森絵都のレビュー一覧

  • つきのふね

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    ネタバレ

    この物語の舞台は今からは少し昔の20世紀末ですが、未来を信じられない中学生の不安定で心細い気持ちは今の時代の子にも重なるものがあるのではないかと思います。けれどそんな不安な気持ちを抱えていても、自分のことを大事に思ってくれている友達は必ずいるという温かいメッセージが伝わってきました。「人より壊れやすい心に生まれついた人間は、それでも生きていくだけの強さも同時に生まれもっている。」この文章に励まされました。

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    2025年12月22日
  • ショート・トリップ

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    251203

    48の短編からなるショートトリップ。
    ならず者のお話が1番好きだったかも。
    連載当時は1通も手紙が届かなかったというあとがきを読んで驚いた。

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    2025年12月03日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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    短編で読みやすい
    ”ぽっ“と心が温かくなるお話しがつまってる一冊。

    私自身はパラパラめくった時の絵に惹かれた。

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    2025年10月28日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    仏像の話とUNHCRの話は話の内容は難しい話題なのに、読みやすい。
    大学生の話は、こんなよくいそうな怠惰な大学生の話、これどうなるんだ?と思っていたけどとても人間味を感じるフワッと温かい気持ちになれた。
    解説にもあったか、とても人間臭い、だからこそ面白い。
    人って表面だけじゃわからないよなあ、とより感じた物語でした。

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    2025年10月24日
  • ラン

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    ネタバレ

    ほっこりいい話!
    内気で出不精な主人公がどんどん成長していくのがスラスラ読めて気持ちいい!!
    フルマラソンどうなったかまでは描かれてないけど、そんなのどうだっていいんだよね、みんなで挑戦したことにいみがあるんだからサ!!

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    2025年10月18日
  • できない相談 piece of resistance

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    人からみたらどーでもいいようなこと、よくわからないことでもこだわっちゃうことがだれにでも1つや2つあるかも… 私にもあるかな…?
    そんなたわいもない話しにスポットをあててこんなに面白おかしくショートストーリーにするなんてやっぱり作家さんてすごい‼︎
    通勤電車の中でププって笑ってしまったこと数回(*^_^*)

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    2025年10月08日
  • できない相談 piece of resistance

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    掌編小説集。声高に言うほどではないがモヤッとしている日常のこだわり、見過ごしつつもスッキリしないくせ、他人事だと思っていたのに自分に返ってくるブーメラン。あ〜こういう気持ち、自分だけじゃないんだ!と軽やかになれる一冊。

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    2025年10月02日
  • みかづき

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    ネタバレ

    ドラマを観ているような感覚になった。
    親子3世代に渡る塾を経営する一家の長編小説。
    終盤で、完璧じゃないこと、だからこそ完璧になろうとすることを千明が「みかづき」と表したところがタイトルの回収となっていたのがとても良かった。

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    2025年09月22日
  • 出会いなおし

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    歳を重ねるたびに、出会いと別れを繰り返し、人は変化していく。あの頃のままでと期待する気持ちもあるが、お互いの知らない一面を知ることも素敵だなと思わせてくれる。カブとセロリの塩昆布サラダ」は他の話と一味違い、怒りや不気味さも含まれていて面白かった。

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    2025年09月20日
  • できない相談 piece of resistance

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    誰かにとっては当たり前に受けいれている日常の些細なこと、でも嫌なものは嫌!と小さなNOを突きつけていく掌編集。

    読む前はエッセイかと思っていたけれど小説だった。
    でも、パソコンのOSに暴言を吐き小言を言いまくる「誰がために貴方は進化し続けるのか」には森さんの新鮮な怒りが詰まっているようにしか思えなくて笑ってしまった。(でも、あくまでも、一人称の小説なんだよなと「噂の真相」を読んで思い直した)
    ほんの2,3ページしかない短い物語たちなので通勤のお供にピッタリでした。人の強いこだわりが愛おしく思えてふふっとなれるお話が多かった。

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    2025年09月17日
  • つきのふね

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    思春期特有の閉塞感や罪悪感が生々しく描かれた作品。けれど筆致は冷たくはなく、ささやかな救いと成長の兆しを静かに残す。壊れやすい心に生まれついた人間は、それでも生きていくだけの強さも同時に生まれ持っている。

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    2025年09月17日
  • 出会いなおし

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    短編6個、どれも身近な話で楽しく読めた。
    だいぶ独特な瞬間の切り取りでものによってはあまりはまんないものもあったけど、好きだったのは「出会いなおし」「むすびめ」

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    2025年09月10日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    一万円選書の1冊。
    6つの短編小説で全て違うけど強い信念を持った6人が登場する。
    最初は気まぐれなパティシエに振り回される秘書が彼氏にどっちの方が重要なのかを迫られながら仕事に没頭しているお話から始まり、
    保護犬を飼うために水商売でお金を稼いでいる人の話、
    UNHCRの事務所で働いている人が紛争など危険地域に派遣される人と結婚しながらもがくお話。
    幅広い登場人物と全然違うストーリーで伏線回収があるような話もあって飽きなかった。
    仏像のお話だけあまり頭に入ってこなかったが。
    個人的に最初と最後のお話がとても刺さった。

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    2025年09月07日
  • はじめての

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    「はじめて」がテーマの短編集。
    YOASOBIの曲になっているのは知らなかったけど、後で聞いてみよう。
    「ヒカリノタネ」が一番好き。

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    2025年09月02日
  • 獣の夜

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    一つ一つの話がどこか不思議でそれでいて心に何かしらの感情が残る短編集。切ない気持ちになるものが多い気がした。

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    2025年09月01日
  • 出会いなおし

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    まさにこの本と出会いなおし。
    昔読んだことをすっかり忘れて読みました。
    短編小説集ですが、どの物語もすぐに記憶の奥底にあったのを思い出しました。
    不思議な巡り合わせや人の変化の物語。

    十数年前に読んだと思われますが
    やっぱりどの物語も今と昔の印象が全然違うもので
    歳を重ねるって自分の捉え方や価値観がこんなに変わるんだなと感じました。

    若い時はとにかく不安定な面が大きい。

    昔読んだ本を改めて読んで昔との変化を感じるのも
    自分にとって大切な価値観や成長を見出せる術になるということを体感できました。

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    2025年08月28日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    ネタバレ

    6編の短編集。

    「守護神」が特に好き。

    社会人学生の裕介がただ自分が楽をしたいためにレポートの代筆をニシナミユキに頼みに行ったと思いきや、実はかなりの文学マニアで、ギャップがおもしろかった。
    裕介の勤務先のホテルのマネージャーもニシナミユキもいい人!!
    好きなことに打ち込めるっていいね。

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    2025年08月24日
  • 永遠の出口

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    学生時代を駆け抜ける、ごくごく普通の少女の物語。その時々の友人同士の微妙なやり取りや距離感、すれ違い、、、などなどすべてがリアルで、とても読みやすかった!大人になったら、なんてことのない小さなことも、その時の本人からしたらとてつもなく重大で大切なものなんだよなぁ。昔思い描いた大人に似つかない今を生きていても、これから先どうなるかわからない。視野が狭くて全力だった少年時代が羨ましくもある。アイスの当たりの棒を、アイスと引き換えに店まで行かなくならないようにしたい。

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    2025年08月13日
  • 永遠の出口

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    小中高と一人の女の子が思春期を成長していく物語。

    家庭、学校、バイト先で巻き起こる数々のイベント・事件を経て、失敗も重ねながら逞しくなっていく様子に、もどかしく感じたり、応援したくなったり、ほのぼのした読後感でした。

    上記のように感じたのは成人後に読んだためだと思います。真っ只中にいる中高生として手に取っていたら、どんな感想を持っただろうか。

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    2025年08月03日