森絵都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ショートショートってけっこう苦手です。
好きな方も大勢いらっしゃると思うので恐縮なんですが、星新一さんのお話も少々苦手……
「あ、この設定好きかも」とか「おぉ!この文章スルスル読める!」って乗ってきた瞬間に終わってしまうのが、どうも集中しきれなくて。
そんな中、森絵都さんのショートショートを読んでみました。
中学生新聞?でしたっけ?に連載されていた「旅」をテーマにしたお話群。
で、読んでみて、依然として苦手ではあるんですが、ほかにもちょっと読んでみようかなぁって気持ちになりました。
非日常である「旅」と、非日常を書きやすいショートショートって相性がいいかもですね。
さらに言えば、手軽には行 -
Posted by ブクログ
いつからか、私の“一生のうちに一度は訪れてみたい場所”のひとつに屋久島がある。すぐにでも行きたいではなく、いつか...と思っている理由にはバカンスというより鍛練に近いんじゃないかという思いがある。今回屋久島への夢を広げようと思いこのエッセイを読み始めた。読み終わって、私の屋久島への思いはというと...ほとんど変化なし。やっぱり...というか、想像以上に過酷そう!屋久杉や樹海や鹿など、癒しとしてメルヘンチックに語られるわけではないし、細かく記録されている食事の数々も特においしそうなものではなくとても現実的。優雅な旅日記とは違って、旅をするメンバーのテンションの落ちる様などにニヤリとしてしまう。そ
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Posted by ブクログ
あっという間に読めちゃいました。
めっちゃ短い短編集。それぞれのストーリーが、ページ数にして大体3ページ。
よくもまあこれだけたくさんの話を考えられるものだ!と、すっかり敬服してしまいました。
隙間時間に読むのに最適です。
「だから?」って感じで終わってしまう、オチのイマイチなものもたくさんあるんだけど、笑える話がちらほらあって良かった。
子ども新聞での連作だったらしいので、調子の良い悪いはあっても仕方ないですよね(^^;
「究極の選択」「大きなダディと小さなフランツェ」「ファンタジア」が面白かったです!笑った!
イラストもかわいいです。
あと、いしいしんじの寄稿が面白かった。