森絵都のレビュー一覧

  • カラフル

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    本当に児童書?ってくらいテーマが重い。
    いじめ、自殺、人の内面に深く切り込んでいく…
    でもさらっと読めて、話の組み立ても希望があってハッピーエンドで終わるんだろうなーという感じがあって良かった。
    援助交際してる後輩や不倫してる母にはガッツリ深く切り込まないあたりでライトな読み応えになってると思う。
    この物語から学ぶべきは、ある人の一面だけを見て全部をわかった気になるのはやめたほうがいいということだ。

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    2026年06月13日
  • みかづき

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    中央公論文芸賞
    本屋大賞2位
    王様のブランチ ブックアワード2016

    星3.5

    レビューのほとんどが、「おもしろかった」と描かれているのだが、よっぽど私はひねくれているのだろう。
    最初の用務員室をクビになったいきさつからして、私は素晴らしい教育者と言われる大島吾郎があまり好きになれなかったし、妻の千秋の強烈キャラも受け入れがたかった。
    そもそも、教育というものにあまり興味を持てないし、教育者という人々に反感を持っていたからかもしれない。

    好感を持ったのは、孫の一郎。
    人前で話すとしどろもどろになってしまうところは、共感を覚えたし、誠実な人柄には好感を覚えた。
    最後の第八章があったから、読

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    2026年06月13日
  • カラフル

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    自殺した中学3年生の身体に、あの世で抽選に当たった魂が乗り移って、復活した体で暮らし、自分が死ぬ前に犯した罪を探す…
    結構ファンシーな設定だが、乗り移った"ホームステイ"先の子どもがなぜ自殺に至ったのか、その原因を紐解いて行くことで世界はいろんな見方(いろんな色)があることを知って行く。

    結末はちょっと想像通りではあったけど、読みやすく悩める中高生にはオススメ。

    自分を取り巻く環境、人、みんなにみんなの人生があって、その関わり合いで生きている。どう生きるかは本人次第だけど、この今世を"ホームステイ"くらい気楽に生きてみれば、もっと人生を楽しめるのかも

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    2026年06月13日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    20年ぶりくらいの再読…!

    子供は眠る
    彼女のアリア
    アーモンド入りチョコレートのワルツ

    三遍を通じて、周りと素直にコミュニケーションを取ってみることが大事かもしれないなぁ、と感じた。

    君絵は、つぐみみたい。
    絹子先生みたいな自由さにも、おとぎ話的な憧れが少しある。

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    2026年06月13日
  • はじめての

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    著者のラインナップに惹かれて手に取った。本作は「はじめて」小説に触れる人を想定したアンソロジーのようだ。各編読みやすいながらも、それぞれの作家さんのカラーがしっかり出ていて、元々抱いていたイメージとすんなり繋がる。あまり小説を読んでいない人が、このうちのどれか一編が気に入って、同じ作家さんの本を読んだら、きっとその本にも満足できるはず。それぞれの作家さんの入り口になれる本だ。
    森絵都さんの描く中学生はやはり生き生きとしていて良いなと思った。私はこの話が好きかな。島本理生さんの作品は儚くて切ない。はじめて人を好きになったときか‥

    YOASOBIとのコラボとのことで、読後にYouTubeで全曲を

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    2026年06月08日
  • みかづき

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    親子3代にわたる学習塾経営の人生
    戦後の貧しい時代から高度成長の時流に乗って塾は拡大していくが、理想の教育と経営の難しさで衝突する場面も。
    吾郎の人柄が魅力的で、女性にだらしない経済力のない男のはずなのに、なぜか好きになってしまうキャラクターだった。
    ページ数が多く分厚い本だが、展開に変化が大きいので苦もなく読める。面白かった。

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    2026年05月31日
  • 獣の夜

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    日常の一部を切り取ったような親近感を感じる短編集。森さんの本は児童書も良い。大人も子どもも楽しめる素敵な作品がたくさんある。

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    2026年05月31日
  • つきのふね

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    いい物語なのだろうとは思う。
    けれども、還暦過ぎのおじいさんが読むには何かがと言うより全てが物足りない。
    中学生ってこんなふうに考えるんだっけ?と、自分の中学時代を振り返ったりはしたが、それに何か意味があるわけでもなく。

    中高生が読めば心を動かされるのかもしれないが、私には「特別感動はしないけど、飽きずに読める、まあまあ面白い話」だった。

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    2026年05月27日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    戦後まもない日本で、日本に民主化を定着させるためのGHQの取り組みの一つとして、ある元華族の邸宅に4人の若い日本人女性を住まわせ、民主化について学んでもらうことになった。講師となったのは日系二世のサクラギという男性。

    当時の女性は、身分や性別で差別されていても、それをおかしいとも思わず、戦時中に植え付けられた思想からも抜け出せず、民主化とは程遠い日々を過ごしていたのだろう。サクラギが授業を始めた頃、自分の意見を言うこともなく、人生を諦めたような彼女たちの様子に心が痛くなった。

    でも彼女たちはその後、サクラギの懸命な授業や、仲間とのつながりを通じて大きく成長し、自分だけの将来の夢を持ち、それ

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    2026年05月19日
  • 出会いなおし

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    こんなことある?って出会い、些細だったり偶然だったとしても後々大きなものになった出会いも実際にあるなあと読みながら考えていた

    「テールライト」
    生まれ変わりを信じてこなかったけど、これを読んで、生まれ変わったあとでまた会えるかもと考えるのはいいなと思った

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    2026年05月19日
  • 出会いなおし

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    編集者さんのオリジナル表紙に期待値が高まり読んだため、想像を超えきた!とは正直思わなかったが、思い返してみると何となく頭に残る話はいくつかある
    空想上のママがいつでも救ってくれる「ママ」、過去の小さなトラウマに関する「むすびめ」前世今世が交錯する「テールライト」
    しかしながら、どれかが特に刺さったという印象はないかも、、

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    2026年05月19日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    終戦後連合国占領下の日本、空襲を免れた旧華族の別邸で開講された民主主義講座6ヵ月の、師弟の交流。

    色々あるけど心の清い生徒たち、みたいな話に見えますが、どうなんでしょう?結局目的が尊ければ手段は問わないのでしょうか?

    和太鼓の師匠が一番真っ当な民主主義者に見えました。

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    2026年05月10日
  • 獣の夜

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    表題作の獣の夜が好きだった
    私も誕生日の主役ならサプライズバースデーパーティーより自分の食べたいものをガツガツ食べたい
    あと人間の本性みたいなものって大人になっても変わらないよねって話に共感した

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    2026年05月09日
  • 出会いなおし

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    カバーの「もう会えないあなたへ」という一言が印象的で買いました。
    もしかしたらまた会えるかもしれない、ということを励みに、「別れ」ではなく「出会いなおす」という気持ちでいたいなと思った本でした。

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    2026年05月05日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    短編3集 解説 角田光代氏
    過ぎ去ってしまう日々を優しく肯定してくれる確かにそう思う作品だったし、それが森氏であることに間違いないとも思えた
    3集とも特別な時間を大切にという共通があり、それをいかに自分の中に詰め込むのか、相手を尊重するのかを占めてた気がした
    彼女のアリアでのあの場面は角田氏と同じでよかった

    好きなフレーズ引用
    それが もうとっくにお見通しよ の笑顔なのか あたしの足下にも及ばない嘘ね の笑顔なのかはわからないが
    途中で藤谷が壁の落書きに目をむけ いろんな思い出が眠ってる とささやいた

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    2026年05月02日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    カブとセロリの塩昆布サラダ
    むすびめ
    テールライト
    青空
    特にこれら4話が心が震えた。

    あのときはこうだったけど、
    あのときこうだったから、
    あのときこうしていたら、

    どうなろうが今がある。


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    2026年05月01日
  • 出会いなおし

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    場面設定が非日常的な話もあり、なかなか入り込めないものもあったのに、最後は全て夢中になって読んでいる自分がいて不思議な短編集だった。
    あの時の自分がいなかったら今の自分がいないこと、今の自分は過去の自分の出会いや選択の積み重ねでできていることを再認識する一冊。

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    2026年04月29日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    表題のアーモンド入りの、、より、彼女のアリア、子供は眠る、の方がココロに響いた。その2作品だけなら、カラフル、よりも好み。まさに、思春期の光と影という感じ。

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    2026年04月26日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    初めての森絵都さんの一般文芸作品。どうしてもYA小説の瑞々しい文体を期待してしまうので、少し戸惑ったが、こういった文章も書かれる方なのだと今更新たな一面を知れてよかった。
    …とはいえ、私はやっぱり森絵都さんの青春ものがどタイプなので『ジェネレーションX』の読後感が一番爽やかで好きだった。

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    2026年04月17日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    タイトルで感じる雰囲気よりお堅くなくてよかった。この時代はそんなに詳しくないし民主主義と言われてもピンと来なかったけど少し感じられた気がする。
    みんな活力があってすごい元気を分けてもらえる
    朝ドラになりそう

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    2026年04月10日