森絵都のレビュー一覧

  • カラフル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    しっとりした話しなのかなと思ったら結構コメディタッチだった。

    罪を犯した魂が抽選に当たって、別人として生きかえる。自分の罪を思い出せばチャレンジ成功。

    自殺した中3男子小林真として生まれ変わるも、彼は友達がいなくて自分の世界に閉じこもりがち、背が低いのがコンプレックスの冴えない男の子。
    家族もみんないい人かと思ったら色々問題がありそうで前途多難。

    天使のプラプラがすごい好き。
    ふりふりの日傘は天使趣味かと思いきや支給品。2回くらい言ってて笑った。

    テーマは結構ヘビーなんだけど、からっとしてて読みやすい。みんな知らないうちに人を傷つけたり救ったりして生きている。カラフルな世界に揉まれなが

    0
    2026年06月20日
  • みかづき

    Posted by ブクログ

    教育とは何か?を改めて考えさせられるだけではなく、登場人物一人一人の性格や考え方が丁寧に描かれていて、人としての考え方やものの見方についても学びのある本でした。でもだからと言って堅苦しい物ではなく、常に人と人の関わり合いを感じることのできる温かいお話でした。「みかづき」の本当の意味を知った時、全ての物語のつながりがとても素敵なものに感じました。
    本の分厚さにもかかわらず、誰の視点で描かれているかが途中で変わるため、飽きることもなく、次を早く読みたいと思える作品でした。

    0
    2026年06月19日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。映像化されたらと思いながら読み進めた。四人の女性だけでなく周りの登場人物もイメージが鮮明に浮かぶ。コミカルで暖かい情景が描かれつつ、考えさせられるテーマでもある。後半に予想外の展開もあり、前半の話を振り返りながら楽しめる工夫もあり、読後にこの後はどうしたのかなと想像してしまうのはそれだけ入り込んでしまった証拠だと思う。

    0
    2026年06月12日
  • カラフル

    匿名

    購入済み

    すごく心に刺さるストーリーでした。最初の1ページから、え?どうゆう事なの??と、続きが気になってどんどん物語に引き込まれていきました。とても心が苦しくなったり生に対して沢山の事を考え不安になったりもしましたが、心に残る一冊になりました。真と天使さんのやり取りや、ふとした時の真の言動など楽しい場面もありました。色んな人の立場になって物語を感じ事ができました。

    0
    2026年06月11日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    まさかの展開で、切なくも暖かい終わり方
    もういちど忘れた頃に読み直します

    自分自身を、家族を、そして本を大切にしたいと思える
    そんな1冊でした

    0
    2026年06月11日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    さらっと読めてずしんと心に響く本でした。解説で阿川さんが語っているようにページを捲るのがもどかしいくらいに結末が気になるお話でした。ホッと癒される結末で読後感が爽やかで癒されました。

    0
    2026年06月08日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    1話1話読み終わるごとにYOASOBIの歌を聴いた。今まで何度も聴いたことがある歌だったけど、こういうお話がベースにあったんだ、こういうことを言っていたんだとわかってより曲の中に入り込めた感じがした。どのおはなしも読みやすくて良かったな。

    0
    2026年06月07日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    普通であること、変わっていること、に悩んだ事は何度もある。
    私のこの身体もホームステイ先だと思ったらなんだか凄く楽に思えてくる。
    「自分で自分を縛らず、自由に動いていたあの感覚を。」

    0
    2026年06月07日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    森絵都/デモクラシーのいろは
    終戦直後の日本で、GHQ所属 日系二世の堅物教師が4人の個性的な女性に「民主主義」を教えていく成長物語。
    一見とっつきにくそうなテーマとボリュームに躊躇していたけれど本当に読んでよかった。考え抜かれた構成とキャラの魅力、読みやすい筆致であっという間でした。

    「民主主義を学ぶ」とは?と思ったけれど、きちんとそこにも言及する。
    複雑化しなくていい。誰もが自分の頭で深く考え、意見を主張できる世の中に変わる「始まり」の物語であると。

    忸怩たる思いを抱えていたであろう「敗戦国の女」たる彼女たち。それぞれに魅力あり見せ場あり、未来への羽ばたきに後光を見ました。

    0
    2026年06月05日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    表題作の「風に舞いあがるビニールシート」はイメージしてたものと違ってて、ビニールシートの意味がわかった時に涙が出そうになりました。とてもよい作品です。

    6編の作品どれも読み応えがあって良かったですが、「守護神」「鐘の音」が特に好きです。

    0
    2026年06月02日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    この小説を読んで他者の見え方が変わった。どうしても、他者を決めつけて見てしまうときある、まさにモノクロのレンズでしか他者を判断できないときがある。けど人には様々な色味があって、綺麗な色もあれば濁った色もある。人生カラフルに見た方が世界は綺麗に見えるものかもしれない。真と父が川辺で話したシーンはよかった。人生悪いこともあるけど、ずっと続かない。それだけで生きる希望が持てると思った。

    0
    2026年05月31日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    【作品に感じた色】
    パレットに並ぶカラフルな絵の具の色

    瑠璃色、若菜色、緑青色、緋色、曙色・・・
    文中にはたくさんの色が散りばめられ、主人公の気持ちの変化も見事に色で表現されていた。
    タイトル通り『カラフル』な色が溢れており、まるで、パレットに並んでいる絵の具のような作品だった。

    【感想】
    少し疲れていたので、サクッと読め、心に負担がなさそうな本を読みたいと思い、手に取ったのが『カラフル』だった。

    寝る前に一気に読めてしまうほどの文量に、軽いタッチの文体。幅広い年代に親しまれているのも納得の一冊である。
    ただ、内容については、タイトルと装丁から受ける平和で可愛らしいイメージとは異なり、い

    0
    2026年05月31日
  • 獣の夜

    Posted by ブクログ

    7編の短編集。

    てるてる坊主、結局、最強説。
    このお話、すごく好きです。

    大きな流れが思い切り変わったのに、自分の状況は全然変わってない。
    引き算の仕方がすごく明快でいい。

    続編があれば、また読みたいです。

    0
    2026年05月30日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    今だからこそ、たくさんの人に読まれるべき物語。
    直木賞候補だったが、ぜひ受賞してほしかった。
    序盤にサクラギが発した言葉「与えられた物語を信じてはいけない」が伏線となり、教え子の孝子が「新しい物語」と新年の抱負として書き初めをし、物語の結びには「終わりのない物語をつくる」
    それぞれの意味するものは少しずつ違うけれど、よくできている。

    戦争とはどんなものなのか、私はあまりにも知らなすぎる。アメリカで日系アメリカ人たちが強制収容されていたということも、初めて知った。
    それをあの有名なルーズベルトが行ったということも。
    日本でどんなに物資が不足しても、飢えに苦しむひとがたくさんいる中でも、食べ物も

    0
    2026年05月30日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    自殺した中3男子と、彼を取り巻くみんなの物語。

    普通に生活してたら気づけないけど、自分がどれだけ家族に大切に思われているのか。
    お母さんもお父さんも、「親」という役割だけじゃなくて、1人の人間だということ。
    私は子供の頃、きょうだいとすごく仲が悪かったけど、(今は仲良し)お互いに本気で腹の底から憎み合ってたわけじゃないんだよな。

    大人になるまでわからなかったことが詰まった本だった。中学生の頃に出会えてたら、もうちょっとみんなに優しくできていたんじゃないかなと思う。電車で読みながらめっちゃ泣いてしまった。さすが、みんながおすすめするだけある、名著でした

    0
    2026年05月29日
  • みかづき

    Posted by ブクログ

    自身が小学生時に中学受験塾、中学時は補講塾、高校の時は大学受験塾に通った経験があり、しかもそれは全て津田沼の塾でした。時代は違えど重ねずにはいられなかった。吾郎の教育者としての素晴らしさはもちろんだけど、塾経営者として千明がビジネスにシビアになる気持ちもすごくわかる気がした。登場人物すべてに物語があり、大長編ながら中だるみすることなく一気読みできました!すごく良い作品でした。

    0
    2026年05月27日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    とても良い本だった。名作と呼ばれている理由が分かった。人生において、大切なことが最初から最後までびっしりと書いてあった。おそらく時代が変わっても、重宝される稀有な作品だと思う。先入観、思い込み、ものごとを一つの側面のみで判断しない、事実と真実は違う、正解は人によって違うなど、生きていくうえで大切なことが書かれていた。学生時代に読みたかったなぁと強く思う。

    0
    2026年05月25日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    登場人物が頭の中で映像化され、一気に読み終わってしまった。もしかしたら、戦後の日本でこんなことがあったんじゃないかと、フィクションなのにそう思わせてしまう物語のキャラ設定や状況の描写が素晴らしかった。なにより、結末がとても良くて、爽快感がある。戦後80年、民主主義のあり方も女性の立場も大きく変化しつつも、まだまだ課題多いこの時代に、今一度、考えるきっかけにもなりうる本だと思った。子供たちにも勧めたい一冊!

    0
    2026年05月25日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    大好きになった一冊!4人の人物像や背景がとてもユーモラスに描かれていて、どんどん読み進めたくなった。今より圧倒的に立場が弱かった日本の女性たちの状況。戦争が彼女たちにもたらした影響。そういう、忘れてはいけない悲しい事実はきちんと伝えつつ、希望のある明るい物語だったと思う。今、おすすめ小説を聞かれたら、この本かグロリアソサエテを挙げるかな。朝ドラ化希望。

    0
    2026年05月22日
  • カラフル

    Posted by ブクログ

    けんごさんが初心者におすすめの本として挙げられていて、気になり手に取ってみた。
    人生は波瀾万丈。いいこともあれば悪いことも当然ある。悪いことが長く続いたとしても、もう少し我慢して生き続けていれば、必ずいいことがあるから。というメッセージをどストレートに伝えられたような作品だった。今仕事に嫌気が刺して、マイナスな思考が脳内を埋めつくしてる自分にはグサグサ刺さり、もう少し気楽に、自由に考えて、このカラフルな世界を楽しもうと思えた。

    0
    2026年05月19日