森絵都のレビュー一覧

  • この女

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    自分が生まれた歳におきた、阪神淡路大震災。それが気になって手にとった本でした。

    働くということ、生活を営むということ、家族とはなにか、幸せとはなにか。

    人生のどん底から這い上がる人々の強さと弱さに触れ、明日を信じたくなる一冊。

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    2019年04月24日
  • 気分上々

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    わたしは!やっぱし!森絵都が好き!

    大好きな人の短編集とか一瞬で読み終えるに決まってる
    ぜんぶぜんぶすきだけど、

    17レボリューションと本物の恋とヨハネスブルグのマフィアと気分上々がよい、だいすき
    17はバカバカしいけど一生懸命生きている千春。イヅモみたいな子わたしは友達になりたいわ。出てくる登場人物みんなかわいい良い子。

    本物の恋は、あ~~あっぱれ!って感じ笑
    幸せになってよかったよ。

    ヨハネスブルグはとにかく雰囲気が耽美でね、すごくすき
    微熱を秘めた女 って表現と、
    色気のかけらもない場所ながら、人間は恋の支点を選べない
    って言葉がめっちゃくちゃすき
    この話が一番共感できたな。忘

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    2018年10月15日
  • この女

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    90年代中盤の関西を舞台にした、骨太な人間物語。全部読んでからもう一度見返すと、冒頭の木之下教授の手紙がこの本の全てを語っているような気がします。「この女」だけでなく「この男」、いや、登場人物すべての人生に波乱万丈と哀愁と激情がが入り混じり、その全てを恐らくは"時代"が押し流していきます。

    不穏としか言いようがなかった1995年。世の中も自分もどうなるのかまるで見えなかった、そんな年。大輔と同年代の自分にとって、あの頃の空気感をまざまざと思い起こさせてくれる、そんな作品でもありました。

    物語は「この先」でどうなっていくのか。そこが知りたくもありますが、このもやっとした、

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    2018年09月16日
  • 気分上々

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    読んでないと思ってたら5年前に読んでた!そしてすごく面白かった!なのに登録するまで既読に気がつかなかった!

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    2017年11月16日
  • 気分上々

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    森絵都の気分上々を読みました。
    日常に潜むとても恥ずかしい出来事や感動的な出来事を描いた短編集でした。

    17レボリューションと言う短編は、女子高校生の主人公が自分に革命を起こすために、親友に絶好を申し渡すと言う物語でした。
    その親友から「またなんか常人の及びもつかないような変なこと、考えているんだろうと思ってさ」と冷静に指摘されたとおりで、いろいろ苦闘した後、結局その親友に助けを求めることになるのでした。
    そして、その親友から聞くことになる話は...

    ひねりのきいた物語たちを楽しみました。

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    2017年10月01日
  • DIVE!! (1)

    購入済み

    映画の大ファンでした。

    私は映画版DIVEの大ファンで、スマホにダウンロードして持ち歩いているほどですが、漫画では映画には書かれていなかった少年たちの交流や、家族やコーチ達との心のつながりなんかが書かれていて、とても新鮮な感じがしました。これからオリンピック選考会など楽しみにしています。

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    2017年09月11日
  • 異国のおじさんを伴う

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    森絵都の異国のおじさんを伴うを読みました。
    向き合い方によって世界の印象はがらっと変わるというテーマの短編集でした。

    「藤巻さんの道」という短編は物語の語り手の僕が有能な同僚の藤巻さんとつきあうという物語でした。
    藤巻さんに道の写真だけで編まれた写真集を見せてどの写真が好きか聞いたところ、荒涼とした道の写真を選んだのでした。
    なぜ、藤巻さんは花畑の道の写真ではなく、枯れ草と土が続いている道の写真を選んだのか...
    真相があらわになった時に、僕が選んだ行動が印象的です。

    一番気に入ったのは「桂川里香子、危機一髪」という短編でした。
    お金持ちのじゃじゃ馬娘がそのまま大人になった里香子の、新幹線

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    2017年09月08日
  • クマのプー【電子限定イラストカラー版】

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    ネタバレ

    くまのプーさんのお話は読んだことがない。カドフェスで村上勉氏の絵だったので購入。挿し絵は村上勉氏で素敵なのだが、浮かんでくるのはキャラクターのくまのプーさん。定着してしまっているものって凄い。とにかくプーはかわいくて面白い!

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    2017年08月31日
  • おいで、一緒に行こう

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    知らなかったペットレスキュー。東日本大震災では被災者=ヒトが注目され、それは致し方ないことなのかも知れない。しかし、福島原発の立入禁止区域で強制避難後に取り残された犬猫や経済動物たちのことを、本書で改めて思い知らされた。警察を含む行政は、何故に彼女たちのようなボランティアと共に生き物を救おうとしないのか? 三毛猫を保護する時の台詞が本書のタイトルとなっていて、その部分を読んだ時には目頭が熱くなった。甲斐風犬カイと飼い主・静子さんの再会シーンも、やりきれない哀しさがあった。

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    2017年08月26日
  • この女

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    久しぶりに一生懸命読む本に出会いました。森絵都さんは前に一度何かを読んだ記憶がありますが、その時こんな感じはありませんでした。ブラリぶらりとあっちこっち揺れながらどこかに向かうこの二人はとても魅力的です。
    映画にするなら結子は誰なんかな?不良っぽさがあって色気があって…上野樹里さん、完璧じゃないですか?

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    2017年06月27日
  • 架空の球を追う

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    森絵都の架空の球を追うを読みました。
    30代から40代の女性たちの日常のひとこまを描いた短編集でした。

    もう若くはないその世代の女性たちが輝く瞬間が描かれています。
    本人たちはたぶんそうは思っていないだろうけど、とても幸せな心温まる瞬間なのでした。

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    2017年06月18日
  • DIVE!! 下

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    中学一年の時、一度だけ10mの飛び込み台に登ったことがある。
    足がすくんだ。
    後ろに小学生が待ってなかったら引き返したかもしれない。

    落ちている1.4秒は、長かったような気もするし、あっという間だったような気もする。

    これを競技として、さらにそれを物語として昇華させることができるなんて。

    小説は面白かったけど、また飛び込んでみたいとは思わなかった。

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    2020年12月06日
  • おいで、一緒に行こう

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    森絵都のおいで、一緒に行こうを読みました。
    震災と原発事故のあとに残されたペットをレスキューする人たちのルポでした。

    原発事故が発生した後、原発に近い地区の人たちは身一つで避難したので、ペットを連れて行くことが出来ませんでした。
    そのような無人となった街に残されたペットを回収するボランティアの女性たちの行動が描かれています。

    「多くの鎖につながれた犬や、室内飼いの猫は餓死してしまっています」という記述を読むと悲しくなってしまいます。

    原発に近い地区は立ち入り禁止になっているため、警察に見つかると強制退去させられてしまいます。
    それにもかかわらず、「母性」に従って行動する女性たちにエールを

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    2016年10月05日
  • いつかパラソルの下で

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    なぜか森絵都さんの小説は、大人が主人公の物ばかり手にとってしまうのですが、本作もやはり自分の好みにドンピシャでした。

    厳格と思われた亡き父の、思わぬ過去。その謎を解き明かしに子供達は東奔西走-と言ったところが大まかなプロット。しかしその彷徨はいつか自分探しの旅へと変じ、誰もが抱えていた屈折や避けていた壁を直視し、そっと歩き出す。その過程が丁寧に、リアルに、そしてユーモラスに描かれた傑作です。

    家族って、恋って、そして人生って何だろう。あまりにも普遍的で、でも答えの出ない命題に、読者である自分もまたもう一度向き合ったような気分でした。

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    2016年09月24日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    うん。後半もテンポよくすすんで、面白かった。クラスの24人が全員でてきてそれぞれが少しずつほかの人の話に絡みながら、成長していく。「大人」なんてすごいものじゃなくて、なんというかなぁ。あの13歳から15歳までの、あの独特な雰囲気の中に入っていく。それを青春といったり思春期といったりするのかもしれないけど、そんな簡単な言葉ではくくれないぐらい24人の中学1年生の1年間はバラエティに富んでいて面白かった。本当の中学生がこれを読んだら、一人ぐらい「似ている感じ」「でも違う感じ」っていうのに出会うんじゃないかと思いました。中学1年生が終わる前に読んでみることをおすすめ。

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    2016年08月06日
  • この女

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    森絵都のこの女を読みました。

    大学を出ていながら、釜ヶ崎のドヤ街で暮らす主人公礼司に奇妙なバイトの依頼が来ます。
    ホテルの経営者二谷からの妻結子の自伝を小説として書いてほしいという依頼なのでした。

    早速その依頼を受けて、その結子という女性へのインタビューを始める礼司なのでしたが、結子は自分の生い立ちについてデタラメの作り話をするだけなのでした。
    しかし、しつこくインタビューを重ねるうちに少しずつ結子は自分のことを話すようになってきます。
    なぜ、結子の自伝が必要なのか、二谷と結子のなれそめ、といった謎を解いていくうちに、礼司の持つハンデについても明らかになって、礼司の小説はその様相を変えてい

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    2016年07月22日
  • この女

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    中学以来に読む森絵都。
    懐かしくってうまく引き込まれていって序盤からわくわくしながら読んだ。
    すごい。

    この時代の背景と、主人公、結子、大ちゃん、松ちゃん、敦、ビリケン男たちの葛藤と強さが交差して面白かった。
    強くてかっこよくて憧れる。

    最後まで読んだあとにエピローグを読んでもう一回12章まで戻ってまた読んだ。
    エピローグにもあるし、作中にも言われてるけど、この本はこの女ではなくこの男という題名がぴんとくる。
    でも、この女っていう題名でよかった。

    気がついたら私も泣きながら読んでいた。

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    2016年06月18日
  • 架空の球を追う

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    ネタバレ

    森絵都さんは好きな作家さんのひとり。
    中でも森絵都さんの短編集が好き。
    この『架空の球を追う』は本当にワクワクして一気に読み終えました。
    『ドバイ@建設中』のラストでの見事などんでん返し。
    『あの角を過ぎたところで』はほっこりした内容が続いていたのにラストの衝撃にはドキドキが止まらず。
    長さもテイストも異なる11話の作品にハラハラドキドキニヤニヤさせられっぱなしでした。
    彼女の作品は全部読みたいです。
    早くも今年出会えて良かった1冊になりそう。

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    2016年02月01日
  • 屋久島ジュウソウ

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    森絵都さんの本はだいたい読んでると思ってたけど、これの存在をつい最近知った!!笑
    私もハイキング部だから山を登る気持ちわかるけど、私も山頂についてもそこまで達成感がない人だから、森絵都さんの気持ちにめっちゃ共感した!!
    屋久島大変そうだから行きたくないけど笑、ジブリの方は行きたい(´∀`=)

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    2015年11月19日
  • この女

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    小説とは経験ではなく想像力から成るものだ。僕は自分の貧困な発想を呪った。語彙の乏しさを、構成力の欠落を、「あほんだら」を「亜本田ら」と変換するワープロの知的レベルを呪った。
    価値のない過去なんかない。どんな人生かて、世界にひとつの物語を持っとる。物語にする価値を持っとるわ。
    そう考えると、人の生涯を完全に掌握するなど不可能にしても、朧気ながら過去の道筋が仄見えてくる。自ら立てた荒波の力をもって強引に突き進むその航路が。見えないのは未来だ。

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    2015年10月10日