森絵都のレビュー一覧
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森絵都さんの作品は大好きで、「カラフル」、「リズム」、「ゴールド・フィッシュ」、「風に舞い上がるビニールシート」、「永遠の出口」、「宇宙のみなしご」、「ラン」、「つきのふね」、「クラスメイツ」「みかづき」「いつかパラソルの下で」に続く12作目でした。(↑読んだ順に書いてます)
今まで読んだ森さんのどの作品よりも一番好きな作品でした。森さん初読の方には「風に舞い上がる~」を読んだあとに読むことをおすすめします。かなり好みは分かれると思います…。コント好きにはたまらない。映画「半径1メートルの君」が好きな人には特にお勧めできます
おすすめの読み方
①一日一つずつ読む。
②ランダムに読まないで順番に -
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短い物語38篇。文庫版には書き下ろしも2篇入っててちょっとお得(笑)。
生活していく上でどうしてもこだわってしまうこと、どうしても許せないこと、気になってしまうこと。主人公たちはそれぞれそんな何かを持っている。
わかるわーというものもあるし、わからないけど共感できるものもある。大抵はこだわり過ぎて間が抜けた結果になっているので、心の中でニヤリと悪い笑いを浮かべてしまう。好みのテイスト。
ひとつひとつ短いからテンポ良くすぐに読めるし、飽きずに楽しめた。
中でも好きなのは、「島田祐一」、「スモールトーク」、「ヒデちゃんの当たり棒」、「時が流してくれないもの」、「書かされる立場」、「コンビニの -
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ネタバレ上巻一通りのキャラ把握はできていると思いますが、下巻ではさらにさらに面白くなります。
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下巻でもゴールはオリンピックです。ただ、すんなりとはいきません。
心情描写的には下巻のメインは要一でしょうか。彼の極限状態での演技は手に汗を握ります。
また、下巻の後半では章ごとに一人称が変化します。ある章は幸也(中一の才能もやる気もなさめダイバー)、またある章は恭子(飛沫の彼女)から登場人物や状況を語らせ、物語にさらなる奥行を与えています。
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そして最後の最後、物語にもひねりにひねりが加わり、結末がまたいい。驚くとともに素敵な満足感ある結末だと思います。
上巻だけで終わらず、ぜひとも -
Posted by ブクログ
ネタバレぼくたちのオリンピックじゃない。
知季のもらした一言に、要一はどきんとした。これまでもやもやと胸に抱えていたものの核心を、ずばり言いあてられた気がした。
「だってさ、メダルをとれたとしてもとれなかったとしても、それって本当はぼくたちの問題のはずじゃない。死ぬほど練習してきたのはぼくたちとコーチで、オリンピックにでるのもぼくたちで、だからぼくたちが喜んだり、がっかりしたりすればいいだけじゃない。けど、ちがうんだよね。結局、オリンピックの真ん中にいるのは顔も見たことないような大人たちなんだって、そう思ったら急にいろんなことがつまんなくなっちゃって・・・」
知季のゴールと、自分のゴールはちがう。だ