森絵都のレビュー一覧

  • 風に舞いあがるビニールシート

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    ネタバレ

    表現もすごいし感動的なはずなのに、何故か文字が頭に入ってこなかった。一つ目で緩さを感じたせいかもしれない。最後の表題作がタイトル含め印象的だった。直木賞(受賞)の講評で、時系列の短編がだんだん上手くなってる、と学んだことを書き過ぎ、は深く頷ける。
    ・器を探して
    パティシエヒロミに振り回される弥生は美濃焼を探しに岐阜へ。彼氏は怒る。瀬戸黒と出会う。
    ・犬の散歩
    犬の里親探しのボランティアを始めた恵里子。義父母が里親になる。活動費の為スナックで働く
    ・守護神
    レポート代筆の神ニシナミユキ。祐介も依頼するが真面目すぎるあなたは自分で出来ると諭される。
    ・鐘の音
    仏修繕師の潔は仏と寝る程囚われるが後補

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    2025年04月20日
  • 出会いなおし

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    タイトル通り出会いと別れ、そしてまた出会いをテーマにしたような短編集でどれもホッコリ系で角田光代作品っぽい印象

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    2025年04月07日
  • はじめての

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    四人の人気作家が、「はじめての」何かをめぐる物語を書いた短編集。

    どれも独特の世界が展開する。
    中にはSFチックな話もある。
    限られた紙数で、一つの世界として結実している。

    個人的には最後の森絵都さんの話が気に入っている。
    タイムスリップものだ。
    幼馴染の男性に4回告白しては振られてきた女子高生が、タイムトリップサービスと契約して「やり直し」を図る話だ。
    ちょっとご都合主義的じゃない?と思いながら読んできたのが、最後の展開で驚かされた。
    何度でも立ち上がる主人公のパワーに、明るい気持ちにさせられる。

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    2025年03月12日
  • 宇宙のみなしご

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    ネタバレ

    優しいジュブナイル小説。中学生が瑞々しく、友だちっていいね、という話。主人公が爽やかで、ちょっとめずらしい気がした。悩みを抱えた子を持ってきがちだけど、それは周りで。

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    2025年03月06日
  • つきのふね

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    ネタバレ

    「人間、良くなるよりも悪くなる方が楽だもんなあ」p131

    「誰だって自分の中になんか怖いもんがあって、それでもなんとかやってるんじゃないのかよ」p144

    「ぼくわとうといものですか?」p216

    今まで、自分の救いだった大人の智さんが、薄々気づいてはいたが心の病だった。
    中学生なりに試行錯誤して救おうとする。
    みんなが〝疲れ〟はじめる中盤。
    どんな言葉が智さんに響くのか。
    露木さんを救った手紙のように拙くとも真っ直ぐに飾らない言葉で気持ちを伝える事は、当時小学生だった智さんにしか出来ない救いであったのだと思う。

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    2025年02月20日
  • できない相談 piece of resistance

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    「こういうこと、あるよなあ」とか、「あるかもしれないなあ」というような、身近に転がっていそうな隙間を覗くような短編集だった。最近ちょっと脳が煮詰まっている傾向があったので、物凄く丁度良い読み心地。何冊か文庫本を並べて4歳児に「おかーちゃん次に何読むと良いと思う?」と選んでもらって本当にナイスタイミングな選書でした。
    「サービスの落とし穴」「誰がために貴方は進化し続けるのか」あたりは身に覚えがありすぎたなあ……。

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    2025年02月07日
  • 永遠の出口

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    みずみずしい青春小説でした。
    子ども時代は、はるか昔ですが、あの頃の甘酸っぱい記憶が蘇りました。
    時々クスッとできる読みやすい物語でした。

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    2025年02月04日
  • 宇宙のみなしご

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    たぶん再読ではなかったと思う
    スタンドバイミーぽく、そして読みやすさの安心感は自分が読書好きになったのを思い出す
    前に雑誌のインタビューで現実に嫌なことがあって物語では辛い思いをしないようにそういう描写は描かないようにと言ってた、この作品はそれより前の作品だけど、そこも好きだ、ゆっくりと流れる時間を贅沢に感じれる

    物語は中学生が屋根で遊ぶ話〜
    大人になったら友達のことを考える時間も少なくなってく、この時期の思い出は色褪せないものがあるよな
    個人的にキオスクの返しでどーゆーお笑い?な場面を見つけてしまったw

    好きなフレーズ引用
    そうやって越えようとさなきゃなんにもできないの わたし
    カイロよ

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    2024年11月23日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    少年少女時代のキラキラした部分と闇を彷徨っていることは表裏一体と感じた。どちらの部分も背負って彼らは明日を生きていく
    奈緒を真ん中に、生きづらさを抱えた3人は、ワルツを踊っていたのかもしれない。

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    2024年11月22日
  • 気分上々

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    知らずに読み始めて「あぁ短編集か」ってなったけど、物語が終わるたびに違う世界にひとっ飛びだったのが妙に気持ちよかった。
    そして、言葉選びがすごく好みでした。簡単すぎず、それでいて難しすぎず。

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    2024年11月14日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    三編を収録した短編集。

    中学生の頃に感じる切実な思いと、一瞬のきらめきを封じ込めたかのような物語が胸に迫ります。

    それぞれのタイトルになっているクラシックの曲も、彩りを添えていて印象に残りました。

    懐かしさと儚さ、そして、まばゆいほどの瑞々しさを感じる、何度読んでも色褪せることのない作品集だと思います。

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    2024年11月09日
  • 出会いなおし

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    大好きな森さんの文章なので、味わいながら読みました。くすりと笑う序盤から少し不思議な感覚の後半へ、さまざまたちなテイストの出合い直しの物語でした。

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    2024年11月03日
  • 獣の夜

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    パンデミックで右往左往してる前提の短編集。閉塞感の中でなんとか前向きに希望を見出そうと足掻く感じがすでに懐かしい。
    森絵都先生のお話は、油断して読んでたらとつぜん豪速球の牽制球をバシーンて投げられるような感じが好きなんだけど今回は牽制球無し。

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    2024年11月02日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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    ことばにちなんだショートストーリーが9篇。
    国語の教科書にも載っているストーリーあり。
    個人的にはこりす物語が好みだった。

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    2024年10月30日
  • ショート・トリップ

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    衝撃的な旅ばかりだった…!
    特に[ならずもの18号]と[世界観を変える驚愕の島]といしいしんじの特別寄稿が面白かった。

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    2024年10月25日
  • つきのふね

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    ネタバレ

    ささいなことで人は簡単にすれ違ってしまう。それでも、大切だと思う人とは言葉を重ねてしっかりと向き合わないと


    智さんと露木さんの関係が素敵
    手紙でのやりとりだけで二人の関係が読み取れた

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    2024年10月24日
  • 出会いなおし

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    人と、自分と、出会いなおす。
    人も自分も、質を変えてゆくものなんだなぁ。
    森さんの紡ぐ本書の言葉が、
    これまでの、そしてこれからの、
    自分の出会いと別れを肯定してくれる気がした。

    振り返ってみると、
    大切な人と時間を経てからふたたび会うとき、
    過去も今も重なる部分をその人の中に感じると、
    とても愛おしくあたたかく感じることがあるなぁ。

    変わっているけど、変わっていない、という感じ。

    出会いも、別れも予測できないものだから、
    気負いすぎずに、人も自分も大切にして生きようと思った。

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    2024年10月19日
  • カザアナ

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    小学生の頃、著者の作品にハマり、読みあさっていたことを思い出しながら読んでみた。
    大人になると物語にいまひとつ入り込めない気もしたが、子どもの感情が的確に表現されていることが昔の私にとってはすごく面白く感じるポイントだったのかなーと思った。

    様々な制約の中でも、心まで窮屈にならず前向きに闘う人々の姿から自然のように爽やかな印象を受けた。

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    2024年10月16日
  • 漁師の愛人

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    私は全体的に共感できる人が、1人もいなかったけど…
    プリンにまつわる話は、キラキラした若さっ!!と思って、気持ちがスッキリした感じがした。
    『老人とアイロン』が1番好きです。
    まっすぐな気持ち。

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    2024年10月12日
  • 獣の夜

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    7つの短編集。
    「太陽」と「獣の夜」がおもしろかった。
    とても読みやすい文章でスッと入り込めた。特に派手な展開はなくて日常をちょっと切り取ったようなお話。

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    2024年09月22日