森絵都のレビュー一覧

  • 気分上々

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    面白い!特に17レボリューション。これは何回も読み返したくなる名作短編。キャラクターが個性的なのがよい。

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    2021年12月18日
  • この女

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    生きづらさ、貧困、周囲の無理解...。誰しもがセーフティーネットから零れ落ちる可能性がある。そこからの劇的な逆転も...。読み始めは同姓同名の作者が書いたのかと思っていたが、ラストは著者らしさで満たされた。じっくり向き合いたい一冊。

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    2021年12月18日
  • 女ともだち

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    女性作家たちが描く、「女ともだち」のアンソロジー。
    やさしかったり、ヒリヒリしたり。離れたりくっついたり。女同士だから分かり合えること、女同士だから叶わないこと。

    どれも絶妙な距離感がたまらない作品ばかりだった。

    初めの2作はゾッとする感じ。

    額賀澪さんと嶋津輝さんは初めましてだったけど好きな感じだった〜‪

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    2021年12月17日
  • 君と一緒に生きよう

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    命を繋いだ奇跡を体感。保護活動を始めた方々が、元々犬好きでないというのは意外だった。
    こうした方々の活動により殺処分数も減り続けてはいるが、直近データでも3万頭以上の犬猫が殺処分されている。ズンと来ちゃう方は保健所のシーンは飛ばし読み推奨。

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    2021年11月29日
  • 気分上々

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    物語の長さも内容もバラバラな短編小説集だけど、とても惹きつけられる話ばかりだった。この作家さんかなり好き。

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    2021年10月31日
  • いつかパラソルの下で

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    いつも何かのせいにしていた...。あるコンプレックスを抱える長女野々の視点で語られる柏原家の日常。明らかになる亡き父の秘事。父のルーツを辿りながら、家族それぞれが人生を振り返る。
    いろいろあるけどそれも人生だなぁ、としみじみ思える一冊でした。

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    2021年08月20日
  • 女ともだち

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    千早茜さんが書く小説が好きで買ってみたけど
    正しい女たちに出てくる読んだ事ある短編小説でした( ¨̮ )

    他の作家さんも面白いと思うのがあって
    他にも読んで見ようと思った。

    ゾッとしたりお前かーいて思ったりできて
    面白かったです。

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    2021年08月15日
  • 架空の球を追う

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    最初の2つ「架空の球を追う」と「銀座か、あるいは新宿か」が大好きでしたね
    短くてすぐに読めてしまうのにグッとくる1行が何度もありました

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    2021年06月15日
  • 屋久島ジュウソウ

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    屋久島編はルポ的、海外編はエッセイとして面白かった
    いっつも旅行って写真ばっかり撮ってたけど文章でも残してみようかなぁ

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    2021年06月06日
  • おいで、一緒に行こう

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    20km圏内のペットレスキュー。頭が下がる思い。
    心身ともに大変だしお金もかかる・・・。
    切なくて呼吸が苦しい。
    「あとがき」に書かれた三年後の様子は、当時とは少し違ってきてる。
    あれから更に年月が経ち、このコロナ禍・・・。
    どうなっているのだろう。

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    2021年04月28日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    6年教科書掲載本。 

    2つの小学校から集まる中学校の1年A組24人それぞれの視点から描かれる話が時系列に沿って進むので読みやすい。

    クラスのカーストみたいなのが、それほどドロドロとしたものではなくさらっと書かれている。

    思わず吹き出す場面もあれば、胸が締め付けられる気持ちになる場面もあり。
    でもそれが現実でしょうね。

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    2021年04月11日
  • ショート・トリップ

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    超短編集。ひとつのお話3頁。

    森絵都さんらしいファンタジー感たっぷり。

    毎日中学生新聞に連載されていたお話をまとめた48篇。
    時空をこえて、異国にタイムスリップ。

    確かに中学生が読むのが適切だと思う内容だと思うが、たまには大人も純心な昔を思い出して読んでみてもいいんじゃないかなぁと思った。

    「日曜日の朝は…」が私のなかではいちばんでした。

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    2021年03月23日
  • 漁師の愛人

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    (3.11によせて)
    以前(割と最近であるが)、テレビでとある作家が言っていたのが、3.11の震災以後の時代を舞台とした物語が書けていないと。
    この方だけでなく、おそらく数多くの作家(の作品や作風など)に何らかの形で影響を及ぼしていたのだろう。
    そのことに、私は初めて気づいたように思う。

    震災当時、私はまだ未熟な社会人だった。
    デスクワーク中に大きな揺れがあって、古めの建物は崩れるのではないかと心配になるほど激しく揺れたが、同じフロアにいた社長は外に逃げる気配もないので、自分だけ逃げ出すわけにもいかず、逡巡しているうちに揺れはおさまり建物は崩れずに済んだ。
    幸いなことに家には無事に帰れたし、水道やガスも問題なかった。
    それよりも、慣れない社会やルールにもみくちゃにされ、神経は衰弱していたし、本を読む余裕もちっともなく、とにかく自分自身を保つことに精一杯だった。
    そのため震災以後が文芸に与えていた影響について鈍いまま、考え及ぶこともなかった。
    そしていま出会ったのがこの作品だ。

    震災に心を痛め、震災以後の時代の作品を未だに書けない作家もいる中で、それでも書いた作品だと思うと胸が詰まる。
    登場人物の苦悩は作者自身の苦悩であったのではないのか。
    そしてそれはそのまま誰かの苦悩だったのではないのか。

    みかづきなどの過去作のように、史実な社会背景とシンクロした描写が印象的な作者だから、震災以後という時代背景は無視できないものだったのかなと想像する。
    ただ震災以後という背景だけでなく、作者の児童文学が大好きな私からすると、ヤングアダルトが主軸である短編にはワクワクして読んだし、登場人物が決断したとき目に映る描写のみずみずしさは、やっぱり森絵都さんだとふわっと嬉しい気持ちになった。

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    2021年03月11日
  • おいで、一緒に行こう

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    避難指示で取り残されたペットや家畜のことは、ニュースの端で少しだけ耳にしたことはあったけど、実態を知らなかった。

    ボランティアの方々の奔走、ペットレスキューのためでは通行許可がおりない現場のルール、政治的な規制。


    困っていた、という内容の本ではないけど、
    当時もっと広く知られていたら、援助や何か助けに手を挙げる人がいたんじゃないかなと思ってしまった。
    コロナ禍でも、報道されない狭いところで困窮している人、動物がいるのでは。

    目が行き届かないところにも、思いを巡らせる人でありたい、と思った。

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    2021年03月08日
  • 女ともだち

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    COPY 村山由佳
    ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
    卵の殻 千早茜
    水底の星 大崎梢
    こっちを向いて。 額賀澪
    ブータンの歌 阿川佐和子
    ラインのふたり 島津輝
    獣の夜 森絵都
    8人の女性作家による、女性ばかり出てくる8つの短編集。豪華な顔ぶれの短い話が詰まっているから読み終わるのがあっという間でなんとももったいない。けど、読んだことのない作者の作品を読んで興味を持つきっかけとしていい機会になったかも。
    男性目線でよく描かれるような、勘違いとか思い込みによるおかしな描かれ方を全くしてないから、不快感がなくて安心して読める。その代わり女同士のイヤな感じの世界観はごまかしがなく描かれてしまうから、思い当たるフシがある分、胸が痛い。

    COPY
    あーいるいる。こういう子。と思わせておいて、えっ、そうなの?というどんでん返し。佐智子が大学辞める理由とか、玲がなぜそんな回りくどい方法を取るのかよくわからなかった所があった。
    ト・モ・ダ・チ
    人との距離感をすごくうまくやっていけてる、と思わせる早苗。途中、普通なら1時間で終わらせる入力作業を指1本で午前中いっぱいかかっているあたりからあれ?と思わせて、やっぱり、問題のある女子はキミだったのね。怖い怖い。
    卵の殻
    いいよいいんだよ。遼子さんは何も間違ってない。私だってそうしたいと思うもの。普通はそこまで出来ないけど。
    水底の星
    子ども時代のスイミングスクールでの話。女ともだちというよりもスポーツを習うということに主体がある。けどやっぱり女子同士の嫉妬や怒りで起きてる話だから、やっぱり女友達の話なのかな。自分の生きてきた中でも思い当たることがたくさんありすぎて、ずっしりきた。裕のその後が気になる。

    こっちを向いて。
    あまりピンと来なかった。仕事上の付き合いの人とは所詮仕事が切れたら赤の他人なのか?というような話?いい大人の女性が二人でいつまでもメニューを決められないでいるところとか、私情でクライアントの無理な値引き交渉にダメと言えない所とか。読んでいてイライラ。仕事の出来ない女だってそこまでバカじゃないだろう。

    ブータンの歌
    学生時代の思い出せないくらい地味なクラスメート。たまたま再会して、いつの間にか自分に元気をくれる、すっごく大事な存在となっていたようだ。もう会えないけれど。なんだかいい話。ほっこり。

    ラインのふたり
    工場のラインで仲良くなった二人。何でもない日常なんだけどおもしろい。毎日こんな感じでいいじゃないか。と思わせてくれる。

    獣の夜
    これはね。いいよいいよー!自由!
    肉を食べて、ボトルを空けて、思うがままに自由に生きるのさ。乾杯!イェイ!って感じ。読後感爽快!

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    2021年02月19日
  • みかづき

    ネタバレ

    面白かったけど、長かった…

    帯の「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです」という文言に惹かれて購入しました。

    親子三世代で理想の教育を追った話でした。
    この本に出てくる塾は予備校ではなく学校で落ちこぼれを補習する塾で、公教育で輝けない子供たちを輝かせる意味で月との表現をした第一世代、塾に行けない子供達を学校教育で補う第二世代、塾にも学校にも居場所がなく、金銭的に困窮している子供を救う第三世代と役割分担されており、親子間で意思が受け継がれていく様がわかりやすく描写されており一貫性があってよかったです。

    この本における理想の教育とは子供たちをコントロールすることではなく、自分の頭で考えて不条理に抗う力を子供達に授けることだと解釈しました。戦争や虐殺といったこれまで人類が犯してきた数々の過ちの原因は自分で考える力が欠けていたことだと私は思っています。もしナチスドイツの虐殺に対して立ち止まって考えられる人がたくさんいたなら、歴史は変わっていたかもしれません。あのような過ちを二度としないためにも周りの言葉に惑わされず自分で考える力を養うというのが理想の教育のあり方であると私も思いました。

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    2021年02月03日
  • リズム/ゴールド・フィッシュ

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    なんというか、この小説をもし子供の頃に読んでいたら今の自分とは変わっていたのではないか、と思ってしまった。

    それこそすごく子供っぽくて、ある大人が読めばくだらないと一笑に付されるかもしれない作品だけどそんな人って本当に大人なんだろうか?

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    2021年01月15日
  • カラフル

    ネタバレ 購入済み

    平凡な人生

    はやく続きが読みたくなる文章で、あっという間に読み終えました。読み終えたあと、なぜかほっとする温かい気持ちになりました。

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    2020年11月30日
  • 屋久島ジュウソウ

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    3年前、屋久島行く予定やったけど、当日暴風雨のせいで飛行機が飛ばなかった。返金された旅行代で急遽東北に変更し、それなりに旅は楽しんだものの、すぐそこに来ていた屋久島へ行けなかった苦い思い出があったので、迷わずこの本を借りた。
    食べたものには興味なかったけど、もし行くなら魚肉ソーセージを持ってこうというのは決めた。
    他にも旅先のハッサンやローラなど、プロ意識の高い若者のエピソードに心打たれた。旅先でトラブルはつきものやし、嫌な思いだってあるけど、心温まる出来事が一つでもあるかないかで違うよなぁーって共感した。

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    2020年11月25日
  • 漁師の愛人

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    読んだあと、無性にプリンが食べたくなる一冊。


    久々にプリンアラモードを食べに喫茶店へ行きました。

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    2020年07月23日