リチャード・ウーのレビュー一覧
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購入済み
一人前のヒューミントになれるか
清家とクロコーチがそれぞれ別の方角から共通の目標を特定し、それの確保へと向かって行く巻。ここで清家は、キミの役目はヒューミントだ、と組織のボスから命じられた。ヒューミント??
清家だけでなく読者は???かもしれないが、そこは組織の先輩が親切に説明してくれる。「Human Intelligenceのことよ!」と。ここでさすが高学歴の清家はわかったのかそれ以上は聞かない。しかし、読者はどうなのかなあ。まあ今の時代はなんでも検索だからとナンチャラペディアを引くとでてくるのでしょうか?それは読者それぞれの楽しみで置いときましょう。
ともかく黒河内はクロコーチという本来の姿を忘れないで出さないとアブナイし、清家には Human Intelligence のさらなるエボリューションが課せられますね。
興味津々の要素がある! -
購入済み
カウンターに着くなり注文する女
ここで少し前の巻でラベルをチラ見せしたボトルの名前がはっきり出てきた。イギリスはアイラ島産のこのウィスキーの名前を女が言う場面がある。ドアを開け、バーテンダーに、それをショットでチェイサーも、と注文を口に出す。あれっ、この女って、このクロコーチの店に前に来たことあったかな。
それはともかくわたしらの世代からみるとこのマンガの舞台背景を通して見え隠れする部分がそこここにあってなかなか途中で止められない。
しかしクロコーチの店の名前は彼自身が付けたという設定なのだろうか。読者なりにその様子を想像すると面白い。
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ネタバレ 購入済み
クロコーチの名前にかかわる巻
出所した元組員の男を地下のバーに誘うクロコーチ。お店の名前が「黒馬車(BLACK COACH)」だった。さらに、あの独特の風合いのアイラモルトのウィスキーが出てきた。ちゃんとボトルのラベルで LAPHLOIG の10年ものとわかるように描かれている。誘われた元組員は、クロコーチにあることをささやかれて、ラフロイグが注がれたグラスを掴み一気に飲み干す。。。
色々と面白い巻だ。
そう言えばわたしもアイルランド人をとある老舗のバーに誘ったとき、わたしがあるスコッチを彼にすすめたことがきっかけで彼が告白をはじめたことを思い出してしまった。
いろいろ想像させる巻だった。 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済みヤノハの表情に変化が
トンカラリンを経て、ヤノハの表情が野性的なものから人を惹き付けるリーダー的なキリリとしたものに変わる。
二番目に偉い巫女もヤノハをヒミコと考え、イクメ・アカメもヤノハを慕う様に。
そして「トンカラリンを出た者がいる」と言う噂が各国に届いた後の、各国の対応の違いが面白い。
伊都の国の禰宜の暗喩の様に「モモソが真のヒミコ」だったとしても、ヤノハの様に様々な策を練って色々とできただろうか? あんな簡単にヤノハの罠に引っかかってた人物が。
モモソがヒミコだったら、単にひたすら祈ってる感じ。 -
匿名
無料版購入済み話に惹き付けられる
以前2巻程まで読んだ事がありますが、再読してもやはり惹き付けられる話です。
ヤノハの武力・知力・人の心を読む力や人間の性を熟知してところ、そしてそれらを駆使して大胆な行動に出るところが、彼女の存在を徐々に大きくしていく。
でもいつも最後はどうなるのだろう? と思わずにはいられない作品です。 -
Posted by ブクログ
話は筑紫島に留まらずに大倭豊秋津島(本州西端)・日下(畿内?)さらには大陸・漢まで及ぶように。いよいよ金印の登場も近いか。
6巻では主に、5巻で日見子の大ウソにより日向併合を果たし大義を得た山社を中心に、クマとそれ以外のクニとの外交戦が描かれている。
クマの鞠智彦は他を出し抜くべく先行して動き、日見子の動揺を誘う策を取るが彼女には通じず。
それどころかイサオ王を殺してこいとカウンターを食らう。思惑通りに動く鞠智彦。
これにより八百長の「冷戦状態」が誕生する流れが出来上がる。
一方でその他のクニには大陸交易に於ける利権の承認・譲渡を行い、実質的に山社の支配が強まる。
ヤノハの眼力が益々強く美しく。
ミマアキとの訣別に揺れるクラト、彼の動きは?
ナツハに対する日見子の微妙な感情もあるのか?
1刷
2021.7.4 -
Posted by ブクログ
ネタバレミマト将軍はまさに将たる人だけど、オオヒコみたいな出来る副官キャラが好み。廖化みたいな。
鬼八編、最高に緊張が高まってどうなるんだ?どうなっちまうんだ、とソワソワしてたけど思いの外に意外な形で穏便に解決。
倭言葉のくだりは4巻を読み直さねば。
一方で各国の山社に対する評価も変化の兆しが。
穂波のトマ氏はサヌ王原理主義勢力。ほかにイム、ヒカネ、アズミ、ワニ氏がいるらしい。
那から都萬に逃れたウラ島子はタケツヌ王を唆し対立を図るも、タケツヌ王の聡明さの前に失敗。独自に日向に埋伏の毒を放つも日見子の方が上手。
鞠智彦は追放されたヒルメと接近。心を殺さねば天運は掴めないと。
次のキーマンはナツハか。すごい容姿。
1刷
2021.4.28 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日見子・飛躍の前夜。
どのタイミングで’卑弥呼’になるのだろうか?
冒頭で四肢を砕かれたヒルメが遭った影は誰…?どことなく少女時代のヤノハに似ているような。
山社を囲むクマのタケル王と、そのクマ軍に東西挟撃を仕掛ける那軍。ここで地の利のある山社が打って出れば戦況がひっくり返る可能性が。
3巻で山社の力になると表明したトメ将軍に対し非常にも離間策を仕掛けるヤノハ。トメは優秀過ぎて生かして残しておくのは危険という判断か。いや、万一トメが勝てばそれはそれ、という考えか?
人心を得られなかったタケル王は全軍に離反されトンカラリン送りに。ここの勝手に瓦解する流れは偶然もあるのかな?結果、総大将を失ったクマの兵は山社の傘下に。お頭・アラタとシコロって誰だっけ。鞠智彦によりタケル王暗殺。ここに至って自らをヤマトタケルになぞらえる辺りも勘違い甚だしい。
那のウツヒオ王とトメの溝は深まる。ホスセリみたいなキャラ好き。陳宮みたいな。
ヤノハは最小の労で最大の効果を得るべく千穂へ進み、その地に「いる」と言われる鬼八荒神の平定に向かう。
オオヒコかっけえな。
1刷
2021.3.28 -
Posted by ブクログ
ネタバレ各者駆け引きの嵐。きちんと話についていくのが結構大変。とにかくヤノハの策がキマっていく過程がめちゃくちゃ面白い。
山社独立を妨げているのは’サヌ王の盟約‘。中身は「サヌ王の血筋以外の何人が日向を治めようと、その者には恐ろしい死が下る」というもの。ヤノハの不敵な笑み。
その頃、アカメの伝言でヌカデは那のトメ将軍と接触。那を誘引する計を進める。
イクメの弟・ミマアキは…なんかに利用されそう。
タケル王は偽の日見子を誅すべくクマと那国境の兵を移動させる為、鞠智彦と接触。いい感じに負けフラグがビンビンで面白くなってきた。
イスズから真の日見子であれば’天照の秘儀を見せよ’と迫られいよいよ観念しかけるヤノハだが、機転によりイスズの籠絡にも成功。同時にミマトの後楯も獲得。
目の上の瘤だったヒルメの更迭に繋がり、種智院も掌握。
ついにトメは渡河しオシクマとの一騎討ちにも勝利、「約束」通りヤノハに付くことに!なるよな?ここで翻ったら神展開だが…。
そして、そしてついに「女王国」が誕生する…!!
1刷
2021.3.21 -
Posted by ブクログ
ネタバレ重要人物・鞠智彦とクマ国最高権力者・タケル王が登場。それなりにまとまっている様子。種智院のヒルメに謀反の兆し?日の巫女の育成機関も警戒対象のようだ。
…と思いきや口伝8で鞠智彦とタケル王の意識の溝が描かれた。東征による積極策で乱を鎮めようとする鞠智彦と神託による平和到来を期待するタケル王。更にはタケル王を「偽の日見彦」だとウガヤに語る鞠智彦。
ヒルメは「真の日見子の到来」を願っており、その為にトンカラリンを実施した訳か。
で、よりによってヤノハが知恵と運で生還。このニュースは各陣営に衝撃を与える。ちなみにこの時ヤノハは夢の中でモモソより「本物を演じつづける」と言い渡される予言?予知?勘違い?を得ている。
ヒルメはタケル王の刺客に始末を任せようとするが、イクメ(彼女がいまひとつわからん)はヤノハを知識も含め本物の日見子だと主張。
鞠智彦はヤノハとの接触を考える。
ちなみにこの時、イクメの父は聖地山社の将軍・ミマトと明かされ、これを知ったヤノハは何か思いつく。
倭国大乱の真相は那と伊都の正統継承戦争が発端。
ヤノハの計とは旧日向領にある山社に日見子として入り庇護を求める事。そもそも山社とは天照大御神を迎える社がある場所、日見彦・日見子が神と対話する場所。
クマ・那国境を守るオシクマ将軍のもとに現れたのは戦柱になったヌカデ。
山社の巫女、イスズをも取り込もうとするヤノハ。そこに現れ協力を申し出るのは鞠智彦の刺客・アカメ。
最後に各勢力の紹介。
穂波のヲカ王は親タケル派。
都萬のタケツヌ王は静観。平和な場所らしい。
伊都のイトデ王はヤノハに興味を持つ。ミクモ曰く「天照さまが降りた何者かの霊がついて」との事。末盧のミルカシ女王は親ヤノハ。
那のウツヒオ王は反タケル、ヤノハの可能性を探る。
そして山社はヤノハが倭の平和を大義名分にミマトにクマからの離反を促す。つまり国として山社を興すと明かし次巻へ。
物語のスケールが大きくなってきた。3巻は重要分岐点になるだろう。
1刷
2021.3.20