森絵都のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ヒヤマトモヒロさんからのおすすめです。「おいで、一緒に行こう」とあわせて読むといいと教えて頂いたので、こちらから先に読むことにしました。ヒヤマトモヒロさん、ありがとうございます。森絵都さんが、保護犬活動に尽力されていたこと、自らも保護犬を迎えていることを初めて知りました。
ブリーダー崩壊や多頭飼い崩壊…ただでは死なせないという人間のエゴから苦しめられる犬が多くいます。反面、どうしても飼うことができなくなったと、泣く泣く手放さざるえない犬もいます。信頼していた人間に裏切られた犬は、再び人間を信頼するのに時間もかかります。保護されて、新たに別の飼い主さんと巡り合えるのはごくわずか…新たな飼い -
Posted by ブクログ
短編集のどれもがテーマはハッキリしていて共通していると思います。
文体としては派手な描写も何もないって感じで割と地味
コメディ要素をポンポンおいてはいるものの
そのコント風情な場所も地味。
淡々しているとは別の地味さを持った文体。
地味だな〜思いつつも少しづつ読めて
さらに
どれも胸にドーンと何か置き土産してくような感覚の残る小説です。
全部、自己との対話なんですよ。
自分のこと分かった気になってるけどわかってないよねて話。
意外に皆さん気を遣って生活してたりしますよね。
わたし、この半年、わりと自分との対話がテーマのもの
小説に限らず読んでいるのですが………
書く瞑 -
Posted by ブクログ
表題作を含む7つの短編集。
つまらないと思っている単調な毎日が、何かのきっかけで気持ちが切り替わり前向きになるような話。
このなかで特に気になったのは
「雨の中て踊る」〜リフレッシュ休暇を思うように過ごせず妻の目を気にしている男が、最後の休日に自分の意思で海を目指し、見知らぬ男と語ったことで…。
弱気にならず自分を解き放ってみてもいいのではと。
「獣の夜」〜女友だちをサプライズパーティーに連れ出す予定が…気儘な彼女に振り回されるもジビエトラップにはまり込み、獣臭まみれで自分を解き放ってしまう。
うだうだと迷わず、目の前の肉にただただ純粋に向き合うことに。
「あした天気に」〜てるてる坊