森絵都のレビュー一覧

  • カラフル

    匿名

    購入済み

    すごく心に刺さるストーリーでした。最初の1ページから、え?どうゆう事なの??と、続きが気になってどんどん物語に引き込まれていきました。とても心が苦しくなったり生に対して沢山の事を考え不安になったりもしましたが、心に残る一冊になりました。真と天使さんのやり取りや、ふとした時の真の言動など楽しい場面もありました。色んな人の立場になって物語を感じ事ができました。

    0
    2026年06月11日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    1話1話読み終わるごとにYOASOBIの歌を聴いた。今まで何度も聴いたことがある歌だったけど、こういうお話がベースにあったんだ、こういうことを言っていたんだとわかってより曲の中に入り込めた感じがした。どのおはなしも読みやすくて良かったな。

    0
    2026年06月07日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    表題作の「風に舞いあがるビニールシート」はイメージしてたものと違ってて、ビニールシートの意味がわかった時に涙が出そうになりました。とてもよい作品です。

    6編の作品どれも読み応えがあって良かったですが、「守護神」「鐘の音」が特に好きです。

    0
    2026年06月02日
  • 獣の夜

    Posted by ブクログ

    7編の短編集。

    てるてる坊主、結局、最強説。
    このお話、すごく好きです。

    大きな流れが思い切り変わったのに、自分の状況は全然変わってない。
    引き算の仕方がすごく明快でいい。

    続編があれば、また読みたいです。

    0
    2026年05月30日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    今だからこそ、たくさんの人に読まれるべき物語。
    直木賞候補だったが、ぜひ受賞してほしかった。
    序盤にサクラギが発した言葉「与えられた物語を信じてはいけない」が伏線となり、教え子の孝子が「新しい物語」と新年の抱負として書き初めをし、物語の結びには「終わりのない物語をつくる」
    それぞれの意味するものは少しずつ違うけれど、よくできている。

    戦争とはどんなものなのか、私はあまりにも知らなすぎる。アメリカで日系アメリカ人たちが強制収容されていたということも、初めて知った。
    それをあの有名なルーズベルトが行ったということも。
    日本でどんなに物資が不足しても、飢えに苦しむひとがたくさんいる中でも、食べ物も

    0
    2026年05月30日
  • みかづき

    Posted by ブクログ

    自身が小学生時に中学受験塾、中学時は補講塾、高校の時は大学受験塾に通った経験があり、しかもそれは全て津田沼の塾でした。時代は違えど重ねずにはいられなかった。吾郎の教育者としての素晴らしさはもちろんだけど、塾経営者として千明がビジネスにシビアになる気持ちもすごくわかる気がした。登場人物すべてに物語があり、大長編ながら中だるみすることなく一気読みできました!すごく良い作品でした。

    0
    2026年05月27日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    登場人物が頭の中で映像化され、一気に読み終わってしまった。もしかしたら、戦後の日本でこんなことがあったんじゃないかと、フィクションなのにそう思わせてしまう物語のキャラ設定や状況の描写が素晴らしかった。なにより、結末がとても良くて、爽快感がある。戦後80年、民主主義のあり方も女性の立場も大きく変化しつつも、まだまだ課題多いこの時代に、今一度、考えるきっかけにもなりうる本だと思った。子供たちにも勧めたい一冊!

    0
    2026年05月25日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    大好きになった一冊!4人の人物像や背景がとてもユーモラスに描かれていて、どんどん読み進めたくなった。今より圧倒的に立場が弱かった日本の女性たちの状況。戦争が彼女たちにもたらした影響。そういう、忘れてはいけない悲しい事実はきちんと伝えつつ、希望のある明るい物語だったと思う。今、おすすめ小説を聞かれたら、この本かグロリアソサエテを挙げるかな。朝ドラ化希望。

    0
    2026年05月22日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    ここ3年くらいに読んだ小説で一番面白かった!

    成長、青春、恋愛、ミステリー

    よくもここまで要素を詰め込んだなってくらい満足な一冊

    0
    2026年05月19日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    自分の頭で考えること。民主主義を根づかせるため、戦後の日本人が、まず身につけなければならなかったこととして物語で描かれるテーマは、とりも直さず現代の私たちにも突きつけられるものだ。戦後とは異なり、お腹を満たすことや安心して眠れることなど、人間として最低限必要なことは、大抵の人が保障されている現代において、なおこのテーマは胸に刺さる。
    個性豊かな4人のお嬢さんが、それぞれ自分の頭で、自分の未来を考えていく過程は、読者としてそれを見守る立場でも胸が熱くなった。
    同じ著者の『みかづき』の時も感じたけれど、どんなことでも(勉強に限らず)学びたいと心から欲して、自主的に行動することの尊さのようなものの描

    0
    2026年05月19日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人生に迷った時に、踏ん張ろうと思える短編集!

    一押しは、「犬の散歩」です!
    平和な日本に生まれ、両親に育ててもらい特に何も無く大人になれて、好きな人と結婚して。主人公と同じで、自分は恵まれていると思いつつも、世の中の不運に対して何もできずにここまで生きてきました。
    「自分になにができるのかと考えることは、自分の無力さと向き合うことだ」
    世の中の不運を教科書やニュースで幾度どなく感じてきましたが、見ないふりしていたのは、自分の無力さと向き合うことが怖かったからなのかもしれないと思いました。
    主人公と義母の掛け合いに心が暖かくなり、涙ぐみながら読んでいました。
    私も自分の牛丼が欲しくなりました。

    0
    2026年05月16日
  • みかづき

    Posted by ブクログ

    戦後から現代までの教育史の変遷を、塾講師の夫婦の視点で見ていくような物語。教育業界に身を置くものとして、戦時中の戦争教育から時代に合わせて変化しようと悪戦苦闘してきた歴史も同時に知ることが出来て興味深かった。大島家の女性の生き方は芯が通っていてカッコ良いし、吾郎さんのような方が現場にいて欲しい。タイトルの『みかづき』の意味も最後に回収されてスッキリ。”常に何かが欠けている三日月。欠けている自覚があればこそ、人は満ちよう、満ちようと研鑽を積むのかもしれない”…これはどんな仕事にも共通だと思う。

    0
    2026年05月13日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    私の大事なもの、私の大事な人の大事なもの
    尊重し合っても許せないことはある

    上手く言葉に出来ないけれど、大切な人に渡したいし読んで欲しい
    読み終わって一息ついて、少し前を向けました

    0
    2026年04月28日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    何度読んでも勇気づけられる1冊。

    どれだけ他人から変に思われようと、理解してもらえずとも、自分にとっての価値観を大事にし、信念を貫き通す。

    自分の人生を生きるということの大切さを思い出させてくれる物語。

    0
    2026年04月15日
  • みかづき

    Posted by ブクログ

    千明の激しさは強く残っている。しかし報われないことも多く、何かに向かって全身全霊で進んでいくが、塾の創設では夫を解雇することになり、学校を作ろうと思えば断念せざるをえなく、孫のことを想って厳しくすれば遠ざけられてしまう。不器用で痛々しいが、見入ってしまう素敵さがあった。

    0
    2026年04月07日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    「初めて」何かをした日、その時の気持ちって覚えてますか?

    初めて
    恋した日
    家出した日
    容疑者になった日
    告白した日
    が収録されてます。

    個人的には「家出した日」の「ユーレイ」が最後の展開が綺麗で好きです。

    0
    2026年04月05日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    いろんな初めてが詰められたアンソロジー。

    YOASOBIの歌にもなってるので、読みやすい人はいるかと思いますが、以前「想うた」の感想でも書きましたが、歌詞を物語に、物語を歌詞にするのはめちゃくちゃ大変だということです。歌詞にしても短編にしても、そこへの解像度が作者と一致しないと、自己満足になってしまう。広く言えば、創作の世界とは自己満足になるわけだが、異なるアートをリンクさせようとすると、リンクさせる側の自己満足は喪失する。我流を押し通せば非難されるし、かといって落とし込むだけであれば、したためる必要がない。料理と同じだ。サンプリングしたものがイタリアンで、和洋折衷に拵えたものがナポリタンで

    0
    2026年04月02日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    音楽と文学がつながる瞬間を4回楽しめる!
    中でも色違いのトランプは圧巻。
    小説〜音楽〜MVと目と耳と心で楽しむ世の遊びを!

    0
    2026年03月29日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    実話に基づいているのではないかと思うほどリアリティのある話が連続しており、夢中で読みました。特に「守護神」は苦学生の話で、自分は普通の中年会社員ですが、なんとか時間を作って勉強しなければと思いました。また、主人公裕介の“とても熱心なのに力の入れどころが少しずれている”不器用さが、実在しそうな人物像として描かれており、共感しました。

    0
    2026年03月29日
  • あしたのことば(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    森絵都さんの作品を読むのはたぶん『◯年ぶり』くらいのほんとそれくらいすごく久しぶりでした。

    ことばを中心とした9つのお話。
    出てくるのは主に小学生くらいの子どもたちなんですけど、大人の自分にも共通するようなことばかりでした。

    どのお話もすごくよかったんですけど、僕が個人的に好きだったのは『風と雨』の瑠雨ちゃんのお話。
    大なわとびのくだりがめちゃくちゃ響きました。

    あと最後の『%』の短いお話も。
    一つのことばから広がっていく展開がすごくおもしろかったですし、ことばの難しさも感じました。

    感想はいっぱいあって尽きないです。
    それくらい素敵な作品でした。
    ありがとうございました!

    0
    2026年03月25日