あらすじ
神秘の女王の正体は、稀代の兵法家!?
もし其方が真の日見子(ヒミコ)であれば、
冥界行きの秘儀を見せてみよ――
あくまで偽者と疑う高位の巫女たちを前に、
絶体絶命の窮地に立つヤノハ……
だが持ち前の気力と知識で彼女らを屈服させ、危機を脱することに成功する。
その頃、強大な勢力がヤノハの籠城する山社(ヤマト)に迫っていた。
敵将は、暈(クマ)の王子にして日見彦(ヒミヒコ)を名乗るタケル!!
迎え撃つヤノハの手勢は、わずか三百。
圧倒的不利! 負け確実な戦況で、逆転の策はあるのか!?
緻密かつ大胆なシナリオは、まさに魔宮!
原作:リチャード・ウー
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妖艶かつ憂いのある蠱惑的な筆致!
作画:中村真理子
最強タッグによる謀略と欲望の邪馬台国クロニクル 最新4集!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日見子・飛躍の前夜。
どのタイミングで’卑弥呼’になるのだろうか?
冒頭で四肢を砕かれたヒルメが遭った影は誰…?どことなく少女時代のヤノハに似ているような。
山社を囲むクマのタケル王と、そのクマ軍に東西挟撃を仕掛ける那軍。ここで地の利のある山社が打って出れば戦況がひっくり返る可能性が。
3巻で山社の力になると表明したトメ将軍に対し非常にも離間策を仕掛けるヤノハ。トメは優秀過ぎて生かして残しておくのは危険という判断か。いや、万一トメが勝てばそれはそれ、という考えか?
人心を得られなかったタケル王は全軍に離反されトンカラリン送りに。ここの勝手に瓦解する流れは偶然もあるのかな?結果、総大将を失ったクマの兵は山社の傘下に。お頭・アラタとシコロって誰だっけ。鞠智彦によりタケル王暗殺。ここに至って自らをヤマトタケルになぞらえる辺りも勘違い甚だしい。
那のウツヒオ王とトメの溝は深まる。ホスセリみたいなキャラ好き。陳宮みたいな。
ヤノハは最小の労で最大の効果を得るべく千穂へ進み、その地に「いる」と言われる鬼八荒神の平定に向かう。
オオヒコかっけえな。
1刷
2021.3.28
面白い
卑弥呼の時代?の知識が乏しく
歴史も世界史も疎い私が読んでも面白い。
歴史の勉強になるかは分からないけど
こんな時代もあったのかなと想像するのも面白い。
情報戦とか
ヤノハさんはアカメさんの能力を駆使して情報操作に長けていて、この辺も兵法家に近いです。追放されたヒルメさんの前に現れたのは、後半に出てくる鬼の関係者とかでしょうか。
タケル王、やはり偽物というか、本人の能力不足でこれもトンカラリンに追放され、あえなく最期を迎えてしまいました。
日本神話の里とおぼしき千穂も出てきて、今度は鬼退治?が気になります。