【感想・ネタバレ】DIVE!! 上のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月04日

すごく知らない飛び込みというメジャーじゃない良く知らないスポーツなのにめちゃくちゃひきこまれて続きが読みたくてどんどん進んじゃう。それぞれの登場人物が完璧じゃなくて成長途中で応援しながら読み切った。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

青春のキラキラしたところ、もやもやした鬱屈、
素直になれない気持ち、そういういろんな感情が
読んでいるとスッと入ってきて、
おっさんの身でありながら登場人物の気持ちに
リンクさせてくるのはすごい。

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Posted by ブクログ 2023年04月01日

あっという間に読んでしまいました。青春をひたむきに生きる少年たちが爽やかに目に浮かんできて、ふわっと風が吹いたような気持ちになれました。早く下巻も読みたい!

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Posted by ブクログ 2023年01月12日

飛び込みという競技に、ひたすらに真っ直ぐ向き合う登場人物たちを見て、私も頑張りたくなった。

スポーツの持つ力は特別だと改めて思った。

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Posted by ブクログ 2022年06月23日

純粋に面白いスポコン物語だった。
高飛び込みというマイナースポーツだけど、なんとなくそれが好きな主人公。
食事、友達、彼女等いろいろを制限されながらやっていく。
単独競技の為、仲間もライバルであり、険悪な得もある。
チームスポーツは、レギュラー争いはあるが、個人スポーツよりそこはいいかも。

彼女の...続きを読む扱いが下手で、失って初めてしる大切さ。
愚かだけど、経験がないとそういうものかな。
情熱を燃やして、スポーツにうちこむ人たちを読んでいてすがすがしく思った。

ただ、最後の章は副主人公の物語か?
中国強化特訓の物語を始めてくれると思ったのだけど、その思いとは違った。
主人公が複数うまれてきて少し混乱。
下巻がどうなるか、オリンピックにでれるか、MDCは存続できるか、期待しています。

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Posted by ブクログ 2021年08月28日

新刊の頃、中学生の自分が読んだもの。
東京五輪で板飛び込みをやってるのを偶然見て再度読みたくなった。
中学生の時も思ったけど、続きが気になってどんどん読めちゃう!20年経つと忘れちゃうのでw、続きが気になってネタバレOKどころかハラハラドキドキが嫌いな私はちょっとググって軽くあらすじ調べちゃったww...続きを読むw

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Posted by ブクログ 2021年08月21日

飛び込みの競技に興味が湧きました。登場人物の心情がよく描かれていて、のめりこんでしまいました。読みながら、もう一度青春できた感じです。

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Posted by ブクログ 2021年07月12日

お気軽な軽い部活系かと思っていたら、がっつりと真剣なオリンピックものだった。

登場人物たちの心の葛藤や関係など丁寧に描かれ、競技についても説明がわかりやすい。

先が楽しみで、一晩で一気に読んでしまった。下巻を読むのがワクワクする。

トモのしょっちゅう出てくる失恋話のくだりが大好き!

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Posted by ブクログ 2021年04月12日

青春スポ根好きにはもってこいの作品。映画、ドラマもろもろあるけど、小説で読んでも風景が浮かんでくるような森絵都さんの書き方が好き

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Posted by ブクログ 2020年08月15日

スポーツ 友情 家族 恋愛 師弟

飛び込みというスポーツを知らなくても、とても惹き込まれました。1部、2部と主人公が変わりそれぞれの成長や心の変化が描かれています。
場面の映像が自然と浮かんでくるのは、作者の表現が美しいからだろうなと。

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Posted by ブクログ 2020年07月11日

すごくすごくすごく引き込まれた。飛び込みという競技は認識はしていたけど、見たことはない。見たことはないけれども、読んでいて、飛び込む姿はきれいだと思った。底辺の知識でもぐいぐい読み進められるのは、森さんのなせる技かな。
知季の中学生らしさがあまりにもリアルで少し恥ずかしくなってしまった。それとは対照...続きを読む的な飛沫よ。飛沫の実家の風景が浮かんできて、行動も何もかもが田舎だなぁと思った。
下巻が楽しみ。早く続きが読みたい。

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Posted by ブクログ 2020年05月08日

東京オリンピックは『また』幻になるのでしょうか?2020年3月24日、今夏開催予定だった東京オリンピックは、一年程度延期されました。遡ること80年前、1940年9月21日から開催される予定だった東京オリンピックは日中戦争の勃発により幻と終わりました。複数回出場を果たす人もいる一方で、年齢的なピークに...続きを読む左右される競技は、その一回に全てをかけるしかありません。その人の人生をかけた一大イベント。もちろん出場枠は限られ、出場できても活躍できる保証は全くありません。でもチャレンジできるならまだ納得はできるでしょう。でも、その前にその目標が露と消えたなら、幻と消えたなら、それを目標にしていた人たちは何を思うのでしょうか。

『一流の選手は台に立った瞬間から人を惹きつける。要一を見ているとこの言葉の意味がよくわかる』という要一は、『大手スポーツメーカー「ミズキ」の直営するミズキダイビングクラブ(MDC)』のエース。そんなクラブに通う中学生の知季、レイジ、そして陵。赤字経営により存続の危機がささやかれる中、他のクラブに引き抜かれたコーチの後任として麻木夏陽子という女性が現れます。素性不明の彼女。『飛込みをはじめて五年ちょっと』という知季の担当となったものの知季には不信感が拭えません。『あんた、うちのクラブをつぶしに来たのか? 』と問う知季に、『つぶしに来たんじゃないわ。守りに来たのよ』と答える夏陽子。そんな知季に『毎朝の自主トレメニュー』を課す夏陽子。『頂点をめざしなさい。そこにはあなたにしか見ることのできない風景があるわ』という夏陽子に心を開き『これでいいのか。今どきこんなスポコンでいいのか』と自問しながらも自主トレを続ける知季。『不安に駆られながらも続けたのは、努力すればするだけの成果を実感することができたからだ』という知季。一方で夏陽子は、青森から連れてきた『とっておきのおみやげ』、飛沫を知季に紹介します。『あなたのライバルよ』とMDCに加入したその少年・飛沫のジャンプを見た知季は『なんだこりゃあ』と仰天するのでした。そして、夏陽子は語ります。知季が目標を『日本選手権で優勝?』と問うのに対し『私たちがめざすのは、オリンピックよ』と答える夏陽子。『1999年、春。MDCの彼らは翌年のシドニーへむけ、最初の一歩を踏みだそう』としていきます。

元々四冊だったものを上下巻にしたこともあって上巻内で大きく二部に分けて構成されるこの作品。そのそれぞれに〈CONCENTRATE DRAGON〉とか、〈SO I ENVY YOU〉と言ったそれぞれ11と12の英語の章題にさらに分かれ、独特なリズム感と、ある種の『かっこよさ』を醸し出しながら展開していきます。そして、全体として感じるのが、とにかくひらがな、圧倒的なひらがなの多さです。そのために、要一、知季、飛沫、夏陽子という登場人物の一捻りされた名前が逆にページの中からふっと浮かび上がってくる不思議感にも囚われました。また、「カラフル」同様に、森さんの圧巻の表現にも魅了されます。この作品では、オリンピック競技の中でも決してメジャーとは言えない『飛込み』という種目に光をあてていますが、メジャーな種目と違ってなかなか文字だけでは競技のシーンをイメージしづらいということはあります。これを森さんは『知季はくいっとあごを上げ、鳥を追う猫のように助走を駆けぬけると、ふわりと宙に浮きたった。重力を感じさせない跳躍…』と、とてもリアルに躍動感を感じさせる記述で描写していきます。『「スポ根」青春小説』とされるこの作品。2003年には児童書籍を対象にした『小学館児童出版文化賞』を受賞しています。実際、途中までは、10代の方が読むのにもいいなぁと思っていたのですが、後半になって若干雲行きが怪しくなります。『二人はそれまでどおり抱きあって眠り』『女とセックスにふけってた』『女の部屋に避妊具を置いていく』という表現が出てきた時にはかなりドキッとすると同時に、違和感・異物感を感じました。ストーリー展開としては違和感はないのですが、個人的にはこの大人な表現は避けて欲しかったな、と感じました。ただ一方で飛沫という高校生の素顔を見れた感もありこの描写はやむをえないのかなとも思いました。

幻に終わった1940年の東京オリンピック。『また』幻に終わることのないよう2020東京オリンピックが無事に開催されることを願ってやみません。一方で、この作品の主人公たちが目指したオリンピックは2000年に開催されたシドニーオリンピックです。そう、幻になどならず歴史に刻まれたオリンピックです。作品はそのオリンピックの舞台へ向けて『下巻』へと進みます。『はたしてその最高の舞台で飛込み台の頂きに立つことができるのはだれなのか?』色んな期待が駆け巡ります。

私の大好きな「カラフル」や「永遠の出口」と同じ地平に立ち、眩しい少年の瞳の輝きの中に、青春時代特有の苦悩と葛藤が丁寧に描き出される森絵都さんの絶品。う〜ん、『下巻』もとても楽しみです!

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Posted by ブクログ 2024年04月09日

文庫本の上巻の表紙に描かれている絵が何なのか全く分からなかった。「DIVE!!」という題名の意味も知らなかった。読んでみて、DIVEはダイビング、すなわち、飛び込みというスポーツ種目のことであり、文庫本の表紙の絵は、競技に使われる飛び込み台であることが分かった。
たしかに、「飛び込み」という種目はあ...続きを読むる。しかし、それはマイナー競技であり、私自身も、オリンピックの「今日の結果」的なダイジェストで観る以外に観たことはなかった。国内、あるいは、国際的な競技会ももちろん開催されているのであろうが、それが放映されているテレビを観たこともない。
「飛び込み」という競技をほとんど知らないのは、私だけではないはずだ。読者のほとんどがそれを知らない。それを小説のテーマにして読ませる、すなわち、知らないことを文章で理解させるというのは、かなりの力技だと思うが、この作品ではそれが成功している。オリンピックを目指す中学、高校の飛び込み選手を描いた小説であるが、ストーリーの中に、日本における競技の位置づけ(要するにマイナー競技であること)、競技場に関すること、飛び込みのルールに関すること、競技の進行と採点についてのルールなどが、さりげなく織り込まれており、読者は、「飛び込み」という競技がどういうものかを読んでいるうちに理解できるようになっている。

私が上巻の中で一番好きだったのは、オリンピックを目指す選手の一人である沖津飛沫が、競技会で敗れ、今後どうするかを考えるために故郷の津軽に戻り、恋人と過ごす場面(場面というには長いが)である。全般的に、割合と軽いタッチで描かれている小説の中で、この部分だけは、沖津飛沫の心を投影してか、重く描かれている。彼の悩みと、そして、その悩みの解消がよく描かれているような気がした。
これから下巻を読む。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月05日

久しぶりに再読。
すっかり大人になってしまった自分には素直すぎて眩しすぎるけれど、ぜひ中高生に読んでもらいたい本。
試合のシーンはドキドキして、先に結果を見ないように隠しながら読んでしまう。そういう本です。

ただ、児童書の場所に置かれることもあるようですが、高校生の登場人物が年上の彼女とセックスに...続きを読むふける、という部分があるので、小学生にはちょっと早いかな。生々しくはありません、全く。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月22日

スポーツの世界でも、美しい花を咲かせようとすればするほどに、どこかにゆがみが生じるものかもしれない、と知季はこのごろ思う。そのゆがみは選手自身の体だとか、心だとか、周囲との人間関係だとかに反映し、何かを損なわせる。何かを奪い去る。テレビで活躍する一流の選手たち。彼らもあの満面の笑顔や、りりしいまなざ...続きを読むしや、まばゆい白い歯の下に、激しくよじれた大木を秘めているのだろうか。

「で、なんだおまえ、クラブの仲間にうらまれたのか」
「友達だと思ってたのに、せちがらいよね」
「友達だからだろ。友達だから先こされるとくやしいしうらめしいし、嫉妬もするんだよ。赤の他人ならどうってこともないさ」

三回半にも歯の立たない自分に、一体、何があると言うのか?要一には見本のように正確な美しい舞があり、飛沫には型破りな個性を宿した力強い舞がある。知季は自分が何を持っているのか知りたかった。

だれとも共有できない悩み。
一人で抱え込む重さ。
自力で解決するしかないしんどさ。

「でも、それって飛込みだけじゃなくて、なんでもそうなんだよ。ぼくたちの生活って、いつもなんか採点されたり、減点されたりのくりかえしなんだ。いろんなところにジャッジがいてさ、こうすればいい人生が送れる、みたいな模範演技があって。試合で勝つとか、満点をもらうとか、そんなんじゃないんだよ。もっと自分だけの、最高の、突きぬけた瞬間がいつかくる。そういうのを信じて飛んでるんだ」

目をかけていた教え子に裏切られるのは初めてのことじゃない。コーチの気持ちなど顧みず、彼らは簡単に飛込みをやめていく。怖いから。痛いから。寒いから。勉強がおくれるから。両親が反対するから。飽きたから。だれもがうらやむ宝石のような素質の持ち主でさえ、どこにでも転がっている石ころみたいな理由で飛込みをやめていく。大切なのはすばやく頭を切り替えること。去ったセンスを引きずらず、残った選手に専心すること。

「あたしもおんなじ。なんにも知らない飛沫より、東京のことも知って、競うことも、負けることも知って・・・そんな飛沫のほうがいい」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月14日

坂井知季(さかいともき)
MDC(ミズキダイビングクラブ)に在籍している。中学生。飛込み歴は6年。ダイヤモンドの瞳を持っている。

丸山レイジ(まるやまレイジ)
MDCのクラブメイトで知季と同い年。同じ頃に飛込みを始めた。

大広陵(おおひろりょう)
MDCのクラブメイトで知季と同い年。半年遅れで飛...続きを読む込みを始めた。

富士谷敬介(ふじたにけいすけ)
MDCで中学生と小学生の両方のコーチ。要一の父。元飛込みのオリンピック選手。

中西
元コーチ。クラブが潰れそうだから他に移った。と思われている。

水城真之介(みずきしんのすけ)
MDCを創設。元飛び込み選手。持病の肝炎が悪化し志半ばで死んでしまった。夏陽子の祖父。大手スポーツメーカー、ミズキの元会長。

富士谷要一(ふじたに よういち)
MDCのエース。富士谷コーチの息子。桜木高校の高校生。小学2年生から飛込みを始める。3年連続中学生チャンピオンの実績。

阿部
桜木高校飛込み部顧問。

吉田幸也(よしださちや)
サッチン。知季たちよりひとつ年下。趣味はママさんシンクロの人間模様の観察。選考には参加せず、「サポーター」を務める。高所恐怖症である。

大島力(おおしまりき)
MDCで小学生のコーチをしている。津軽から上京してきた飛沫と同居している。よく喋る。

麻木夏陽子(あさきかよこ)
MDCに新しく来たコーチ。中学生の担当。MDCの創設者水城真之介の孫。アメリカでコーチング技術を学んだ。

坂井弘也(さかいひろや)
知季の年子の弟で、早生まれなので同学年。

坂井恵(さかいめぐみ)
知季、弘也の母親。

野村未羽(のむらみう)
知季、弘也と同学年。中学一年の春に知季に告白して付き合いだした。後に弘也と付き合う。

チクワ
飼い犬。弘也が拾ってきた捨て犬。

坂井 久志(さかい ひさし)
知季、弘也の父親。

沖津 飛沫(おきつ しぶき)
幻の高校生ダイバー。昭和の初めに天才ダイバーと騒がれた沖津白波の孫。

沖津白波(おきつしらは)
伝説のダイバー。出漁中に台風の大波に襲われ転覆し、長男の大海と共に死亡した。

松野清孝(まつのきよたか)
安定した骨太で基本に忠実な演技をするが華がない。高さやスピードに欠ける。

ピンキー山田
本名は山田篤彦(やまだあつひこ)。ショッキングピンクの海パンをトレードマークにしている色白の優男。素質はあるが素質を使いこなす力がない。練習嫌いの我慢知らず。精神的にも弱い。

辻利彦(つじとしひこ)
もともとは器械体操の選手。セコい飛込みをする。

炎のジロー
本名は平山二郎(ひらやまじろう)。失敗率100%のスーパーダイブに挑み続ける。

寺本健一郎(てらもとけんいちろう)
日本飛込み界のエース。実力が突出しており、代表は確実といわれる。精神的に弱い面がある。

西川恭子(にしかわきょうこ)
飛沫の二歳年上の恋人。祖母の文と二人暮らし。以前は男を漁るような恋愛をしていたが、飛沫と付き合いだしてからは一本気になり、その悪癖も止んでいる。

文さん(あやさん)
恭子の祖母。飛沫の味方。

美由紀
飛沫の母。


飛沫の妹。

美波
飛沫の妹。

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Posted by ブクログ 2022年06月12日

可能性は誰にでもある
俺にも…お前にもだ
「富士谷要一」

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

好物だからついつい一気読み。大事そうな場面を思いっきりカットして、大事そうな場面に参加できなかった人の話だけ見せるとか、ズルすぎでしょ。わかりすぎるくらいわかるよ、その気持ち。

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Posted by ブクログ 2021年12月21日

こら面白い。
飛込みというマイナーなスポーツに焦点をあてて、
話が進むのかと思っていたが、グイグイ読ませる。
ナメていたが、夢中になってしまった。

なんと言ってもキャラがたっている。
どのキャラも魅力的で、人物像が脳内で動き出しちゃう感じ。
TV版映像もあるみたいだから、見てみよっかなー。

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Posted by ブクログ 2021年08月27日

3.8
→スッキリとした青春小説で読みやすかったです。
飛び込みという競技の事をほとんど知らず、大きなリスクがある事などに驚きました。どの登場人物にも魅力がありました!

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Posted by ブクログ 2021年06月06日

みんな色んな思いで飛び込みをしている。順調でキラキラしている時もある、苦しくて立ち止まる時もある、順調だけど苦しい時もある。他の人が羨ましい時もある、だけどその人だって苦しんでいる。

勝つ度に独りぼっちになっていく。強くなる為に色んなものを犠牲にする。それでも得るものがあるから飛び込みを続ける。辞...続きを読むめる人もいる。

映画版を観る前に読もうと手にした本。
当然の事だが、本の方が色んな人のストーリーが書かれていて面白い。映画の方が飛び込みの迫力に感動する。

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Posted by ブクログ 2021年03月04日

「スポ根」青春小説の前編。2021年4月からテレ東系で連ドラ化されると云うので読んでみたが、読み易くて思わず一気読み。知季と要一、飛沫だけでなく、コーチの陽子やクラブメイトやライバルたちも生き生きしてる。映画もアニメも存在すら知らなかった。映画版、主役の3人が林遣都、池松壮亮、溝端淳平って豪華だった...続きを読むんだ。子役で北村匠海も出てたんだ。そっちも見てみたいもんんだ。小説としては後半が楽しみ

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Posted by ブクログ 2021年02月21日

オリンピックなどでなんとなく見ていた高飛び込みを身近にそして興味深く見れるようにしてくれた作品!一気に読み終えた!展開もテンポよくわかりやすい内容なので何も考えずに楽しめる。高飛び込みの技の名前もこの小説で勉強した。

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Posted by ブクログ 2020年09月09日

私が小学生の時にハマった本

本が苦手だったけど水泳をやっていたせいか、
水の中にいるあの開放感や爽快感を
本から感じることができました

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Posted by ブクログ 2020年08月07日

複数巻を平行に読破月間。大丈夫かなと取り掛かったが、ものすごくするするとストーリーが入ってくる作品。

8歳のときに、近所の高校の飛び込み台に魅了された知季。中学になって、近所のダイビングクラブに通い始めたが、特に上達が見られない。そこへ現れた新しいコーチ、夏陽子に目をつけられ、リクエストされたトレ...続きを読むーニングを続けることで、メキメキと上達していく。その直後に現れた、野生児、飛沫、天才ダイバー要一とともに、オリンピックへの夢に向かって走り始める…。

アニメか何かのように、若干クセのある登場人物名に加え、時々思い出したかのようにブンガクっぽい表現を入れてみたりする冒頭に、ちょっとめんどくさい作品かと思ったが、キャラクターもしっかりしているうえ、必要以上に増やさないというスタイルで、非常に読みやすい作品である。

高飛び込みというあまり馴染みのない分野ではあるが、細かいところは作者自身が端折っており、全体に平易で、高校生以上なら読みやすいであろう。一方で、子供向けにくどかったり、逆に描写を削っていたりもないので、大人でも読んでいても不自然と感じない作風は流石である。

しかし、飛び込みをしている最中、作者の言う1.4秒と、着水移行の数十秒、飛び込むダイバーたちの表現する一番のポイントになる心理描写や情景描写というものが一切存在しない。ここは違和感しかない。上巻では封印をしているのかもしれないので、下巻に期待したいところである。

人物の描写も、ちょっと浅すぎるかなあという感じ。知季の弟や家族について、もう少し解説が有ってもいいのではないかと思う。また、「沖津白波」など、ネーミングセンスも今二つ。そういうとこ、冷めるんよね。

それらの描写不足が、漫画やアニメの原作っぽいなあと思っていたら、案の定アニメ化はされている模様。しかし、青森のアレなところとか、やっぱり大幅カットになるんかいな。小説としては、大人向けにバランスを取るために入れられているのは、納得はしているんだけど。

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Posted by ブクログ 2020年05月08日

これ、小学生以来読んでないけどすごく記憶にある。飛び込みのお話だけど飛び込みっていう題材自体が珍しい中で人間関係もちょっと奇妙に描かれてて小学生ながらにわぁって思った気がする、今読みたい本が読み終わったらもう一度読み返してみよう。

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Posted by ブクログ 2020年01月23日

10年前はじめて読んだときと変わらない興奮が駆け巡った。
息をとめて彼等の眼差しの先を一緒に見つめた。真っ直ぐで眩しく、けして嘘じゃない。なんてうつくしい競技なんだろう

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月30日

家にあったから。夏だしちょうどいいかなという軽い気持ちで
読みやすいし、先がきになる。
飛び込みってこんなにマイナー競技だったのね…たしかに、競泳に比べるとあんまり人気ないかもしれない
わたしの拙い想像力ではなかなか飛び込みシーンの想像がうまくできないけど、登場人物はみんな個性的な飛び込みをしてるん...続きを読むだろうなぁ〜
割と知季が好きかもしれない。スポーツ選手っぽくなく、飄々としてるところが好き。でもみんなに失恋に失恋してる話をしまくるところも好き。
飛沫が帰ってから彼女とイチャイチャしてるのは頂けない。青春スポーツ小説としてはわたしは許さない。。(笑)
下巻で、どれほど話が盛り上がるのかに期待!

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Posted by ブクログ 2021年08月07日

友情、恋愛、まだ幼さを残した少年たちがダイビングを通して成長していく。

ガチでスポーツをやっているなら誰もが感じる才能ある者への羨望や嫉妬、焦りや葛藤、そして、それでも大好きなスポーツを続けるために自己ととことん向き合う姿に胸が熱くなる。

ダイビングを知らなくても、スポーツ好きなら楽しめると思い...続きを読むます。

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Posted by ブクログ 2020年08月01日

飛び込みというマイナースポーツの、わかりやすい青春モノ。
純粋で真っ直ぐな気持ちが伝わるので、とても清々しい。
見事なハッピーエンドで、自分で選ぶ本ではこういう爽やか系はないかも笑

技の名前がいっぱいあって、なかなかイメージしにくかった。

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