森絵都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ森絵都さん初読。
どの短編も読み返したくなる。素晴らしい。
特に⑦。読み終えると同時に泣いた。40ページちょっとで、主人公の人生を深く辿らせるその手腕に脱帽。⑤、⑥の着想も圧巻。
①ウエルカムの小部屋
周囲の反対を押し切り、自称「発明家」の彼と結婚したその後の私と、トイレ。
②彼女の彼の特別な日 彼の彼女の特別な日
バーでの出会いの場面を彼と彼女の視点から。題名からして心地いい。
③17レボリューション
17歳。千春は自己改革のため、親友イヅモに一年間の絶交を申し渡す。しかしこのイヅモが本当にいい味。助演女優賞!
④本物の恋
カフェにて。8年前にほんの一瞬、一緒にいただけの彼を見つけ、彼 -
購入済み
何度も考えてしまう。
大好きだったタレントさんが自死して本当にこんな世界があったらその時の考えが間違えていたとか沢山やり直せることがあったのではないかと思ってしまいました。自分の生き方を変えられるのは自分自身だけと痛感しました。
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Posted by ブクログ
ネタバレネタバレ!胡蝶蘭の件で、お父さんとお母さんが半分ずつお金出したのは、息子と一緒に海外の合宿に行った子がオリンピック内定、嬉しい!っていう両親の気持ちもあったんだなって20年以上ぶりに読んで思った。そー、少年たちの親の世代になってしまいましたwww
逆に20年以上前に読んだ時に、少年たちの言動に違和感を感じなかったのね。私今、ティーンの会話の再現とか無理だわ。そう考えると作者スゴイ!
2022/01/31
途中まで読んで、再度読み始めたw
飛沫がアメリカから帰ってきて、その変化を目の当たりにしたレイジが「やっぱ僕は日本選手権でベストスリーより、スポーツリハビリ専門の医者になる!」とか言い出し -
Posted by ブクログ
森絵都さんによる震災・福島の原発事故被災地でのペットレスキューを追ったルポルタージュ。
めぐり合わせというものは不思議なもの。先日、1年ほども積読状態だった桐野夏生『バラカ』を読み、そして、馳星周『少年と犬』を読んだばかり。そんな時に、たまたまこの本と出会った。森絵都さんなので、小説かと手にとったら、ペットレスキューの話し。これは、読まねばなるまいと購入。
震災2ヶ月後の2011年5月から11月にかけて、現地でのレスキューの様子やボランティアの思い、そして何よりペットたちの様子が、記されている。
作家である森さんの筆致は、穏やかで静かな装い。重い現実を前に、声高に正義を叫んだり、誰かを糾弾 -
Posted by ブクログ
交通事故で死んだ厳格だったはずの父の思いもよらない浮いた話によって家族が翻弄される話。周りからしたら当たり障りのないような他人事扱いされる内容で、現実の日常から少し外れたくらいの話は親近感というか生々しい雰囲気が漂っていた。
最後に野々が感じたような、うまくいかないことどうしようもないことに対して、何かに縛られたせいだとかそんな何か理由を取ってつけてズルズル生きるのでなく、人生はそういうものだ等しく孤独で泥沼なものなのだ、といった開き直り?気づき?の考え方はいまの自分にとって真意だなと思えた。
いつまでも言い訳垂れてそのことに縛られて生きるつまんない人間じゃなくて、自分のケツは自分で拭えるよう