森絵都のレビュー一覧

  • みかづき

    Posted by ブクログ

    中央公論文芸賞
    本屋大賞2位
    王様のブランチ ブックアワード2016

    星3.5

    レビューのほとんどが、「おもしろかった」と描かれているのだが、よっぽど私はひねくれているのだろう。
    最初の用務員室をクビになったいきさつからして、私は素晴らしい教育者と言われる大島吾郎があまり好きになれなかったし、妻の千秋の強烈キャラも受け入れがたかった。
    そもそも、教育というものにあまり興味を持てないし、教育者という人々に反感を持っていたからかもしれない。

    好感を持ったのは、孫の一郎。
    人前で話すとしどろもどろになってしまうところは、共感を覚えたし、誠実な人柄には好感を覚えた。
    最後の第八章があったから、読

    0
    2026年06月13日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

    Posted by ブクログ

    20年ぶりくらいの再読…!

    子供は眠る
    彼女のアリア
    アーモンド入りチョコレートのワルツ

    三遍を通じて、周りと素直にコミュニケーションを取ってみることが大事かもしれないなぁ、と感じた。

    君絵は、つぐみみたい。
    絹子先生みたいな自由さにも、おとぎ話的な憧れが少しある。

    0
    2026年06月13日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    著者のラインナップに惹かれて手に取った。本作は「はじめて」小説に触れる人を想定したアンソロジーのようだ。各編読みやすいながらも、それぞれの作家さんのカラーがしっかり出ていて、元々抱いていたイメージとすんなり繋がる。あまり小説を読んでいない人が、このうちのどれか一編が気に入って、同じ作家さんの本を読んだら、きっとその本にも満足できるはず。それぞれの作家さんの入り口になれる本だ。
    森絵都さんの描く中学生はやはり生き生きとしていて良いなと思った。私はこの話が好きかな。島本理生さんの作品は儚くて切ない。はじめて人を好きになったときか‥

    YOASOBIとのコラボとのことで、読後にYouTubeで全曲を

    0
    2026年06月08日
  • みかづき

    Posted by ブクログ

    親子3代にわたる学習塾経営の人生
    戦後の貧しい時代から高度成長の時流に乗って塾は拡大していくが、理想の教育と経営の難しさで衝突する場面も。
    吾郎の人柄が魅力的で、女性にだらしない経済力のない男のはずなのに、なぜか好きになってしまうキャラクターだった。
    ページ数が多く分厚い本だが、展開に変化が大きいので苦もなく読める。面白かった。

    0
    2026年05月31日
  • つきのふね

    Posted by ブクログ

    いい物語なのだろうとは思う。
    けれども、還暦過ぎのおじいさんが読むには何かがと言うより全てが物足りない。
    中学生ってこんなふうに考えるんだっけ?と、自分の中学時代を振り返ったりはしたが、それに何か意味があるわけでもなく。

    中高生が読めば心を動かされるのかもしれないが、私には「特別感動はしないけど、飽きずに読める、まあまあ面白い話」だった。

    0
    2026年05月27日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

    Posted by ブクログ

    戦後まもない日本で、日本に民主化を定着させるためのGHQの取り組みの一つとして、ある元華族の邸宅に4人の若い日本人女性を住まわせ、民主化について学んでもらうことになった。講師となったのは日系二世のサクラギという男性。

    当時の女性は、身分や性別で差別されていても、それをおかしいとも思わず、戦時中に植え付けられた思想からも抜け出せず、民主化とは程遠い日々を過ごしていたのだろう。サクラギが授業を始めた頃、自分の意見を言うこともなく、人生を諦めたような彼女たちの様子に心が痛くなった。

    でも彼女たちはその後、サクラギの懸命な授業や、仲間とのつながりを通じて大きく成長し、自分だけの将来の夢を持ち、それ

    0
    2026年05月19日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    こんなことある?って出会い、些細だったり偶然だったとしても後々大きなものになった出会いも実際にあるなあと読みながら考えていた

    「テールライト」
    生まれ変わりを信じてこなかったけど、これを読んで、生まれ変わったあとでまた会えるかもと考えるのはいいなと思った

    0
    2026年05月19日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    編集者さんのオリジナル表紙に期待値が高まり読んだため、想像を超えきた!とは正直思わなかったが、思い返してみると何となく頭に残る話はいくつかある
    空想上のママがいつでも救ってくれる「ママ」、過去の小さなトラウマに関する「むすびめ」前世今世が交錯する「テールライト」
    しかしながら、どれかが特に刺さったという印象はないかも、、

    0
    2026年05月19日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    カバーの「もう会えないあなたへ」という一言が印象的で買いました。
    もしかしたらまた会えるかもしれない、ということを励みに、「別れ」ではなく「出会いなおす」という気持ちでいたいなと思った本でした。

    0
    2026年05月05日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

    Posted by ブクログ

    短編3集 解説 角田光代氏
    過ぎ去ってしまう日々を優しく肯定してくれる確かにそう思う作品だったし、それが森氏であることに間違いないとも思えた
    3集とも特別な時間を大切にという共通があり、それをいかに自分の中に詰め込むのか、相手を尊重するのかを占めてた気がした
    彼女のアリアでのあの場面は角田氏と同じでよかった

    好きなフレーズ引用
    それが もうとっくにお見通しよ の笑顔なのか あたしの足下にも及ばない嘘ね の笑顔なのかはわからないが
    途中で藤谷が壁の落書きに目をむけ いろんな思い出が眠ってる とささやいた

    0
    2026年05月02日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カブとセロリの塩昆布サラダ
    むすびめ
    テールライト
    青空
    特にこれら4話が心が震えた。

    あのときはこうだったけど、
    あのときこうだったから、
    あのときこうしていたら、

    どうなろうが今がある。


    0
    2026年05月01日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    場面設定が非日常的な話もあり、なかなか入り込めないものもあったのに、最後は全て夢中になって読んでいる自分がいて不思議な短編集だった。
    あの時の自分がいなかったら今の自分がいないこと、今の自分は過去の自分の出会いや選択の積み重ねでできていることを再認識する一冊。

    0
    2026年04月29日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

    Posted by ブクログ

    表題のアーモンド入りの、、より、彼女のアリア、子供は眠る、の方がココロに響いた。その2作品だけなら、カラフル、よりも好み。まさに、思春期の光と影という感じ。

    0
    2026年04月26日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    初めての森絵都さんの一般文芸作品。どうしてもYA小説の瑞々しい文体を期待してしまうので、少し戸惑ったが、こういった文章も書かれる方なのだと今更新たな一面を知れてよかった。
    …とはいえ、私はやっぱり森絵都さんの青春ものがどタイプなので『ジェネレーションX』の読後感が一番爽やかで好きだった。

    0
    2026年04月17日
  • ラン

    Posted by ブクログ

    タイトルから陸上か駅伝のスポ根かと思って読み始めたけど違かった。初心者が40kmなんて、そう簡単に出来ることじゃないけど、そうしてまで会いたい人がいるって素敵なことだなと思った。

    0
    2026年04月07日
  • 風に舞いあがるビニールシート

    Posted by ブクログ

    どの短編も面白く読めました。

    特に良かったのは

    犬の散歩
    ジェネレーションx

    きっと1年後にはもう忘れてるかもしれない。
    ただ、今後の人生の中で道端に出てくる草木にはなったんじゃないかな。

    読んで何かかがきっと変わった。そう思えた。

    0
    2026年04月03日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    6つの話の短編集
    印象的な話は、カブとセロリの塩昆布サラダ
    自分だったら、黙って食べて最後までお店には電話しないだろう
    主人公みたいな行動力やダメなものはダメという芯の強さみたいなものに自分は憧れたりする

    0
    2026年04月02日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    「もう会えない、あなたへ」

    人生のうち、いいや、一生が終わっても次の一生で、何度も何度も出会いなおす、そんな「出会い」を運命だと呼ぶのかもしれない。
    人生は、いくつもの出会いで作られている
    仕事、趣味、生活、恋愛。生まれ変わりがないとしても、後悔しない選択をしたいと思った。

    0
    2026年05月12日
  • DIVE!! 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻では想いが分かりにくかった要一の、葛藤とどうしようもない無器用さを愛しく感じました。高校生の身でありながらオリンピックの出場選手の白紙に戻すため交渉し、高熱を出しながらも実力を出しきった強さ。彼はメロスだった。かっこよすぎます。結末もおもしろい。最後までぐいぐい読めました。読めて良かったです。

    0
    2026年03月24日
  • DIVE!! 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章が読みやすくて、さくさく読めました。森絵都さんは『カラフル』以外読んだことがなく、児童書寄りなのかと思ったらふつうに大人なワードが飛び出してびっくりしました。知季と要一と飛沫。3人の内、オリンピックで飛ぶのは誰なのか。続きがすごく気になるわけでもないけれど、下巻が楽しみです。あ、知季の元彼女がまるで悲劇のヒロインのような行動で誰からも避難されていない。けれど、知季に黙って弟に鞍替えしてたり、知季の家で弟と遊んだり。彼女の行動の善悪がよくわかりません。むやむや。

    0
    2026年03月24日