森絵都のレビュー一覧
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やはり小説は面白い。
いや、森絵都さんの小説は面白いと強く感じる作品だった。物語はフィクションであるが、戦後初期にワープしたかのような臨場感がある作品。以前新聞で見た上野孤児の写真が目の前に広がるかのような鮮明な描写もあって面白かった。小説はその世界に没頭できるのが醍醐味だと思うが、まさにタイムスリップしてまた令和に戻ってきたような読後感だった。
民主主義を教える教師、和田や教頭が美央子達の意見に豹変するシーン。生々しく思えた。そりゃ、そんなすぐ変わらないよな。。
この終戦80年で日本はよくここまで成長したなと思う。女性初の首相誕生に沸いた令和に生きる自分。
上野の桜は外国人観光客で賑わい、駅 -
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「宇宙のみなしご」や「カラフル」「DIVE!!」「ランなどで有名な児童文学を中心とする小説家の短編集。紀子(のりこ)の小学三年生から高校三年生までの10年間を、10の短編で描いており、姉妹、親、学校の先生、友達との関係、恋、卒業など青春時代の多くのテーマに触れている。子どもが大人になっていく激動の10年間を一人称視点で追体験し、またその過程のいろんな葛藤や気持ちをなぞりながら、自分自身をかえりみることもできる、貴重な経験をさせてもらえる本だと思う。これは、多くの名作児童文学がそうであるように、子どもにも大人にもわかる共通のテーマと、シンプルな構成や文体をとりつつも、背後にある人生の様々な側面の
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Posted by ブクログ
いつかパラソルの下で…
この後には何が続くのか。
勝手に前向きな爽やかな内容なんだろうなと思って読み始めましたが、不穏なスタートでいきなり裏切られました。でも森先生らしいタッチで描かれているため、シリアスなシーンでもどこかコミカルで、ときどき心の中でニヤリとしてしまいました。
森先生の作品は色の表現が美しく、読んでいるときれいな彩りが目の前に広がる感じが好きです。
この作品は後半になるにつれて鮮やかさが増していき、読後は爽やかな気持ちでいっぱいになりました。
いつかパラソルの下で…自分だったら何がしたいかななんて考えることそのものが楽しみになるような、すてきな作品でした。
とてもおもしろか -
Posted by ブクログ
ネタバレしっとりした話しなのかなと思ったら結構コメディタッチだった。
罪を犯した魂が抽選に当たって、別人として生きかえる。自分の罪を思い出せばチャレンジ成功。
自殺した中3男子小林真として生まれ変わるも、彼は友達がいなくて自分の世界に閉じこもりがち、背が低いのがコンプレックスの冴えない男の子。
家族もみんないい人かと思ったら色々問題がありそうで前途多難。
天使のプラプラがすごい好き。
ふりふりの日傘は天使趣味かと思いきや支給品。2回くらい言ってて笑った。
テーマは結構ヘビーなんだけど、からっとしてて読みやすい。みんな知らないうちに人を傷つけたり救ったりして生きている。カラフルな世界に揉まれなが