森絵都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森絵都さんの作品特有の、温かな希望を与えてくれる物語でした。
平安時代の「風穴」という異能の徒の話と、近未来の情報管理社会に暮らす姉弟・家族と造園業者「カザアナ」の話が並行して描かれ、つながっていきます。
登場人物たちが、身近な小さい問題の解決から国レベルの環境・文化・多様性の問題にまで関わり、(物語の展開に賛否はあるかもしれませんが)私たちが暮らしていく社会への警鐘と大切にしなければならないことを、ファンタジー仕立てで教えてくれているようでした。
特に、子どもの視点を大切にしながら、小さな力でも大事なものを守ろうとする、まさに世の中に風穴を開けようとする設定、八条院さまの心清き優しさ -
Posted by ブクログ
絶対に人は死んでゆく。
死に向かって日々過ごしている。
いつ死ぬかなんてわからない。
周りの人たちもいつ死ぬかなんてわからない。
死がいつもそばにある主人公。そんな人もきっといる
大切な人をたくさん亡くした人は
どう生きていけばいいのだろう。
死んだ側も心配なんだよね。
残していった家族のこと、大切な人のこと。
綺麗事なんてたくさん言える。
死んでいった人の分まで頑張ろう。
そんなことわかってるし、
死んでった人も望んではないけど、
死んだようにいきていくのだけは
望んでないであろうし、
それこそ心配でいつまで経っても
輪廻転生できないよね。
改めて死ということを深く受け止めて
改めて考え方を