森絵都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは本とコさんにオススメしていただいた1冊。
オススメしてもらわなかったら手にとることすらなかったかもしれません。
ありがとうございます。
この本、手元に届いたときにちょっと驚きました。
600ページ超のまるで辞書本!
しかも紙も薄めで読んでも読んでも減る気がしない!
でも面白くて気付けば3日くらいで読み終えた。
書きたいことが多すぎて雑多になりそうだけど、頭に浮かんだことを順番に。
あのね、この物語の大事な場面に我らが栃木の誇る金谷ホテルが!
そうです、春休みに5,000円の百年カレーを食べたあの金谷ホテルです。
勿論、この物語の中の人たちも食べます百年カレー。もう、うふふですね。
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Posted by ブクログ
ネタバレGHQは、日本に民主主義を広めるため、ある実験を始めた。
その実験とは、東京の屋敷に集められた四人の女性に「民主主義のレッスン」を施すことである。日本に新たな価値観が浸透し得るのか見極めるため、日系二世の青年・サクラギが奮闘する。
堅苦しくなく、よみやすいエンタメ小説。
お固そうなテーマでこのボリューム。歯応えのある読書になりそう、と身構えて取りかかったが、かなり読みやすい。美央子、吉乃、孝子、ヤエ、クニと、いずれも個性豊かで、かなり良いキャラクターが揃っている。とても一筋縄ではいかない彼女たちを御しきれず、右往左往するサクラギ先生の当惑顔も癖になる。物語に散見される笑いどころは、まさに朝ド -
Posted by ブクログ
やはり小説は面白い。
いや、森絵都さんの小説は面白いと強く感じる作品だった。物語はフィクションであるが、戦後初期にワープしたかのような臨場感がある作品。以前新聞で見た上野孤児の写真が目の前に広がるかのような鮮明な描写もあって面白かった。小説はその世界に没頭できるのが醍醐味だと思うが、まさにタイムスリップしてまた令和に戻ってきたような読後感だった。
民主主義を教える教師、和田や教頭が美央子達の意見に豹変するシーン。生々しく思えた。そりゃ、そんなすぐ変わらないよな。。
この終戦80年で日本はよくここまで成長したなと思う。女性初の首相誕生に沸いた令和に生きる自分。
上野の桜は外国人観光客で賑わい、駅 -
Posted by ブクログ
「宇宙のみなしご」や「カラフル」「DIVE!!」「ラン」などで有名な児童文学を中心とする小説家の短編集。紀子(のりこ)の小学三年生から高校三年生までの10年間を、10の短編で描いており、姉妹、親、学校の先生、友達との関係、恋、卒業など青春時代の多くのテーマに触れている。子どもが大人になっていく激動の10年間を一人称視点で追体験し、またその過程のいろんな葛藤や気持ちをなぞりながら、自分自身をかえりみることもできる、貴重な経験をさせてもらえる本だと思う。これは、多くの名作児童文学がそうであるように、子どもにも大人にもわかる共通のテーマと、シンプルな構成や文体をとりつつも、背後にある人生の様々な側面