森絵都のレビュー一覧

  • カラフル

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    素晴らしい小説だった。このような作品を名作というのではないか。
    僕はすぐに話の核心に気付いてしまったし、勘の良い皆さん読者もきっとそうなるだろう。

    だけど、それを差し引いてもやっぱり、本当に素晴らしい作品だった。
    そして、この小説の著者・森絵都さんは、読者にすぐに気付かれることも計算に入れている。そこがまたニクい。

    僕の中では、誰か、特に普段あまり小説を読まない方や、小説に苦手意識を持つ子どもたちに、胸を張って薦めたい作品になった。

    ここでは、この『カラフル』の魅力を様々な角度から分析・検討していきたい。

    革新的と言っていいほど読みやすく分かりやすい、しかも先の展開を思わず気にさせる魅

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    2026年08月24日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    久々の森絵都、読んできた本全部面白かったんやから、もっと頻繁に読めばいいのに、なんかまた間空けてしまったなぁ。

    で、この本だが、タイトル観て「あぁ、意識高いとかのフェミ系やな」と短絡的に思ってしまった自分が情けない。
    確かに粗筋からして戦後日本で若き女性たち4(5)人を相手にアメリカ流民主主義を浸透させる教室を運営する話なのだから、まぁフェミっぽいこともあるにはあるが…。

    そんなのは味付けの一つでしかなく、本題は友情と恋愛と成長の物語なのである。特に登場人物たちそれぞれの過去や背景がうっすらわかり出す中盤以降から、密度と速度が上がりだすあたりの面白さは、さすが森絵都の筆力。時に感情で時に伏

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    2026年08月20日
  • DIVE!! 下

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    上巻はなんとなく知季が主人公で進んでいた感じだったが
    下巻は章ごとにスポットが当たる人が変わり
    上巻以上にドキドキハラハラ
    先が気になって仕方なかった

    飛び込みに打ち込む少年たち
    指導者
    家族
    どの人も一生懸命で読み応えありの物語

    青春好きな人にはおススメです

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    2026年08月15日
  • DIVE!! 上

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    久しぶりに引き込まれる本だった

    登場人物の心理が手に取るように感じられ
    夢中になって読み進めた

    飛び込みという競技は
    オリンピックくらいでしか目にしたことはなかったけれど
    少し知識も得られたので
    これからはちょっと違う視点から観られるだろう

    下巻に続く…

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    2026年08月15日
  • カラフル

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    3年ぶりくらいに。何回読んでも素敵。
    カラフルなこの世界に飲み込まれつつも自分だけの色で生きていくのだなと、、でも周りに合わせて染まる必要も、自分だけの色を無理に作る必要もないなと、
    そのまんまでいいのかなって思った
    自分がそうだと決めつけている何かも、もしかしたらそんなことはなくって、違う考え方で、色で見れたら自分の生きる世界は変わるなと読んでて思った。
    また忘れた頃に読もう

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    2026年08月12日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    短編集でしたが、どの話も良かった!表題作はもちろん素晴らしかったですが、個人的にはジェネレーションXが好き。

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    2026年08月10日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    久々の森絵都だがやはり面白い。
    テーマは戦後民主主義教育で、現代日本への批判を示唆する内容もあるが、森絵都らしい明るさと楽しさ、なんと言っても個性的な登場人物達の書かれ方が素晴らしい。

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    2026年08月09日
  • カラフル

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    転生後の主人公の物言いがドライでサバサバしていて良かった。(他人事だからだけど)
    案外怖がらず思いのままに生きたほうが上手くいくのかもね。
    人には良い面も悪い面もあって、所詮ただの人間だということを忘れてしまう。そんなときはまた読み直したい。優しい物語。

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    2026年08月08日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    最後、というのがキーワードなのかなと思う短編集。森絵都らしい。

    第1話 夏になると僕ら5人のいとこは再会する。ぼく、智明、じゃがまる、章くん。章くんの別荘は辺鄙な海辺にある。元料理人の小野寺さんが管理人。午後11時から僕らは章くんにクラシックを聞かされるのだが寝てしまう。僕は章くんにいろいろ押し付けられるのが嫌になってきた。章くんへのモヤモヤがどんどん大きくなる。

    第2話 中学の卒業式の日、机にごめんねと書かれた手紙が入っていた。9月の球技大会の時に不眠症だった。元音楽室に避難したら、藤谷がピアノを弾いていた。藤谷も眠れないという。母が愛人のアパートに行ってしまったのがキッカケらしい。藤谷

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    2026年08月07日
  • はじめての

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    ネタバレ

    はじめて…したときに読む物語
    島本理生
    辻村深月
    宮部みゆき
    森絵都
    4人のアンソロジー
    どれも面白かった~

    私だけの所有者
    アンドロイドが恋した人は…

    ユーレイ
    家出した《のどか》を助けてくれたのは…

    色違いのトランプ
    国も人も全て同じなのに、全く違う次元にある世界。

    ヒカリノタネ
    小さい頃から何度も告白して、振られ続けた由舞(ゆま)
    タイムトラベルをして過去を塗り替えてきて、最後の結末は...

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    2026年08月05日
  • カラフル

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    主人公が自殺してしまった理由がやるせなくてモヤモヤしながら読んでいく中で、実は本当は事実が違っていて、周りは温かい人たちだったって気付くまでの過程が面白かった。一気読み。また1から読みたい。

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    2026年08月04日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    戦後の日本において、これまで軍国主義と家父長制とで自分を抑圧してきた女性たちに民主主義を教えることで、それぞれが自分の人生を生きるようになる。
    彼女たちは民主主義を知らなかったら知らなかったで、さほど人生に不満もなく人生を生きていたのではないかと思うと、わざわざ民主主義を教えるのは壮大なお節介なんじゃないかとも思う。ただ、彼女たちは民主主義を知ったことで、別の物語を生きられることを知り、その中から自分の生き方を選択した訳だから、この壮大なお節介にも意義があったのだろう。それに、(ヤエのセリフでも出てくるが)何が正しいかは時代の変遷とともに変わるわけで、それがお節介だったりありがた迷惑だったとし

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    2026年08月03日
  • みかづき

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    小学校の頃から大学に入るまで「塾」に通っていた自分には刺さる作品だった。子どもは嫌々通わされることの方が多いと思うが、そういえば塾の先生が面白くて友達も出来てなんだかんだで楽しかったなという事も思い出した。何かを始めるのは大変だなと感じると同時に、教師たちはこんなにも子どものこと、教育のこもを思ってくれている人もいるのかと少し感動した。また前後直後の世代とのギャップも描かれており良かった。

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    2026年08月02日
  • DIVE!! 下

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    青春を浴びられた。大会中の描写がとても臨場感があってよかった。飛び込みのスピード感、しなやかさ、静寂すらも感じ取れるような文章に感嘆さえ覚えた。読者として、彼らそれぞれのキャラクターと演技スタイルが結びついていく感じも面白かった。ラストも短絡的ではないが、突飛でもなく、良い終わり方だった。続きがあるなら読んでみたい。

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    2026年08月01日
  • DIVE!! 上

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    スポ根系の小説はほとんど読んだことはなかった。ましてや自分がやったことないスポーツの小説なんて、薦められなければ読まなかったと思う。上巻だけでも、綺麗で熱くてちょっと理不尽な青春を浴びられてよかった。擬音はほとんどないのに、飛び込みの描写がありありと頭に浮かぶ。迷わず下巻に手が伸びるほど、テンポよく、先が気になる小説。

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    2026年08月01日
  • カラフル

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    年が近かったのもあり、共感できる部分も多く物語に入り込めた気がします。この小説がきっかけで読書に目覚めました。

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    2026年08月01日
  • カラフル

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    中学生か高校生の頃に読んだ記憶があり、表紙もシンプルだったこともあり覚えてました。ただ内容は全然覚えておらず、読み進めていくごとにどうなっていくんだろうと自然とページを捲る手が止まりませんでした。初めて読んだ当時の感覚も何となく思い出せるような気がして、とても面白かったです。

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    2026年07月31日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    これは本とコさんにオススメしていただいた1冊。
    オススメしてもらわなかったら手にとることすらなかったかもしれません。
    ありがとうございます。

    この本、手元に届いたときにちょっと驚きました。
    600ページ超のまるで辞書本!
    しかも紙も薄めで読んでも読んでも減る気がしない!
    でも面白くて気付けば3日くらいで読み終えた。

    書きたいことが多すぎて雑多になりそうだけど、頭に浮かんだことを順番に。

    あのね、この物語の大事な場面に我らが栃木の誇る金谷ホテルが!
    そうです、春休みに5,000円の百年カレーを食べたあの金谷ホテルです。
    勿論、この物語の中の人たちも食べます百年カレー。もう、うふふですね。

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    2026年07月31日
  • DIVE!! 下

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    ネタバレ

    1.4秒の飛翔×12回。秒数にするとごく僅かな時間。ダイブに人生の全てをかけ、オリンピック目指して戦う少年たち。ああもう本当に面白い。主人公キャラ3人だけじゃなくて、周りの人たちもみんな熱があってこの物語の中でちゃんと生きていて、ダイビングの面白さもありながらそれぞれの想いが1.4秒をかけがえないものにしている。次のオリンピックではちゃんとダイブ見てみたい。

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    2026年07月29日
  • はじめての

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    yoasobiの楽曲とコラボしたアンソロ。
    好きな作家さんばっかりだったので読んでみた。

    どれも良かったけど「私だけの所有者」と「ヒカリノタネ」はSF風味ですごいすき。

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    2026年07月26日