森絵都のレビュー一覧
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仕事で1から一緒にある業務を作り上げてきた方が退職した日に書店に行ったら目に入ったのがこの本でした。誤魔化しながら過ごしていた喪失感を抱えながら書店に行ったところ、
キャンペーン中だったのか、文藝春秋の営業部のHさんによる、手書きのメッセージがカバーに敷き詰められていて、珍しいなと思い目に留まりました。
「もう会えないあなたへ」からはじまる文章に涙がほろりとしてしまい、購入しました。「縁は切るものではなくて、ほどくもの」というのですね。
6篇の短編集
カブとセロリの塩昆布サラダ
は、ついつっこみながら読んでしまう、そこまでしなくてもと思うけど、しないと気が済まない主人公に分かるなぁと思いなが -
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ネタバレ民主主義とは何なのか。
とても広い言葉で、自分の言葉で説明することは難しい。
最後に、4人それぞれの言葉で答えを出しているページでジーンと来た。
戦後生まれの私たちの世代にとっては、当たり前のものという感覚があったが、
日本の歴史においては、敗戦後である80年前に、アメリカによって与えられたものに過ぎなかったのだ。
(大正デモクラシーも存在はしていたがこの物語では触れられていない、たぶん)
映像の世紀バタフライエフェクトで、第二次世界大戦時の日系アメリカ人の差別の様子を見たことがあり、サクラギの日本に対する複雑な感情も推しはかられて感情移入してしまった。
印象的だったのは、日光で出会った小 -
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読書が初めて、久しぶりの人でも、YOASOBIさんの素晴らしい楽曲と共に気軽に読める、素晴らしいコンセプトの作品です。読書体験というより、エンタメ体験です。
読書慣れしてる人でも短い文字数の中での各作家さんの表現力や個性を味わいながら、音楽とのコラボという新鮮さは他にないので、お勧めしたい。
この本をプレゼントしてくれる人がいたら、死ぬほどセンスが良いと思います。
Ayaseさんが凄すぎることを認識できるのでYOASOBIファンは絶対読むべきです(私はファンクラブ入ってないですが、入りたくなりました)
私だけの所有者は、
島本理生さんが普段重ための恋愛小説で書くような、所有されることを -
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戦後間も無く、GHQによる日本の民主化政策がなかなか思うように進まないなかで、「環境を整えれば日本人に民主主義を浸透させることができるのか」という実験的レッスンがスタートします。
この設定、この始まりだけで、わりとびっくりでしたが、かたいストーリーかと思いきや、読み心地は軽くて読みやすく、登場人物のキャラクターも豊かなので、まるで映像が脳に浮かぶような感じでイッキに最後まで面白く読みました。
作中、日本人の性質、イデオロギー、歴史、戦争加害意識などについての見方がいろいろと示されて、ハッとさせられることが多かったです(特に1、2章)。
p.13
「日本にはアメリカやフランスのように市民の力で -
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映画のキャストの印象でもっとソフトなきれいなお話かと思ってた。こんな読み応えのあるものだとは。
塾がまだまだ学校から目の敵にされていた頃、「水泳や体操に通うのは何も言われないのになんで塾に通うのは悪く言われなきゃならないの?スポーツが得意なように勉強が得意になって何がいけないの?」と笑っていた同級生。中学受験さえ珍しかった頃有名私立中学に進学した彼。同じように塾に通ってた私の罪悪感をいとも簡単に取り去ってくれた。
学ぶって楽しい。新たな知識を得るってワクワクする。塾はそのきっかけをくれた。
あれから40年近く経って、好転したことはたくさんある。でも、経済格差で教育格差が生まれたように、住むとこ -
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上巻は何日かかけて読んだのだが、下巻は早く結末まで読んでしまおうと思い、日曜日の1日で読み切った。この土日はたまった仕事を少し片付けようかなとも思ったりもしたが、やりたくないことに時間なんて割くことはできず、ひたすらDIVE!!を読んでしまった(笑)。
飛び込みというマイナー競技を題材にした青春スポーツ小説。構成もしっかりできていて、よくできた面白い小説だと思います。飛び込みというマイナー競技の厳しい境遇、それに打ち込む若者たちの様々な境遇や苦悩を乗り越えようとする姿。どうなるのだろうという気になる展開。どんどんと読み進めたくなる小説です。
青春スポ根好きな人にはおすすめです。