森絵都のレビュー一覧

  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都さんの「みかづき」を読んで、森絵都さんファンになり、本作も読ませていただきました。
    社会学に明るくないためタイトルを見たときに自分には難しいのではないかと少し心配したのですが、そんなことはなく、戦後日本の民主化の歴史とその当時の人々の暮らしや思いを作品を通じて知ることができました。
    みかづきもそうでしたが、この作品も連続ドラマみたいだなと個人的には思います。
    章ごとに大小様々な"事件"が起こり、その中で登場人物たちの人となりが見えて情が湧いてくる。最後にはみんな幸せになってほしいなぁという気持ちになります。
    私は森さんの言葉のリズムや使い方が好きです。語彙力があまりな

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    2026年03月26日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    〝風に舞いあがるビニールシート〟は実体のあるものではなく比喩表現で、その意味はとても悲しく切ない。

    本作は短編集で、それぞれが違った個性のある作品。どれも似通っていないが、すべて感動と涙ありのヒューマンドラマ。

    表題となっている〝風に舞いあがるビニールシート〟は最終章。私は本章を読み、初めて人間の後悔を美しいと感じた。そんなことは初めてだった。

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    2026年03月25日
  • カラフル

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    とにかく読みやすかった。最後の展開は途中から想像できたけれど、それでも満足感が高い。
    自分の平凡さに落ち込みそうになった時にまた読みたいな~

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    2026年03月22日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    自分になにができるのかと考えることは、自分の無力さと向かいあうことだ

    1話1話引き込まれて、気づいたら読み終わってしまっていた

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    2026年03月25日
  • 出会いなおし

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    仕事で1から一緒にある業務を作り上げてきた方が退職した日に書店に行ったら目に入ったのがこの本でした。誤魔化しながら過ごしていた喪失感を抱えながら書店に行ったところ、
    キャンペーン中だったのか、文藝春秋の営業部のHさんによる、手書きのメッセージがカバーに敷き詰められていて、珍しいなと思い目に留まりました。
    「もう会えないあなたへ」からはじまる文章に涙がほろりとしてしまい、購入しました。「縁は切るものではなくて、ほどくもの」というのですね。

    6篇の短編集
    カブとセロリの塩昆布サラダ
    は、ついつっこみながら読んでしまう、そこまでしなくてもと思うけど、しないと気が済まない主人公に分かるなぁと思いなが

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    2026年03月21日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    民主主義という切り口が斬新で楽しめました。
    戦後の様子が知れたのは勉強になりました。
    参考文献が巻末に書かれていたご、事実だったのか創作なのかの判断はつかなかったです。

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    2026年03月20日
  • カラフル

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    ネタバレ

    面白かった。
    主人公が大きな過ちを犯して、そんな中チャンスを貰って小林真の体にホームステイすることになる。
    その主人公こそが小林真だったことに驚いた。

    世界は色で溢れているって、まさにその通りだと思った。

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    2026年03月20日
  • 君と一緒に生きよう

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    ご縁があれば犬か猫を飼いたいなと思っていたけど、今の自分の年齢を考えるとあと20年責任を持って飼えるのか…⁉︎ この本を読んでキッパリと無理だ!と結論がでた。無責任な人間のエゴで不幸な動物を増やしてはいけない。自分には動物を迎え入れて最期までみる力はないな。
    保護犬が引き取られて幸せに暮らすケースだけでなく、定時定点回収やガス室で処分される様子までしっかりと載せてあるのは辛くて心が痛むがとてもいいと思った。ペットを迎え入れようと思っているすべての人に一度読んでみてと薦めたい。

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    2026年03月20日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    民主主義とは何なのか。
    とても広い言葉で、自分の言葉で説明することは難しい。
    最後に、4人それぞれの言葉で答えを出しているページでジーンと来た。
    戦後生まれの私たちの世代にとっては、当たり前のものという感覚があったが、
    日本の歴史においては、敗戦後である80年前に、アメリカによって与えられたものに過ぎなかったのだ。
    (大正デモクラシーも存在はしていたがこの物語では触れられていない、たぶん)

    映像の世紀バタフライエフェクトで、第二次世界大戦時の日系アメリカ人の差別の様子を見たことがあり、サクラギの日本に対する複雑な感情も推しはかられて感情移入してしまった。

    印象的だったのは、日光で出会った小

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    2026年03月19日
  • カラフル

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    中学生の時この作品で読書感想文を書いた。久々に読みたいなと思って再読。
    人には色んな側面があって、一部分だけを見て判断してはいけない、その人を知った気になってはいけないなと思うと同時に、自分にも色々な側面があって、色んな可能性があるんだなと何だか前向きになれる、優しく心に染みる作品。

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    2026年03月17日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    終戦後の色々と厳しい中でも各々が各々の青春時代を過ごしたのだなあとしみじみ。

    今は亡き両親たちの青春時代が楽しいものであったことを願うばかり。

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    2026年03月16日
  • はじめての

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    読書が初めて、久しぶりの人でも、YOASOBIさんの素晴らしい楽曲と共に気軽に読める、素晴らしいコンセプトの作品です。読書体験というより、エンタメ体験です。

    読書慣れしてる人でも短い文字数の中での各作家さんの表現力や個性を味わいながら、音楽とのコラボという新鮮さは他にないので、お勧めしたい。

    この本をプレゼントしてくれる人がいたら、死ぬほどセンスが良いと思います。

    Ayaseさんが凄すぎることを認識できるのでYOASOBIファンは絶対読むべきです(私はファンクラブ入ってないですが、入りたくなりました)

    私だけの所有者は、
    島本理生さんが普段重ための恋愛小説で書くような、所有されることを

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    2026年03月15日
  • カラフル

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    真が小学校高学年から、クラスメイトの変化に置いていかれ始めて内気な面が大きくなっていくのは、自分の人生の中でも思い当たる節があった。もし真の立場なら、私も同じ道を辿ってしまいかねないと思う。
    だからこそ真実を知った時は少し考えさせられた。

    お母さんへの印象はそこまで変わらなかったけど、兄は弟思いでとお父さんは社会で戦っていて、すごく良かった。家族でもちゃんと話さないと分かり合えないし、自分にもきっと一面だけで決めつけたり誤解していることがあるからこそ刺さる部分もあった。

    全体的に共感できる部分が多く、読書の習慣がない私でものめり込んで読むことができた。

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    2026年03月11日
  • カラフル

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    名作と知りながら今まで読んでいなかったことが恥ずかしいです。
    コンパクトかつコミカルに物語は進みますが、作品を通して問いかけている内容は重いと思います。
    親も子もみんな1人の人間でそれぞれ色んな思いがある。言葉にしなくてはなかなかそれは伝わらない。
    勝手に思い込んで決めつけず、人を知ることって案外難しいなと感じました。
    読んで良かったです。明日があるって本当に素晴らしいことです。

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    2026年03月10日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    人それぞれ大切にしているものが違う、当たり前のことだが痛感して少し切ない気持ちになった。
    自分の持っている価値観が必ずしも他の人の価値観と合うことはないと分かりきっている話だが、再認識させられた。
    自分は自分が大切だと思う人との時間を大切にしたい。
    おばあちゃんが貸してくれた本。これを読んでおばあちゃんは何を思ったのか知りたいと思った。

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    2026年03月08日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    戦後間も無く、GHQによる日本の民主化政策がなかなか思うように進まないなかで、「環境を整えれば日本人に民主主義を浸透させることができるのか」という実験的レッスンがスタートします。
    この設定、この始まりだけで、わりとびっくりでしたが、かたいストーリーかと思いきや、読み心地は軽くて読みやすく、登場人物のキャラクターも豊かなので、まるで映像が脳に浮かぶような感じでイッキに最後まで面白く読みました。
    作中、日本人の性質、イデオロギー、歴史、戦争加害意識などについての見方がいろいろと示されて、ハッとさせられることが多かったです(特に1、2章)。

    p.13
    「日本にはアメリカやフランスのように市民の力で

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    2026年03月08日
  • カラフル

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    黄色の表紙が特徴的!

    抽選で当たって、自殺した少年の体へホームステイするお話。

    設定が面白くて、文章が読みやすい!

    高校1年生の時に読んだので、主人公に感情移入するところが多く、何度も泣きそうになった。

    考え方を変えるだけで、行動しやすくなり世界の見方も変わる。

    私も苦しくなったら、視点を変えて周りを見てみようと思った。

    人におおすめしたい!

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    2026年03月07日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    タイトルだけだと、なんだか大上段に構えた感じだけど、著者のこと、内容はまったくそんな上から目線ではない。舞台は終戦直後、戦前教育の影響が色濃く残る日本なんだけど、新たな戦前に向かっているようにしか思えない現代にこそ、っていう想いをわたしは感じた。戦争反対。

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    2026年03月05日
  • 獣の夜

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    コロナ禍の夫婦
    不思議な歯医者のカウンセラー
    心の澱を溶かしてくれる湖のスワン
    愛犬
    喋るてるてる坊主
    タイトルになっている『獣の夜』はジビエと恋愛と肉欲をかけている。

    アブナイアブナイ
    タイトルと表紙にだまされるところだった。
    完全に大人向け、ちょうど良く読める短編集であった。

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    2026年03月03日
  • はじめての

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    「はじめて」をテーマにしたYOASOBIさんとの短編&楽曲プロジェクト。島本さんのSFから始まり、辻村さんは初読みでしたが感動。脱帽です。ホームページから曲やビデオ、インタビューも楽しめます。

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    2026年03月03日