森絵都のレビュー一覧

  • 屋久島ジュウソウ

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    屋久島に行くと登山になると聞いていたが、本当に登山のエッセイ。海外旅行や食べ物の思い出。まとまりはないけれど、森絵都という人の雰囲気がわかるエッセイです。

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    2024年04月18日
  • 獣の夜

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    [1]ヘンな短編のオンパレードで、すれっからしの読者にも対応してます。
    [2]でも、妙に後味がよくて素直な読者でも安心です。
    [3]背景にコロナ禍があり数十年後にはその切実さがわからなくなっているとは思いますが作品そのものの価値はたぶん減じないでしょう。

    ■簡単なメモ

    【雨の中で踊る】
    フットマッサージに行くはずだった永井は短パンのように見える海パンで家を出たせいか海に行こうと思った。そして…

    【Dahlia】
    「でも、きっとどこかに抜け道はある」

    【太陽】
    神経を抜いているはずの歯で激痛。歯科医は代替ペインだと言う。
    《素敵な犯人です》

    【獣の夜】
    サプライズパーティーに連れていか

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    2024年04月17日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    ほっこりした気分で読むことが出来た。
    3編に分かれていることで
    ダラダラ長いわけではないので読みやすかった!
    思わず本編に出てくる曲をYouTubeで調べて
    流しながら読んでしまった。
    音楽を聴きながらの読書も悪くない。

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    2024年04月06日
  • ショート・トリップ

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    ショートショートは初めて読んだか想像よりも楽しめた。
    クスッとなる話、よく理解できないまま終わった話などがたくさんあり隙間時間の読書には最適。
    ならず者の話が好きだった。
    私自身は長編小説の方が好みだと改めて感じた。

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    2024年03月31日
  • 宇宙のみなしご

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    ネタバレ

    バターの後だったので俄然読みやすくて、一気に読めました。最近やっとティーンネイジャーの物語を、冷静に他人事として読めるようになってきた気がする。今までは自分の10代の頃と比較してしまい、自分はこんなに色々考えて過ごせていたかな?こんなドラマチックなこと起きたかな?信頼できる人はいたかな?とか考えて落ち込んだりしてたので、作り話である、と理解して読めるようになったのは、恥ずかしながら最近なのである…。
    面白いことを求めて屋根のぼりをする中学生と、その子達の関わり合いの話。大人になっても人は、自分に必要な刺激を求めて、色んな方法で自分の中のモヤモヤを晴らしているんじゃないかと思う。安全圏内で。サク

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    2024年03月31日
  • 永遠の出口

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    うーん、良くも悪くもフツーだった。
    直前に宇宙のみなしご、つきのふねと読んでいて、どちらも凄く良かったこと、どちらかの後書きで永遠の出口が傑作!と書いてあったことで期待が高すぎたかも。
    小学生から高校までの日常を書いた話だけど、本当に日常を書いた、という感じ。
    小説を通して連続した日常ではなく、小学校、中学、高校…と少しずつ切り取って書いてあるところも、いまいち入り込めなかった部分なのかも?
    なんというか、起伏はあれど所詮日常の中の起伏というか…

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    2024年03月20日
  • 漁師の愛人

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    プリン三部作(と名付けました)はちょっと緩くてしかし主人公にとっては洒落にならない状況で気に入りました。
    この本を読んで久しぶりに東日本大震災直後の自分の気持ちを思い出しました。
    13年経って東京に住む私にとっては気持ちがだいぶ薄まっていたんだなと思えてよかった。ただ薄まっていくのではいけないと思えたからです。
    『漁師の愛人』は映画みたいなタイトルですが、東京で愛人をしていたら相手が故郷に帰って漁師になることになってそれについていく話です。いや、実際ならなかなか厳しい状況だなと思いました。

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    2024年03月16日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    中学生がクラシックのピアノ曲との不思議な出会いで、不思議な体験をする短編3編はメルヘンのように美しく、懐かしい思いにさせられる。「ボク」や章、智明、ナス、じゃがまるの従兄弟5人が毎年8月に集まり過ごす章の父の別荘で、毎晩眠気と闘いながら聴くシューマンの「子供の情景」、不眠症の「ボク」が廃校舎で謎の少女藤谷りえ子の弾くバッハの「ゴールドベルク変奏曲」を聴いたことから始まる2人だけの心の交流の世界、「わたし」が同級生の君絵と通う絹子先生のピアノ教室で出会ったサティ似のフランス人の小父さんも含め4人で体験する楽しい時間。エリック・サティの「童話音楽の献立表」によるワルツを踊る喜びが溢れている。3編と

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    2024年02月27日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    ずいぶん昔に出た本だが、少し前にフォローしている方のレビューを読んで「読みたい」に入れていた。

    中学生が主役の、3つのピアノ曲をもとにした3つの物語。少年たちだけで過ごす海辺の別荘、誰も来ない旧校舎での二人だけの会話、風変りな先生と突然現れたフランス人のおじさんとともに楽しんだピアノ教室。
    読み始めれば、うまく言い表せないが、最近の本とは異なる文章の雰囲気を感じ、なんだか懐かしい感じになる。
    ちょっとモヤっとすることや我慢しなければならないことはあるけれど、生き辛いや心が塞ぐでもなく、少年少女のこれからの人生に対する楽観や肯定があり、本を閉じてからは多感な時間の終わりに切なさが沁みてくる。

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    2024年02月24日
  • 宇宙のみなしご

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    子供らしい旺盛な好奇心と、自分の行動を冷静に判断する醒めた視点を併せ持つ、中学二年生の主人公・陽子が魅力的に描かれています。

    悩みや困難に直面しても、自分らしさを失わずに真っ直ぐに突き進む姿の潔さと、繊細な心の揺らぎが、ごく自然に表現されているところも良いですね。

    タイトルが持つ意味には厳しさも含まれますが、シンプルな言葉で紡がれるメッセージは、きっと世代に関係なく多くの方の胸に響くのではないでしょうか。

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    2024年01月17日
  • たべもののおはなし オムライス オムライスのたまご

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    ネタバレ

    卵の白い殻の中には夢がいっぱい詰まっている、というプロローグから素敵なお話の予感。
    卵たちの一番人気の夢、“オムライスのたまご”になるという夢を叶えたいタマキのガッツが熱い。冷蔵庫を飛び出し、お宅訪問で自分を売り込み、ついに幻のオムライスを作る小山シェフのいるレストランへ。
    8歳の息子は後半のオーディションのオムライスクイズに卵たちと一緒に挑戦。全問正解して喜んでいたw
    楽しさの中に「本気でゆめをかなえたいなら、もっと、自分でがんばらなきゃ」のタマキの叱咤激励の言葉が光る。

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    2024年01月06日
  • ラン

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    どんなに亡くなってしまった人に会いたくても、どんなに後悔しても過去にもどることはできない。人生は前に進むだけ。若い頃の楽しかった時代を思ったり、元気だった頃の両親に会いたくなったり、子供たちの小さくて可愛い頃を思い出して「あの頃は良かったな〜」なんて振り返ってばかりいないで、今より少し先のことを考えながら自分なりに目標を持って進んで行かなくては!
    そんなふうに思った。
    さて、2024年の目標は何にしようかな…

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    2023年12月28日
  • 女ともだち

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    全体的にアブナイ女性が多く登場する。初っ端から、えーこわっと呟いてしまうような作品たちがいろいろ。

    「ブータンの歌」はいい終わり方。阿川佐和子さんの小説初めて読んだな。
    嶋津輝さんも初めて。知らない作家さんだけど、独特の雰囲気が面白かった。
    森絵都さんは爽やかな作品のイメージだけど、これはけっこうドロッとしてる。でもいい友情。ジビエ・フェスタ、楽しそう。私は石垣牛の方が食べたいけど。

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    2023年12月26日
  • 宇宙のみなしご

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    中学校は会社みたいに選べるもんじゃないから、かけがえのないものになる、という言葉にハッとした。普通は住んでいる地域のによって割り当てられた学校に通うし、実際私もそうだった。いいことも嫌なこともあった。選べない組織の中で、閉じられた世界の中でがんばっていたなと思う。

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    2023年12月14日
  • できない相談 piece of resistance

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    短編で読みやすかった。あ、わかる!という事がちょこちょこあって自分もこう思われてるのかなとか考えながら読んだりして。

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    2023年12月03日
  • カザアナ

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    「カザアナ」と呼ばれる者たちの設定や歴史が、とにかくおもしろい。
    私だったらどのカザアナになりたいかと考えながら読むと、より楽しい。

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    2023年11月22日
  • 気分上々

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    様々な人達の人生の一場面を描いた短編集。
    自分革命のために親友と絶交する女子高生、故郷の因習を嫌い母と別れ都会で暮らしシェフを目指す青年、一人の男性とのほんのひと時の出会いから本当の恋を知る少女。何かに「囚われた」人達が、そこから自由になっていく話が多いかな。
    一つ一つの作品が短いし重たくもないので読みやすい。前向きになれるような内容で楽しめる。

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    2023年11月18日
  • 永遠の出口

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    カラフル書いた作者だったんだ。
    ひとりのよくいるような女の子の成長を描いた本。でも「あーわかるわかる」と思うような、その時々で感じる言葉にはできない寂しさとかモヤモヤとかをうまく描いていて、自分のこれまでもこうやって本にしたら面白そうだなと思った。

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    2023年10月15日
  • リズム/ゴールド・フィッシュ

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    森さんの作品は確か何冊か読んでる。
    読みやすい文体と、分かりすぎるぐらい、どうなるのかが分かるストーリー。

    ただ時々、はっとする言葉に出会う。
    本を読んでると、その時自分が求めている言葉と言うのに出会う事がある。
    言ってほしい言葉なんだろうと思う。

    今回もそれがたくさんあった。

    ストーリーは中学生の女の子がかっこいい従兄に憧れて、その従兄が挫折していなくなったことに絶望して。。と、思春期あるあるの心の変化を森さん独有の言葉で綴られている。

    自分の思春期も思い出したりして。
    似てるなぁ。。いや、ほとんどの人がどこかしら似てると思うんだろうなぁ。皆通ってきた道だからかな。。

    何者になるか

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    2023年10月09日
  • 永遠の出口

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    感想
    不変の永遠を求める。でも人間であるなら叶わない願い。受け入れられない。それでもめげずに人生を歩んだら。いつか笑顔で終われるかも。

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    2023年10月07日