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「自由ホンポウな女になりたい!」「その方、カツラですの」「やっぱり罠にはまった。そんな気がする」
あなたの心を揺るがす物語がきっとある。ようこそ魅惑の〈森絵都ワールド〉へ!
何気ない言葉に傷ついたり、理想と現実のギャップに嫌気がさしたり、いきなり頭をもたげてくる過剰な自意識にとまどったり……。
生きているかぎり面倒は起こるのだけれど、それも案外わるくないと思える瞬間がある。
ふとした光景から“静かな苦笑いのひととき”を抽出した、読むとちょっと元気になる小説集。
解説・白石公子
※この電子書籍は2009年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
森絵都さんの他の短編が面白かったのでこちらも購入。
この作品集では、大きな事件や非現実的なことは起きないし、拗れきった人間関係があるわけでもない。話の流れだけで言ってしまえば、読んだ後興奮して誰かに話したくなるような、そんな感じではない。
でも、そんな凡庸な日々に潜む物語も「悪くないな」と思えて、読み終わったらなんとなく元気をもらえる。
紹介文ではこれが「静かな苦笑いのひととき」と表現されていたし、私は「ささやかな人生賛歌」だなぁと思った。
本腰を入れて架空の世界に没頭するよりも、日常の延長で気楽に読むほうが向いてると思う。
それから、この方の作品の題名が好きだ。表題作の「架空の球を追う」もそうだし、「パパイヤと五家宝」「ドバイ@建設中」、他の本ではあるが「異国のおじさんを伴う」「母の北上」等々、なんというか、ヘンテコで気が抜けてしまうものが多い。
何だ?と思って読み始めて、あーなるほどな笑、となるのが楽しかった。
Posted by ブクログ
2014.10.21
アルジャーノンが全然読み進めれないから息抜きに。
短編集だから比較的楽に読み進めれた。しかも女の作者さんだからか、この気持ちすごいよくわかるわー!ってなった。来年社会人だし、ここに描かれている女の人たちにあたしもなっていくんだなぁと思うと、ただただ切ないし少しでも抗いたくなる(笑)
フクちゃんのお店のお話が、まさかあれで終わるとはなぁって感じ。運命って怖いし、見えない罠はどこにでもはられてるのね。
特に好きなのは蜂の巣退治する話!前向きになれるお話だったなー。
てか驚くほど全部すきだった。
カツラの石油王、恋に落ちたホームレス、必死に生きる女、40手前の女子会、結局は子供に従う女、カブトムシを放す女、高級スーパーの女、二人姉妹の結末、、、
あーー面白かった!!!!
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