森絵都のレビュー一覧

  • みかづき

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    大河ドラマのようでした。昭和36年の用務員室の主人公吾郎が、千明と出会って塾をつくる。戦後から高度成長期に文部省との確執もありながら、塾を運営していく。その中での、吾郎、千明、子ども達、塾の講師達のドラマが繰り広げられていきます。時系列では1961年から2008年までの半生ですが、前半は吾郎、後半は千明、最後は孫の一郎が主人公としてお話が進みます。
    教育改革や塾の発展と困難、昨今の学習支援といった現実での社会の流れをリアルに反映していて、きっとどこかに実際にある話だと、共感しながら読みました。また戦後の教育史としても学べました。
    お話は未来につながる希望が見えるエンディングでしたが、成績向上の

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    2026年01月01日
  • みかづき

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    立派な大河小説だと思った。
    教育理念に奔走した家族が、時代の流れに巻き込まれる様をこの600pによく収めていて、教育というテーマがどれほど振り回され、そして現場の教育者がどんな声を持って指揮を振っているのか、フィクションではあるけれど、その一幕を見れた気がして、とても贅沢な時間を過ごせた気がします。

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    2025年12月31日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    長編ではあるが、惹き込まれる文章で読みやすく、とても面白かった。
    舞台は戦後日本だが現代の私たちにとっても大切で、改めて考えるべき論点が随所に散りばめられた、皆が一度は読むべき本だとおもう。

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    2025年12月31日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    年末に、とても心温まる作品と出会えた。カラフルの頃から好きだったけど、読ませる力がとにかく圧倒的。600ページの長編だけど、あっという間に読み終わってしまう。そして、読み終わりたくないという気持ちが、膨らみ続ける。その名の通り民主主義の入門書であり、はらはらのミステリでもあり、若者たちの群像劇でもあり、くすぐったいラブストーリーでもある。長年活字から離れてたけど、本を読む楽しさを思い出させてくれた友人に心から感謝を。

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    2025年12月28日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    後半に謎も解き明かされ、どんどん物語に引き込まれていった
    最後の終わり方もすっきり

    民主主義とは何か?
    登場人物の答えに
    遠慮しない勇気と、相手を思いやる広い心
    自分の目で見て、自分の頭で考え続ける事
    とあったが、自分の生活にも大切なことだと感じた

    森絵都さん、子どものころからずっと読んでいるけれど、やっぱりおもしろい

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    2025年12月27日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    第二次世界大戦後の東京、GHQ指導のもとに民主主義レッスンの教師役となった日系二世のリュウと生徒の20歳前後の女性5名が、戦争の傷跡残るなか、それぞれの道を見つけていくお話。孝子がマッカーサー元帥に宛てた手紙がとても辛く心に響いた。戦争で家族も持ち物も全て失った孝子が、戦後雇われたお屋敷では豪華な宝石、食器、家族がそろっていて、『若しかして、戦争に負けたのは私達貧乏人だけだったのではないかしら。・・自分達の力で自分達を守ってゆきたい。もう二度と騙されたくない。』と胸の内を打ち明けている。戦後同じような思いを抱いた人は多かっただろう。戦後の日本から希望が生まれてくる過程を描いており前向きになれる

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    2025年12月26日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    テーマ、構成、筆力、物語としての品格、清々しさ、ユーモア性など一級品
    傑作の部類、誰にでもお勧めできる
    読書していて良かったと思える一冊
    選考、エントリー前に読んだけど、文句なく直木賞に相応しいと思う本
    が、受賞ならず

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    2026年01月06日
  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    短編集

    ・出会いなおし
    人と何度も出会いなおす

    時間が経てばそれぞれ色んな人生を歩んでいくなかで、自分の知っている相手ではなくなることもある。
    それは悪いことではなく、同じ人に何度も出会い直し、そうして立体的になっていくんだと思った。


    ・カブとセロリ
    顧客対応と重ねてしまった。
    時には正直に、相手と向き合うことが大事だとおもった


    ・むすびめ
    物事の感じ方は人それぞれ。些細なことでも深く傷ついたり後悔していることってあるよな、と。
    それで勘違いしていることもある。
    昔のこと、気にしていたこと、言いにくなったこと、今だと言葉にできることもある気がする。伝えられる人には伝えていこうかな。

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    2025年12月09日
  • 獣の夜

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    ネタバレ

    「太陽」
    奥歯に激痛があり、歯医者に予約を入れようとした。しかし、予約がいらないという歯医者。腕前に不安のあるものの、診察を受けた結果、歯ではなく別の場所が痛んでいると告げられ、原因を探し始める…

    「獣の夜」
    大学のサークル仲間だった美也の誕生日パーティをサプライズで行うため、元仲間でもある美也の夫から、会場へ誘ってほしいと頼まれる紗弓。しかし、美也はある店の焼き肉が食べたいと訴え、会場に行く前にその店に行くことになるも、途中でジビエ・フェスタに出会ってしまう…

    この2つが良かった。

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    2025年11月28日
  • 宇宙のみなしご

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    本当に大好きで何回も読み返している本。

    この本に影響されて、夜中に人の家の屋根を走り回るのが大好きになりました。

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    2025年11月04日
  • DIVE!! 下

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     クラブの存続をかけて、1.4秒の世界に身を投じる3人のタイプの違う天才たち。
     同じチームの仲間でありながら、大会で優勝を目指すライバル同士。人間関係も作り込まれてより、最後までとても楽しく読めました。感謝。

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    2025年10月31日
  • DIVE!! 上

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     僅か1.4秒。一瞬の飛び込みにかけた人々の物語。青春であり、ヒューマンドラマであり、感動できるスポーツものである。いろいろな視点が移り変わり、先の展開が気になって読むてが止まらない物語でした。

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    2025年10月31日
  • みかづき

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    ネタバレ

    ボリューム満点、超長い!!)^o^(
    何代にも渡る大島一族のお話…いやーーすごかった〜…
    千明さん、、わざとだったんだね、五郎さんを追い出したの…解放したんだよね、うう、、最後あんな形でまた夫婦になれるなんて、涙とまらんですね!
    戦後は激しい。教育指針なんて本当に破茶滅茶だったろう。塾の歴史、文科省との長年にわたる排他的な関係。全然知らなかったですね。この本読むまで調べようともしなかったことのひとつでした。
    千明さんと五郎さんの凛とした強さ、無性の愛をもつ大人は、もう今の時代には居ない人種でしょうね。素晴らしい。

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    2025年10月27日
  • みかづき

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    昭和36年の塾など影も形もない時代から始まった「教育」をテーマにした学習塾の物語。
    「大島吾郎」と赤坂家(祖母・母・娘)の3人の女性から始まり、2000年代後半の孫(一郎)の代まで続く600ページを超えた長編にもかかわらず、読む手が止まりませんでした。
    学校を「太陽」だとすると学習塾は「みかづき」のような影から子供達を照らす存在。
    序盤に千明が言っていたこの言葉の意味が、終盤心に沁みました。

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    2025年10月21日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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    「やさしいがあふれだす」この本の帯の言葉が読んでやっと分かった気がする。
    やさしくて痛くてもろい、言葉が染み渡ってくる素敵な本だった。言葉がどう伝わるのか、相手はどう思っているのか、大切なことを教えてくれる本。
    特におばあちゃんの言葉に私は涙しました。

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    2025年10月16日
  • ラン

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    今すぐに新しいことに挑戦したくなる作品でした!

    幼いころに家族を亡くした環は、
    あの世にいる家族に会いに行くために、
    この世とあの世を繋ぐ40kmの道のりを走り切ると決心します。

    そこで、マラソンチームに参加して、体力を付けようとする環
    チームには、方向音痴でむっつり熱血系の青年、女の子にモテるために痩せたいタヌキくん、毒舌が持ち味のパートのおばちゃんなど、個性的な人たちと練習することに、、、

    「はたして環は40kmを走りきることができるのか?
    家族を亡くした悲しみからどう立ち直るのか?」

    マラソンを通じて、気持ちも考え方も”前向きに”なっていく環の姿を応援しながらも、
    読んでいくうち

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    2025年10月11日
  • つきのふね

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    「自分だけが、ひとりだと思うなよ!」
    この言葉の強さが好きだ。強烈だ。必死で、切なる気持ち過ぎて、読んでいて、真正面からビンタされるみたいに、はっとする。

    思春期まっただなかに読んで、20年ぶりくらいに読み返し、泣いてしまった。

    読みながらゆっくり、話の内容を思い出しながら、ここまで来て。この勝田くんの言葉が好きだった、とあの頃の自分を思い出す。

    解説の金原瑞人先生が、「大人の方が絶対に、この作品に弱い」と解説で言っており、いまならわかる。


    思春期に読んだときはYAは「私たちの物語」だったし、さくら達は時に共感しながらもモダモダした。

    いまは、彼女らの未熟さも含めて、まっすぐで眩し

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    2025年09月14日
  • カラフル

    ネタバレ 購入済み

    今の自分にも当てはめられる物語

    人は他人を全て理解出来ているわけではなく、自分からの目線でしか判断出来ていない。
    それが結果として、敵意だったり、好意になったりしている。
    物事が上手くいかないときは、全ての事が最悪に視えてしまうときがあるが、ホームステイだと思うともう少し気楽にやっていくことが出来るかもな。
    良い気持ちになりました

    #感動する #笑える

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    2025年09月13日
  • 出会いなおし

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    いろんな出会いなおし!!
    ストーリーの内容にほのぼのしたり、構成に驚かされたり、ただただのめり込んだり。
    楽しく、面白く、満足に読めた一冊だった。
    いつかいい出会いなおしがあるといいな、って。

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    2025年09月07日