森絵都のレビュー一覧

  • みかづき

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    この1冊で大島吾郎という一人の男の人生、赤坂一族の歴史、日本における学習塾•教育の歴史と3つのストーリーを味わうことができた。

    まさに激動の時代が描かれており、読んでいて時折しんどくなる場面もあったけれど、火種が消えることなく繋がっていくことに、希望が感じられた。

    各章の時代が少しずつ空いていて、その間に何があったのか、はじめは詳しく語られていないので、想像力を掻き立てられた。

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    2026年04月18日
  • はじめての

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    好きな作家さんのお話が楽しめました。それぞれの作家さんの世界観が素敵でした。曲のMV見ちゃうとネタバレになっちゃうので少しひねりは欲しかった気がしました。必ず小説読んでから曲を聴く方がいい。

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    2026年04月16日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    2022.9.27
    ★4.1

    さまざまな人生を生きる人々を描いた短編集,タイトルにもなっている「風に舞いあがるビニールシート」では、国際機関で働く元夫と、その生き方に影響を受けながらも自分の人生を模索する女性の物語。

    それぞれの人が大切にしているものを大切にしようと不器用ながらも懸命に生きていくお話。
    僕たちがビニールシートを押さえて置かなきゃいけないんだ的な言葉に胸が打たれた。
    一言で言えば価値観の違いだけど、色々考えさせられるお話。

    #さとの本棚

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    2026年04月05日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    戦後、これまでの価値観が崩壊して、貧困と混乱の中で生きていくのが精一杯の中、GHQ から民主主義をもたらされた日本国民。
    その中で実験という名のもとで集められた性格もバックグランドも様々な女性4人が戸惑い、反発したり、投げやりになったりしながら、自我に目覚めていく。
    民主主義を学び、歴史や地理を学び、彼女達の意識が変わっても、日光を訪れた時に、民主主義教育の先生に「女の分際で何を生意気なことを言っているんだ」と言われる。
    男女平等を謳う新憲法など、我関せずと昔のままの日本社会に愕然とする。
    自分達が変わっても、日本社会が変わらない限り、新しい人生を生き直す事はできない、という現実も突きつけられ

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    2026年04月04日
  • 架空の球を追う

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    2022.3.13
    ★3.6

    日常の中にふと入り込む「少し不思議な出来事」や「心の揺らぎ」を描いた短編集。
    仕事や人間関係、将来への不安など、それぞれの悩みを抱えながら、ふとしたきっかけから現実と非現実の境界が曖昧になり、自分自身の本音や、本当に大切にしているものに気づいていく。

    ドバイ@建設中のラストのどんでん返しが好き。
    日常のワンシーンを切り取ったような物語で、なんだか身近に感じた。
    短編だから読みやすい

    #さとの本棚

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    2026年04月07日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    青春時代を森氏の作品と共に生きてきた自分として、書き上げた凄さみたいなのを感じた
    長かったけど素直によかった感想と、ダヴィンチの対談でも書かれてた参考資料の多さを実感しそれを森氏の物語で構築していった凄さが伺えた
    最初は民主主義の物語が面白いのかと思ったがだんだんと見えてくる人物の輪郭に、そしてクライマックスとも思える200頁まできてあと400頁もあることに驚愕もあった
    なんだろよく富士山に登ると人生観が変わると言われるが、そんな人生観が民主主義がきっかけで変わってく。つまり悩みの種など削げ落ち明るい未来を想像できる観を得ることなのかもしれない
    (以下ネタバレ)
    物語は
    4人と教師で始まった民

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    2026年04月03日
  • つきのふね

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    面白かった。読みやすく、そして言葉の選び方、表現が美しい。
    ストーリーが後半に近づくにつれ、引き込まれていきました。
    小学生の時のお手数で締めくくられるのも素敵。
    森絵都さんの他の作品も是非読んでみたい。

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    2026年03月28日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    『犬の散歩』
    ◯◯を我慢すれば、そのお金でxxができる。
    自分にもそんな感覚があって、それが幸せなことなんだと気付いた。
    少しの贅沢を我慢してまで手に入れたいその思いは紛れもない純粋な愛な気がする。

    『ジェネレーションX』
    私が就職した時はゆとり世代、今ではZ世代
    いつどきだって『最近の若者は…』という言論がある。
    この話は、そんな最近の若者と仕事を共にして、気付く価値観の話。

    少し話は違うけど、そういえば、私も新卒の新人が下についた時、『メール、印刷する意味ってなんですか』って言われて、なるほどそんな考え方もあるな、って思った。

    基本は仕事第一だけど、仕事を差し置いてでも大事なことがあ

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    2026年03月27日
  • はじめての

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。
    日本エンターテインメントの最前線&最高峰!

    日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが奇跡のコラボレーション!

    小説のテーマは、「はじめて〇〇したときに読む物語」。
    これらの小説を原作としたYOASOBIの楽曲が、2022年中に順次配信リリースされます。

    「『私だけの所有者』ーーはじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生)
    「『ユーレイ』ーーはじめて家出したときに読む物語」(辻村深月)
    「『色違いのトランプ』ーーはじめて容疑者になったときに読む物語」(宮部みゆき)
    「『ヒカリノ

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    2026年03月26日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    〝風に舞いあがるビニールシート〟は実体のあるものではなく比喩表現で、その意味はとても悲しく切ない。

    本作は短編集で、それぞれが違った個性のある作品。どれも似通っていないが、すべて感動と涙ありのヒューマンドラマ。

    表題となっている〝風に舞いあがるビニールシート〟は最終章。私は本章を読み、初めて人間の後悔を美しいと感じた。そんなことは初めてだった。

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    2026年03月25日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    自分になにができるのかと考えることは、自分の無力さと向かいあうことだ

    1話1話引き込まれて、気づいたら読み終わってしまっていた

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    2026年03月25日
  • 出会いなおし

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    仕事で1から一緒にある業務を作り上げてきた人が退職した日に書店に行ったら目に入ったのがこの本でした。誤魔化しながら過ごしていた喪失感を抱えながら書店に行ったところ、
    キャンペーン中だったのか、文藝春秋の営業部のHさんによる、手書きのメッセージがカバーに敷き詰められていて、珍しいなと思い目に留まりました。
    「もう会えないあなたへ」からはじまる文章に涙がほろりとしてしまい、購入しました。「縁は切るものではなくて、ほどくもの」というのですね。

    6篇の短編集
    カブとセロリの塩昆布サラダ
    は、ついつっこみながら読んでしまう、そこまでしなくてもと思うけど、しないと気が済まない主人公に分かるなぁと思いなが

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    2026年03月21日
  • 君と一緒に生きよう

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    ご縁があれば犬か猫を飼いたいなと思っていたけど、今の自分の年齢を考えるとあと20年責任を持って飼えるのか…⁉︎ この本を読んでキッパリと無理だ!と結論がでた。無責任な人間のエゴで不幸な動物を増やしてはいけない。自分には動物を迎え入れて最期までみる力はないな。
    保護犬が引き取られて幸せに暮らすケースだけでなく、定時定点回収やガス室で処分される様子までしっかりと載せてあるのは辛くて心が痛むがとてもいいと思った。ペットを迎え入れようと思っているすべての人に一度読んでみてと薦めたい。

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    2026年03月20日
  • はじめての

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    読書が初めて、久しぶりの人でも、YOASOBIさんの素晴らしい楽曲と共に気軽に読める、素晴らしいコンセプトの作品です。読書体験というより、エンタメ体験です。

    読書慣れしてる人でも短い文字数の中での各作家さんの表現力や個性を味わいながら、音楽とのコラボという新鮮さは他にないので、お勧めしたい。

    この本をプレゼントしてくれる人がいたら、死ぬほどセンスが良いと思います。

    Ayaseさんが凄すぎることを認識できるのでYOASOBIファンは絶対読むべきです(私はファンクラブ入ってないですが、入りたくなりました)

    私だけの所有者は、
    島本理生さんが普段重ための恋愛小説で書くような、所有されることを

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    2026年03月15日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    人それぞれ大切にしているものが違う、当たり前のことだが痛感して少し切ない気持ちになった。
    自分の持っている価値観が必ずしも他の人の価値観と合うことはないと分かりきっている話だが、再認識させられた。
    自分は自分が大切だと思う人との時間を大切にしたい。
    おばあちゃんが貸してくれた本。これを読んでおばあちゃんは何を思ったのか知りたいと思った。

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    2026年03月08日
  • 獣の夜

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    コロナ禍の夫婦
    不思議な歯医者のカウンセラー
    心の澱を溶かしてくれる湖のスワン
    愛犬
    喋るてるてる坊主
    タイトルになっている『獣の夜』はジビエと恋愛と肉欲をかけている。

    アブナイアブナイ
    タイトルと表紙にだまされるところだった。
    完全に大人向け、ちょうど良く読める短編集であった。

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    2026年03月03日
  • はじめての

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    「はじめて」をテーマにしたYOASOBIさんとの短編&楽曲プロジェクト。島本さんのSFから始まり、辻村さんは初読みでしたが感動。脱帽です。ホームページから曲やビデオ、インタビューも楽しめます。

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    2026年03月03日
  • 女ともだち

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    面白かった!
    それぞれの短編の掲載順?編纂順?並び?がとてもいい。最初の2話でズドンと落として中盤でジワジワ癒されて、最後は駆け抜けた。
    読み始めは女ともだちって何でこうなんだ……と落ち込んだけれど、読み終わる頃には女ともだちってなんかイイなと思える。
    「COPY」「水底の星」「ブータンの歌」が特に印象に残った。

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    2026年02月19日
  • みかづき

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    映画のキャストの印象でもっとソフトなきれいなお話かと思ってた。こんな読み応えのあるものだとは。
    塾がまだまだ学校から目の敵にされていた頃、「水泳や体操に通うのは何も言われないのになんで塾に通うのは悪く言われなきゃならないの?スポーツが得意なように勉強が得意になって何がいけないの?」と笑っていた同級生。中学受験さえ珍しかった頃有名私立中学に進学した彼。同じように塾に通ってた私の罪悪感をいとも簡単に取り去ってくれた。
    学ぶって楽しい。新たな知識を得るってワクワクする。塾はそのきっかけをくれた。
    あれから40年近く経って、好転したことはたくさんある。でも、経済格差で教育格差が生まれたように、住むとこ

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    2026年02月15日
  • DIVE!! 下

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    上巻は何日かかけて読んだのだが、下巻は早く結末まで読んでしまおうと思い、日曜日の1日で読み切った。この土日はたまった仕事を少し片付けようかなとも思ったりもしたが、やりたくないことに時間なんて割くことはできず、ひたすらDIVE!!を読んでしまった(笑)。
    飛び込みというマイナー競技を題材にした青春スポーツ小説。構成もしっかりできていて、よくできた面白い小説だと思います。飛び込みというマイナー競技の厳しい境遇、それに打ち込む若者たちの様々な境遇や苦悩を乗り越えようとする姿。どうなるのだろうという気になる展開。どんどんと読み進めたくなる小説です。
    青春スポ根好きな人にはおすすめです。

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    2026年02月15日