森絵都のレビュー一覧

  • クラスメイツ〈後期〉

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    クラスの一人一人の視点で書かれていて、人間関係も分かって自分がクラスの一員になったのうな気持ちになってしまう。地味なこも優等生もクラスに1人はいるタイプのこがそれぞれいて、あの頃のあの子はこんな気持ちだったのかなーなんて思い出すことがあった。

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    2026年08月08日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
    共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。

    《印象に残ったところ》
    ・COPY 村山由佳
    まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
    私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
    我慢の末に歪んだ愛情を露わにした玲。初めてにして最大の罪。きっとこれでハッピーエンドになることもなさそう、きっとまだまだ苦しい日々が続くのかな、と想像した。

    ・ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
    ちょっと待って急にホラー。早苗は精神疾患?なのかもしれないけど。
    職場のお姉様方の会話や関係性が妙にリアル。女ってこういう会話をしながら結束を固めていくのよね、って悲しくなるくらいにリアル。
    そういえば昔Twitterに『新しい環境で妙に優しくしてくるような人には最大限警戒しろ』みたいな文章にとても賞賛の声が集まっていたのを思い出した。それってこういうことかしら。
    でも私の経験則だとアルバイト時代(10代)、異動(30代)のとき、めっちゃくちゃ親切にしてくれたお姉さん、その後も凄くいい人だったんだよ〜。だから人によるってことでいい?
    まぁでも、上手くやれる自信がないのなら職場での人間関係は希薄な方がいいよね、と再確認した作品(どんな作品)。

    ・こっちを向いて。額賀澪
    この中で一番好きな小説だった。
    志保の性格や考え方にすごく親近感を感じる。「どうしてそんなことでくよくよするの?」と言われるかもしれないけど、相手との今の関係値を崩したくない・相手は無理をしているかもしれないとか考えると動けなくなるよね。そして自己否定までがセット。全てが私すぎて、私が志保と友達になりたい。
    サービスエリアでメニューを選ぶその一瞬の描写でも、志保と駒木さんと春田のそれぞれの性格が出ていて面白かった。
    親友との関係性が少しだけ薄くなった?と自覚したタイミングでの出来事だったから、この一連の物語が余計に切なさを帯びている気がするけど、最後は親友のフェイスブックに勇気を出してコメントを残せた志保。私はその勇気を勝手に讃えたい。

    ・ブータンの歌 阿川佐和子
    ちょっとだけスッキリ感のある物語。全体的に最後がモヤっとする小説が多かったからこの章に少しだけ救われた。
    自分にとってのヒーローの行動、自分は覚えていてもヒーロー側は覚えてなかったりするよね。私も過去に自分のことを助けてくれた友達に、最近改めてそのことのお礼を言ったら、「そんなことあったっけ?」と言っててびっくりした。私はずっと忘れないよ。ブータンも万里に再会できて本当に嬉しかったんだろうな。

    『今、自分が置かれている境遇に似た人と仲良くなる。女がともだちを作るときの条件は、基本的にそこにある。』
    -ここから始まる一節は、切なくも全て真実だと頷きながら読んでいた。女友達は移ろいゆく。でもそれでいいんじゃない?と最近は思う。どこかで境遇や性格が変わって、また交わるかもしれないし。大切な思い出だけは忘れないように。あのとき支えてくれたこと、朝まで飲んで笑ったこと、傷つけるような言葉を言ってしまったこと、言われたこと。全ては難しくても、できるだけ当時の温度そのままに、大事に心に留めておきたい。少なくとも、その時の私を象ってくれたのはその時代の友達だと思うから。お互いの過去に少しでもそんな記憶が残っているのならば、それは十分幸せなことだよね。

    《メモ》
    短編小説って読むのは易しくても感想をまとめるのがめちゃくちゃ難しい。一小説読み終わったら、その都度ペンを取るべきか?
    職場での人間関係や友達関係、ママ友との関係など、自分を取り巻く色々な人との関係値や過去の出来事を振り返りながら読んでいた。その上で改めて、私って人間関係得意な方じゃなさそう。
    登場人物たちの、真っ直ぐに友情を信じる気持ちや、嫉妬で歪んでしまう気持ち、関係がグラついて自信がなくなってしまう気持ち、仕方ないから現状維持で!と開き直る気持ち、、etc全てに共感できた。私もちゃんと女してるってことね。
    今は正解は分からなくても、それでも日々考えて考えての現状なのだから仕方ない。答え合わせはおばあちゃんになったときなのかな。それまで、私は今自分が大切にしたい人との関係や思い出を必死になって(もうこれが無理しているのかな?)守っていこうと思う。これが今の私の最適解です!

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    2026年08月08日
  • はじめての

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    「私だけの所有者」:自我を持つロボットが語る物語としてはこれで3作目になるが、ストーリーが最もシンプルだったため、肩の力を抜いて最後まで楽しむことができた。Lee Baconの『Interview with the Robot』では、主人公のロボットがほぼ最後まで自分を人間だと思い込んでいたため、終盤に差し掛かると胸が締め付けられるような思いをした記憶がある。また、石黒カズオの『Klara and the Sun』では、伴侶ロボットが最後まで誰にも選ばれず、販売所から廃棄場に至る過程が彼女の視点から語られており、衝撃的なほど斬新で、かつ重い読後感があった。これら二作と比べると、本作は機械知能の存在意義を深掘りするのではなく、むしろロボットという存在を介して「人間の意識」について思索しようとしているのではないかと感じた。

    「ユーレイ」:このアンソロジーに参画した4人の作家のうち、これはおそらく辻村深月さんの作品だろうと、読んでいるうちに直感的に分かった。以前読んで心を揺さぶられた『傲慢と善良』を強く匂わせる雰囲気があったからだ。人の心を捉えて離さない筆力は、相変わらず圧巻だった。

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    2026年08月03日
  • つきのふね

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    なんか不気味な印象
    出てくるキャラクターが 犯罪者であること以外に、人間的な心情があまり掴めなかった
    智はあれで救われたのか、、?

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    2026年08月01日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    民主主義を具現化しようとした人々の、悪戦苦闘をした日々が丁寧に描かれていて、暗い時代を感じさせない爽やかな物語だった。登場人物は、選ばれし人たちだけに、自分をきちんと持っていて、才能や個性があったことが、その後の人生を切り開けていけたのだと思う。若干できすぎなストーリーにも感じたが、意思を強く持って努力すること、周囲と助けあって生きること、今の時代にも通じる大切なことが描かれていて、前向きな気持ちになる作品だった。

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    2026年07月26日
  • 女ともだち

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    千早さん目当てで読んでみたけれど、あーそうそう、そうなんよ、、って共感するのもあれば、怖ー!ってのも、イラっとするわ〜ってのも。
    今の自分には阿川さんが1番しっくりきたかも。阿川さん他の本も読んでみよう。

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    2026年07月25日
  • 宇宙のみなしご

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    読みやすくてサクッと読めた。
    心に残ったのが大人になると、仕事、お金、家族、自分のこと、恋愛…友達のことで真剣に悩むことはない。ということ。そうだなと思う。
    だから、友達のことで散々悩む主人公たちの青春ぶりが爽やかで自分にもあったな、こんな気持ち…と思った。

    あと大人になると会社とか環境はいくらでも買えられるけど、子供は簡単に学校を変えられないってこと。子供もイヤなら環境変えられるけど、やっぱり大人に説明して納得してもらう必要があって、でもその説明が嫌だしパワー使うよなと。
    自分も転職はしてないけど、社内でどうにもならなくて異動を申し出たから、自分より上の大人がどういう反応をするのか、何をどう話せばいいのか、異動させてもらえてからもどう思われてるのかとすごく負のパワーを使った。もし自分の子供が同じ境遇にあったら、表面的にではなく背景も考えてやりたいと思った。

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    2026年07月23日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    敗戦直後の日本で日本人女性に民主主義を教えることになった日系二世の米国人リュウ。彼とその生徒たちを中心にした物語でした。明治維新後の身分制度、戦中の日本の思想教育、米国内における日系二世の不遇、そういったテーマをうまくアレンジしながら、いくつものストーリー展開があって良くできた面白い内容と思いました。あえていうと、ちょっといい話過ぎる印象もありましたが、好みの問題かもしれません。
    星3つの評価といたしました。

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    2026年07月20日
  • 出会いなおし

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    6つの作品が収録された短編集。「出会いなおし」「カブとセロリと塩昆布サラダ」「ママ」「むすびめ」「テールランプ」「青空」の6つの作品。

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    2026年07月17日
  • 出会いなおし

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    ネタバレ

    「宇宙のみなしご」や「カラフル」「DIVE!!」「ラン」などで有名な児童文学を中心とする小説家の短編集。出会いをテーマにした6編の短編。表題の「出会いなおし」「カブとセロリの塩昆布サラダ」「ママ」「むすびめ」「テールライト」「青空」と、中江有里の解説から成る。

    「出会いなおし」で描かれた、時代を経て理解できる人の立体的な側面や、「〜塩昆布サラダ」で描かれる、危うい出会いから始まる、くだらないが予想もしない展開をもたらすドラマなど、面白い短編が続く。

    改めて森絵都を読み、短編が得意な作家なのだと知った。ただ、改めて読んでみると、少女漫画チックなキザな言葉遣いや、すこしファンタジックな展開なども散見され、今ひとつ入り込み辛い点もあった。
    しかしながら、「出会いなおし」「むすびめ」「青空」で描かれる、精緻でリアルな心情風景は、自分の中にもこんな瞬間があったこと、また人間の多面性や瞬間の移り変わる心模様に対する感覚についてを気づかせてくれた。
    「テールライト」では、想像もしたことのなかったような、闘牛やソ連時代のエリートなど、全く違った立場の人の視点を体験させてくれる面白い試みもあった。
    全て短編として読めるから、素早い展開で様々な刺激を得られる面白い本だった。

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    2026年07月15日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    ジェネレーションXと守護神が好きだった。
    森絵都さんのカラフルがとても好きで、二作目としてこれを読んだ。全然違うタイプの小説だった。

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    2026年07月11日
  • 永遠の出口

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    ネタバレ

    あの頃、私たちは知らなかった。私たちがどんなにがんばっても、いかに立派な高学年になっても、決してピラミッドの頂点には立てないことを。その頂に高々と君臨できるのは、大人びた六年生ではなく、つねに本物の大人たちであることをー。
    小学生の頃、学校の先生は、神様だった。p38

    11歳のエネルギーを将来のために温存しておくことなんてできはしない。11歳のエネルギーは、11歳のうちに使いきるからこそ価値を持って輝くのだ。p59

    男子というのは私たち女子のうかがい知れないところで何かを決意し、長い眠りに入ったりする生き物だった気がする。 p63

    それはあいつが黒魔女だからじゃなくって、病気の話が大好きなおばさんだからだよ。p69

    そうして冷静に見つめ直してみると、確かに深沢サヨ子はただのおばさんそのものだった。ヒステリックで、見栄っぱりで、自分の思い通りにいかないと当たりちらすそこいらのおばさん。先生というのは神様ではなく、もちろん魔女でもなく、その原型は普通のおばさんなんだ。p71

    それから長い年月が流れて、私たちがもっと大きくなり、分刻みにころころと変わる自分たちの機嫌にふりまわされることもなくなった頃、別れとはこんなにもさびしいだけじゃなく、もっと抑制のきいた、加工された虚しさや切なさにすりかわっていた。どんなにつらい別れでもいつかは乗りきれるとわかっている虚しさ。決して忘れ
    春のあなぽこ
    第三章:
    111
    ないと約束した相手もいつかは忘れると知っている切なさ。多くの別離を経るごとに、人はその瞬間よりもむしろ遠い未来を見据えて別れを痛むようになる。p111

    どうでもいいようなものを盗むのも無駄なら、それで捕まって騒がれるのも無駄。
    赤エプロンの唾も説教もぜんぶ無駄。うちの親が泣いても怒っても無駄だし、ヒロの親のヒューマニズムだってたぶん無駄。夜遊びも、飲酒も、喫煙も、さぼってばかりの学校も、上っ面だけの友達関係も、私の十四歳は無駄だらけだ・・・・・・。p165

    葡萄酒を飲んで茅野勇介のパクった自転車に揺られ、誰だか知らない先輩の家へむかっている。それはじつに奇妙な感覚ではあったものの、その非現実性が、普段の日常からかけはなれた。この時が、きゅうきゅうになっていた私を解き放ってくれたのも事実だった。不良の子たちが求めているのはスリルなどではなく、この虚構のような時間なのかもしれない。家のことも学校のことも100パーセント他人事と思える、この一瞬。p132

    中学生にとって一番の悲劇は、自分自身の力で環境を変える事ができない点かもしれないわネ。p173

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    2026年07月05日
  • 風に舞いあがるビニールシート

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    表題作の風に舞い上がるビニールシートは、表紙のイメージが強く、もっと爽やかな話だと勝手に思っていたけど、とても重い内容だった。けど面白かった。

    世界中のどこかで、今日も難民や紛争はあとを絶たない。20年も前のお話なのに、世界は平和にならずに、何の罪もない子供が今日も巻き込まれて犠牲になる。

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    2026年06月21日
  • みかづき

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    中央公論文芸賞
    本屋大賞2位
    王様のブランチ ブックアワード2016

    星3.5

    レビューのほとんどが、「おもしろかった」と描かれているのだが、よっぽど私はひねくれているのだろう。
    最初の用務員室をクビになったいきさつからして、私は素晴らしい教育者と言われる大島吾郎があまり好きになれなかったし、妻の千秋の強烈キャラも受け入れがたかった。
    そもそも、教育というものにあまり興味を持てないし、教育者という人々に反感を持っていたからかもしれない。

    好感を持ったのは、孫の一郎。
    人前で話すとしどろもどろになってしまうところは、共感を覚えたし、誠実な人柄には好感を覚えた。
    最後の第八章があったから、読後感よく読み終えられたと思う。

    そして、いつの時代になっても、教育というものに正解は見つからない。人生と同じように、常に何かが欠けている三日月。欠けているからこそ、人は満ちよう満ちようと研鑽を積むのかもしれない、との千秋の言葉には納得した。

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    2026年06月13日
  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

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    20年ぶりくらいの再読…!

    子供は眠る
    彼女のアリア
    アーモンド入りチョコレートのワルツ

    三遍を通じて、周りと素直にコミュニケーションを取ってみることが大事かもしれないなぁ、と感じた。

    君絵は、つぐみみたい。
    絹子先生みたいな自由さにも、おとぎ話的な憧れが少しある。

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    2026年06月13日
  • はじめての

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    著者のラインナップに惹かれて手に取った。本作は「はじめて」小説に触れる人を想定したアンソロジーのようだ。各編読みやすいながらも、それぞれの作家さんのカラーがしっかり出ていて、元々抱いていたイメージとすんなり繋がる。あまり小説を読んでいない人が、このうちのどれか一編が気に入って、同じ作家さんの本を読んだら、きっとその本にも満足できるはず。それぞれの作家さんの入り口になれる本だ。
    森絵都さんの描く中学生はやはり生き生きとしていて良いなと思った。私はこの話が好きかな。島本理生さんの作品は儚くて切ない。はじめて人を好きになったときか‥

    YOASOBIとのコラボとのことで、読後にYouTubeで全曲を視聴した。歌詞の中にほぼ物語が入っていてびっくりした(YOASOBIさんはいつもそうなのかもしれないが)先に曲を聴くと物語の内容がわかってしまうので、聴くのは読み終えてからの方がいいかもしれない。

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    2026年06月08日
  • みかづき

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    親子3代にわたる学習塾経営の人生
    戦後の貧しい時代から高度成長の時流に乗って塾は拡大していくが、理想の教育と経営の難しさで衝突する場面も。
    吾郎の人柄が魅力的で、女性にだらしない経済力のない男のはずなのに、なぜか好きになってしまうキャラクターだった。
    ページ数が多く分厚い本だが、展開に変化が大きいので苦もなく読める。面白かった。

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    2026年05月31日
  • つきのふね

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    いい物語なのだろうとは思う。
    けれども、還暦過ぎのおじいさんが読むには何かがと言うより全てが物足りない。
    中学生ってこんなふうに考えるんだっけ?と、自分の中学時代を振り返ったりはしたが、それに何か意味があるわけでもなく。

    中高生が読めば心を動かされるのかもしれないが、私には「特別感動はしないけど、飽きずに読める、まあまあ面白い話」だった。

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    2026年05月27日
  • 出会いなおし

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    こんなことある?って出会い、些細だったり偶然だったとしても後々大きなものになった出会いも実際にあるなあと読みながら考えていた

    「テールライト」
    生まれ変わりを信じてこなかったけど、これを読んで、生まれ変わったあとでまた会えるかもと考えるのはいいなと思った

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    2026年05月19日
  • 出会いなおし

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    編集者さんのオリジナル表紙に期待値が高まり読んだため、想像を超えきた!とは正直思わなかったが、思い返してみると何となく頭に残る話はいくつかある
    空想上のママがいつでも救ってくれる「ママ」、過去の小さなトラウマに関する「むすびめ」前世今世が交錯する「テールライト」
    しかしながら、どれかが特に刺さったという印象はないかも、、

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    2026年05月19日