あらすじ
猟奇犯罪特捜室に最大の危機、到来!!
京都の地で何者かの襲撃を受け
梁の助けで一命を取り留めた鐘巻管理官は、
その後「ヨハネの子羊教団」元信者・野々口の殺害現場で
死んだはずの兄・賢人と思しき人物を確認した。
「殺人鬼を創造した」と語る脳科学者・神宮義道の足跡を追って
香港へと飛んだ油小路と鐘巻。
その地で彼らは、梁が別人による「なりすまし」であり、
その課程で、死んだはずの鐘巻の兄・賢人が
“悪魔の実験”に加担していたという事実を掴む…!!
同じ頃、死刑囚・神宮正義の命運を握る法務大臣の背後に
賢人の存在が浮上した――
終わりなき“殺人リレー”の黒幕は、やはり鐘巻の兄なのか!?
そして特捜室に、甚大な危機が押し寄せる…!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シリーズ、第4弾。
猟奇犯罪特捜室に最大の危機が迫る...
ますます混迷を深める謎、謎、謎の連続。
誰か正義で、誰が悪か、だんだん分からなくなりました。
『ヨハネの子羊教団』を中心とした連続殺人事件。
写真家、音楽家、警官殺し、ドラーグクイーン殺し、宗教家殺し...悪の連鎖が止まらない。
警視庁捜査一課の鐘巻 佑人。そして、17年前に事故で死んだはずの兄・賢人。しかし、兄は教団の黒幕なのか?
読めば読むほど、謎が深まります。
早く次が読みたくなる、不思議なストーリーですね。
Posted by ブクログ
頭部外傷による記憶喪失と幼児退行とかサイコパスの中で犯罪者になるのは20%で残り80%は政治家や企業のリーダー等、超エリートとして成功をおさめるとか、公安の暗躍とか物語の根幹や続きが気になる要素が色々と盛り込まれていてワクワクする。