森絵都のレビュー一覧

  • 異国のおじさんを伴う

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    森絵都さんの文章は歯切れよく、いつも心地よいリズムで読むことが出来る。短編ではその良さがより際立つ。飛行機や新幹線など、ちょっとした移動中に読みたい小品集。

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    2025年12月24日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    最後の青空のエピソード
    人は、それぞれに違う時間の速度の世界で生きているのではないか、と初めて考えた
    ひとりの人生の中でもタイミングによって時の流れ方は違う
    目まぐるしい時の中で生きることと心拍数の速さが繋がってたら面白い
    心臓の脈打つ回数には上限がある、だからこそ体の大きな動物と小さな動物で心拍数に大きな差がありそこに比例して平均寿命が異なるというのは有名な話だ
    だから、心のどこかで自分は少なくとも長寿の方ではないだろうと思ってるし、昔から直感的にも思ってる
    それが蓋を開けてみたら案外、なんてのももっと面白いんだけど

    解説を読んで、このエピソードの配置もあっぱれと感じた
    最後のエピソードの

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    2025年12月22日
  • いつかパラソルの下で

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    ネタバレ

    【2025年155冊目】
    ストイックな父が死んだ。一周忌について話し合うため集まった、兄と私と妹の三人兄妹は、母親が以前の溌剌とした様子とは打って変わって病院通いばかりしていることを知る。原因はどうやら生前の父の浮気にあるようで――厳格な父は何を隠して逝ったのか。ルーツを探りながら自らの人生に向き合い始める物語。

    森絵都さんにしては、結構生々しいお話でした。いい意味です。完璧主義者に見えていた父親に育てられ、反発するように家を出ていった兄と私。唯一従順だった妹も、父親の過去を知ってショックを受けるものの、本当の父親の姿を知るため調査を始めるのですが、単に父親のルーツを追うだけでなく、主人公の

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    2025年12月21日
  • 出会いなおし

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    ふと手にした作品。
    高校生の頃に読んで以来の森絵都さんの作品!
    これも出会いなおしかな‥
    出会いと別れ、再会は人それぞれに!
    小さな出会いも大切にしようと思う。

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    2025年12月18日
  • つきのふね

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    中学生のさくらが、万引きして智さんの家によく行くようになる。そこでは宇宙船のデザインをずっと作ってるうちに、どんどん智さんがおかしくなっていってしまう。同級生の勝田くんはさくらとりりの仲を戻したいと頑張る。本としてのメッセージがあまり分からなかった。放火魔は誰だったんだろう、何を象徴してたんだろう、、

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    2025年12月13日
  • 宇宙のみなしご

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    姉弟仲が良くなかったので、こんなことあるんだーと遠い世界を見てるようだった。

    親が不在がちで寂しい姉弟は2人だけの遊びを作り2人だけの世界で退屈を紛らわしてた。
    そこに新しい人が登場していって、成長していく物語。

    懐かしい日々を思い出すように読みました。

    殻を破りたい子達の成長物語。

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    2025年12月13日
  • つきのふね

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    青春時代の悩みと葛藤をかいた本。
    大人になりすぎたのか私には内容が薄く感じた。
    学生時代に読みたい本。

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    2025年12月12日
  • つきのふね

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    ネタバレ

    この物語の舞台は今からは少し昔の20世紀末ですが、未来を信じられない中学生の不安定で心細い気持ちは今の時代の子にも重なるものがあるのではないかと思います。けれどそんな不安な気持ちを抱えていても、自分のことを大事に思ってくれている友達は必ずいるという温かいメッセージが伝わってきました。「人より壊れやすい心に生まれついた人間は、それでも生きていくだけの強さも同時に生まれもっている。」この文章に励まされました。

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    2025年12月22日
  • ショート・トリップ

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    251203

    48の短編からなるショートトリップ。
    ならず者のお話が1番好きだったかも。
    連載当時は1通も手紙が届かなかったというあとがきを読んで驚いた。

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    2025年12月03日
  • あしたのことば(新潮文庫)

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    短編で読みやすい
    ”ぽっ“と心が温かくなるお話しがつまってる一冊。

    私自身はパラパラめくった時の絵に惹かれた。

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    2025年10月28日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    仏像の話とUNHCRの話は話の内容は難しい話題なのに、読みやすい。
    大学生の話は、こんなよくいそうな怠惰な大学生の話、これどうなるんだ?と思っていたけどとても人間味を感じるフワッと温かい気持ちになれた。
    解説にもあったか、とても人間臭い、だからこそ面白い。
    人って表面だけじゃわからないよなあ、とより感じた物語でした。

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    2025年10月24日
  • ラン

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    ネタバレ

    ほっこりいい話!
    内気で出不精な主人公がどんどん成長していくのがスラスラ読めて気持ちいい!!
    フルマラソンどうなったかまでは描かれてないけど、そんなのどうだっていいんだよね、みんなで挑戦したことにいみがあるんだからサ!!

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    2025年10月18日
  • できない相談 piece of resistance

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    人からみたらどーでもいいようなこと、よくわからないことでもこだわっちゃうことがだれにでも1つや2つあるかも… 私にもあるかな…?
    そんなたわいもない話しにスポットをあててこんなに面白おかしくショートストーリーにするなんてやっぱり作家さんてすごい‼︎
    通勤電車の中でププって笑ってしまったこと数回(*^_^*)

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    2025年10月08日
  • できない相談 piece of resistance

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    掌編小説集。声高に言うほどではないがモヤッとしている日常のこだわり、見過ごしつつもスッキリしないくせ、他人事だと思っていたのに自分に返ってくるブーメラン。あ〜こういう気持ち、自分だけじゃないんだ!と軽やかになれる一冊。

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    2025年10月02日
  • みかづき

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    ネタバレ

    ドラマを観ているような感覚になった。
    親子3世代に渡る塾を経営する一家の長編小説。
    終盤で、完璧じゃないこと、だからこそ完璧になろうとすることを千明が「みかづき」と表したところがタイトルの回収となっていたのがとても良かった。

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    2025年09月22日
  • 出会いなおし

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    歳を重ねるたびに、出会いと別れを繰り返し、人は変化していく。あの頃のままでと期待する気持ちもあるが、お互いの知らない一面を知ることも素敵だなと思わせてくれる。カブとセロリの塩昆布サラダ」は他の話と一味違い、怒りや不気味さも含まれていて面白かった。

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    2025年09月20日
  • できない相談 piece of resistance

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    誰かにとっては当たり前に受けいれている日常の些細なこと、でも嫌なものは嫌!と小さなNOを突きつけていく掌編集。

    読む前はエッセイかと思っていたけれど小説だった。
    でも、パソコンのOSに暴言を吐き小言を言いまくる「誰がために貴方は進化し続けるのか」には森さんの新鮮な怒りが詰まっているようにしか思えなくて笑ってしまった。(でも、あくまでも、一人称の小説なんだよなと「噂の真相」を読んで思い直した)
    ほんの2,3ページしかない短い物語たちなので通勤のお供にピッタリでした。人の強いこだわりが愛おしく思えてふふっとなれるお話が多かった。

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    2025年09月17日
  • つきのふね

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    思春期特有の閉塞感や罪悪感が生々しく描かれた作品。けれど筆致は冷たくはなく、ささやかな救いと成長の兆しを静かに残す。壊れやすい心に生まれついた人間は、それでも生きていくだけの強さも同時に生まれ持っている。

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    2025年09月17日
  • 出会いなおし

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    短編6個、どれも身近な話で楽しく読めた。
    だいぶ独特な瞬間の切り取りでものによってはあまりはまんないものもあったけど、好きだったのは「出会いなおし」「むすびめ」

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    2025年09月10日