【感想・ネタバレ】DIVE!! 下のレビュー

あらすじ

密室で決定されたオリンピック代表選考に納得のいかない要一は、せっかくの内定を蹴って、正々堂々と知季と飛沫に戦いを挑む。親友が一番のライバル。複雑な思いを胸に抱き、ついに迎える最終選考。鮮やかな個性がぶつかりあう中、思いもかけない事件が発生する。デッドヒートが繰り広げられる決戦の行方は?! 友情、信頼、そして勇気。大切なものがすべてつまった青春文学の金字塔、ここに完結!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 クラブの存続をかけて、1.4秒の世界に身を投じる3人のタイプの違う天才たち。
 同じチームの仲間でありながら、大会で優勝を目指すライバル同士。人間関係も作り込まれてより、最後までとても楽しく読めました。感謝。

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

順位と点数が気になって仕方ないのに、素敵な描写に日本語の美しさも味わわせていただきました〜!が、とにかくみんなの成績が気になる気になる!!
みんなのストーリーが、深すぎず、浅すぎず、うまいこと散りばめられていて、それぞれを応援したくなりました。
素敵な物語をありがとう!!

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

あまりに世界観が好きすぎて、
読み終えるのがもったいない物語だった。
読み終えるのが、終わってしまうのがもったいない、と思いながら読んだのは本当に久しぶり。
一晩寝かしてみたけれど、我慢できなくて結局次の日には読破。

三者三様の飛び込み選手と、それを応援するみんなの気持ち(本当に、みんな!)がとても爽やかで、青春で、とてもよかった。
飛び込みという競技が大好きになった。
運命の試合の、一回のダイブごとに順位が入れ替わる書き方とか、物語としても最高におもしろいです。
次のオリンピック飛び込みの選手たちから、要一と、飛沫と、トモを探すことにする。

あーあ、終わってしまった。楽しかったー。

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2024年06月10日

Posted by ブクログ

面白すぎて先が気になりすぎてあっという間に読んでしまった。知季、飛沫、要一3人ともすごく個性的で魅力的で全員幸せになってほしくて後半は心配しながら読んでたけど、とっても良い終わり方だった!出てくる人全員が不器用だったりから回ったりしながらも素敵だった。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

一言で言うと面白かった!
初めてスポーツ系の小説を読んだ。
上と下と続けて読んで、改めてスポーツっていいなぁと思った。

青春も詰まってるし、自分の人生をかけて1つの事に熱中して頑張れるってすごく素敵だと思う!

自分も学生時代に熱中できるものを見つけてたらなと、熱中して頑張れる強さを羨ましく感じた

元気も勇気も貰える1冊!

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2023年12月28日

Posted by ブクログ

夜更かしして最後まで一気に読んでしまいました。気づいたらすっかり選手3人のファンになってしまっている自分がいて、試合シーンは全員応援しながらハラハラしながら読み進めました。とっても爽やかで、心が晴れやかになる素敵な本に出会えてよかった!

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2023年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アツかった〜!!!
最初に一人称だった登場人物が主人公だと思ってしまう病で、トモくんが主人公だと思ってたけど、トモくん、飛沫、要一くんの三人がメインキャラクターだったんだなぁ
それぞれの心の葛藤が細かく書かれていて、すごく青春で素敵なストーリーだった
中でも好きだったのは、前原会長に要一くんが直談判しに行くところ。側から見たら、オリンピック代表権を自ら捨てるのはもったいないって言われることだと思うけど、代表になるまでの過程が選手にとってはすごく大事なことなんだなと理解できた。会長に促されて自分の身の上話をしたとき、なにもかもを捨てて(というか選ばないで)、飛び込みだけを優先してきたということが伝わってきて、それが説得に繋がったと思った。
恋愛要素については、要一くんの何もなさを際立たせるためだったのかな?とも思ったけど、あんまり直接的な表現はいらなかったなぁと。。
選考会で、敬介さんが要一くんのお父さんとしての面を出したところも感動した。トモくんの言った通り、もっと身内として贔屓してもいいと思った
男子飛び込みを見たことがないから、映画観るのとても楽しみ。誰が誰役なんだろう?林遣都がトモくんかな?楽しみ。

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2022年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネタバレ!胡蝶蘭の件で、お父さんとお母さんが半分ずつお金出したのは、息子と一緒に海外の合宿に行った子がオリンピック内定、嬉しい!っていう両親の気持ちもあったんだなって20年以上ぶりに読んで思った。そー、少年たちの親の世代になってしまいましたwww
逆に20年以上前に読んだ時に、少年たちの言動に違和感を感じなかったのね。私今、ティーンの会話の再現とか無理だわ。そう考えると作者スゴイ!


2022/01/31
途中まで読んで、再度読み始めたw
飛沫がアメリカから帰ってきて、その変化を目の当たりにしたレイジが「やっぱ僕は日本選手権でベストスリーより、スポーツリハビリ専門の医者になる!」とか言い出して、元から勉強は疎かにしてなかったし、身体動かすの上手いやつは頭も良いから目指してたスポリハドクターに見事なれて、おじさんになった今でもドクターとして飛込に関わってるところまで読んだ。

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2022年01月31日

Posted by ブクログ

臨場感、半端なくあり、引き込まれました。筆者の文章がすごい。目の前で飛び込みのシーンが再現されるように感じた。

上巻、下巻と対になっていてそれもいい。

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2021年08月23日

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ただひたすら、オリンピックの出場をかけた戦いが書いてありました。

出場が決まっていたのにそれを破棄し、みんなと同じ立場に戻ってオリンピックを目指す要一。

腰を痛めながらも、オリンピックを目指す飛沫。

急成長をし、オリンピックを目指す知季。

そして、ただただ、3人を応援する自分。

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2021年06月18日

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前半も良かったが、後半も負けず劣らず良かった。特に最後の4部は10回の試技に合わせて視点が変わり、こう云うのはやはり本の良さだな。終わり方も良し!この先の話も欲しいくらいやわ

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2021年03月09日

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クライマックスに向かうにつれ、200ページを一気読み。読後感のよさ、青春の余韻、青年同士の軽快な笑えるやりとり、独特かつリアルな比喩、全てが好き。
強靭な性格を持つ登場人物でさえ様々な外的要因に翻弄されたり、実は内面では様々葛藤や孤独を抱えていることが描かれていたり、、
それぞれが置かれた環境や境遇のもともがきながら悩みながら楽しみながら味わいながら生きているが、そのすべてにポジティブなエネルギーをもらった。

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2021年01月27日

Posted by ブクログ

3部はもう一人の主人公格の少年を中心としたストーリー。
4部はオリンピックへの最終選考の話で、コーチ目線や、恋人、主人公格の3人の少年、メインではないが共に飛び込みをしてきた仲間のそれぞれの話。

個人的にメインではない少年の話がお気に入りです。いつも一番にはなれなく、むしろ順位は低め。目立つこともできない。自分の限界も感じている。それでも、自分は自分、相手は相手と割り切った強さは感動しました。

とても爽やかで感動するストーリーでした。

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2020年08月15日

Posted by ブクログ

中学一年の時、一度だけ10mの飛び込み台に登ったことがある。
足がすくんだ。
後ろに小学生が待ってなかったら引き返したかもしれない。

落ちている1.4秒は、長かったような気もするし、あっという間だったような気もする。

これを競技として、さらにそれを物語として昇華させることができるなんて。

小説は面白かったけど、また飛び込んでみたいとは思わなかった。

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2020年12月06日

Posted by ブクログ

「うんと高いところまで上りつめていくのよ。そこにはあなたにしか見ることのできない風景があるわ」

この台詞から思い出したのは、
「国宝」ラストシーン。

スポーツ小説というジャンルになるらしい。飛び込みという、マイナー競技の話。
しかし、森絵都さんの手にかかると、
スポーツ小説の枠を大きく超えてくる
人物の描き方、大会のシーンの緊張感の出し方、無駄のない筆致とユーモア溢れる会話と、見事な構成とバランスだ。

下巻では、
オリンピック代表に内定された要一が、敢えて内定を蹴り、仲間と一緒に最終選考の大会へ挑む。この描き方の上手い事!
飛ぶシーンは書かず、ランキングと得点だけを最後に出す。ここで初めて脇役たちのことを詳しく語る事で、ぐっと大会シーンに深みが出る。ピンキー山田がキャメル山田になり、最後は?そう来たか!の
ラスト。

登場人物達と一緒に青春して、
飛び込みに夢中になってる気分で
読んでいたので、
まだまだ終わってほしくない気持ち。

読後も、ずっと熱いものが心に残っているような。仲間に励まされ、仲間を愛し、最大のライバルとして共生していきたいような。そんな気持ちになれる
素晴らしい作品でした。

どんな経緯で、
飛び込みをテーマにしたスポーツ青春ものを森絵都さんが書くことになったのか?
編集者さんが
依頼したのだろうか?だとしたら、
その化学反応は想像以上だったに違いない。

良かったー!!


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2025年08月04日

Posted by ブクログ

飛び込み競技のシドニーオリンピック代表を目指す中学生・高校生ダイバーの物語の下巻。シドニーオリンピック選考会が物語の中心であり、競技会の描写だけで、下巻の半分を占める。
上巻の感想でも書いたが、飛び込み競技のルールを知っている人は少ないと思う。私も知らなかった。しかし、この物語を読み進めていくうちに、それが理解できるようになる。飛び込み競技は、予選を勝ち抜いた選手たちが決勝で10本の演技を行う。その10本の演技を審査員が採点し、その合計点で勝敗が決まる。ただ、採点ルールはシンプルではなく、演技に用いる技に難易度が数字としてつけられており、採点による点数に、その難易度の点数がかけられて1本の演技の点数が決まる。だから、後半に難易度の高い技で高点数を得ることが出来れば、前半で出遅れていても逆転が可能なルールとなっている。
そのあたりのルールもうまく活用しながら、選考会の模様が細かく描写されていく。それは、なかなか面白い。

この選考会時点で、主人公たちはまだ中学生であり、高校生だ。飛び込みの選手寿命はまだ長いはずなので、続編を書いてもらえればとも感じた。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

オリンピック選考会の表現。各章ごとにダイブの採点結果を出す方法が、特別な臨場感を出していて良い。何となく次ページを手で隠していた。
最後のダイブ、要一の完璧ダイブ。飛沫のスワンダイブ。知季の4回転半。上下巻ともに、ここに全てが繋がっていた。面白い!

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻はエリート、要一くんの葛藤が多く描かれる。お父さんとの関係も気になる。
飛び込みバカの男の子たちがとてもかわいい。
トモの、「ぼくが決めて、ぼくが超える枠」という言葉はとてもいいなーと思った。
最後の試合は一気読みです。
最終章も、麻木コーチが振り切ってて楽しい。

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2022年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻一通りのキャラ把握はできていると思いますが、下巻ではさらにさらに面白くなります。

・・・
下巻でもゴールはオリンピックです。ただ、すんなりとはいきません。

心情描写的には下巻のメインは要一でしょうか。彼の極限状態での演技は手に汗を握ります。

また、下巻の後半では章ごとに一人称が変化します。ある章は幸也(中一の才能もやる気もなさめダイバー)、またある章は恭子(飛沫の彼女)から登場人物や状況を語らせ、物語にさらなる奥行を与えています。

・・・
そして最後の最後、物語にもひねりにひねりが加わり、結末がまたいい。驚くとともに素敵な満足感ある結末だと思います。

上巻だけで終わらず、ぜひとも下巻も読んでいただきたいと思います。

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2022年09月10日

Posted by ブクログ

ダイブのことを全く知らなかったが、本を通じて入水は音を立てないことや、様々な種類の技があることなど知った。荒削りの原石である知季が麻木コーチによってどんどん磨かれていく様や、周りのライバルでもある友達、兄弟、恋人との関わりに悩む様子などとても青春を感じた。最後は四回半を決められたことが格好良く、ひたむきに努力して成長する姿に胸を打たれた。

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぼくたちのオリンピックじゃない。
知季のもらした一言に、要一はどきんとした。これまでもやもやと胸に抱えていたものの核心を、ずばり言いあてられた気がした。
「だってさ、メダルをとれたとしてもとれなかったとしても、それって本当はぼくたちの問題のはずじゃない。死ぬほど練習してきたのはぼくたちとコーチで、オリンピックにでるのもぼくたちで、だからぼくたちが喜んだり、がっかりしたりすればいいだけじゃない。けど、ちがうんだよね。結局、オリンピックの真ん中にいるのは顔も見たことないような大人たちなんだって、そう思ったら急にいろんなことがつまんなくなっちゃって・・・」

知季のゴールと、自分のゴールはちがう。だから行く道もちがう。進むペースもちがう。ちがっていいのだ、と。日本選手権でベストスリー。将来、子供や孫に自慢するには十分じゃないか。

「人は、そのどき周りさいる人間と家族さなればいいんだ」

「やめろ、歌ってる場合じゃないんだ、うちの息子が飛ぶんだ!」
突如、仁王のごとく直立した啓介の怒号に、応援団の合唱がぴたりとやんだ。

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

坂井知季(さかいともき)
MDC(ミズキダイビングクラブ)に在籍している。中学生。飛込み歴は6年。ダイヤモンドの瞳を持っている。

丸山レイジ(まるやまレイジ)
MDCのクラブメイトで知季と同い年。同じ頃に飛込みを始めた。

大広陵(おおひろりょう)
MDCのクラブメイトで知季と同い年。半年遅れで飛込みを始めた。飛込みを辞めてバスケ 部に入る。

富士谷敬介(ふじたにけいすけ)
MDCで中学生と小学生の両方のコーチ。要一の父。元飛込みのオリンピック選手。

水城真之介(みずきしんのすけ)
MDCを創設。元飛び込み選手。持病の肝炎が悪化し志半ばで死んでしまった。夏陽子の祖父。大手スポーツメーカー、ミズキの元会長。

富士谷要一(ふじたに よういち)
MDCのエース。富士谷コーチの息子。桜木高校の高校生。小学2年生から飛込みを始める。3年連続中学生チャンピオンの実績。

阿部
桜木高校飛込み部顧問。

吉田幸也(よしださちや)
サッチン。知季たちよりひとつ年下。趣味はママさんシンクロの人間模様の観察。選考には参加せず、「サポーター」を務める。高所恐怖症である。

大島力(おおしまりき)
MDCで小学生のコーチをしている。津軽から上京してきた飛沫と同居している。よく喋る。

麻木夏陽子(あさきかよこ)
MDCに新しく来たコーチ。中学生の担当。MDCの創設者水城真之介の孫。アメリカでコーチング技術を学んだ。

坂井弘也(さかいひろや)
知季の年子の弟で、早生まれなので同学年。

野村未羽(のむらみう)
知季、弘也と同学年。中学一年の春に知季に告白して付き合いだした。後に弘也と付き合う。

沖津 飛沫(おきつ しぶき)
幻の高校生ダイバー。昭和の初めに天才ダイバーと騒がれた沖津白波の孫。

ピンキー山田→キャメル山田→レッド山田
本名は山田篤彦(やまだあつひこ)。ショッキングピンクの海パンをトレードマークにしている色白の優男。精神的にも弱かったが徹底的に鍛え直した。らくだ色の海パンに変えた。

寺本健一郎(てらもとけんいちろう)
日本飛込み界のエース。日本人選手特有の精神的な弱さを持っている。

西川恭子(にしかわきょうこ)
飛沫の二歳年上の恋人。祖母の文と二人暮らし。以前は男を漁るような恋愛をしていたが、飛沫と付き合いだしてからは一本気になり、その悪癖も止んでいる。

文さん(あやさん)
恭子の祖母。飛沫の味方。

富士谷頼子(ふじたによりこ)
要一の母。元オリンピック選手。日水連の非常勤職員。

前原一朗(まえはらいちろう)
日水連の会長。オリンピックには縁のなかった元競泳選手。

ケン
恭子が習っている英会話の講師。アイルランド系の父親と日系の母親とのハーフ。

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2022年07月16日

Posted by ブクログ

爽快感優れた作品。4部構成は上下巻よりも4分冊が一番良い形かも。四部が一番よかった。書きすぎないって大事。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

上下まとめてのレビューです。

文句なしの超爽快青春ストーリー!!!!登場人物一人一人が語り手になるので、読み易くて面白かった。
彼らが実際に飛び込むときは、こっちまでドキドキしちゃうし、飛び込みのルールがよく分からない私でも楽しめました。

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2022年03月24日

Posted by ブクログ

文句なく面白い。
選考大会でのハラハラドキドキワクテカが、
絶妙にストーリーに絡んで、貪るように一気読み。

話の引っ張り方もいい。
終わりもいい。
是非一読をオススメ。

そいや2021オリンピックで、天才中学生出てたっけ。
オリンピック前に読んでおけば、飛込みの種目見てたかも。

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2022年01月12日

Posted by ブクログ

4.4
→一人一人の視点で語られていくのがすごく良かったです!全員を応援したくなりました。
森さんの作品をもっと読んでみたいです。

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2021年08月27日

Posted by ブクログ

直に高飛び込み競技を観たことがない。 テレビででも、ずいぶん昔に競泳の空いた時間にチラッと放映された映像を観たくらい・・・。 もちろん、競技規定も技も知らない。 それでも、練習や試合場面では、プールサイドや10mの飛び込み台から見ているような気分になり、オリンピック出場をかけた試合では得点と順位が出るたびに一喜一憂していた。 「若ければダイビングクラブの門を叩いていたかもな〜。」と思うほど高飛び込みに魅せられた。(^_^)v 東京オリンピックでは、この競技にも注目したい。

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

上巻よりわかったこと。
主人公は3人だったのだね。
上巻最後のほうで、飛沫にピックアップされていたけど、どうしたのかと思った。
3人の視点という観点で読み切ったけど、上巻ほど熱烈にもえなかった。


主人公は一人でよかったかな。
飛び込みは見ていて面白くないってよくいわれるけど、この本のおかげでだいぶ理解が進んだ。
そして競泳と比べてニュースに取り上げられていないことも。

面白くするためには、逆転劇をするために、後半描いたような逆転劇、1演技あたりの点数が必要なんだろうな。

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2022年07月07日

Posted by ブクログ

小説?ドラマ?アニメ?
1話30分のアニメを観ているような感覚。
オープニングでグッと引きこまれて、数話前に落とされた伏線が良きところで回収され、盛り上がってから、え?!ていう展開で次回に続く!!
起承転結が上下巻ずっと続く。
森絵都の手にかかったエンタテイメント。
伏線の回収が鮮やかすぎて、最高です。
登場人物それぞれの細かい心理描写も変わらず精鋭で、飛び込み競技の説明も緻密。しかもめっちゃわかりやすい。さすがすぎた。。。
奇しくも東京2020と時を同じくして読み進めたので、オリンピックをめぐる大人の事情あれこれ、は、特に迫りました。
あー面白かった。
星3つなのは、ただ単に好みの問題です。
スポーツに興味がどうしてもわかない性格。。。

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2021年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

友季、飛沫、要一の3人が、お互いを思いつつ、自分のこと目標に向かっていく。
フワッと掴み所のなかった友季は、どんどん芯が太くなっていく。
孤立していた飛沫は、皆んなと仲間になっていく。
ストイックな要一が、自分の信念を曲げずに選択していく。
彼らの成長も微笑ましい。

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2020年08月01日

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