森絵都のレビュー一覧

  • 出会いなおし

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    心に残ったフレーズ

    歳を重ねるということは、同じ相手に、何回も出合い直すということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。

    旧ナリキヨとこつこつ関係を積み上げた月日も、「いつか見せてください、佐和田さんの立体を」とパリへ臨む私にくれた激励も、やっぱり、あったことなのだ。新ナリキヨの登板によって、旧ナリキヨの地道な投球が過去から葬られたわけではない。たとえ新ナリキヨがどんなに上手にルパンになりすましたところで、私から旧ナリキヨの思い出を盗むことはできない。

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    2026年01月24日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    普段の生活の何気ない普通の日々を描いているからこその面白さがあります。
    今、学生生活真っ只中の方にも、昔を思い出したい方にも、おすすめです。とても読みやすい本だと思います。

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    2026年01月23日
  • カラフル

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    小林真は、気づかない間に自分を閉ざしていたのかもしれない。周りの人のこととか気づかずに。気づくのが一番良いのは分かってるけど、なかなかできない。でも、だから、それを見つめ直す時間も大事だと思う。

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    2026年01月22日
  • みかづき

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    よい小説を読んだ満足感を得られました。
    塾の先生が教育とは何か?を真剣に考えて苦闘する姿に惹き込まれました。親子関係のいろいろも長期間にわたって描かれていることで見えてくるものがありました。
    ハッピーエンドでよかったです!

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    2026年01月22日
  • カラフル

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    ネタバレ

    本は何も考えず読むに尽きる。

    どこの本屋でも平積みされているし、さぞかし面白く人生を変えてくれる本にちがいないと期待して満を持して…の気持ちで購入した。

    10代の時に出会ってたら違っていたのかも
    あの頃に出会えていれば、早く終わってほしかった学生生活や実家生活も、少しは大切にしようと思えたのかもしれない。
    良い話だった。良い本だった。素晴らしかった。
    世界に色がついていく描写が非常に良く、自分がその場にいるような気持ちになった。

    だけど己がすでに擦れてしまったせいでかなり最初の方から結末が想像できてしまっていた。
    だから、答え合わせをしたくて読み進めてしまったのが本当にもったいなく、悔し

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    2026年01月23日
  • カラフル

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    ネタバレ

    なんとなく、主人公の魂は真本人だろうなぁと薄々思っていたけど、本当に「やり直す」事が出来てよかったと思った。
    過去に起こったことは変えられないけど、色んな視点で見ると色が変わって見える
    母も父も兄も、同じ血が繋がっていたとしても結局相手の事を理解するには、理解しようとする事が大切で表面上の行動や自分で見た景色だけじゃ分からない事も多くある
    自分自身の事だってよく分からない事があるから、自分以外の事なんて余計に分からないよね
    でもみんな全員が綺麗な色を持ってるわけじゃないって、本当にそうだなぁと思った。色んな色を見て、受け止めて相手を理解していきたいね。

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    2026年01月20日
  • みかづき

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    以前読んだことあったと思うが、今回あらためて、そして久しぶりに、骨太な作品を一気読みした。みかづき、のタイトルがとても活きている。千明を演じるとしたら、天海祐希さんでしょうか。それにしても、読書の世界にまた戻ってこれたと実感できる傑作です。

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    2026年01月17日
  • カラフル

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    こういう転生系?やり直し系?はラノベみたいだなーと思って読んだことなかったけど、紡がれた言葉たちから新たな価値観や観点を学べた。
    受験勉強で疲れ果てた私には主人公の生き方が少し重なって、強く惹き付けられた一冊でした^ᴗ ᴗ^♡

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    2026年01月16日
  • カラフル

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    霊になった主人公が、他人の身体に入って、人生をやり直す話です。
    主観と客観を1人の身体の中で使い分けていて、ストーリーが展開していくにつれてどんどん引き込まれていきます。
    人生を変えるのは自分自身だし、弱い自分でも、強い自分でも、一生懸命生きていかなきゃいけないなと思いました。

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    2026年01月16日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    面白かった。

    途中、ハチャメチャになってく?と思った。まあまあハチャメチャだった。

    考えることが今こそ大事
    流されるんじゃなくて

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    2026年01月16日
  • カラフル

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    自然とページが進んで気づけば無我夢中で読んでいました。「幸せでありますように」って心から願いました。

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    2026年01月15日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都さんの作品を読むと、物語に飢えていた頃の感覚を思い出します。
    次の展開を予想するヒマもないほど物語にのめり込み、登場人物と一緒に泣いて笑って…そういえばこれが物語の楽しみ方だったなと、久しぶりに実感できました。
    そして何より、文章がカッコいい!
    難しい概念や複雑な心境も、森絵都さんの手にかかればヌルッと容易く心や頭に入り込んできます。
    どこを切り取っても「ここはこうで、最高なんだよッ!」と語れるほど、最初から最後まで濃密な作品でした。
    サイコーー!

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    2026年01月11日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    面白かったー
    いや、本当に面白かった
    今年に入ってすぐ、こんな面白い小説に
    出会えるなんて、幸先がいい(?)

    日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた
    “民主主義のレッスン”の教師役を引き受けた
    日系2世のリュウが、生徒として選ばれた
    個性豊かな4人の女性達と風変わりな授業を
    始めるところから物語は始まる。
    性格も境遇も全く違う若い4人の女性達が
    半年という短い期間の中でどんな風に変わって
    いくのか。日系二世のリュウは胃が痛くなり
    ながらも彼女達に民主主義とは何かを教えていく。
    そもそも民主主義とは何?
    アメリカの理想の民主主義を日本人に
    押し付けてどうしようというのだろう、
    そんな風に

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    2026年01月11日
  • カラフル

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    自分という存在は、周りにいる人や身の回りにある物があって、はじめて成り立っている。
    ひとりぼっちって思ってても実際は色んな人が自分のことを気にかけてくれたりするんだよね。

    「悪いことってのは、いつか終わるってこと」
    「今日と明日はぜんぜんちがう。明日っていうのは今日の続きじゃないんだ」
    そして、人生を“少し長めのホームステイ”だと捉える考え方好き

    2026年3冊目!

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    2026年01月12日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都さんの本はみかづきに続き2冊目。教育を描くのが得意な著者さんなんだなぁと思いました。

    日本を民主化するためにGHQの意向で集められた4人の女の子たち。「女は控えるもの」な日本的な慣習、考え方なところから民主主義を学んで変わっていく半年間の物語。とっても読み応えあって好きでした。

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    2026年01月07日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    4人の女性と1人の先生の民主主義講座。
    日本の敗戦後、確かに民主主義が一気に広まったわけではないし、時代と人の成長があって大変だけど楽しい時代だったろうな、と。

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    2026年01月06日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    表現豊かな描写でスラスラ読めました。

    個人的には短編小説「器を探して」の続きがとても気になります!

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    2026年01月06日
  • はじめての

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    辻村さんと森さんに惹かれて手に取った。けど、想定外に他の作家さんの作品もハマった。

    -人は一人で生まれて一人で死ぬ。その当たり前のことが、あの人たちにはね、本当に死ぬことより怖いの。-

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    2026年01月03日
  • 気分上々

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    全9編の短編小説。長いものもあれば、数ページだけの作品もありますが、どれも抜群の読み応えがあった。その中でも特に楽しく読めたのは「ヨハネスブルグのマフィア」とタイトルでもある「気分上々」。
    「ヨハネスブルグのマフィア」
    かつての恋人(?)と10年越しの再会なのに、それを感じさせない大人な会話が魅力的。とりあえず、このマフィアの睡眠法を試してみたい。後、寿司を頼むときは「イカエビタコ」にしたい。
    「気分上々」
    タイトルそんなところから!?と思ってしまった。思春期ならではの甘酸っぱい悩みや葛藤に、自分もこんな時期があったなあ、と共感。あの頃の男子の頭の中、確かにこんな感じだったかもしれない。

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    2026年01月02日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    民主主義を戦後の日本人に学ばせる実験。選ばれたのは日本人女性4人。生きていくのに精一杯の日本に、民主主義の種は開くのか。
    生徒役の4人が4人とも魅力的で良かった。いつの時代でも言えることだけど、人が変わっても社会が変わらなければ何も変わらない。そこまで昔の話でもないのに、今と違いすぎて驚く。変わらない部分もあるけれど。なんだかんだでマリコ夫人は完全には憎めなかった。

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    2026年01月02日