森絵都のレビュー一覧

  • 出会いなおし

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    「年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出合い直すということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。路上のかげろうと同化していくナリキヨさんの後ろ姿を見送りながら、私は泣きたいくらいに強く、面白い、面白いと思いつづけたのだった。」

    久しぶりの森絵都作品

    短編集で空き時間に読むのに最適のボリュームだった
    ここ最近少し重い内容のものが多かったので、ほっこりするストーリーが読みたかった。

    何作読んでも瀬尾まいこ作品や一穂ミチ作品のように、セリフやストーリーの文章でリラックスしたり、落ち着く感じがして読後感が良かった。

    大切な人や心に残った人と再会することを心待ちにしてその関係性

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    2026年06月22日
  • カラフル

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    「いいことがいつまでも続かないように、悪いことだってそうそう続くもんじゃない」「明日っていうのは今日の続きじゃないんだ」「せいぜい数十年の人生です。少し長めのホームステイがまたはじまるのだと気楽に考えればいい」
    挙げればきりがないほどの素敵な言葉たちに、まさにGWの最終日にこの作品に「明日からも頑張れよ」とそっと背中を押されたような感じがしました

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    2026年06月21日
  • カラフル

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    ネタバレ

    青春時代の生きづらさ。
    周りにどう影響しているのかされているのか、世はいろんなところに繋がってるな。
    目に見えることだけが真実じゃない。人はそれぞれ伝えられていないことがたくさん、真意がわからないまま早とちりするのはもったいない。

    個人的にはお母さんの気持ちがちょっと共感した。平凡な毎日。自分が何か手に入れないとと思って習い事に挑戦し挫折する日々。
    自分は将来どうなってるんだろう、と不安になった。
    何か没頭できることはあるだろうか。子供ができて子供の手がかからなくなった時、自分には何が残るのだろうか。ちょっと不安になる部分もあった。

    あと、ひとかの言葉も今の私にピッタリだった。今の若い自分

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    2026年06月21日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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     小学校の教科書に載っている「帰り道」を含めた、言葉をテーマにした9つの短編集。
     どれも短くて読みやすい作品だが、「言葉」の重みを考えさせられる話だった。

     なにげなく発した言葉は誰かを傷つけているかもしれない。
     発した言葉は消えなくても、その言葉を上書きできる言葉もあるかもしれない。
     たくさんの言葉と親しんで、その使いかたを増やしていくのは、自分のなかにたくさんの種をまくのと似ている。

     子どもたちだけでなく、大人にも刺さる作品だった。

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    2026年06月21日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    分厚い小説を久々に読み終えた。
    分厚いし、テーマも重いが、小説自体は全然重くなく、爽やかで読みやすい。重厚な戦後を描く小説!と言うよりも、青春小説に近い印象。

    戦後、GHQ占領下で、日本女性4人が集めれ、民主主義を学ぶトライアルが行われる。
    出自の違う4人が、日系二世の先生役を任された通訳と共に学び(学ばず)、時間をかけて心を通わせ自立していく。

    民主主義とは、イデオロギーって、戦争って。。。
    と言うことを、説教くさくなくお話の中で表してくれる。

    最後の美央子の日記の章は、なるほど長編ならではの展開。

    着ている服や、部屋、お屋敷などの情景も良くて、そして、集められた女性たちのキャラクタ

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    2026年06月20日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    [こんな人におすすめ]
    *朝の連続テレビ小説が好きな人
     笑いあり、涙あり。ロマンスを挟みつつ、ときには歴史や生き方について立ち止まって考えさせられる場面もあり。
     文体が明るく、朝ドラのような親しみやすさを感じながら読める作品です。一方で、親しみやすいだけではなく、私たちが当たり前のように受け入れているデモクラシー(民主主義)の本質について改めて考えさせられる一冊でもあります。

    [こんな人は次の機会に]
    *重厚な社会派小説が好きな人
     物語の中心はあくまで人間ドラマです。そのため、現代社会の問題を鋭く告発したり、痛烈に批判したりする社会派小説を期待すると、やや物足りなく感じるかもしれません

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    2026年06月20日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    物語の世界観に引き込まれるものがあった。
    日常で少し感じていたことが、言語化されて出てきた感じがした。だから、共感できる部分も多かったのかな、と、思う。
    森絵都さんの本、もっと読んでみたい。

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    2026年06月20日
  • カラフル

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    人生に行き詰まりを感じている全人類に読んでほしい、魂のホームステイ。

    「このままの生活を続けるのはよくない。でも、なかなか変えられない……」
    そんな風に、日々の生活にどこか息苦しさや停滞感を感じている人に、とにかく全力で勧めたい一冊です。いや、人生を少しでも「考えすぎてしまう」瞬間がある全人類に読んでほしい。

    物語の設定も非常にユニークですが、何より作中のある言葉が心に深く刺さりました。
    「自分の体すら、ただのホームステイ先だと思えばいい」

    私たちは普段、色々なことを真面目に考えすぎて、自ら身動きを取れなくしているのかもしれません。
    失敗を恐れて立ち止まるくらいなら、他人の体をちょっと乗

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    2026年06月19日
  • カラフル

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    上京する際に母が私にくれた本で、思い出に残っています。自分自身の殻はいつでも破れること、今を生きることの大切さ感じた一冊でした。

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    2026年06月19日
  • カラフル

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    タイトルの意味が終盤で明らかになるにつれて、「カラフル」の持つ意味がポップなものだけではなくなっていく。

    「カラフル」の登場人物が抱えている悩みや葛藤は、無意識にそれとなく経験しているので、ずっと陽キャでいるのも苦痛なのだろう。

    せいぜい数十年の人生。自分のことを他人事と考えれば、気楽に何でもできる。ほんの少し無敵でいるくらいがちょうどいい。

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    2026年06月18日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    これ朝ドラでやってくれないかな
    生ぬるいフェミニストの話とか、自立する女性の話とかより、この話の方がいいような気がする

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    2026年06月10日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    唸ったなぁ!育休復帰して電車で少しずつ読んだけど最初のほうの器を探してや犬の散歩まではあんまりはまらなかったけど、守護神と鐘の音が面白すぎて、ジェネレーションXは電車の時間だけじゃ足りなくて風に舞い上がるビニールシートは泣いた
    エドが妻より難民を救う理由を考えるよりも最後まで立派な志しに泣いた

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    2026年06月09日
  • カラフル

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    めゃくちゃ読みやすい。青春小説の模範をみた感じ。
    自分のことを生きているだけで尊いって思える一作だった。

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    2026年06月07日
  • カラフル

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    ネタバレ

    自分と性格が全く違くて、対照的だった。
    中学3年生の、多感な時期にいじめやマイナスな出来事から自殺してしまう。しかしもう一度チャンスをもらってやり直しができることになる。自分の体にホームステイをするなんて発想が面白かった。
    三球三振のあとのように、みたいな表現が凄く心地よかった。

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    2026年06月05日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都/デモクラシーのいろは
    終戦直後の日本で、GHQ所属 日系二世の堅物教師が4人の個性的な女性に「民主主義」を教えていく成長物語。
    一見とっつきにくそうなテーマとボリュームに躊躇していたけれど本当に読んでよかった。考え抜かれた構成とキャラの魅力、読みやすい筆致であっという間でした。

    「民主主義を学ぶ」とは?と思ったけれど、きちんとそこにも言及する。
    複雑化しなくていい。誰もが自分の頭で深く考え、意見を主張できる世の中に変わる「始まり」の物語であると。

    忸怩たる思いを抱えていたであろう「敗戦国の女」たる彼女たち。それぞれに魅力あり見せ場あり、未来への羽ばたきに後光を見ました。

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    2026年06月05日
  • カラフル

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    面白かった!10代のときに読みたかったな。
    主人公が反抗したり悩んだりしながら、家族や友人とちょっとずつ距離を縮めていくところが丁寧に書かれていて良かったです。
    でも全然ジメジメしてなくてあっさりしていて読みやすい。
    ラストはタイトル通りカラフルでキラキラしてるイメージ。

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    2026年06月05日
  • カラフル

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    「この世界があまりにもカラフルだから、僕はいつも迷ってる。どれが本当の色だか分からなくて。どれが自分の色だか分からなくて。」
    人は1人では生きていけない。どこかで誰かが自分の存在を愛し、誰かの笑顔を作っている。その事が分からなくなってしまうこともあるけれど、そんな時は一度、今の自分を仮住まいだと思って客観的にみてみたい

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    2026年06月05日
  • カラフル

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    普通でいいのかな?でも普通じゃないと孤独になる。誰もは持つ悩みを軽くしてくれるファンタジー小説でした。

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    2026年06月04日
  • カラフル

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    くぅ〜〜いい意味で思ってたのと違った。
    購入してすぐ15ページくらいまで読んで話が重くて読むのを辞めてしまい、本腰入れて読むまでだいぶラグがあったが読んでみたらかなりスラスラ読めたし話としてもかなり良かった。

    人との温かさ家族、友人の大事さを直接感じられる話だった。

    人生において楽観的、他人のことのように生きることもたまにはありなのかもしれないと思った。

    そして愛情も人によって形は違う。
    自分も急に普段の自分と変わってしまっても早乙女くんのように理解してくれる人間が周りにいるのだろうか。


    学生に人気な訳がすごくわかったし学生のうちに読むべきだなと思った。

    もっと早く読めばよかった〜

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    2026年06月03日
  • カラフル

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    読むと少しだけ前向きな気持ちになれます。 学生時代に読んでいたらもっともっと主人公に共感できたのかなと思いました。

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    2026年06月02日