘラクレスの問題(予告状の謎)/レインコートと笑窪の問題(アリバイの謎)/編み棒とコーヒーカップの問題(アリバイの謎)/不透明なロックグラスの問題(不可解な商品)/宅配便と猫の問題(過去の因縁話)

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    2015年07月27日
  • ハートブレイク・レストラン ふたたび

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    幽霊探偵ハルさんに恋する老作家登場。転勤してしまった恋人、元美人にして変わり者刑事、店長の恋の行方にと事件以外も忙しい。店は相変わらずの暇。ここの経営大丈夫なんだろうか?謎は捻りがあって楽しめます。

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    2015年06月28日
  • ハートブレイク・レストラン

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    ファミレスを舞台に身近な出来事の謎を解く本格ミステリー。他の作品と違うのは謎を解く中心が幽霊のお婆ちゃんということ。
    その設定と生活ミステリーの雰囲気になじむことができればかなり楽しめる小説のはず。
    短編連作としての工夫もされているのでそんな楽しみ方もできる。続編があるみたいなので読んでみようという気になる。

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    2015年06月15日
  • バルーン・タウンの手品師

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    続編
    やっぱりさらさら
    ミステリファンには色々ニヤッとする様な場面がありそうだが私にはわかりませんでした^^;

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    2015年03月03日
  • ハートブレイク・レストラン

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    ネタバレ

    育ちも立派なばあちゃんは20年前に亡くなった幽霊だった!!
    そんなばあちゃんに珍しく気に入られたと思われたライターの女性にたいして、アドバイスをちょこちょこと授けるおばあちゃんには秘密があり、、
    ほのぼのとした事件にほのぼのとした答えでほっこりする。

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    2015年02月10日
  • いつもの道、ちがう角

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    【本の内容】
    越してきて間もない街。

    初めて曲がった角の向こうで、いつしか「私」は奇妙にねじれた世界に足を踏み入れていた(「いつもの道、ちがう角」)。

    気に入ったものたちを、そのままの姿で永遠に保存したい―一人の男の歪んだ欲望が招いた悪夢(「琥珀のなかの虫」)。

    ある環境団体が行っていた恐るべき儀式とは?(「窪地公園で」)。

    読む者を夢幻世界に誘うダーク・ファンタジーの傑作7編。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    7つの短編は、留守の間に部屋の雰囲気が変わっているような、平らな道の上にいるのにぐらついているような、いわれのない不安とずれを感じる作品たちだ。

    そして、そこにはヒヤリと

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    2014年08月29日
  • 煙とサクランボ

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    兼業漫画家の晴奈は幼い頃に起きた不思議な事件を行きつけのバーの常連である炭津に相談する。
    店主の柳井の話によると、炭津は名探偵でもあるらしいのだが、果たして幼い頃の謎は解けるのか。

    炭津の秘密に関しては序盤で明かされるのですが、趣向が変わっていて面白くなりそうな要素がたくさんあり、期待感を持って読みました。
    中盤はテンポよく進まず、少しダレた印象がありましたが、炭津の行動の制約という設定が効果的に活かされていて中々読みごたえがありました。

    ほろ苦く舌に残る幕切れが切なく、優しい気持ちになれる作品でした。

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    2014年08月24日
  • 安楽椅子探偵アーチー

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    特殊な探偵役の作品を挙げる際に、必ず出てくる一冊。冗談みたいな設定ですが、最近教育テレビを見ていたら、椅子なのに歌って踊るコッシーというキャラクターが出てて、なんだか通じるなぁと(苦笑)
    全体的に児童文学的で、そう思って読めば面白い作品だと思います。シャーロックホームズ的構成も、これからそちらへシフトしていく少年少女の導入としてありなのかも。
    しかし最終的なオチが解せない部分もありました。どちらかというと、ホームドラマのようなホッコリするストーリーのが合うように思います。
    シリーズとしてもう一冊あるようなので、是非読みたいです。ゆったりと流れる少年時代の時間の中で、それでも少しずつ成長する衛や

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    2014年08月20日
  • 銀杏坂

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    この人の作品は、なんだか懐かしい匂いがする。
    心の琴線に触れて、鼻がつーんとする。

    不思議な世界で、そうして自分にも訪れてほしい世界。


    連作ミステリー…と思って読んでいる間は特に感慨も持たなかった。しかし、全編を貫く大きな謎に思い至る木崎に、ついシンクロしてしまった。

    人は…寂しさや悲しさから生み出すものを、愛しむのだなあ…。

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    2014年07月15日
  • ハートブレイク・レストラン

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    設定や展開が他の作品との共通点で、その設定の無理さや登場人物の存在感の薄さ、最後の種明かし的要素の甘さが、他作品との相違点。読み終えて、何も心に残らず。

    なんでハートブレイクなんだろ?

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    2016年12月01日
  • 花束に謎のリボン

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    こういう日常の謎、連作形式のお話が好きな人がいることは理解できる。
    でもこういうのは私の好みではない(ならなぜ読んだ)。人物設定が凡庸で生活のお話も平凡だったのでもう1ひねりほしい。

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    2014年05月27日
  • ハートブレイク・レストラン

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    ハートブレイクっていうのは失恋じゃなくて、どこか心が寂しいっていう意味合いなんですかね?
    少し不思議な出来事の謎解きを、ハルさんが解決してくれる。
    丁寧な言葉遣いにほっとします。

    真以の過去はあまり触れられず、事件簿ですね、これは。
    回を重ねるごとに南野氏との距離は縮まるものの、もっと、がっと来てほしいですw

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    2013年10月22日
  • 銀杏坂

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    途中までは切なくもほのぼのした感じで読み進めていたけれども、ラストの「山上記」で一気にもやもやっ。
    個人的には最初の「横縞町綺譚」のような感じの連作が良かった。

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    2013年08月22日
  • ハートブレイク・レストラン

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    手軽に読めたが、全体を通し可もなく不可もなく、あまり印象に残らなかった。「恋愛ミステリー」と銘打ってはいるけれど、恋愛面も弱い気がする。

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    2013年06月15日
  • バルーン・タウンの手毬唄

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    間違えて、3巻をいきなり読んでしまった。
    出来上がっているグループに放りこまれた感じ、分かっているだろう的な空気が流れていて、なじむのが大変。
    でも、最初から読む気力なし。この巻だけで十分だった。

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    2013年05月22日
  • モーリスのいた夏

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    児童文学的な要素と、閉ざされた山荘のテーマ的なミステリーが混在した作品。
    ファンタジーの要素を含みつつ、ちゃんとミステリーとして成り立っている点はおもしろいと思う反面、純粋にミステリーとして見るには、少々登場人物の掘り下げが足りないような気もしました。モーリスの設定が設定なだけに、人の死とは切り離せないが故の物語の構成だとは思いますが。

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    2013年03月17日
  • ハートブレイク・レストラン

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    フリーライターの寺坂真以が仕事場代わりにしているファミリーレストランで出会ったハルお婆ちゃんは「不思議な話」を聞くとすぐにも謎を解いてくれる。そんなお婆ちゃんにはある秘密が・・・
    タイトルから失恋系の話かと勘違いしてました。お婆ちゃん探偵!?が活躍する日常系ミステリー。

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    2013年01月14日
  • 銀杏坂

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    全体的に漂うセンチメンタルな感じが好き。

    この方の他作品「ハートブレイク・レストラン」のオチが鮮やかだったので、短編連作ミステリーと聞くとどうしてもわくわくしてしまう癖がついてしまった。
    この方の作品は、全体の構成がとても綺麗ですよね。

    木崎の超常現象に対するハードルがどんどん低くなっていって、ラストに結びつくところは鮮やかだったのに、それまでの話の解説をし始めたところはうっとうしかった。そんなんせんでもわかるがな。

    横縞町綺譚は面白かった。
    雨月夜は腑に落ちない。

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    2013年01月14日
  • ハートブレイク・レストラン

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    夏休み子供向けドラマに出来そうな
    大人から子供まで楽しめそうな話。
    さくっとあっという間に読めます。
    続編もあってもいいかも。

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    2012年09月21日