森絵都のレビュー一覧

  • 屋久島ジュウソウ

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    山の本が読みたくて読み始めた本
    屋久島ジュウソウもよかったけど後半の
    sight sight seeingがすごいよかった!

    私は自分の本能や直感を鈍らせていないだろうか
    余計なものに囚われていないだろうか

    旅にの道連れに最高の1冊

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    2021年03月04日
  • 漁師の愛人

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    「疲れた時に読まない方がいい」と評している人がいて、同意。
    日本海の重たい鈍い色をした空気がズシンと覆ってきて、ほんと疲れます。
    不倫そのものは他人事なんでどっちでもいい。もう人生折り返し地点をすぎた2人の先の見えなさに疲れたのだと思う。読み返すことはないと思うけど、印象に残る空気感の作品でした。

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    2021年01月23日
  • 気分上々

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    短編。「気分上々」は面白かったけど、それ以外は普通。登場人物のなんとなく気取った雰囲気が私には合わなかった。

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    2020年12月17日
  • この女

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    ネタバレ

    「主人公はあんたや。あんたが釜を出て新しい人生へ踏み出す。それが小説の結末やないの」

    「親も親で、ぎりぎりで生きとったんやろな。元気でおったらええって、居間はそれだけや」

    「言わへんかったら、わからへん。人間、嘘でもなんでも、言わへんよりは言うたほうがええねんで」
    「うちが保証する。言わへんよりは言うたほうがええし、止まっとるよりは動いとったほうがええ。方向なんぞええ加減でも、動いとったらあとからついてくるわ」

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    2020年12月16日
  • いつかパラソルの下で

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    なんだか久しぶりの森絵都作品。
    表題の付け方が素敵。
    家族のことって知ってるようであまり知らない。
    一緒に住んでると知っている気持ちにもなるし、いつでも知ることができるという甘えみたいなものもあるのかもしれない。
    けど、家族といえどいつ会えなくなるかわからないのは他人と同じだ。
    家族、特に親のことを知ることは自分のルーツを知ることにもなるんだよなぁ

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    2020年08月18日
  • 架空の球を追う

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    様々な場面を切り取って削ぎ落した11の短編集。“ハチの巣退治”や“パパイヤと五家宝”のような軽妙なタッチの著者作品には触れたことがなかったので新鮮。“太陽のうた”が若干異色だが、配置の妙で際立たない。“静かな苦笑い”...納得の一冊でした。

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    2020年08月01日
  • 気分上々

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    幅広い年齢の恋愛物語を描いた短編集。
    表題作の「気分上々」と「17レボリューション」が特に面白かった!
    思春期の中学生の恋、クスクス笑いながら読みました。

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    2020年07月23日
  • 異国のおじさんを伴う

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    短編集。自分にとって面白いと思った話は半分くらいかな。ラストシーンと表題作がなかなか好みの作品でした。特にラストシーンは、倫理観と実際のルールのどちらを優先すべきかという議論が展開されており、非常に興味深い作品でした。

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    2020年07月12日
  • いつかパラソルの下で

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    森絵都さんは、第一印象は悪くないのだけど、これはあまりおもしろくはなかったかな。悪くはない、悪くはないのだけど、決して代表作にはならないだろうな、くらいの生意気な感想。

    いや、でもおもしろかったよ。特に、佐渡の描写。
    今の職場に佐渡出身の20代の男の子がいるから、教えてあげます。

    そして、不感症って悩ましいだろうなと考えこみました。やや感じすぎる私の分を、分けてあげたいと思いましたわw

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    2020年06月16日
  • カラフル

    ネタバレ 購入済み

    面白い!けど軽い…

    ファンタジーのような設定で、天使とのやりとりなどクスりと笑えました。
    しかし主人公が自殺に至った経緯が私には軽く感じられ、感情移入はしづらい。

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    2020年05月03日
  • この女

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    大阪のドヤ街に住む男と金持ちの奥さんの話。
    最初はいろんな伏線ばらまいてるのかなぁ?
    どう展開していくんだろうと思いながら読んでたけどなんかいろいろ中途半端だった印象。
    読み方が間違ってたのかなぁ。
    ヒューマンドラマ的な感じで読んでったらよかったのかなぁと思った。
    でも全体的には楽しめました。

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    2020年02月22日
  • いつかパラソルの下で

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    バラバラな家族。
    集まり方は良からぬはじまりでも、
    みんなが向かい合えて、
    みんなが人のせいをやめて、
    それぞれの道をひとりの人間として歩み出す瞬間。
    温まるなぁと。
    自分の人生は過去になにが起ころうと、
    それは誰かのせいではないし
    自分の弱さも強さも認められなきゃ
    生き抜いていけないんだと思う。

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    2020年02月21日
  • いつかパラソルの下で

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    家族に見せる態度と外での態度の矛盾というか。

    色んな人と接してると、
    どうしても矛盾て出てくるもんだと思う。
    家族になるとそれは契約だから、
    悪になってしまうけれども。
    ええやん矛盾をかかえてなんとなく生きればって思った。

    矛盾が怖くて、自分と向き合うのが恐くて、
    人のせいにして誤魔化してたのかな。

    お父さんに1番共感しながら読んでたかも

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    2020年02月18日
  • いつかパラソルの下で

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    ネタバレ

    厳格な父が死んだ。ハートや水玉柄、チョコレートの匂いがする消しゴム、紫色のリボン、ウサギは媚があるから厳禁。そんな父が不倫をしていた。こども達には散々我慢させておいて。なぜなのか?「自分には暗い血が流れている」暗い血とは何か。3人の兄妹が父のルーツを辿るお話。でも、結局なんだったのか…。スッキリしたようなしないような…。要するに、人のせいにしちゃいけないよって話?なのかなぁ。

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    2020年02月08日
  • 異国のおじさんを伴う

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    ネタバレ

    2019/10/11
    また短編だ。
    長編が好きなんだよね。
    桂川里香子がいいな、スッキリして。

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    2019年10月13日
  • 架空の球を追う

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    架空の球を追う
    銀座か、あるいは新宿か
    チェリーブロッサム
    ハチの巣退治
    パパイヤと五家宝(ごかぼう)
    夏の森
    ドバイ@建設中
    あの角を過ぎたところに
    二人姉妹
    太陽のうた
    彼らが失ったものと失わなかったもの

    からなる11編。
    銀座か、あるいは新宿か、ドバイ@建設中、あの角を過ぎたところに、太陽のうたが好みだった。あらすじの「静かな苦笑いのひととき」の言葉通り、読み終わったあとに思わず苦笑してしまうような話が詰め込まれている。

    大人になって散り散りになった仲間内で集まるとなった時、どうしても考えなければならない飲み会の場所選び。「銀座か、あるいは新宿か」で描かれているのは30代の女性たち

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    2019年09月12日
  • 屋久島ジュウソウ

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    屋久島登山の辛さは手に取るようにわかりちょっと共感。けどもっと辛いはず。
    ヨーロッパの紀行文は作者独自の素直な感情が描かれていて、私も行きたくなった。

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    2019年07月25日
  • この女

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    1995年前後のお話で、背景としてオウム真理教や阪神淡路大震災などが匂わされる頃のお話。
    釜ヶ崎の日雇い労働者の礼司は、ひょんなことで成金のホテル経営者から、その妻の自伝を書くことを依頼される。
    金に目が眩み引き受けたは良いが、その妻・結子は自分のことを語りたがらず、口を開けば出鱈目ばかり、という出だし。
    それでもポツポツと彼女がどういった生い立ちを経てきたかが明らかになるに連れ、物語は一筋縄では行かない方向へ。
    礼司が初めて会った時に結子のことを”猥雑”と評したが、全体的になんとも大阪らしい猥雑、ハチャメチャ、逞しいといった印象を受けるお話。
    ただ、結子の本当の生い立ちが明らかになってからは

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    2019年06月02日
  • 気分上々

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    短編集、自分を囲んでいる枠から、ほんの数センチでもいいからはみ出してみようとする主人公たちの話。
    枠からはみ出たその先には、新しい世界があったり、枠の中の大切なものに気づいたり、枠から出たつもりだったのに枠の中にいたり、それぞれだったけど、その試みは力強いと感じる。

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    2019年05月20日
  • この女

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    釜ヶ崎で暮らす礼司.頼まれて二谷結子の小説を書くことになるが,この女の嘘つきで天真爛漫でいい加減な魅力が,じわじわじわじわ浸透して礼司のみならず読者にも伝わってくる.阪神大震災やオウム事件が背景にあり,平成最後の読み物としては良かったと思う.

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    2019年04月28日