森絵都のレビュー一覧

  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    面白かったー
    いや、本当に面白かった
    今年に入ってすぐ、こんな面白い小説に
    出会えるなんて、幸先がいい(?)

    日本民主化政策の成果を焦るGHQがはじめた
    “民主主義のレッスン”の教師役を引き受けた
    日系2世のリュウが、生徒として選ばれた
    個性豊かな4人の女性達と風変わりな授業を
    始めるところから物語は始まる。
    性格も境遇も全く違う若い4人の女性達が
    半年という短い期間の中でどんな風に変わって
    いくのか。日系二世のリュウは胃が痛くなり
    ながらも彼女達に民主主義とは何かを教えていく。
    そもそも民主主義とは何?
    アメリカの理想の民主主義を日本人に
    押し付けてどうしようというのだろう、
    そんな風に

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    2026年01月11日
  • カラフル

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    自分という存在は、周りにいる人や身の回りにある物があって、はじめて成り立っている。
    ひとりぼっちって思ってても実際は色んな人が自分のことを気にかけてくれたりするんだよね。

    「悪いことってのは、いつか終わるってこと」
    「今日と明日はぜんぜんちがう。明日っていうのは今日の続きじゃないんだ」
    そして、人生を“少し長めのホームステイ”だと捉える考え方好き

    2026年3冊目!

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    2026年01月12日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都さんの本はみかづきに続き2冊目。教育を描くのが得意な著者さんなんだなぁと思いました。

    日本を民主化するためにGHQの意向で集められた4人の女の子たち。「女は控えるもの」な日本的な慣習、考え方なところから民主主義を学んで変わっていく半年間の物語。とっても読み応えあって好きでした。

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    2026年01月07日
  • カラフル

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    初版から20年近く経ってるんですねぇ。私が読んだのは10年以上前かなぁ。今読んでも色褪せることない名作なのは確か。スラスラ〜と読めて、ページをドンドンめくりあっという間に完読。魂のホームステイとは、なるほど〜です。

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    2026年01月06日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    4人の女性と1人の先生の民主主義講座。
    日本の敗戦後、確かに民主主義が一気に広まったわけではないし、時代と人の成長があって大変だけど楽しい時代だったろうな、と。

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    2026年01月06日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    表現豊かな描写でスラスラ読めました。

    個人的には短編小説「器を探して」の続きがとても気になります!

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    2026年01月06日
  • はじめての

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    辻村さんと森さんに惹かれて手に取った。けど、想定外に他の作家さんの作品もハマった。

    -人は一人で生まれて一人で死ぬ。その当たり前のことが、あの人たちにはね、本当に死ぬことより怖いの。-

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    2026年01月03日
  • 気分上々

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    全9編の短編小説。長いものもあれば、数ページだけの作品もありますが、どれも抜群の読み応えがあった。その中でも特に楽しく読めたのは「ヨハネスブルグのマフィア」とタイトルでもある「気分上々」。
    「ヨハネスブルグのマフィア」
    かつての恋人(?)と10年越しの再会なのに、それを感じさせない大人な会話が魅力的。とりあえず、このマフィアの睡眠法を試してみたい。後、寿司を頼むときは「イカエビタコ」にしたい。
    「気分上々」
    タイトルそんなところから!?と思ってしまった。思春期ならではの甘酸っぱい悩みや葛藤に、自分もこんな時期があったなあ、と共感。あの頃の男子の頭の中、確かにこんな感じだったかもしれない。

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    2026年01月02日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    民主主義を戦後の日本人に学ばせる実験。選ばれたのは日本人女性4人。生きていくのに精一杯の日本に、民主主義の種は開くのか。
    生徒役の4人が4人とも魅力的で良かった。いつの時代でも言えることだけど、人が変わっても社会が変わらなければ何も変わらない。そこまで昔の話でもないのに、今と違いすぎて驚く。変わらない部分もあるけれど。なんだかんだでマリコ夫人は完全には憎めなかった。

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    2026年01月02日
  • みかづき

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    大河ドラマのようでした。昭和36年の用務員室の主人公吾郎が、千明と出会って塾をつくる。戦後から高度成長期に文部省との確執もありながら、塾を運営していく。その中での、吾郎、千明、子ども達、塾の講師達のドラマが繰り広げられていきます。時系列では1961年から2008年までの半生ですが、前半は吾郎、後半は千明、最後は孫の一郎が主人公としてお話が進みます。
    教育改革や塾の発展と困難、昨今の学習支援といった現実での社会の流れをリアルに反映していて、きっとどこかに実際にある話だと、共感しながら読みました。また戦後の教育史としても学べました。
    お話は未来につながる希望が見えるエンディングでしたが、成績向上の

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    2026年01月01日
  • みかづき

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    立派な大河小説だと思った。
    教育理念に奔走した家族が、時代の流れに巻き込まれる様をこの600pによく収めていて、教育というテーマがどれほど振り回され、そして現場の教育者がどんな声を持って指揮を振っているのか、フィクションではあるけれど、その一幕を見れた気がして、とても贅沢な時間を過ごせた気がします。

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    2025年12月31日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    長編ではあるが、惹き込まれる文章で読みやすく、とても面白かった。
    舞台は戦後日本だが現代の私たちにとっても大切で、改めて考えるべき論点が随所に散りばめられた、皆が一度は読むべき本だとおもう。

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    2025年12月31日
  • カラフル

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    自分なんてと思えば思う程世界はモノクロの渦で溢れているように見えてしまう

    今は他の色に目を向けられなくても、途中で思うような色にならなくても、あなたが塗った色は無理に塗りつぶそうとしなくていいんだよ、とまた色んな絵の具を何度でも差し出したい。

    全部の色があなたそのものだから。

    そんなことを教えてくれる素敵な本でした。辛くて立ち止まってしまった時に読み返したいな。

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    2025年12月31日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    年末に、とても心温まる作品と出会えた。カラフルの頃から好きだったけど、読ませる力がとにかく圧倒的。600ページの長編だけど、あっという間に読み終わってしまう。そして、読み終わりたくないという気持ちが、膨らみ続ける。その名の通り民主主義の入門書であり、はらはらのミステリでもあり、若者たちの群像劇でもあり、くすぐったいラブストーリーでもある。長年活字から離れてたけど、本を読む楽しさを思い出させてくれた友人に心から感謝を。

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    2025年12月28日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    後半に謎も解き明かされ、どんどん物語に引き込まれていった
    最後の終わり方もすっきり

    民主主義とは何か?
    登場人物の答えに
    遠慮しない勇気と、相手を思いやる広い心
    自分の目で見て、自分の頭で考え続ける事
    とあったが、自分の生活にも大切なことだと感じた

    森絵都さん、子どものころからずっと読んでいるけれど、やっぱりおもしろい

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    2025年12月27日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    第二次世界大戦後の東京、GHQ指導のもとに民主主義レッスンの教師役となった日系二世のリュウと生徒の20歳前後の女性5名が、戦争の傷跡残るなか、それぞれの道を見つけていくお話。孝子がマッカーサー元帥に宛てた手紙がとても辛く心に響いた。戦争で家族も持ち物も全て失った孝子が、戦後雇われたお屋敷では豪華な宝石、食器、家族がそろっていて、『若しかして、戦争に負けたのは私達貧乏人だけだったのではないかしら。・・自分達の力で自分達を守ってゆきたい。もう二度と騙されたくない。』と胸の内を打ち明けている。戦後同じような思いを抱いた人は多かっただろう。戦後の日本から希望が生まれてくる過程を描いており前向きになれる

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    2025年12月26日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    テーマ、構成、筆力、物語としての品格、清々しさ、ユーモア性など一級品
    傑作の部類、誰にでもお勧めできる
    読書していて良かったと思える一冊
    選考、エントリー前に読んだけど、文句なく直木賞に相応しいと思う本
    が、受賞ならず

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    2026年01月06日
  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    「うち、知りたいんです。民主主義って何なのか」

    戦後80周年。
    そんな2025年のうちに読みたかった作品をやっと読めました!

    「民主主義とは何か」
    これが、最大の問いであったように思う。

    民主主義に正解はない。
    「十人に聞けば十通りの民主主義がある」
    「日本には日本らしい民主主義の花が、いつか咲くんじゃないでしょうか。」
    確かにそのとおりだなと思う。

    私も読みながら、リュウのレッスンを受けてる気分になった。

    第6章の終わりからの伏線回収の展開にはかなり驚かされたが、ほんとうに面白い1冊だった!

    本作は何年か経てば、ドラマ化するんじゃないかなと思った!
    是非、楽しみな作品です

    分厚

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    2025年12月14日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    短編集

    ・出会いなおし
    人と何度も出会いなおす

    時間が経てばそれぞれ色んな人生を歩んでいくなかで、自分の知っている相手ではなくなることもある。
    それは悪いことではなく、同じ人に何度も出会い直し、そうして立体的になっていくんだと思った。


    ・カブとセロリ
    顧客対応と重ねてしまった。
    時には正直に、相手と向き合うことが大事だとおもった


    ・むすびめ
    物事の感じ方は人それぞれ。些細なことでも深く傷ついたり後悔していることってあるよな、と。
    それで勘違いしていることもある。
    昔のこと、気にしていたこと、言いにくなったこと、今だと言葉にできることもある気がする。伝えられる人には伝えていこうかな。

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    2025年12月09日