森絵都のレビュー一覧

  • 架空の球を追う

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    日常の何気無い風景を切り取った作品と書かれているが、あながち間違いではないのかも。

    私が1番印象に残った場面は、ハチの巣退治が終わったあと主人公が母親に手紙を出す。その中の言葉。「例え頭蓋骨大の性悪な不運がへばりついていたって、その気になればシュッと一息で吹きとばしてやれそうな気がしてきたの。」

    なんだかすごく元気がでてきます。
    きっと上司に盛大に怒られた後だからかも。

    きっと自分にとってのお気に入りの日常の一コマが見つかります。

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    2014年02月23日
  • 君と一緒に生きよう

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    震災で被災した犬のシェルターでのボランティア経験から、動物愛護への関心が強くなりました。

    弱い立場にある動物たちの命、少しずつでもできる範囲で自分のできることやっていこうと思います。

    この本に、保健所でのガス室殺処分の描写が少しありましたが、犬の気持ちを考えたらすごく辛く悲しくなりました。大切な命、守っていこうよと一人でも多くの人間が思えるようになってほしいと願います。

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    2013年06月19日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    気持ちよい驚きとあたたかな読後感が味わえる。戦中に青春時代だった女性たちの、戦後の話。でありつつも、作中日光で描かれた日本の女性への暗黙の要求は大して変わっていないとは思う。特に地方では。規範から外れると波風が立って面倒。
    それでも、私たちがその要求に応える必要は、ない。みんなたくましく幸せに生きてくれい。

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    2026年05月24日
  • カラフル

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    中高生で何かに悩んでいる人は読むと良いと思う。視座を変えたらカラフルに見えるかもしれない。読後感も良かった。

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    2026年05月21日
  • カラフル

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    2022年に映画HOMESTAYを観ていた!!!それを知らずに手に取って読み始めたら、なんか知ってるぞ....?!でも起承転結の起と結しかしらないぞ、、?となりました(笑)まさかの最初と最後だけインパクト残ってるパターンでしたが、ストーリー展開に2度目ながらワクワクドキドキしました。心が救われる作品だなぁ〜( ᐢ_ ̫ _ᐢ )♡

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    2026年05月18日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    いつだったか「日本に民主主義が根付かないのは、自分たちで勝ち取ったものではなく押し付けられたものだからだ」というような論調の記事を読んだことがあるけど、まさにそうだなと思う。
    戦後80年経った今も、根っ子のところはこの小説に描かれている時代からそんなに大きく変わっていないのではと。

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    2026年05月15日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    めちゃめちゃ面白かった。胸アツな台詞がちりばめられつつ思わず吹き出してしまう台詞も挟まれてて、脱帽。構成も本当にうまいと思う。映画鑑賞の受け止めの二面性とか、ほんと面白い。
    最後まで読んで最初からまた読んだ。2回目読む時に美央子の日記と並行しながら読む方法を思いついた自分を褒めてあげたい。
    映像化してくれないかな。NHKあたりが頑張ってのんさんみたいな逸材を5人見つけてくれるのでは。仁藤夫人は広瀬アリス、ミスターデモクラシーは仲野太賀くんあたりでどうか。
    「この小説はある種のファンタジー」、「せめてこの小説の中では彼女たちを幸せにしてあげたかったし、ある種の仕返しをさせてあげたかった」という筆

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    2026年05月12日
  • カラフル

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    見慣れている日常も、ちょっと視点を変えみたり、気の持ちようが変わることで、新しいことに気づけたり、ありがたみが分かったり、良い方向に進んでいくのかなあ

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    2026年05月10日
  • 出会いなおし

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    短編集で、特に心に残ったのは、「テールライト」輪廻転生のお話。
    一時の出会いの人も、もしかしたら前世で深く愛し合った人かも…あの友達とすぐ意気投合したのは、前世で理解しあった過去があったからかも…。
    などと、このお話を読んで自分が出会ってきた「人」に対して色々妄想が膨らんで楽しかった。

    人は何度も出会いなおす。
    時間を経て同じ人に会っても、違う人のように感じてびっくりしたり、ふと心の中である人を思い出すことも、出会いなおし。

    私がこれから出会う人と、それぞれに良くも悪くも深い感情や深い関わりを持っていこう。人生が濃くなっていきそうで、ワクワクする…そんなふうに感じました。

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    2026年05月09日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    ✩は4.5。

    戦後の日本で民主主義を教えるべく悪戦苦闘する日系二世の先生と、戦争でありとあらゆる地獄を見、全てを失った4人の(5人の)女性の物語。

    それぞれが教え教えられ、自力で新しい道を見つけ、夢に向かって進んで行く様子は、とても眩しい。

    先生と孝子のラストも良かった。

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    2026年05月06日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    東京・下落合、戦火を逃れた邸宅に集められた4人の女性。
    GHQの一声で、彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、この実験を発案した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。希望と不安、そして企み・・・。

    森絵都さんの世界はきりっとした切れ味とふっくらとした布団のように温かさが伝わってくる両面を内包していてどれを読んでも救いがある。舞台は昭和の激動の時代。もはや生き証人からの話を聞

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    2026年05月04日
  • カラフル

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    ネタバレ

    真の自殺理由が…と思ったが、14歳の少年であるし、それらが真にとっては揺るぎない世界の全てだったのだなと思う。真がすぐに暴言を吐いてしまうところや、平仮名がところどころに見られるところなど実に14歳らしさが表現されている。
    成長してから読み返すことでどう感じるか試したくなる本。

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    2026年05月04日
  • カラフル

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    たまには物語で心を動かすことも大切だなと思った。そうやって心をもみほぐして、感情豊かに生きなきゃなと、思わせてくれた一冊でした。

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    2026年05月02日
  • カラフル

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    結構好きだった!!
    終盤に進むにつれて種明かしのような感じで結構感動的だったし、自分の人生も見つめ直せた。

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    2026年05月02日
  • 獣の夜

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    ネタバレ

    短編はほとんど読まないけど、気になって読んでみた。それぞれがどこか繋がっているようにも感じた。
    人と比べずに喜んだり悲しんだりして良いと背中を押された。読後感が良く、はればれとした気持ちになった。

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    2026年04月30日
  • カラフル

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    2026.04.30

    学生時代に一度読んだことがあり、20年ぶりの再読。
    何度読んでもいいなあと思えた。
    私もこのカラフルな世界で自分に合う色を纏って生きていきたいと思う。

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    2026年04月30日
  • カラフル

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    主人公が一度亡くなってもう一度生まれ変わるためにある家庭の真の体に入り、自分の前世の過ちを思い出すためにホームステイする話。
    家族との関係や学校での交流が多く書かれており、人を判断する時にイメージや聞いた話で判断して実際には全然異なったみたいなことってあるなと思った。だから、ちゃんと伝えたいことを面と向かって話したり伝えたりすることはとても大切なんだと改めて感じた。
    カラフルというタイトルの意味については長い人生の中で色んな人に出会い、良いことや悪いことも経験していくというのをひっくるめてカラフルなのかなと思った。

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    2026年04月30日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    結構、分厚い本で、デモクラシーのお堅い内容だったら最後まで読めるかなぁと少し不安で読み始めたが、いつのまにか引き込まれてしまった。
    戦後の話だとそんなに昔では無いのに?こんなに封建的だったのかと今さらながら思ってしまった。自分達が作る政治とは言え、そうはいかない今の世の中、ため息が出る

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    2026年04月29日
  • カラフル

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    私たちは皆、カラフルだ。
    初めて会う人に、私は「この人は何色だろう」と思う。
    そして相手の色に合わせて、自分の色もそっと変える。
    けれど、人の色はひとつではなく、時と場合で揺れ動く。
    その変化に合わせ続けるうちに、私は色を選ぶようになった。
    この色は見せてはいけない。
    この色は望ましくない。
    そんなふうに、自分のいくつもの色に蓋をした。
    気づけば、自分が本来どんな色だったのかもわからない。
    私もまたカラフルだったはずなのに、
    ただ、塗り重ねた色だけが、濁って残っている。

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    2026年04月26日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    1946年11月、日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた “民主主義のレッスン”。いやいや教師役を引き受けた日系2世のリュウ、この実験を発案した仁藤子爵夫人、生徒として選ばれた個性豊かな4人の女性――それぞれの思惑が交錯する中、風変わりな授業が幕を開ける。かなり厚みのある本だったのですが、さすが森絵都さん。面白さで一気読みでした。

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    2026年04月25日