森絵都のレビュー一覧

  • クラスメイツ〈後期〉

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    クラスの一人一人の視点で書かれていて、人間関係も分かって自分がクラスの一員になったのうな気持ちになってしまう。地味なこも優等生もクラスに1人はいるタイプのこがそれぞれいて、あの頃のあの子はこんな気持ちだったのかなーなんて思い出すことがあった。

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    2026年08月08日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
    共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。

    《印象に残ったところ》
    ・COPY 村山由佳
    まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
    私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
    我慢の末

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    2026年08月08日
  • カラフル

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    懐かしさに駆られて購入。たしか小学5年生の課題図書であったか、「読まされて読んだ」記憶があった。その時は桑原ひろかにまつわるセクシュアルなエピソードや、受験がからむ家族の葛藤など表面的な感情しか動かず、でもそれでいて衝撃を受けたように覚える。
    単に表紙に引っ張られているだけかもしれないが、この小説全体では青と黄色のグラデーションのような印象を受ける。たとえばそれは夕焼けみたいに。
    至極平坦な文体、難解な比喩・トリック・溜めが無いがゆえに読みやすく、テンポがいい。
    それでいて味気ないわけではなく、小林真という人物がいかにして変わっていくのかを丁寧に描いている。
    特に父親への見方の変化から連なって

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    2026年08月05日
  • はじめての

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    「私だけの所有者」:自我を持つロボットが語る物語としてはこれで3作目になるが、ストーリーが最もシンプルだったため、肩の力を抜いて最後まで楽しむことができた。Lee Baconの『Interview with the Robot』では、主人公のロボットがほぼ最後まで自分を人間だと思い込んでいたため、終盤に差し掛かると胸が締め付けられるような思いをした記憶がある。また、石黒カズオの『Klara and the Sun』では、伴侶ロボットが最後まで誰にも選ばれず、販売所から廃棄場に至る過程が彼女の視点から語られており、衝撃的なほど斬新で、かつ重い読後感があった。これら二作と比べると、本作は機械知能の

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    2026年08月03日
  • つきのふね

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    なんか不気味な印象
    出てくるキャラクターが 犯罪者であること以外に、人間的な心情があまり掴めなかった
    智はあれで救われたのか、、?

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    2026年08月01日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    民主主義を具現化しようとした人々の、悪戦苦闘をした日々が丁寧に描かれていて、暗い時代を感じさせない爽やかな物語だった。登場人物は、選ばれし人たちだけに、自分をきちんと持っていて、才能や個性があったことが、その後の人生を切り開けていけたのだと思う。若干できすぎなストーリーにも感じたが、意思を強く持って努力すること、周囲と助けあって生きること、今の時代にも通じる大切なことが描かれていて、前向きな気持ちになる作品だった。

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    2026年07月26日
  • 女ともだち

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    千早さん目当てで読んでみたけれど、あーそうそう、そうなんよ、、って共感するのもあれば、怖ー!ってのも、イラっとするわ〜ってのも。
    今の自分には阿川さんが1番しっくりきたかも。阿川さん他の本も読んでみよう。

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    2026年07月25日
  • 宇宙のみなしご

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    読みやすくてサクッと読めた。
    心に残ったのが大人になると、仕事、お金、家族、自分のこと、恋愛…友達のことで真剣に悩むことはない。ということ。そうだなと思う。
    だから、友達のことで散々悩む主人公たちの青春ぶりが爽やかで自分にもあったな、こんな気持ち…と思った。

    あと大人になると会社とか環境はいくらでも買えられるけど、子供は簡単に学校を変えられないってこと。子供もイヤなら環境変えられるけど、やっぱり大人に説明して納得してもらう必要があって、でもその説明が嫌だしパワー使うよなと。
    自分も転職はしてないけど、社内でどうにもならなくて異動を申し出たから、自分より上の大人がどういう反応をするのか、何をど

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    2026年07月23日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    敗戦直後の日本で日本人女性に民主主義を教えることになった日系二世の米国人リュウ。彼とその生徒たちを中心にした物語でした。明治維新後の身分制度、戦中の日本の思想教育、日系二世米国人の不遇、そういったテーマをうまくアレンジしながら、いくつものストーリー展開があって良くできた面白い内容と思いました。あえていうならちょっといい話過ぎる感じが強い印象もありました。星3つの評価といたしました。

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    2026年07月20日
  • 出会いなおし

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    6つの作品が収録された短編集。「出会いなおし」「カブとセロリと塩昆布サラダ」「ママ」「むすびめ」「テールランプ」「青空」の6つの作品。

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    2026年07月17日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    「宇宙のみなしご」や「カラフル」「DIVE!!」「ラン」などで有名な児童文学を中心とする小説家の短編集。出会いをテーマにした6編の短編。表題の「出会いなおし」「カブとセロリの塩昆布サラダ」「ママ」「むすびめ」「テールライト」「青空」と、中江有里の解説から成る。

    「出会いなおし」で描かれた、時代を経て理解できる人の立体的な側面や、「〜塩昆布サラダ」で描かれる、危うい出会いから始まる、くだらないが予想もしない展開をもたらすドラマなど、面白い短編が続く。

    改めて森絵都を読み、短編が得意な作家なのだと知った。ただ、改めて読んでみると、少女漫画チックなキザな言葉遣いや、すこしファンタジックな展開など

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    2026年07月15日
  • カラフル

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    ⭐️3.8くらい。最後のプラプラとの会話が良かった

    阿川さんの解説には普通でもいいと思えるメッセージ性があるていう風に書いてたしそう受け止める人が多いのかもだけど、個人的にはプラプラの人生をホームステイだと思えばいいてセリフがよかった。長いなー人生て気が滅入るとき多いけどそう考えると気楽に思える人は多そう

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    2026年07月13日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    ジェネレーションXと守護神が好きだった。
    森絵都さんのカラフルがとても好きで、二作目としてこれを読んだ。全然違うタイプの小説だった。

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    2026年07月11日
  • カラフル

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    天界にて前世で罪を犯した魂だけの主人公が天使から「抽選に当たりました」と告げられる。
    それは現世にて自○を測った小林 真という中学生の体で生きて過ごすホームステイと称した修行。
    小林 真という人物を知り、小林 真を通して身の回りの人たちを知る。
    簡単に言うと「生まれ変わる」話。

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    2026年07月10日
  • 永遠の出口

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    ネタバレ

    あの頃、私たちは知らなかった。私たちがどんなにがんばっても、いかに立派な高学年になっても、決してピラミッドの頂点には立てないことを。その頂に高々と君臨できるのは、大人びた六年生ではなく、つねに本物の大人たちであることをー。
    小学生の頃、学校の先生は、神様だった。p38

    11歳のエネルギーを将来のために温存しておくことなんてできはしない。11歳のエネルギーは、11歳のうちに使いきるからこそ価値を持って輝くのだ。p59

    男子というのは私たち女子のうかがい知れないところで何かを決意し、長い眠りに入ったりする生き物だった気がする。 p63

    それはあいつが黒魔女だからじゃなくって、病気の話が大好

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    2026年07月05日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    表題作の風に舞い上がるビニールシートは、表紙のイメージが強く、もっと爽やかな話だと勝手に思っていたけど、とても重い内容だった。けど面白かった。

    世界中のどこかで、今日も難民や紛争はあとを絶たない。20年も前のお話なのに、世界は平和にならずに、何の罪もない子供が今日も巻き込まれて犠牲になる。

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    2026年06月21日
  • みかづき

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    中央公論文芸賞
    本屋大賞2位
    王様のブランチ ブックアワード2016

    星3.5

    レビューのほとんどが、「おもしろかった」と描かれているのだが、よっぽど私はひねくれているのだろう。
    最初の用務員室をクビになったいきさつからして、私は素晴らしい教育者と言われる大島吾郎があまり好きになれなかったし、妻の千秋の強烈キャラも受け入れがたかった。
    そもそも、教育というものにあまり興味を持てないし、教育者という人々に反感を持っていたからかもしれない。

    好感を持ったのは、孫の一郎。
    人前で話すとしどろもどろになってしまうところは、共感を覚えたし、誠実な人柄には好感を覚えた。
    最後の第八章があったから、読

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    2026年06月13日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    20年ぶりくらいの再読…!

    子供は眠る
    彼女のアリア
    アーモンド入りチョコレートのワルツ

    三遍を通じて、周りと素直にコミュニケーションを取ってみることが大事かもしれないなぁ、と感じた。

    君絵は、つぐみみたい。
    絹子先生みたいな自由さにも、おとぎ話的な憧れが少しある。

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    2026年06月13日
  • はじめての

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    著者のラインナップに惹かれて手に取った。本作は「はじめて」小説に触れる人を想定したアンソロジーのようだ。各編読みやすいながらも、それぞれの作家さんのカラーがしっかり出ていて、元々抱いていたイメージとすんなり繋がる。あまり小説を読んでいない人が、このうちのどれか一編が気に入って、同じ作家さんの本を読んだら、きっとその本にも満足できるはず。それぞれの作家さんの入り口になれる本だ。
    森絵都さんの描く中学生はやはり生き生きとしていて良いなと思った。私はこの話が好きかな。島本理生さんの作品は儚くて切ない。はじめて人を好きになったときか‥

    YOASOBIとのコラボとのことで、読後にYouTubeで全曲を

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    2026年06月08日
  • みかづき

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    親子3代にわたる学習塾経営の人生
    戦後の貧しい時代から高度成長の時流に乗って塾は拡大していくが、理想の教育と経営の難しさで衝突する場面も。
    吾郎の人柄が魅力的で、女性にだらしない経済力のない男のはずなのに、なぜか好きになってしまうキャラクターだった。
    ページ数が多く分厚い本だが、展開に変化が大きいので苦もなく読める。面白かった。

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    2026年05月31日