リチャード・ウーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このひとの作品はたぶん全部読んでいると思います。
昔の作品が手に入りづらくなっているのが残念。。。
さて、この作品ですが、不法滞在の外国人のための "裏の都庁" をめぐる、とてもエキサイティングなおはなしです。
ちょっと普通じゃ思いつかない設定、先が読めない展開がすごいなーと思ったら、原作のリチャード・ウーという人は、浦沢直樹さんの作品でも原作を担当しているストーリーテラーな人なんですね!(長崎尚志さんという人と同一人物)
そこに、すぎむらしんいちワールドならではの、魅力的で切ない感じの登場人物が絡むのですから、もうたまりません!
ぜひご一読を! -
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戦略的な話になってきた
今回は中国と日本国内いずれの地でも、非常にスケールの大きな戦略の話。
こういうのは好物なのでとても良かった。
三国志の超大物、司馬懿が登場するのも、世間受けする内容だったと思う。
ただ、細かいところを言えば、格下の者が「司馬懿」と呼んでいるのに、肝心の司馬懿が「諸葛孔明」は無いだろうと。
ここは「諸葛亮」として欲しかったところ。
ただ、もっと正確に言うなら、むしろ名前(諱)の方を格下のものは使わないので、「司馬懿」ではなく「司馬大尉」とし、司馬懿が孔明を呼ぶ際には「諸葛孔明」の方が正しいのだろうけれど。
あと、やっぱり騎馬時に鐙が描かれているんですよね。
これも、もう少し後の西晋時代に初 -
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今回は良かった
今一つ煮え切らないストーリーが続いていたが、今回は大きく動き始めた巻。
実際、史実として残っている魏志倭人伝には、景初二年(238年)六月、卑弥呼が帯方郡に大夫の難升米と次使の都市牛利を遣わし、太守の劉夏に皇帝への拝謁を願い出たとある。
難升米とは本巻でも出てきたが「難斗米(なとめ)」とも書き、トメ将軍のこと。
都市牛利(つしごり)は牛利とも書き、ゴリのこと。
役者が揃ってきた感が気分を盛り上げる。
なお、卑弥呼の死は正始年間、中でも正始八年(247年)が有力で、本巻の9年後となる。
この9年間はニニギが力をつけ、卑弥呼(ヤノハ)の前に現れるのに十分な時間。
魏志倭人伝でも、狗奴国に狗古智 -
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情報戦とか
ヤノハさんはアカメさんの能力を駆使して情報操作に長けていて、この辺も兵法家に近いです。追放されたヒルメさんの前に現れたのは、後半に出てくる鬼の関係者とかでしょうか。
タケル王、やはり偽物というか、本人の能力不足でこれもトンカラリンに追放され、あえなく最期を迎えてしまいました。
日本神話の里とおぼしき千穂も出てきて、今度は鬼退治?が気になります。 -
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結果的に真のヒミコに
元々の地域も豊富で、幻覚作用をもたらすケシの知識などもあるようで、ヤノハさんの活躍が目覚ましいです。各国の思惑が交錯してかなりのピンチだったはずですが、ヌカデやアカメの活躍もあり、結果的にヤノハさんが女王になりそう。
諸星大二郎氏の作品とかだったらまた全然違う話になりそうですが、これはこれで興味深いです。 -
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古代史ものとして
当然、想像で構成したストーリーでしょうが、登場人物が有機的に噛み合っています。トンカラリン自体はそんなに昔からあるものでもないようで、とある小説家のアイディアを流用した設定だったようです。
ヤノハさんの知識は広範にわたるので、シノビの彼女も有効活用できそうです。
諸国の思惑は錯綜する中、卑弥呼らしい動きをするヤノハさん、悪知恵?は働きます。 -
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ヤノハを中心に
謎に満ちた邪馬台国の話は好きです。ただ、この作品は殺戮が多いです。
シャーマンとしてのモモハ、あっさり突き落とされて転落死したりで、ヤノハ、手段を選ばず、自分は生き延びようとしています。言い寄って来ていた男も刺し殺していますし。
ヤノハにはシャーマン的な能力まではないので、続きは気になります……。
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