森絵都のレビュー一覧

  • はじめての

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    豪華な4人のアンソロジー
    色んな「はじめて」を詰め合わせた素敵な作品集でした。

    島本理生 私だけの所有者
    はじめて人を好きになった時に読む物語。
    誰かへの初恋のお話かと思いきや、アンドロイドとそれを所有する人間のお話。

    辻村深月 ユーレイ
    はじめて家出した時に読む物語。
    学校でいじめを受けた女の子が死ぬことを意識して家出するお話。

    宮部みゆき 色違いのトランプ
    はじめて容疑者になった時に読む物語。
    鏡のように自分と全く同じ顔の人間がいる世界があり、そのもう一つの世界で自分の娘が捕まってしまったら…?という話。

    森絵都 ヒカリノタネ
    はじめて告白した時に読む物語。
    三度も告白して玉砕して

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    2025年12月21日
  • できない相談 piece of resistance

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    そんな思考回路があるのか、と感心すればそうそう同じこと思ってた人いたんだ!と嬉しくなったり

    のんびりふんわり読み進めつつ、今後の人生にも思いを馳せる
    馬車馬の如く働いてた2年間の日本での勤務人生で、何を糧に生きていて何をストレス発散にしていたか
    紐解いていき最低限必要なものを見出していく
    また、オーストラリアでの生活の中でなんだかんだ仕事にも追われつつ予定を1日の中で組み上げこなしている日々
    日本の生活よりもはるかに好きなことを選んでできる今の生活で、今後も仕事と私生活とすべて好きなことを好きな塩梅で組み上げていくことが目標

    ストレス発散方法
    ありとあらゆる掃除、キャロットラペの人参を包丁

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    2025年12月15日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    後期も終わりの方になると一人ひとりの輪郭がはっきりしてきて、あぁこの子にはこんな悩みがあるんだ、こんな考え方をするんだ、と自分自身もクラスの一員のような感覚になっていった。
    (とは言え、中学生の真っ直ぐさは35歳には眩しく映る。)

    前期の出来事も伏線回収され最後はグッとくる展開だった。

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    2025年12月11日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。


    どれも雰囲気が全然違う。本当に同じ作者?って思ってしまうくらい。
    「守護神」「ジェネレーションX」「風に舞いあがるビニールシート」が、特に良かった。
    特に最終章は、さすが直木賞作品。胸がぎゅっと締め付けられて痛さを覚えるくらい、切ない。

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    2025年12月09日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    母にオススメの本を聞いた時に紹介され、読みました。短編集で読みやすかったです。

    自分の大切なものを守るために翻弄する人たち。自分もそういう何かが欲しいと思いつつ、いや平凡がいいなとも思いました(笑)
    実際今犬を飼っていて、保護犬について熱心に調べたこともあるので、犬の話はグッときました、、。
    草野球したい話が一番面白かったです。ええっていう展開で、気づいたら応援してました。

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    2025年12月08日
  • リズム/ゴールド・フィッシュ

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    ネタバレ

    爽やかで、優しい青春。文章も簡潔で、読みやすくて、面白い。
    登場人物達のキャラクターがはっきりしていて、透き通るようなわかりやすさ、その人のやさしさ、強さ、主人公や周りの人に対する愛情が感じられて心地よい。人間らしさ、汚さ、弱さのようなものは洗浄されているように思えた。そういう深さのようなものはないかもしれないが、書きたいものに対しては、これでいいのだと思う。
    真ちゃんのリズムに関するタイトル回収のセリフにはビビッときた。もうここで終わってもいいくらい、気持ちよかった。いろんな人やことに心を乱されて、現実はままならないし、ぽっかりと空いた未来は不安しかない。そんな中を生きていくための指針として

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    2025年12月06日
  • はじめての

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    小説とYOASOBIの曲、MVと…合わせて楽しむことでそれぞれの魅力が何倍にもなる、すごい組み合わせ。まさに「はじめての」読書体験だった

    アンドロイドと所有者の話を描いた島本理生の「私だけの所有者」、鏡写しのような同じ見た目だけど全く状況・中身が違う世界を描いた宮部みゆきの「色違いのトランプ」は、ちょっと切なく、悲しくもあり、愛もありと心動かされた。
    そこにYOASOBIの「ミスター」「セブンティーン」という楽曲があり、歌詞全体はもちろん、細部の言葉遣いやMVのアニメーションも原作をしっかり解像度高く表現していて、感動がそのまま音楽でも忠実にあって、何回も聴いてしまう。

    森絵都の過去3回同

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    2025年11月30日
  • つきのふね

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    【2025年145冊目】
    あの時、手を取ったことをずっと後悔している。親友だった梨利と気まずい関係になってから、梨利につきまとっていた勝田のことも疎ましく思い始めていた中学生のさくら。そんなさくらの唯一の居場所が智さんのアパートだった。けれど、智さんの様子はどんどんとおかしくなっていって――。

    危なかった、外で読んでましたが泣きそうでした。堪えた堪えた、危なかった。最初はつきまといをする勝田に「何歳であろうが、誰かに付き纏う人間って怖いのね」と恐怖を感じていましたが、だんだんとさくらを取り巻く人間模様がわかってくるにつれ、不思議と勝田への警戒心も薄れていく結果に。

    親友だった梨利と距離が

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    2025年11月29日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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    #あしたのことば
    #森絵都
    #新潮社
    #YA
    #読書記録
    言葉にまつわる短編小説。
    言葉は大切にしたい。
    出すことも
    出さないことも
    大事な場面がある。
    言葉に救われることも
    傷つくこともある。
    小説を読むことの良さの一つに
    誰かの人生を擬似体験できることがある。
    ゲームやSNSでは
    代わりにならない良さが
    小説にはやはりある。
    時間をかけてじわじわと
    自分の中に言葉を育み続けたい。

    #Tomorrow'sWords
    #MoriEto
    #Shinchosha
    #YA
    #ReadingLog
    A short story about words.
    I want to cherish w

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    2025年11月29日
  • ラン

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    久しぶりに“本”を読んだ感覚。

    私の周りには死ははびこってはいない。というか、常に少し距離がある。現実味を感じられない、というのが一番近いかな。
    それもあってか、いざとなると狼狽するのが目に見えている。
    後悔をなくすことはできない、と思っている。ただ減らすことはできる。そのことは常に肝に銘じて生きているつもり。

    人におすすめしたい本だけど、近い家族を亡くしたことのない私には、その経験がある人がこの本をどう感じるのかがわからないので、気軽には勧められない...

    最後の章は電車では読めなかった。

    いい本読んだな。
    とりあえず、来月少し走ってみよう。

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    2025年11月28日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    色んな話があって、それぞれ面白かった。
    村山由佳さんのは人怖もあり、短篇ではないやつを読んでみたくなった。
    こっちを向いて、の話は凄くわかる!
    ブータン以外は好みだった。

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    2025年11月26日
  • はじめての

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    しばらくぶりに、やっと本を読み終えた。そんな今の私に、ぴったりの本だった。今度ははじめて..じゃなくなるけど、また、出会えるよね?

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    2025年10月27日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    人には理解され難い大切な何かがある人たちの6つの物語。生きづらさも感じるが、その強い信念が羨ましくもみえた。

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    2025年10月22日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    どれも楽しく読めました。

    私のお気に入りはジェネレーションXです。
    少し軽薄で人への配慮がない若者の石津ですが、客に対しての誠実な対応、仲間思いの姿に心打たれました。一見すると変なやつでも意外といいやつかも。敬遠している会社の同僚にも話せばいいやつもいるかもな。と思いました。

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    2025年10月14日
  • 獣の夜

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    Dahliaがよかった。掌編という形式をはじめて知ったのて、ほんの2ページほど?で終わってしまってびっくり。好みの設定だったので続きが読みたかった。

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    2026年01月01日
  • 獣の夜

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    コロナ禍の状況を主にした短編集。
    悩んだり迷ったり、様々な感情が混じる。全体的に、前に進んでいく、明るさを感じるエンドなのが良き。

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    2025年10月06日
  • 出会いなおし

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    6つの短編集。
    友だちにおすすめされて読んだ。むすびめや青空は読みやすいと感じた一方で、テールランプは伝えたい事が難しいなと感じた。


    テールランプの最後
    相手を掌握することは出来ないと感じた。

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    2025年10月06日
  • はじめての

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    豪華なメンツ❤見つけた瞬間こりゃ読むしかない!って思って読んでみた。
    しかもこの本を元にYOASOBIが曲を作っていると。ぜっっったいこの本を読み終わったあとに、YouTubeでMV観ながら聞いて欲しい。歌詞だけ見ても、小説を読んだあとでは薄っぺらく感じちゃうので。

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    2025年10月05日
  • ラン

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    シンプルすぎるキャラたち わかりやすい上に、思い込みが過ぎる人しか出てこないのがモヤる。
    けど、喪失感をどうやって乗り越えていくか?のヒントにはなるかもしれない。
    亡くなった人に執着するのは止めようって話でもある。
    てか、そこで終わらせるんだ?結果不明なんだ?!えーー

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    2025年12月02日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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     森絵都さんの直木賞受賞作品。

     何か大切なもののために情熱を燃やす6編の短編集。
     短編とはいえ、ひとつひとつが深くて考えさせられる物ばかりだった。
     仏像修復師を描いた「鐘の音」が特に印象的だった。

     それぞれの物語での分野が違っているのにどれも詳細で専門的で、森絵都さんの知識の広さと深さには脱帽だった。
     そしてどの作品もラストは人間の温もりを感じられ、森絵都さんらしく締めくくっているところにも惹かれた。
     様々な分野の世界を感じることができ、満足感でいっぱいになった。

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    2025年09月23日