森絵都のレビュー一覧

  • クラスメイツ〈前期〉

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    ある中学校を舞台にした物語。
    ひとつひとつの話が繋がっているのが、森絵都さんのうまいところだと思う。

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    2015年05月23日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    前期同様、圧巻の面白さ。各人のエピソードでばらまいた伏線も他の人のエピソードで回収されていく。また、それぞれの人柄も見えている中で、各話一つの深みも強まっていくようだ。後期は不登校であった「田町」、ボランディアに参加した「このちゃん」、そしてこの時点で心理成長が一番の無欠の優等生「ヒロ」のエピソードが印象に残る。
    24人の思春期を迎えた少年少女、一人一話ずつで1年を綴り、平易な表現が多いながら40を間近にした私の心を懐かしく、せつなくくすぐる。森さんの作品は前から好きでしたが、あらためて、すごい作家だと思いました。いい本だった。。

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    2015年04月19日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    全24人の中一クラスメートの群像劇。一人一エピソードで、エピソードごとに時間も進んでいく。最初の数ページは、「少し子供っぽいかな」と思ったものの、そんな思いはすぐに吹き飛ぶ。面白い。確かに僕もこの年代ではこんなことを考えていたなぁ、と、忘れていたことをやさしく思い出させてくれる。全部のエピソードがすべて秀逸だが、とくに「しほりん」ででてくる女子の仲間意識の複雑さ、「蒼太」「吉田くん」ででてくる男の単純ながら年相応の心境変化、自分に直接関係ないことも気になり始める「敬太郎」の話などが印象に残る。

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    2015年04月19日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    後期、クラス委員長のヒロで終わる連作。1年A組は解散してもこれからの彼らの人生を想像してしまう作品でした。

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    2015年03月20日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    中学一年生の入学してからのこころの模様を、クラスメイト一人一人を主人公にして連作で書いた、教師出身の森絵都らしい作品です。楽しくて早く後期を読みたくなりました

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    2015年03月18日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    (後半と合わせての所感)
    中1という思春期に差し掛かる頃の生徒たちの1年を見つめたクラス小説。特定の誰かではなくクラスメイト全員をそれぞれの章で取り上げ描いた作品。
    クラスには当然色々な子がいるわけで、可愛い子、しっかり者、意地悪する子、だらしのない子、家庭に事情がある子、彼らがクラスで織りなす人間関係は決して綺麗事ではなくて、でもその一つ一つがまさにこの年代の子どもたちにあるよなあということばかり。当然担任もその中で右往左往するわけだけど、1年が経って様々なエピソードを経た最後には確かに生徒たちの成長に触れられる作品です
    自分と重なるキャラを見つけられれば一層共感すること間違いなし!

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    2015年02月17日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    クラスメイト一人一人の物語が徐々に繋がって行く感じが堪らない。

    解決した悩みも、少しだけ好転した事も、変わったかと思ったら変わってなかった事も色々含めて良かったなぁ。

    自分の話では当然自分が主役だけど、他人が主役の時に脇役になっていても自分の物語は続いて行ってるのが良く分かる。

    色々あった一年だったんだw

    森絵都の児童書はやっぱ面白いわ

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    2015年02月06日
  • 気分上々

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    解説の一文「ああ、そうか、大人になったとしても、私たちは何度も間違えるし。見失う。だとしても、間違えて初めて見える景色がある。わかることがある。間違えてもいいから踏み出さずにいられなかった一歩があって、そのことがこれからも自分を支えてくれる。希望と言うなら、それこそ希望なのではないか。」

    一つ一つの短編を読みながら、声を出してわらったり、泣いたり、共感してた私は、最後にこの文章に出会ってまた泣いた。

    大人になると失敗を恐れるし、みえてくることも増えて後悔も多くなる。ふりかえらなければいけない過去も増えて、辛い経験も増える。

    でも、それを選択せずにはいられなかった、経験せずにはいられなかっ

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    2022年10月03日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    13 秋の日は……     (久保由佳)
    14 伴奏者        (心平)
    15 見いつけた      (田町)
    16 マンホールのふた   (日向子)
    17 イタル更生計画    (ノムさん)
    18 プラタナスの葉が落ちるころ   (このちゃん)
    19 彼がすぐにキレるわけ      (近藤)
    20 ジョーカー、あるいは戦士    (楓雅)
    21 バレンタインのイヴ       (レイミー)
    22 約束         (真琴)
    23 イタルが至る     (イタル)
    24 その道のさき     (ヒロ)

    24人のクラスメイツ一人に一つの短編を作って24編、同時期の

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    2014年12月01日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    ネタバレ

    【要旨】中学1年生24人のクラスメイトたち、その1人1人を主人公にした24のストーリーで思春期の1年間を描いた連作短編集。前期・後期の全2巻。 うれしい出会いや、ささいなきっかけの仲違い、初めての恋のときめき、仲間はずれの不安、自意識過剰の恥ずかしさや、通じあった気持ちのあたたかさ。子どもじゃないけど大人でもない、そんな特別な時間の中にいる中学生たちの1年間。だれもが身にしみるリアル。シリアスなのに笑えて、コミカルなのにしみじみとしたユーモアでくるんだ作品集。

    1 鈍行列車はゆく    (千鶴)
    2 光のなかの影     (しほりん)
    3 ポジション      (蒼太)
    4

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    2014年12月01日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    おもしろい! 
    ある時期から森絵都の作風が変わってしまった気がして
    読まなくなっていたけれど、
    これは俺が気に入っていた頃の森絵都だ。

    少子化で1学年に2クラスしかなく、1クラス男女12名づつのこじんまりしたクラスメイト一人一人の短編で
    話が繋がって行く。
    その誰もが色々な悩みや不安や問題を抱えていて、
    学生時代をとうに過ぎた世代も現役世代も誰かっしらの話に共感したり出来るのではないだろうか。

    彼等が後期でどうなって行くのかとても気になる!

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    2014年11月22日
  • 架空の球を追う

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    2014.10.21

    アルジャーノンが全然読み進めれないから息抜きに。
    短編集だから比較的楽に読み進めれた。しかも女の作者さんだからか、この気持ちすごいよくわかるわー!ってなった。来年社会人だし、ここに描かれている女の人たちにあたしもなっていくんだなぁと思うと、ただただ切ないし少しでも抗いたくなる(笑)

    フクちゃんのお店のお話が、まさかあれで終わるとはなぁって感じ。運命って怖いし、見えない罠はどこにでもはられてるのね。

    特に好きなのは蜂の巣退治する話!前向きになれるお話だったなー。
    てか驚くほど全部すきだった。
    カツラの石油王、恋に落ちたホームレス、必死に生きる女、40手前の女子会、結局

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    2014年10月21日
  • 屋久島ジュウソウ

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    ゆるゆるの旅日記。けっこう面白い。
    まあ、無謀でしょうね、この屋久島縦走。
    その装備では。山は甘く見てはいけません。

    その後のエッセイも旅好きにはたまらない。
    共感できることがたくさんある。

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    2014年10月13日
  • 架空の球を追う

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    日常の何気無い風景を切り取った作品と書かれているが、あながち間違いではないのかも。

    私が1番印象に残った場面は、ハチの巣退治が終わったあと主人公が母親に手紙を出す。その中の言葉。「例え頭蓋骨大の性悪な不運がへばりついていたって、その気になればシュッと一息で吹きとばしてやれそうな気がしてきたの。」

    なんだかすごく元気がでてきます。
    きっと上司に盛大に怒られた後だからかも。

    きっと自分にとってのお気に入りの日常の一コマが見つかります。

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    2014年02月23日
  • 君と一緒に生きよう

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    震災で被災した犬のシェルターでのボランティア経験から、動物愛護への関心が強くなりました。

    弱い立場にある動物たちの命、少しずつでもできる範囲で自分のできることやっていこうと思います。

    この本に、保健所でのガス室殺処分の描写が少しありましたが、犬の気持ちを考えたらすごく辛く悲しくなりました。大切な命、守っていこうよと一人でも多くの人間が思えるようになってほしいと願います。

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    2013年06月19日
  • カラフル

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    ネタバレ

    やはり名作。
    特に兄の満が真をきちんと大切に思っているところが好きだ。

    自殺はしたくないけど、ちょっとだけプラプラに会ってみたい。

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    2026年08月16日
  • カラフル

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    遅ればせながら、この名著を手に取った。

    もっと若い頃(思春期)に読んでおきたかったと思いつつ、今だからこそ素直に受け止められるメッセージなのかも、とも思ったり。

    せいぜい数十年の人生。少し長めのホームステイーー
    私もそんな風に考えて生きていきたいな。

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    2026年08月15日
  • カラフル

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    ネタバレ

    自分は小説に苦手意識があり数年ぶりにちゃんと小説と向き合ったけど、これはスラスラと読めて面白かった。

    それぞれ等身大の悩みを抱えているところに親近感があるし、主人公の葛藤が手に取るように分かった。

    最後輪廻サイクルに戻った際その後どうなったのか、について一切言及されてないのが少し悲しかったが、これが小説によくある考察の余地を残す手法ってことなのか

    それぞれの善意が誰かを傷つけるのは致し方ないことなんだ、と感じた

    個人的にはひろかの考え方価値観に共感する自分もいて共感と戸惑いが共存してた

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    2026年08月13日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    ずっしり読み応えあり。様々な思惑の中で民主主義を学ぶ女性たち。自由研究の和太鼓はふざけてるんじゃなくちゃんと意味があったとはいえ、相当うるさかったはず。面白すぎ。

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    2026年08月11日
  • はじめての

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    2026.08.11
    名うてのストーリーテラーによる連作短編集。
    それぞれ面白い。こういう作品は並び順にも、特に先頭と最後にはプレッシャーがかかると思うがそれもはねのけている感あり。

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    2026年08月11日