【感想・ネタバレ】DIVE!! 下のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月07日

面白すぎて先が気になりすぎてあっという間に読んでしまった。知季、飛沫、要一3人ともすごく個性的で魅力的で全員幸せになってほしくて後半は心配しながら読んでたけど、とっても良い終わり方だった!出てくる人全員が不器用だったりから回ったりしながらも素敵だった。

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Posted by ブクログ 2023年12月28日

一言で言うと面白かった!
初めてスポーツ系の小説を読んだ。
上と下と続けて読んで、改めてスポーツっていいなぁと思った。

青春も詰まってるし、自分の人生をかけて1つの事に熱中して頑張れるってすごく素敵だと思う!

自分も学生時代に熱中できるものを見つけてたらなと、熱中して頑張れる強さを羨ましく感じた...続きを読む

元気も勇気も貰える1冊!

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Posted by ブクログ 2023年04月08日

夜更かしして最後まで一気に読んでしまいました。気づいたらすっかり選手3人のファンになってしまっている自分がいて、試合シーンは全員応援しながらハラハラしながら読み進めました。とっても爽やかで、心が晴れやかになる素敵な本に出会えてよかった!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月30日

アツかった〜!!!
最初に一人称だった登場人物が主人公だと思ってしまう病で、トモくんが主人公だと思ってたけど、トモくん、飛沫、要一くんの三人がメインキャラクターだったんだなぁ
それぞれの心の葛藤が細かく書かれていて、すごく青春で素敵なストーリーだった
中でも好きだったのは、前原会長に要一くんが直談判...続きを読むしに行くところ。側から見たら、オリンピック代表権を自ら捨てるのはもったいないって言われることだと思うけど、代表になるまでの過程が選手にとってはすごく大事なことなんだなと理解できた。会長に促されて自分の身の上話をしたとき、なにもかもを捨てて(というか選ばないで)、飛び込みだけを優先してきたということが伝わってきて、それが説得に繋がったと思った。
恋愛要素については、要一くんの何もなさを際立たせるためだったのかな?とも思ったけど、あんまり直接的な表現はいらなかったなぁと。。
選考会で、敬介さんが要一くんのお父さんとしての面を出したところも感動した。トモくんの言った通り、もっと身内として贔屓してもいいと思った
男子飛び込みを見たことがないから、映画観るのとても楽しみ。誰が誰役なんだろう?林遣都がトモくんかな?楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月30日

ネタバレ!胡蝶蘭の件で、お父さんとお母さんが半分ずつお金出したのは、息子と一緒に海外の合宿に行った子がオリンピック内定、嬉しい!っていう両親の気持ちもあったんだなって20年以上ぶりに読んで思った。そー、少年たちの親の世代になってしまいましたwww
逆に20年以上前に読んだ時に、少年たちの言動に違和感...続きを読むを感じなかったのね。私今、ティーンの会話の再現とか無理だわ。そう考えると作者スゴイ!


2022/01/31
途中まで読んで、再度読み始めたw
飛沫がアメリカから帰ってきて、その変化を目の当たりにしたレイジが「やっぱ僕は日本選手権でベストスリーより、スポーツリハビリ専門の医者になる!」とか言い出して、元から勉強は疎かにしてなかったし、身体動かすの上手いやつは頭も良いから目指してたスポリハドクターに見事なれて、おじさんになった今でもドクターとして飛込に関わってるところまで読んだ。

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Posted by ブクログ 2021年08月23日

臨場感、半端なくあり、引き込まれました。筆者の文章がすごい。目の前で飛び込みのシーンが再現されるように感じた。

上巻、下巻と対になっていてそれもいい。

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Posted by ブクログ 2021年06月18日

ただひたすら、オリンピックの出場をかけた戦いが書いてありました。

出場が決まっていたのにそれを破棄し、みんなと同じ立場に戻ってオリンピックを目指す要一。

腰を痛めながらも、オリンピックを目指す飛沫。

急成長をし、オリンピックを目指す知季。

そして、ただただ、3人を応援する自分。

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Posted by ブクログ 2021年03月09日

前半も良かったが、後半も負けず劣らず良かった。特に最後の4部は10回の試技に合わせて視点が変わり、こう云うのはやはり本の良さだな。終わり方も良し!この先の話も欲しいくらいやわ

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Posted by ブクログ 2021年01月27日

クライマックスに向かうにつれ、200ページを一気読み。読後感のよさ、青春の余韻、青年同士の軽快な笑えるやりとり、独特かつリアルな比喩、全てが好き。
強靭な性格を持つ登場人物でさえ様々な外的要因に翻弄されたり、実は内面では様々葛藤や孤独を抱えていることが描かれていたり、、
それぞれが置かれた環境や境遇...続きを読むのもともがきながら悩みながら楽しみながら味わいながら生きているが、そのすべてにポジティブなエネルギーをもらった。

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Posted by ブクログ 2020年08月15日

3部はもう一人の主人公格の少年を中心としたストーリー。
4部はオリンピックへの最終選考の話で、コーチ目線や、恋人、主人公格の3人の少年、メインではないが共に飛び込みをしてきた仲間のそれぞれの話。

個人的にメインではない少年の話がお気に入りです。いつも一番にはなれなく、むしろ順位は低め。目立つことも...続きを読むできない。自分の限界も感じている。それでも、自分は自分、相手は相手と割り切った強さは感動しました。

とても爽やかで感動するストーリーでした。

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Posted by ブクログ 2020年07月11日

面白かった!!!読み終わった後の清々しさよ!!!気持ち良すぎる。終わってほしくないと思いながらも、読み進める手は止められなかった。最後は祈りながら読んだ。
上巻よりも知季たちが生産性のない会話をしていてクスッと和んだ。その分、選手としての彼らがとても輝いていた。これがギャップなのか。色んな人の視点で...続きを読む進んでいく試合にどうなる?どうなる?と、ドキドキさせられた。
本当に面白い。5つ以上の星をつけたい。

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Posted by ブクログ 2020年05月09日

『スポ根』とは、『スポーツ』と『根性』を合成して作られた『スポーツ根性もの』という言葉を略したもの。1940年に開催されるはずだった東京オリンピックが幻に終わったものの、戦後の復興が順調に進み、悲願の1964年の東京オリンピックの盛り上がりと、日本人がいかにも好きそうな『根性』という言葉が、日本の高...続きを読む度経済成長期とされる1960〜70年代の日本人の心の的を的確に射たことで、それをフィクションとして見るドラマ、アニメがもてはやされました。『血のにじむような特訓』『全てを捨てたひたむきな練習』『努力型の主人公と天才型のライバル』『なんだかよくわからないが凄い必殺技』こういった定石を押さえて展開されるその世界。海外からは理解されないその考え方はもしかするとここにもあったガラパゴスなのかもしれません。

『まるで真夏に雪でも舞いおりてきたかのようだった』という要一。『オリンピック代表への内定は、選ばれた要一自身にとってもあまりに唐突な、思いもよらない大事件だった』という上巻最後のまさかの衝撃の余波からスタートする下巻はオリンピック内定を得て、まだ興奮冷めやらぬ要一を描いていきます。その一方で『知季。飛沫。レイジ。彼らのことを思うと要一の胸はふさいだ』と気持ちの揺らぎも見せる要一は親会社ミズキの社長に内定の報告に赴きます。社長を『老獪な古狸』に見立てる要一は『MDCのだれか一人でもシドニーへ行ったら、ミズキはMDCをつぶさない。そう麻木コーチに約束したのを憶えてますか?』と尋ねます。それに対して『もちろん約束は守るとも』と答える社長は一方で『おもしろいCMになりそうじゃないか』と要一を自社の企業CMに出演させることを画策します。一方で『ちょっと異常なんだ。なんかぼんやりしちゃって、魂ぬけてるっていうか』という知季の落ち込みを聞かされた要一は、選考会もなく決定したオリンピック代表の座に疑問を募らせていきます。『日水連の前原会長に会わせてもらえませんか』と父親に頼む要一。そして会うことのできた会長は『率直にきこう。君はここへ何をしに来たのかな』と聞くのに対し、『ぼくのオリンピックの内定を、白紙にもどしてほしいんです』と答える要一。オリンピックに用意された二枚の切符の行方が混沌としていきます。

上巻の雰囲気そのままに展開する下巻で印象的だったのは、第一人称がとても効果的に移り変わっていくことでしょうか。要一、飛沫、そして知季はもちろんのこと恭子やレイジまで視点が順番に回っていくのはとても新鮮でした。その中でも強く印象に残ったのは富士谷コーチ、つまり要一の父親視点です。『ヘッドコーチでもある彼は、選ばれた息子の幸運と、選ばれなかった教え子たちの不運を秤にかけているのか』という記述にあるとおり一人二役を務めなければならない微妙な立場の心の揺れはこの人物視点でないとわかりません。特に要一視点で展開した場面を、父親視点からどう見えているかが描写される場面では、一人二役の中で揺れ動く父親の心の葛藤を見事に描き出していました。また、心の揺れということでは森さんの詩的な表現の登場も忘れてはなりません。
何かが心に引っかかる。
伸びすぎた爪みたいに。
欠けたグラスみたいに。
机のらくがきみたいに。
一度だけ鳴って切れた電話みたいに。
という箇所など要一の心に引っかかる迷いを絶妙に表現していてとても印象深く残りました。

『「スポ根」青春小説』の魅力を存分に感じさせてくれたこの作品。押さえるべき定石の全てを高いレベルでクリアしているのみならず、『飛込み』というマイナー競技を、まるで競技場で見ているが如くにリアルに描き出して、その競技としての魅力を強烈に印象づけてくれました。『自分の未来は自分だけのもの。だれも代わりに背負うことなどできない』という言葉。それを説明されずとも、要一は、飛沫は、そして知季は自分の限界に向かって、そして限界の先へと向かって歩みを進めていきます。『自分にしか見ることのできない風景をつかむ』ために。『この世界の、この時代の、この毎日の至るところに存在する見えない枠を越える』ために。

上下巻で750ページという分量を感じさせない青春小説のたまらない魅力に酔い、お互いを深く思いやる強い友情に胸を熱くし、そして最後の試合の成り行きに時間を忘れて夢中になった幸せな二日間の読書でした。
圧倒的に爽やかな突き抜けるような読後感。やっぱりいいなあ、森さんの青春小説。満足の一冊でした。

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Posted by ブクログ 2020年12月06日

中学一年の時、一度だけ10mの飛び込み台に登ったことがある。
足がすくんだ。
後ろに小学生が待ってなかったら引き返したかもしれない。

落ちている1.4秒は、長かったような気もするし、あっという間だったような気もする。

これを競技として、さらにそれを物語として昇華させることができるなんて。

小説...続きを読むは面白かったけど、また飛び込んでみたいとは思わなかった。

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Posted by ブクログ 2024年04月13日

飛び込み競技のシドニーオリンピック代表を目指す中学生・高校生ダイバーの物語の下巻。シドニーオリンピック選考会が物語の中心であり、競技会の描写だけで、下巻の半分を占める。
上巻の感想でも書いたが、飛び込み競技のルールを知っている人は少ないと思う。私も知らなかった。しかし、この物語を読み進めていくうちに...続きを読む、それが理解できるようになる。飛び込み競技は、予選を勝ち抜いた選手たちが決勝で10本の演技を行う。その10本の演技を審査員が採点し、その合計点で勝敗が決まる。ただ、採点ルールはシンプルではなく、演技に用いる技に難易度が数字としてつけられており、採点による点数に、その難易度の点数がかけられて1本の演技の点数が決まる。だから、後半に難易度の高い技で高点数を得ることが出来れば、前半で出遅れていても逆転が可能なルールとなっている。
そのあたりのルールもうまく活用しながら、選考会の模様が細かく描写されていく。それは、なかなか面白い。

この選考会時点で、主人公たちはまだ中学生であり、高校生だ。飛び込みの選手寿命はまだ長いはずなので、続編を書いてもらえればとも感じた。

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Posted by ブクログ 2023年04月02日

オリンピック選考会の表現。各章ごとにダイブの採点結果を出す方法が、特別な臨場感を出していて良い。何となく次ページを手で隠していた。
最後のダイブ、要一の完璧ダイブ。飛沫のスワンダイブ。知季の4回転半。上下巻ともに、ここに全てが繋がっていた。面白い!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月20日

下巻はエリート、要一くんの葛藤が多く描かれる。お父さんとの関係も気になる。
飛び込みバカの男の子たちがとてもかわいい。
トモの、「ぼくが決めて、ぼくが超える枠」という言葉はとてもいいなーと思った。
最後の試合は一気読みです。
最終章も、麻木コーチが振り切ってて楽しい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月10日

上巻一通りのキャラ把握はできていると思いますが、下巻ではさらにさらに面白くなります。

・・・
下巻でもゴールはオリンピックです。ただ、すんなりとはいきません。

心情描写的には下巻のメインは要一でしょうか。彼の極限状態での演技は手に汗を握ります。

また、下巻の後半では章ごとに一人称が変化します。...続きを読むある章は幸也(中一の才能もやる気もなさめダイバー)、またある章は恭子(飛沫の彼女)から登場人物や状況を語らせ、物語にさらなる奥行を与えています。

・・・
そして最後の最後、物語にもひねりにひねりが加わり、結末がまたいい。驚くとともに素敵な満足感ある結末だと思います。

上巻だけで終わらず、ぜひとも下巻も読んでいただきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

ダイブのことを全く知らなかったが、本を通じて入水は音を立てないことや、様々な種類の技があることなど知った。荒削りの原石である知季が麻木コーチによってどんどん磨かれていく様や、周りのライバルでもある友達、兄弟、恋人との関わりに悩む様子などとても青春を感じた。最後は四回半を決められたことが格好良く、ひた...続きを読むむきに努力して成長する姿に胸を打たれた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月27日

ぼくたちのオリンピックじゃない。
知季のもらした一言に、要一はどきんとした。これまでもやもやと胸に抱えていたものの核心を、ずばり言いあてられた気がした。
「だってさ、メダルをとれたとしてもとれなかったとしても、それって本当はぼくたちの問題のはずじゃない。死ぬほど練習してきたのはぼくたちとコーチで、オ...続きを読むリンピックにでるのもぼくたちで、だからぼくたちが喜んだり、がっかりしたりすればいいだけじゃない。けど、ちがうんだよね。結局、オリンピックの真ん中にいるのは顔も見たことないような大人たちなんだって、そう思ったら急にいろんなことがつまんなくなっちゃって・・・」

知季のゴールと、自分のゴールはちがう。だから行く道もちがう。進むペースもちがう。ちがっていいのだ、と。日本選手権でベストスリー。将来、子供や孫に自慢するには十分じゃないか。

「人は、そのどき周りさいる人間と家族さなればいいんだ」

「やめろ、歌ってる場合じゃないんだ、うちの息子が飛ぶんだ!」
突如、仁王のごとく直立した啓介の怒号に、応援団の合唱がぴたりとやんだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月16日

坂井知季(さかいともき)
MDC(ミズキダイビングクラブ)に在籍している。中学生。飛込み歴は6年。ダイヤモンドの瞳を持っている。

丸山レイジ(まるやまレイジ)
MDCのクラブメイトで知季と同い年。同じ頃に飛込みを始めた。

大広陵(おおひろりょう)
MDCのクラブメイトで知季と同い年。半年遅れで飛...続きを読む込みを始めた。飛込みを辞めてバスケ 部に入る。

富士谷敬介(ふじたにけいすけ)
MDCで中学生と小学生の両方のコーチ。要一の父。元飛込みのオリンピック選手。

水城真之介(みずきしんのすけ)
MDCを創設。元飛び込み選手。持病の肝炎が悪化し志半ばで死んでしまった。夏陽子の祖父。大手スポーツメーカー、ミズキの元会長。

富士谷要一(ふじたに よういち)
MDCのエース。富士谷コーチの息子。桜木高校の高校生。小学2年生から飛込みを始める。3年連続中学生チャンピオンの実績。

阿部
桜木高校飛込み部顧問。

吉田幸也(よしださちや)
サッチン。知季たちよりひとつ年下。趣味はママさんシンクロの人間模様の観察。選考には参加せず、「サポーター」を務める。高所恐怖症である。

大島力(おおしまりき)
MDCで小学生のコーチをしている。津軽から上京してきた飛沫と同居している。よく喋る。

麻木夏陽子(あさきかよこ)
MDCに新しく来たコーチ。中学生の担当。MDCの創設者水城真之介の孫。アメリカでコーチング技術を学んだ。

坂井弘也(さかいひろや)
知季の年子の弟で、早生まれなので同学年。

野村未羽(のむらみう)
知季、弘也と同学年。中学一年の春に知季に告白して付き合いだした。後に弘也と付き合う。

沖津 飛沫(おきつ しぶき)
幻の高校生ダイバー。昭和の初めに天才ダイバーと騒がれた沖津白波の孫。

ピンキー山田→キャメル山田→レッド山田
本名は山田篤彦(やまだあつひこ)。ショッキングピンクの海パンをトレードマークにしている色白の優男。精神的にも弱かったが徹底的に鍛え直した。らくだ色の海パンに変えた。

寺本健一郎(てらもとけんいちろう)
日本飛込み界のエース。日本人選手特有の精神的な弱さを持っている。

西川恭子(にしかわきょうこ)
飛沫の二歳年上の恋人。祖母の文と二人暮らし。以前は男を漁るような恋愛をしていたが、飛沫と付き合いだしてからは一本気になり、その悪癖も止んでいる。

文さん(あやさん)
恭子の祖母。飛沫の味方。

富士谷頼子(ふじたによりこ)
要一の母。元オリンピック選手。日水連の非常勤職員。

前原一朗(まえはらいちろう)
日水連の会長。オリンピックには縁のなかった元競泳選手。

ケン
恭子が習っている英会話の講師。アイルランド系の父親と日系の母親とのハーフ。

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

爽快感優れた作品。4部構成は上下巻よりも4分冊が一番良い形かも。四部が一番よかった。書きすぎないって大事。

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Posted by ブクログ 2022年03月24日

上下まとめてのレビューです。

文句なしの超爽快青春ストーリー!!!!登場人物一人一人が語り手になるので、読み易くて面白かった。
彼らが実際に飛び込むときは、こっちまでドキドキしちゃうし、飛び込みのルールがよく分からない私でも楽しめました。

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Posted by ブクログ 2022年01月12日

文句なく面白い。
選考大会でのハラハラドキドキワクテカが、
絶妙にストーリーに絡んで、貪るように一気読み。

話の引っ張り方もいい。
終わりもいい。
是非一読をオススメ。

そいや2021オリンピックで、天才中学生出てたっけ。
オリンピック前に読んでおけば、飛込みの種目見てたかも。

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Posted by ブクログ 2021年08月27日

4.4
→一人一人の視点で語られていくのがすごく良かったです!全員を応援したくなりました。
森さんの作品をもっと読んでみたいです。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

この熱量はすごい!知季、飛沫、要一のそれぞれの視点から描かれたストーリーが、最終章で紡ぎ出す妙味。3人以外のキャラも個性的に描かれ、グッとこの世界に引き込まれる。高みを目指し合う者達にしか分かり合えないもの。目線の高さを上げられるコーチング。単なるスポ根小説、青春小説では終わらないものがいっぱい詰ま...続きを読むっている。おっさん故に敬介(要一の父親)に感情移入し過ぎた...。

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Posted by ブクログ 2023年04月29日

直に高飛び込み競技を観たことがない。 テレビででも、ずいぶん昔に競泳の空いた時間にチラッと放映された映像を観たくらい・・・。 もちろん、競技規定も技も知らない。 それでも、練習や試合場面では、プールサイドや10mの飛び込み台から見ているような気分になり、オリンピック出場をかけた試合では得点と順位が出...続きを読むるたびに一喜一憂していた。 「若ければダイビングクラブの門を叩いていたかもな〜。」と思うほど高飛び込みに魅せられた。(^_^)v 東京オリンピックでは、この競技にも注目したい。

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Posted by ブクログ 2022年07月07日

上巻よりわかったこと。
主人公は3人だったのだね。
上巻最後のほうで、飛沫にピックアップされていたけど、どうしたのかと思った。
3人の視点という観点で読み切ったけど、上巻ほど熱烈にもえなかった。


主人公は一人でよかったかな。
飛び込みは見ていて面白くないってよくいわれるけど、この本のおかげでだい...続きを読むぶ理解が進んだ。
そして競泳と比べてニュースに取り上げられていないことも。

面白くするためには、逆転劇をするために、後半描いたような逆転劇、1演技あたりの点数が必要なんだろうな。

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Posted by ブクログ 2021年10月18日

小説?ドラマ?アニメ?
1話30分のアニメを観ているような感覚。
オープニングでグッと引きこまれて、数話前に落とされた伏線が良きところで回収され、盛り上がってから、え?!ていう展開で次回に続く!!
起承転結が上下巻ずっと続く。
森絵都の手にかかったエンタテイメント。
伏線の回収が鮮やかすぎて、最高で...続きを読むす。
登場人物それぞれの細かい心理描写も変わらず精鋭で、飛び込み競技の説明も緻密。しかもめっちゃわかりやすい。さすがすぎた。。。
奇しくも東京2020と時を同じくして読み進めたので、オリンピックをめぐる大人の事情あれこれ、は、特に迫りました。
あー面白かった。
星3つなのは、ただ単に好みの問題です。
スポーツに興味がどうしてもわかない性格。。。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月01日

友季、飛沫、要一の3人が、お互いを思いつつ、自分のこと目標に向かっていく。
フワッと掴み所のなかった友季は、どんどん芯が太くなっていく。
孤立していた飛沫は、皆んなと仲間になっていく。
ストイックな要一が、自分の信念を曲げずに選択していく。
彼らの成長も微笑ましい。

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

シーンがありありと浮かぶ描写。
おもしろかった!

男の勝負ももちろんだけど、脇の人たちの心の移ろいもおもしろかったな。

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