森絵都のレビュー一覧

  • ショート・トリップ

    Posted by ブクログ

    今年の夏はどこにも行かなかった。
    いや、ここ数年、旅らしいことはしていない。
    その理由はここでは言わないが、今年の夏はこの本をお供にしたことで、心だけ旅立つことができた。
    でも、実際関わると面倒そうな旅先や旅人が多かった笑
    「ちょっとこう、買ってくるわ」と言って失踪した花嫁の話や、脱サラの二人の話しが印象に残った。

    0
    2024年09月17日
  • あしたのことば(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    毎日は言葉で溢れているけれど、どんな言葉を選んで、どんな言葉で人と接するか、もちろん自分に対してもどんな言葉をかけるかで、毎日は彩られていくのだと再認識しました。
    毎日を楽しく、幸せに過ごしたいのなら、楽しく幸せになれる言葉を選んでいく。
    言霊って大切です。

    短編集で読みやすく、「あしたのことば」と「%」が特に好きで、全体的にもやさしい気持ちを思い出せるような素敵な1冊でした。

    0
    2024年09月14日
  • 永遠の出口

    Posted by ブクログ

    大人になった今の主人公が小学生〜高校生までを振り返り描かれている。

    子供の頃はひとつひとつが心を埋め尽くすような悩みや出来事でも、振り返ってみれば取るに足らない事だったと思えるように、これから先、思い悩んではしまうだろうけど、軽やかに生きていこうと思えた。

    0
    2024年09月08日
  • 永遠の出口

    Posted by ブクログ

    「生きれば生きるほど人生は込み入っていて、子供の頃に描いた「大人」とは似ても似つかない自分が今も手探りをしているし、一寸先も見えない毎日の中では呑気に〈永遠〉へ思いを馳せている暇もない」

    ほんとう、昔から同じようなことで失敗して、悩んで反省する、の繰り返し。結局、年ををとっても根本的なとこはそうそう変わらないし、大して成長もしない。

    0
    2024年09月02日
  • つきのふね

    Posted by ブクログ

    穏やかな気持ちで読める。さすが森絵都。
    親友と共にクラスの万引きグループに加わっていた、さくら。心のバランスを崩しかけている優しい青年、智。
    思春期の子供たちは、どこか懐かしい気持ちで読める作品でした。

    0
    2024年08月30日
  • 出会いなおし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人におススメされておきながら、長いこと積読リストに入れていた作品です。

    出会いなおす、というテーマでの短編集でした。
    人生は今だけじゃない。自分も相手もいろんな経験を経て出会いなおすことで、より豊かな関係を作り出せるって素敵だなと思いました。
    「再会」より「出会いなおし」という言い方がぴったり。。

    0
    2024年08月27日
  • 獣の夜

    Posted by ブクログ

    初作家さん。短編集。
    派手な展開は無いけど、どれも前向きに生きていこう!と励まされる終わり方で元気になる。

    0
    2024年08月17日
  • 屋久島ジュウソウ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Ⅰの屋久島ジュウソウは、登山の知識がない自分にとって少し退屈だった。
    ただ、遠出して、観光名所を巡って、いろんな人と出会って、鍵をなくしみんなで探して…読んでいくうちにだんだんこっちまで旅をしたくなってくるような内容だった。
    Ⅱのslight sight-seeingでは、森絵都先生のとてもアクティブでバイタリティな面を知り、その眩しさに目をつむりそうになった。
    私も軽い気持ちでササーッと海外に行けるタフさが欲しい。

    0
    2024年08月05日
  • 宇宙のみなしご

    Posted by ブクログ


    自分が学生時代に抱えていた物を思い出す。
    人は1人では生きられないけれど、1人で生きていかなくちゃいけない。
    自立するようなメッセージが心に響く作品。

    0
    2024年08月04日
  • カザアナ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前別の本の短編小説で著者の作品を読んで、(ユーモラスで面白い)と思い購入しました。
    登場人物達の前向きで自由な感覚に元気を貰えるので好きです。
    世間がどうあっても、自分を見失わない強さが単純にかっこいいと思います。自分は近頃、人それぞれ考え方が違うと理解してる、と思っているだけで、実際は自分とは違うなとどこかで一歩引いて見ているんじゃないかと考えることがあります。これが固定概念に囚われている、という状況なんだろうかと思っていた矢先にこの本を読みました。
    普通、や世間体に無意識に拘ると、見えないものが多くなると思います。物語りの中では社会が求める国民性に反発、葛藤する人々が描かれ、自分はその姿

    0
    2024年07月17日
  • 獣の夜

    Posted by ブクログ

    「ラン」の小枝ちゃんのスピンオフがあるってことで読んでみました短編集。
    これまで「カラフル」「みかづき」「ラン」と読んできて森絵都さんの作風はほんわかしてるイメージがあったんですけど、ファンタスティクに歪んだ感じの森絵都さんの知らない一面を覗き見できた感じで刺激もらえました。
    海パン履いて町から海に行き先替えてTPOにあわせた話はすごく良かった。意識の違いってゆうか海パンだと言わなければ人からは気づかれないところのスリルとゆうかこういったのがゾクゾクくるし、海パンなら下着なしで歩いても良いわけだし、いろんな常識に囚われることなく気持ちよく生きられそうで今度は山に登りに行くとか、そんな期待感がわ

    0
    2024年06月19日
  • カザアナ

    Posted by ブクログ

    森絵都といえば思春期の少年少女が中心の青春小説である。と私は考えている。
    大人を主役に添えることもあるが(みかづきもそうだった)あくまで舞台は現代であることのほうが多い。

    それが今回かなり印象の違うファンタジーともSFともつかぬ話を展開していたので驚いた。
    舞台は近未来の監視社会化した日本。そこで主人公たちは平安時代より蘇った森羅万象を読む人々「カザアナ」と出会う。

    話自体はめちゃくちゃ面白いというわけではなかった。私の中の森絵都のハードルが上がっているだけの可能性もあるけど。
    ただ私は ティーン向けの小説で金字塔を打ち立て、塾の歴史というある意味では子どもが主役の小説で本屋大賞2位を取っ

    0
    2024年06月02日
  • カザアナ

    Posted by ブクログ

    監視社会化が進む少し先の日本。里宇とその家族はどこか不思議な庭師カザアナたちと出会う、特別な力をもつカザアナたちと里宇を含めたぶっ飛んだ家族たちが織りなすファンタジー?SF?小説。

    本屋であらすじを読んだ時、近未来の話でなにかメッセージ性のある小説なのか?だけど庭師という単語からお仕事小説ぽいのかなぁ?と予想ができず気になり購入を決めました。読みはじめからは何というはちゃめちゃな設定にとても驚いてしまった。

    まず世界設定、ジャポいものを強制する政治、こんな世界あるか…?IF世界だとしてありえないよなぁと読みながら思った。そして登場人物たちだが性格はぱっとみキテレツではあるのだが読みすすめて

    0
    2024年05月29日
  • ショート・トリップ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2500年、宇宙の旅 が面白かった。富さん。絵が可愛かった。
    中学生新聞に載っていたということで、とても読みやすい。文章の長さも均一で読みやすい。
    森絵都さんの他の小説も読んでみたくなった。
    巻末のエッセイじゃないけど、わたしもあんまり旅は好きじゃないんじゃないかなぁ
    どこかに行ってお金を使うよりも、日常でちょっといいことにお金を使いたい。沖縄とかリゾート地は別。

    0
    2024年05月19日
  • 獣の夜

    Posted by ブクログ

    森絵都の世界好き!
    案外、いろんな物事、自分の考え方でなんとかなるよねって気づかせてくれる話が多かったかな。

    0
    2024年05月19日
  • つきのふね

    Posted by ブクログ

    さくっと読めて、でも心に残る小説でした。
    中学生の頃、あのすごく狭いコミュニティのなかで上手に賢く生きていくのはすごく難しくて不安定で怖かったなあと思い出しました。ともだちに会いたくなりました。

    0
    2024年05月17日
  • 漁師の愛人

    Posted by ブクログ

    プリンに関する三部作に登場する何気ない老人たちに味わいを感じる。
    主人公じゃないのに心に残ってしまう。
    「少年とプリン」での用務員の64歳の老人。
    あの味のあるじいさんを、あんたはどう敬ってんだ。
    「老人とアイロン」の旧式の鉄アイロンを握りしめた老人。
    皺の深さや目のくぼみからして優に70は超えているはずだが、裸の上体は艶めいた褐色で、昼も夜もそこには大粒の汗が張りついている。
    「ア・ラ・モード」の調理場の禿頭のじいさん。
    田村爺の作る生クリームたっぷりのウエハース6枚も奮発のハート型のキウイでおもてなし精神はあるが、プリンなしのア・ラ・モード。

    そういえば「あの日以降」も小西さんがいい味を

    0
    2024年05月05日
  • 永遠の出口

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    興味深く読んでいた。
    小学生から大人になるまでの女の子の一人称の物語。
    面白かったが、中学生、あれだけ人に迷惑かけて、高校も大してがんばらなかった子が、たった一年頑張っただけで美大に行けるなんてふざけている。

    0
    2024年05月02日
  • いつかパラソルの下で

    Posted by ブクログ

    学生モノが多かった中で
    なかなかディープな課題に直面する本作。
    不安定な感じとかほんといつまで経っても
    人はその年代に合わせて
    何かしら問題あるよなーと、、笑笑
    最初ミステリーチックで最後はヒューマンでした。


    森絵都さんの登場人物は
    なんやかんやでみんな人間出来てて
    優しさが滲み出てるなーと
    読んでて感じます。

    0
    2024年04月22日
  • できない相談 piece of resistance

    Posted by ブクログ

    超短編集。クスッと笑える、ヒヤッとする。
    あるある!!毎度の設定が頭に入ってくるのに少し疲れた。ちょっとずつ読むものなのかも。

    0
    2024年04月21日