森絵都のレビュー一覧

  • 風に舞いあがるビニールシート

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    自分になにができるのかと考えることは、自分の無力さと向かいあうことだ

    1話1話引き込まれて、気づいたら読み終わってしまっていた

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    2026年03月25日
  • 出会いなおし

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    仕事で1から一緒にある業務を作り上げてきた方が退職した日に書店に行ったら目に入ったのがこの本でした。誤魔化しながら過ごしていた喪失感を抱えながら書店に行ったところ、
    キャンペーン中だったのか、文藝春秋の営業部のHさんによる、手書きのメッセージがカバーに敷き詰められていて、珍しいなと思い目に留まりました。
    「もう会えないあなたへ」からはじまる文章に涙がほろりとしてしまい、購入しました。「縁は切るものではなくて、ほどくもの」というのですね。

    6篇の短編集
    カブとセロリの塩昆布サラダ
    は、ついつっこみながら読んでしまう、そこまでしなくてもと思うけど、しないと気が済まない主人公に分かるなぁと思いなが

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    2026年03月21日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    民主主義という切り口が斬新で楽しめました。
    戦後の様子が知れたのは勉強になりました。
    参考文献が巻末に書かれていたご、事実だったのか創作なのかの判断はつかなかったです。

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    2026年03月20日
  • 君と一緒に生きよう

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    ご縁があれば犬か猫を飼いたいなと思っていたけど、今の自分の年齢を考えるとあと20年責任を持って飼えるのか…⁉︎ この本を読んでキッパリと無理だ!と結論がでた。無責任な人間のエゴで不幸な動物を増やしてはいけない。自分には動物を迎え入れて最期までみる力はないな。
    保護犬が引き取られて幸せに暮らすケースだけでなく、定時定点回収やガス室で処分される様子までしっかりと載せてあるのは辛くて心が痛むがとてもいいと思った。ペットを迎え入れようと思っているすべての人に一度読んでみてと薦めたい。

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    2026年03月20日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    民主主義とは何なのか。
    とても広い言葉で、自分の言葉で説明することは難しい。
    最後に、4人それぞれの言葉で答えを出しているページでジーンと来た。
    戦後生まれの私たちの世代にとっては、当たり前のものという感覚があったが、
    日本の歴史においては、敗戦後である80年前に、アメリカによって与えられたものに過ぎなかったのだ。
    (大正デモクラシーも存在はしていたがこの物語では触れられていない、たぶん)

    映像の世紀バタフライエフェクトで、第二次世界大戦時の日系アメリカ人の差別の様子を見たことがあり、サクラギの日本に対する複雑な感情も推しはかられて感情移入してしまった。

    印象的だったのは、日光で出会った小

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    2026年03月19日
  • カラフル

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    中学生の時この作品で読書感想文を書いた。久々に読みたいなと思って再読。
    人には色んな側面があって、一部分だけを見て判断してはいけない、その人を知った気になってはいけないなと思うと同時に、自分にも色々な側面があって、色んな可能性があるんだなと何だか前向きになれる、優しく心に染みる作品。

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    2026年03月17日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    終戦後の色々と厳しい中でも各々が各々の青春時代を過ごしたのだなあとしみじみ。

    今は亡き両親たちの青春時代が楽しいものであったことを願うばかり。

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    2026年03月16日
  • はじめての

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    読書が初めて、久しぶりの人でも、YOASOBIさんの素晴らしい楽曲と共に気軽に読める、素晴らしいコンセプトの作品です。読書体験というより、エンタメ体験です。

    読書慣れしてる人でも短い文字数の中での各作家さんの表現力や個性を味わいながら、音楽とのコラボという新鮮さは他にないので、お勧めしたい。

    この本をプレゼントしてくれる人がいたら、死ぬほどセンスが良いと思います。

    Ayaseさんが凄すぎることを認識できるのでYOASOBIファンは絶対読むべきです(私はファンクラブ入ってないですが、入りたくなりました)

    私だけの所有者は、
    島本理生さんが普段重ための恋愛小説で書くような、所有されることを

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    2026年03月15日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    人それぞれ大切にしているものが違う、当たり前のことだが痛感して少し切ない気持ちになった。
    自分の持っている価値観が必ずしも他の人の価値観と合うことはないと分かりきっている話だが、再認識させられた。
    自分は自分が大切だと思う人との時間を大切にしたい。
    おばあちゃんが貸してくれた本。これを読んでおばあちゃんは何を思ったのか知りたいと思った。

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    2026年03月08日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    戦後間も無く、GHQによる日本の民主化政策がなかなか思うように進まないなかで、「環境を整えれば日本人に民主主義を浸透させることができるのか」という実験的レッスンがスタートします。
    この設定、この始まりだけで、わりとびっくりでしたが、かたいストーリーかと思いきや、読み心地は軽くて読みやすく、登場人物のキャラクターも豊かなので、まるで映像が脳に浮かぶような感じでイッキに最後まで面白く読みました。
    作中、日本人の性質、イデオロギー、歴史、戦争加害意識などについての見方がいろいろと示されて、ハッとさせられることが多かったです(特に1、2章)。

    p.13
    「日本にはアメリカやフランスのように市民の力で

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    2026年03月08日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    タイトルだけだと、なんだか大上段に構えた感じだけど、著者のこと、内容はまったくそんな上から目線ではない。舞台は終戦直後、戦前教育の影響が色濃く残る日本なんだけど、新たな戦前に向かっているようにしか思えない現代にこそ、っていう想いをわたしは感じた。戦争反対。

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    2026年03月05日
  • 獣の夜

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    コロナ禍の夫婦
    不思議な歯医者のカウンセラー
    心の澱を溶かしてくれる湖のスワン
    愛犬
    喋るてるてる坊主
    タイトルになっている『獣の夜』はジビエと恋愛と肉欲をかけている。

    アブナイアブナイ
    タイトルと表紙にだまされるところだった。
    完全に大人向け、ちょうど良く読める短編集であった。

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    2026年03月03日
  • はじめての

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    「はじめて」をテーマにしたYOASOBIさんとの短編&楽曲プロジェクト。島本さんのSFから始まり、辻村さんは初読みでしたが感動。脱帽です。ホームページから曲やビデオ、インタビューも楽しめます。

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    2026年03月03日
  • 女ともだち

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    面白かった!
    それぞれの短編の掲載順?編纂順?並び?がとてもいい。最初の2話でズドンと落として中盤でジワジワ癒されて、最後は駆け抜けた。
    読み始めは女ともだちって何でこうなんだ……と落ち込んだけれど、読み終わる頃には女ともだちってなんかイイなと思える。
    「COPY」「水底の星」「ブータンの歌」が特に印象に残った。

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    2026年02月19日
  • みかづき

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    映画のキャストの印象でもっとソフトなきれいなお話かと思ってた。こんな読み応えのあるものだとは。
    塾がまだまだ学校から目の敵にされていた頃、「水泳や体操に通うのは何も言われないのになんで塾に通うのは悪く言われなきゃならないの?スポーツが得意なように勉強が得意になって何がいけないの?」と笑っていた同級生。中学受験さえ珍しかった頃有名私立中学に進学した彼。同じように塾に通ってた私の罪悪感をいとも簡単に取り去ってくれた。
    学ぶって楽しい。新たな知識を得るってワクワクする。塾はそのきっかけをくれた。
    あれから40年近く経って、好転したことはたくさんある。でも、経済格差で教育格差が生まれたように、住むとこ

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    2026年02月15日
  • DIVE!! 下

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    上巻は何日かかけて読んだのだが、下巻は早く結末まで読んでしまおうと思い、日曜日の1日で読み切った。この土日はたまった仕事を少し片付けようかなとも思ったりもしたが、やりたくないことに時間なんて割くことはできず、ひたすらDIVE!!を読んでしまった(笑)。
    飛び込みというマイナー競技を題材にした青春スポーツ小説。構成もしっかりできていて、よくできた面白い小説だと思います。飛び込みというマイナー競技の厳しい境遇、それに打ち込む若者たちの様々な境遇や苦悩を乗り越えようとする姿。どうなるのだろうという気になる展開。どんどんと読み進めたくなる小説です。
    青春スポ根好きな人にはおすすめです。

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    2026年02月15日
  • DIVE!! 上

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    最近、森絵都をやたら読んでいるのだが、長編のものを読もうと思い、文庫上下巻のDIVE!!に手を出す。飛び込みというマイナースポーツを題材にしている。楽しめる小説。

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    2026年02月15日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    どの話も幸せだった時間から些細なことで崩れていく過程を描いている
    短いからこそ、大切な時間が強調されるように感じた
    主人公が中学生なのも爽やかで好き
    悲しみや寂しさだけで終わらないところがよかった。でも楽しいだけじゃない、永遠には続かない時間の物語だと思う
    美しい文章ってこういう事なのかなとか思った

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    2026年02月07日
  • つきのふね

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    やはり、森絵都さんの作品は私の感性に合ってると思う。表題の、つきのふね、が最後に活きてくる。若い世代、そして還暦近い世代であっても、よりココロに響く作品。解説に、奇跡に近い作品とある、ホントそう思う。

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    2026年02月07日
  • DIVE!! 上

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    どちらかというとマイナーな飛び込みという競技のなかでの少年たちの葛藤を描いたお話。
    一つ壁を超えて前を向いた飛沫や、どんどん成長する知季、まだ上巻だが下巻で少年たちたちがどんな壁にぶつかり、どのような成長を遂げるのか、今からとても楽しみです。

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    2026年02月03日