森絵都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集はサクッと読めて良い!
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騙された、僕って言うもんだから
ト・モ・ダ・チ
え、分かる。怖いけど早苗の気持ちが分かる。
親友が欲しくて、孤立してる子に近づく気持ち。
この子だったら親友になってくれるんじゃないか的な下心。
ただ、あることないこと言いふらすのはだめです。
卵の殻
よかったのでは??お母さんはちょっとずれていたけど、遼子はずれてないように思えたし。
水底の星
タイプの違う負けず嫌いたち。怖い。
こっちを向いて。
刺さりまくりで痛い。仕事を辞めると仕事でつながっていた人脈がなくなるのが怖くて仕事辞められない。思えば、これまでの友達は、一緒に担ぐ御神輿があった。同じお神輿がないと、女ともだちって作りにくいのかも。
ブータンの歌
たぶん本筋とは違うけど、介護問題は根深い
ラインのふたり
結局、ふたりは何か共通の敵を作ってなんでもいいから文句言いたかっただけなんじゃないかと思った。ジャミラの方が一流だった。
獣の夜
同い年だ。なんか憧れた。好きな話だった。 -
Posted by ブクログ
朝井リョウの書評を読んで気になっていた本。個人的には久しぶりの森絵都。さすがに面白くて、600頁超えでもぐいぐい読んでしまう。
GHQの占領下、民主主義教育の実験と称して集められたバックグラウンドの異なる少女へのレッスンの日々が綴られる。
前半は日系二世のサクラギ先生の視点で。民主主義ってそもそもなんだっけねぇ…と平和ボケしたわたしも一緒にレッスンを受けている気分になる。
後半は”被験者”の少女のひとり美央子の視点で。こちらは少女たちの連帯とどんでん返しが描かれる。痛快なので美央子と一緒にシャンパンをラッパ飲みしながら読みたい。
はたして読み進めながら民主主義のことを考えるにつれ、まだこの現代日本社会に定着してないのではと思えてくる。
作中にも、まだ民主主義の土壌のない日本なのに、使い道の無い新しい翼を授けてしまった残酷さに打ちのめされるサクラギ先生と、そんなことはとうに承知していたと言う少女たちの温度差が描かれているが、いまはもう戦後80年を過ぎている。日本は民主主義国家(になったはず)である。
にもかかわらず、未だに私たちは「まだこんなこと言われるのか」と思わず天を仰ぎたくなる事態にたびたび直面するし、時には抗ってみるものの、多くは「まあ仕方ないよね」と諦観するし、海外のニュースに触れては新たな考え方に目を開かされる思いをする。まだまだ民主主義のレッスンの途中である。
さらには緊張感の高まる世界情勢のなか、戦時中の市井の人の加害者意識にも軽く踏み込んだ作品をこのタイミングで読めてよかった。
「語られたストーリーを信じるな」
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Posted by ブクログ
塾と教育と経営と家族の話。
以下、感想ではなく備忘。
塾には2回行ったことがあることを思い出した。
最初は中学3年の夏休み。地元大手のチェーン塾の10日間ぐらいの短期夏期講習。数学と英語を集中的にやるというのを受けてみた。全然面白くないし、学校外の友達ができるということもなく、馴染めずにすぐに終わった。金だけ使わせて親に悪いなと思ったことを思い出す。塾というものに行かないといけないのではないかと思っただけなのだった。
最後は高校3年の春頃から受験までだったか。部活仲間の紹介。小さな地元の塾で、文系だったので英語と古典の講座をとった記憶がある。講師がそれぞれに面白く明快な解説で、受験勉強に特化して実にわかりやすかった。大学に無事に合格して報告してそれっきりだが、紹介してくれた仲間は恩義を感じてそのままアルバイトもしていたという噂を聞いた。
今の時代の塾産業はどうなっているのだろうか。YouTubeで無料で勉強を教えてくれるコンテンツもあるし、あの頃は無数に宣伝されていた「人気講師のサテライト授業」とかいうのも余程でないと成立しないだろうな。