森絵都のレビュー一覧

  • みかづき

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    以前読んだことあったと思うが、今回あらためて、そして久しぶりに、骨太な作品を一気読みした。みかづき、のタイトルがとても活きている。千明を演じるとしたら、天海祐希さんでしょうか。それにしても、読書の世界にまた戻ってこれたと実感できる傑作です。

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    2026年01月17日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    表現豊かな描写でスラスラ読めました。

    個人的には短編小説「器を探して」の続きがとても気になります!

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    2026年01月06日
  • はじめての

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    辻村さんと森さんに惹かれて手に取った。けど、想定外に他の作家さんの作品もハマった。

    -人は一人で生まれて一人で死ぬ。その当たり前のことが、あの人たちにはね、本当に死ぬことより怖いの。-

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    2026年01月03日
  • 気分上々

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    全9編の短編小説。長いものもあれば、数ページだけの作品もありますが、どれも抜群の読み応えがあった。その中でも特に楽しく読めたのは「ヨハネスブルグのマフィア」とタイトルでもある「気分上々」。
    「ヨハネスブルグのマフィア」
    かつての恋人(?)と10年越しの再会なのに、それを感じさせない大人な会話が魅力的。とりあえず、このマフィアの睡眠法を試してみたい。後、寿司を頼むときは「イカエビタコ」にしたい。
    「気分上々」
    タイトルそんなところから!?と思ってしまった。思春期ならではの甘酸っぱい悩みや葛藤に、自分もこんな時期があったなあ、と共感。あの頃の男子の頭の中、確かにこんな感じだったかもしれない。

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    2026年01月02日
  • みかづき

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    大河ドラマのようでした。昭和36年の用務員室の主人公吾郎が、千明と出会って塾をつくる。戦後から高度成長期に文部省との確執もありながら、塾を運営していく。その中での、吾郎、千明、子ども達、塾の講師達のドラマが繰り広げられていきます。時系列では1961年から2008年までの半生ですが、前半は吾郎、後半は千明、最後は孫の一郎が主人公としてお話が進みます。
    教育改革や塾の発展と困難、昨今の学習支援といった現実での社会の流れをリアルに反映していて、きっとどこかに実際にある話だと、共感しながら読みました。また戦後の教育史としても学べました。
    お話は未来につながる希望が見えるエンディングでしたが、成績向上の

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    2026年01月01日
  • みかづき

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    立派な大河小説だと思った。
    教育理念に奔走した家族が、時代の流れに巻き込まれる様をこの600pによく収めていて、教育というテーマがどれほど振り回され、そして現場の教育者がどんな声を持って指揮を振っているのか、フィクションではあるけれど、その一幕を見れた気がして、とても贅沢な時間を過ごせた気がします。

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    2025年12月31日
  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    短編集

    ・出会いなおし
    人と何度も出会いなおす

    時間が経てばそれぞれ色んな人生を歩んでいくなかで、自分の知っている相手ではなくなることもある。
    それは悪いことではなく、同じ人に何度も出会い直し、そうして立体的になっていくんだと思った。


    ・カブとセロリ
    顧客対応と重ねてしまった。
    時には正直に、相手と向き合うことが大事だとおもった


    ・むすびめ
    物事の感じ方は人それぞれ。些細なことでも深く傷ついたり後悔していることってあるよな、と。
    それで勘違いしていることもある。
    昔のこと、気にしていたこと、言いにくなったこと、今だと言葉にできることもある気がする。伝えられる人には伝えていこうかな。

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    2025年12月09日
  • 獣の夜

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    ネタバレ

    「太陽」
    奥歯に激痛があり、歯医者に予約を入れようとした。しかし、予約がいらないという歯医者。腕前に不安のあるものの、診察を受けた結果、歯ではなく別の場所が痛んでいると告げられ、原因を探し始める…

    「獣の夜」
    大学のサークル仲間だった美也の誕生日パーティをサプライズで行うため、元仲間でもある美也の夫から、会場へ誘ってほしいと頼まれる紗弓。しかし、美也はある店の焼き肉が食べたいと訴え、会場に行く前にその店に行くことになるも、途中でジビエ・フェスタに出会ってしまう…

    この2つが良かった。

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    2025年11月28日
  • 宇宙のみなしご

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    本当に大好きで何回も読み返している本。

    この本に影響されて、夜中に人の家の屋根を走り回るのが大好きになりました。

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    2025年11月04日
  • DIVE!! 下

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     クラブの存続をかけて、1.4秒の世界に身を投じる3人のタイプの違う天才たち。
     同じチームの仲間でありながら、大会で優勝を目指すライバル同士。人間関係も作り込まれてより、最後までとても楽しく読めました。感謝。

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    2025年10月31日
  • DIVE!! 上

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     僅か1.4秒。一瞬の飛び込みにかけた人々の物語。青春であり、ヒューマンドラマであり、感動できるスポーツものである。いろいろな視点が移り変わり、先の展開が気になって読むてが止まらない物語でした。

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    2025年10月31日
  • みかづき

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    ネタバレ

    ボリューム満点、超長い!!)^o^(
    何代にも渡る大島一族のお話…いやーーすごかった〜…
    千明さん、、わざとだったんだね、五郎さんを追い出したの…解放したんだよね、うう、、最後あんな形でまた夫婦になれるなんて、涙とまらんですね!
    戦後は激しい。教育指針なんて本当に破茶滅茶だったろう。塾の歴史、文科省との長年にわたる排他的な関係。全然知らなかったですね。この本読むまで調べようともしなかったことのひとつでした。
    千明さんと五郎さんの凛とした強さ、無性の愛をもつ大人は、もう今の時代には居ない人種でしょうね。素晴らしい。

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    2025年10月27日
  • みかづき

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    昭和36年の塾など影も形もない時代から始まった「教育」をテーマにした学習塾の物語。
    「大島吾郎」と赤坂家(祖母・母・娘)の3人の女性から始まり、2000年代後半の孫(一郎)の代まで続く600ページを超えた長編にもかかわらず、読む手が止まりませんでした。
    学校を「太陽」だとすると学習塾は「みかづき」のような影から子供達を照らす存在。
    序盤に千明が言っていたこの言葉の意味が、終盤心に沁みました。

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    2025年10月21日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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    「やさしいがあふれだす」この本の帯の言葉が読んでやっと分かった気がする。
    やさしくて痛くてもろい、言葉が染み渡ってくる素敵な本だった。言葉がどう伝わるのか、相手はどう思っているのか、大切なことを教えてくれる本。
    特におばあちゃんの言葉に私は涙しました。

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    2025年10月16日
  • ラン

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    今すぐに新しいことに挑戦したくなる作品でした!

    幼いころに家族を亡くした環は、
    あの世にいる家族に会いに行くために、
    この世とあの世を繋ぐ40kmの道のりを走り切ると決心します。

    そこで、マラソンチームに参加して、体力を付けようとする環
    チームには、方向音痴でむっつり熱血系の青年、女の子にモテるために痩せたいタヌキくん、毒舌が持ち味のパートのおばちゃんなど、個性的な人たちと練習することに、、、

    「はたして環は40kmを走りきることができるのか?
    家族を亡くした悲しみからどう立ち直るのか?」

    マラソンを通じて、気持ちも考え方も”前向きに”なっていく環の姿を応援しながらも、
    読んでいくうち

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    2025年10月11日
  • つきのふね

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    「自分だけが、ひとりだと思うなよ!」
    この言葉の強さが好きだ。強烈だ。必死で、切なる気持ち過ぎて、読んでいて、真正面からビンタされるみたいに、はっとする。

    思春期まっただなかに読んで、20年ぶりくらいに読み返し、泣いてしまった。

    読みながらゆっくり、話の内容を思い出しながら、ここまで来て。この勝田くんの言葉が好きだった、とあの頃の自分を思い出す。

    解説の金原瑞人先生が、「大人の方が絶対に、この作品に弱い」と解説で言っており、いまならわかる。


    思春期に読んだときはYAは「私たちの物語」だったし、さくら達は時に共感しながらもモダモダした。

    いまは、彼女らの未熟さも含めて、まっすぐで眩し

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    2025年09月14日
  • カラフル

    ネタバレ 購入済み

    今の自分にも当てはめられる物語

    人は他人を全て理解出来ているわけではなく、自分からの目線でしか判断出来ていない。
    それが結果として、敵意だったり、好意になったりしている。
    物事が上手くいかないときは、全ての事が最悪に視えてしまうときがあるが、ホームステイだと思うともう少し気楽にやっていくことが出来るかもな。
    良い気持ちになりました

    #笑える #感動する

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    2025年09月13日
  • 出会いなおし

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    いろんな出会いなおし!!
    ストーリーの内容にほのぼのしたり、構成に驚かされたり、ただただのめり込んだり。
    楽しく、面白く、満足に読めた一冊だった。
    いつかいい出会いなおしがあるといいな、って。

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    2025年09月07日
  • はじめての

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    仕事に追われて精神的にしんどかったここ数ヶ月。
    ライトな本に出逢いたくて無理やり読んだ。

    ささくれだった心に優しい物語は心に響きました。

    イライラしていた心を落ち着かせて、深呼吸して、もうちょっと人に優しく穏やかに日々を過ごして生きたいなと思いました。

    「ユーレイ」と「ヒカリノタネ」がかわいくて温かくて好きです。

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    2025年08月29日