森絵都のレビュー一覧

  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    気になっていて、たまたま衆院選が決まる直前に読み始める。
    一番の感想は、特にこの時期に読めて本当に良かったということ。

    戦後の話ではあるけれども、本当に現在と地続きなのだと実感できる内容で、驚いた。
    二部作?三部作?というくらいの内容の濃い作品で、読みごたえ十分。
    中身も、途中からどんどん展開が変わり引き込まれる。
    ページ数的にもボリュームがすごくて躊躇したけれど、どんどん読める。
    そして、章ごとに語り手は変わるのにこの一体感はなんだ!と感動。

    権利も民主主義も、一朝一夕ではないし、先人たちのもがき戸惑いながらも考え続け、迷い続け守ってくれたんだということが強く感じられた。

    とにかく今の

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    2026年02月07日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    宛て行い扶持の民主主義を、当時(占領期)を生きた人間であれば当然に抱えたであろう葛藤と共に、逆境の中で学んでいく姿をリアルな時代描写と共に描かれています。日本が敗戦から立ちあがろうと奮闘していたあの時代に興味がある私にとって、非常に興味深いストーリー構成であり夢中で読み進めました。

    途中からミステリー小説を読んでいる気分になります。

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    2026年02月05日
  • カラフル

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    ネタバレ

    続きが気になって一気に読んだ作品です。

    『自分で自分を殺した』
    生きてたらきっといい事あるのかもしれない。
    今の人生だって好転するんだろうか。
    そんな風に思わされる本でした。

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    2026年02月01日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ページ数もあり、大変かなと思いましたが、読んでいると先が気になりぐんぐん読み進みました。戦後の被害を受けた人と云えば、各々いろいろな形がある。しかしそれは下級国民だけであって、貴族はそうではないのでは?!その不平等さに抗う5人の女史。最初は彼女らの事情もありまとまりがなかったが、徐々にわかりあい、友になる。良い小説でした。
    女性は逞しく、したたかだなとも思わされました。
    最後は切ない、甘酸っぱい終わりで満足です。

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    2026年01月26日
  • 宇宙のみなしご

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    キラキラとした青春小説でした!!
    屋根に登るという非日常を楽しむ中学生たちが輝いていた
    また中学生ならではの悩みや発想力の豊かさなどとにかく学生時代の良いことも悪いことも思い出させてくれるような作品だった

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    2026年01月26日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    『みかづき』以来の森絵都です。『みかづき』でも戦後の学習塾の歴史を小説の舞台にするなんて!と驚き、そしてその展開の熱さに引き込まれてしまいましたが、今回の舞台も「学び」でした。でも、もっと奇抜で敗戦直後のGHQによる「民主主義」塾…出自もバラバラに選ばれた4人の女性の共同生活なのでありました。それがやめられないとまらないエンターティメント!設定のファンタジーさとストーリーのはちゃめちゃさとそして主人公たちのピュアさが、実はその時代の混乱の空気を逆にリアルに再現しているのではないか?という気になりました。「民主主義」ネイティブの世代からすれば、「民主主義?What's?」の混乱はイメー

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    2026年01月26日
  • みかづき

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    はじめは少し話のテンポが自分に合わず、ザクザクと話は進むのにダラダラとまどろっこしい感じがしたが、塾が段々と成り上がっていくにつれて俄然面白くなってきて、最後はこの3〜4世代続く一大叙情詩に読み終わった後、感嘆の声を上げずにはいられなかった。
    こんなに登場人物が出てくるのに、1人1人のキャラクターが際立っていて、一度も確認することなく読み切れたのは久しぶりだった。

    また津田沼塾戦争は、まさに自分が第2ベビーブームドンピシャ世代で、この話に出てくる塾の成り立ちは、自分の地元だったせいもあり、あぁこれは市進かな、栄光ゼミナールかな、俺は研数学館だったなとか、勝手に当てはめて興味深く読むこともでき

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    2026年01月25日
  • つきのふね

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    みんな孤独で、みんな弱くて、みんな、ひとりが怖い。
    心の中で、奥底で、自分でも恐ろしくなるような、小さな、でも力強い闇をみんな持っている。
    それで、いいんだ。
    それが、生きている証拠なんだ。

    孤独と闇のなかで悶えながらも、尊いなにかに支えられて生きている。そして、自分自身がだれかの尊いなにかになっている。

    そうして人は生きているんだ。

    そう思わせてくれるような、小さくも力強い作品。圧巻。

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    2026年01月24日
  • 出会いなおし

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    心に残ったフレーズ

    歳を重ねるということは、同じ相手に、何回も出合い直すということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。

    旧ナリキヨとこつこつ関係を積み上げた月日も、「いつか見せてください、佐和田さんの立体を」とパリへ臨む私にくれた激励も、やっぱり、あったことなのだ。新ナリキヨの登板によって、旧ナリキヨの地道な投球が過去から葬られたわけではない。たとえ新ナリキヨがどんなに上手にルパンになりすましたところで、私から旧ナリキヨの思い出を盗むことはできない。

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    2026年01月24日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    普段の生活の何気ない普通の日々を描いているからこその面白さがあります。
    今、学生生活真っ只中の方にも、昔を思い出したい方にも、おすすめです。とても読みやすい本だと思います。

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    2026年01月23日
  • カラフル

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    小林真は、気づかない間に自分を閉ざしていたのかもしれない。周りの人のこととか気づかずに。気づくのが一番良いのは分かってるけど、なかなかできない。でも、だから、それを見つめ直す時間も大事だと思う。

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    2026年01月22日
  • みかづき

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    よい小説を読んだ満足感を得られました。
    塾の先生が教育とは何か?を真剣に考えて苦闘する姿に惹き込まれました。親子関係のいろいろも長期間にわたって描かれていることで見えてくるものがありました。
    ハッピーエンドでよかったです!

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    2026年01月22日
  • カラフル

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    ネタバレ

    本は何も考えず読むに尽きる。

    どこの本屋でも平積みされているし、さぞかし面白く人生を変えてくれる本にちがいないと期待して満を持して…の気持ちで購入した。

    10代の時に出会ってたら違っていたのかも
    あの頃に出会えていれば、早く終わってほしかった学生生活や実家生活も、少しは大切にしようと思えたのかもしれない。
    良い話だった。良い本だった。素晴らしかった。
    世界に色がついていく描写が非常に良く、自分がその場にいるような気持ちになった。

    だけど己がすでに擦れてしまったせいでかなり最初の方から結末が想像できてしまっていた。
    だから、答え合わせをしたくて読み進めてしまったのが本当にもったいなく、悔し

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    2026年01月23日
  • カラフル

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    ネタバレ

    なんとなく、主人公の魂は真本人だろうなぁと薄々思っていたけど、本当に「やり直す」事が出来てよかったと思った。
    過去に起こったことは変えられないけど、色んな視点で見ると色が変わって見える
    母も父も兄も、同じ血が繋がっていたとしても結局相手の事を理解するには、理解しようとする事が大切で表面上の行動や自分で見た景色だけじゃ分からない事も多くある
    自分自身の事だってよく分からない事があるから、自分以外の事なんて余計に分からないよね
    でもみんな全員が綺麗な色を持ってるわけじゃないって、本当にそうだなぁと思った。色んな色を見て、受け止めて相手を理解していきたいね。

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    2026年01月20日
  • みかづき

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    以前読んだことあったと思うが、今回あらためて、そして久しぶりに、骨太な作品を一気読みした。みかづき、のタイトルがとても活きている。千明を演じるとしたら、天海祐希さんでしょうか。それにしても、読書の世界にまた戻ってこれたと実感できる傑作です。

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    2026年01月17日
  • カラフル

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    こういう転生系?やり直し系?はラノベみたいだなーと思って読んだことなかったけど、紡がれた言葉たちから新たな価値観や観点を学べた。
    受験勉強で疲れ果てた私には主人公の生き方が少し重なって、強く惹き付けられた一冊でした^ᴗ ᴗ^♡

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    2026年01月16日
  • カラフル

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    霊になった主人公が、他人の身体に入って、人生をやり直す話です。
    主観と客観を1人の身体の中で使い分けていて、ストーリーが展開していくにつれてどんどん引き込まれていきます。
    人生を変えるのは自分自身だし、弱い自分でも、強い自分でも、一生懸命生きていかなきゃいけないなと思いました。

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    2026年01月16日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    面白かった。

    途中、ハチャメチャになってく?と思った。まあまあハチャメチャだった。

    考えることが今こそ大事
    流されるんじゃなくて

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    2026年01月16日
  • カラフル

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    自然とページが進んで気づけば無我夢中で読んでいました。「幸せでありますように」って心から願いました。

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    2026年01月15日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都さんの作品を読むと、物語に飢えていた頃の感覚を思い出します。
    次の展開を予想するヒマもないほど物語にのめり込み、登場人物と一緒に泣いて笑って…そういえばこれが物語の楽しみ方だったなと、久しぶりに実感できました。
    そして何より、文章がカッコいい!
    難しい概念や複雑な心境も、森絵都さんの手にかかればヌルッと容易く心や頭に入り込んできます。
    どこを切り取っても「ここはこうで、最高なんだよッ!」と語れるほど、最初から最後まで濃密な作品でした。
    サイコーー!

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    2026年01月11日