森絵都のレビュー一覧

  • 漁師の愛人

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    震災をもっとクリティカルに書いた作品に出会いたい。
    でも、この作品は確実に震災以降に書かれた、震災を経験した「いま」を描いてはいる。

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    2016年07月28日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    思ったよりおもしろかった
    24人のクラスメイトひとりひとりが主人公になって描かれる日常

    心理描写がリアルで、それぞれ個性的で、「こんな子いるかも」と思う

    中学生になったばかりの前期の様子がういういしく、現役中学生が読んでもおもしろい・・と思うけどどうかな

    悪い先輩にひっかかった美奈ちゃんと
    完璧に見えた委員長ヒロくんが実は自分大好き(?)でウザいところが気になる

    後期も読もう~^^

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    2016年01月11日
  • 屋久島ジュウソウ

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    屋久島にて。

    エジプトの船旅はよしもとばななさんの本にもあったけどすごく良さそうだなー。
    ルクソールからカイロへナイル川を下る1週間の旅。本能とか直感の赴くままに生きてもいいのかもしれない。
    スコットランドのドラのはなし。

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    2015年11月04日
  • 屋久島ジュウソウ

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    旅行には、旅エッセイ持参!
    と数年前から決めている。
    今回は京都旅行のお供に。
    森さんのエッセイ初めてよみましたが
    潔く、正直で、素直な印象。
    本当気持ち良いくらいに!

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    2015年09月14日
  • この女

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    デビュー当初の児童文学作家から社会派?に転身しつつある著者の、バブル崩壊、釜ヶ崎のどや街、阪神淡路大震災、オウム真理教、カジノ特区…と多くの時事ネタを盛り込んだ、ちょっと疲れ気味の青春ストーリー。
    社会派に転身しつつあるとはいうものの、夜の街を自転車で駆け、夜空を見上げて、寄り添う姿は、「宇宙のみなしご」や「つきのふね」と通じるものがあるように感じる。
    以前の作品からは艶めかしくなったが愛でも恋でもない人と人としての寄り添い方と、憎むに憎めない登場人物たちの織り成すストーリは、なんとなく温かく、明日への仄かな期待を抱感じた。

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    2015年09月11日
  • 君と一緒に生きよう

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    「おいで、一緒に行こう」を読んで、本書も読まなければ…という義務感に駆られて購入。

    事情はともあれ飼い主の手を離れ捨てられる犬たちは、信頼した飼い主に愛を求めつつ人間への不信を募らせ、ボランティアたちに吠え、牙をむける。
    放棄された犬たちの心身共に病んだ姿に泪するとともに、無責任な人間に怒りさえ覚える。

    挿絵の「さようなら~ 無責任な飼い主は不要です~!」は、著者やボランティアの皆さんの本心だろう。

    私はボランティアに参加することはできないと思う。でも無責任にペットを飼うことは決してするまいと強く誓った。

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    2015年07月14日
  • 異国のおじさんを伴う

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    読み初めはなんだか、このストーリー展開になれないせいか、たいしたことないなあ、としか思えませんでしたが、3編を過ぎたころから、面白く読めました。一冊読み終わった後、あまり面白いと思えなかったものを読み返したら、うん、面白い。
    つまりは、この雰囲気になれるかどうかなんだろうな、と思いました。
    帯にネコのマスコットが本を読んでいるカットがあり、「ひげ人形愛好会から招待状が!?」と大きく書いてあったので、ひげ人形って猫のマスコット人形かと思いました。
    ひょっとしたら、短編小説の典型、と言えるのかもしれません。

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    2015年06月21日
  • おいで、一緒に行こう

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    森絵都さんが、ノンフィクションを書いたのかーとちょっぴり驚いて手に取った一冊。

    福島原発事故後のペットレスキューについて。
    ボランティアの人たちと、犬猫を保護する様子が書かれている。
    時間と共に元気をなくしていくペットたちや、20km圏内への立ち入り規制の様子など。そんなに離れた場所ではないのに、想像に苦しんでしまう「今」がある。

    福島原発事故に関する書籍は、豊かに出版されていると思う。
    様々な視点から、何があったのか、どうなっているのかを私たちは知るべきだと思う。

    日本人は、怒りが持続しない民族なのかと思うくらい、流れに身を任せ、悲哀に転じる。
    そのことを非難しているわけではない。

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    2015年06月14日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    全編後編通して読んで、覚えてる話と全く頭から抜けている話がある。
    きっと実際の中学生もそんなカンジだ。
    印象的な子もいれば誰からも忘れられてしまう子もいる。
    私は後者だけど、もう悲観もしないし羨みもしない。
    意味がないから。

    中学生っておもしろくて難しい。
    でもきっと誰にとっても瑞々しくて少し気恥ずかしい思い出があるんじゃないかな。

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    2015年05月26日
  • 架空の球を追う

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    一番よかったのは、「あの角を過ぎたところに」。
    「蜂の巣」と「パパイヤ」と「ドバイ」が次点。
    あっさり読み終わったけれど、あとからじわじわくる。
    短編はたくさん想像させられて、ちょっと消化不良で好きではない。
    読者にお任せは基本いやだ。
    ちゃんと結果を教えてほしい。
    でも、「あの角」が一番気になる終わり方で一番心に残る。
    卑怯だなと思う。

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    2015年04月05日
  • 気分上々

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    めったに併読をしない私が、たまたま3冊併読になってしまいました。
    最初にクラフト・エヴィング商会の『すぐそこの遠い場所』に手をつけ多のですが、これが辞典形式で一気読みするような作品でないため寝床で読む本にして、メインの読書時間の通勤には中島京子を読み始めたのですが、ある日持っていくのを忘れ、予備としてカバンに入れていた本書を読みはじめました。
    多分そのせいでしょう、全体の印象が希薄になってしまいました。改めて目次を見れば、一編一編は結構印象に残っているのですが。
    一番印象に残った短編は「プレノワール」。フランスのブルターニュの田舎で因習に囚われた生活を行う母とパリのレストランでの新たな暮らしに

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    2016年05月15日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    【収録作品】秋の日は…/伴奏者/見いつけた/マンホールのふた/イタル更生計画/プラタナスの葉が落ちるころ/彼がすぐにキレるわけ/ジョーカー、あるいは戦士/バレンタインのイヴ/約束/イタルが至る/その道のさき

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    2015年02月03日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    今リアルタイムで小学校高学年の子や中学生の子に向けた本という感じだった。漢字も少なく、字も大きいので、子供も読みやすいと思う。
    最近読んで印象に残っている中学生が主役の本といったら宮部みゆきの「ソロモンの偽証」だったのだが、随分と趣の違う、殺人等のセンセーショナルな出来事など起こらない、平和な日常生活を描いた作品。
    東京のある中学校の1年A組の1年間を、1章ずつ別の子の視点で書いていて面白い。色々な性格の子がいて、色々な感じ方があって、「平和な日常生活」の中でもちょっとした「事件」がある。人生の中でもこの時期だけの独特な時間を、不器用に真っ直ぐに生きる彼らの姿がとても眩しく感じた。

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    2015年02月02日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    【収録作品】鈍行列車はゆく/光のなかの影/ポジション/愛と平和のシメジ/一〇〇一人目の女の子/神さまのいない山/Pの襲来/夏のぬけがら/言えなくてごめん/ゆらぎ/悲しいことを悲しむ/炎のジャンケンバトル

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    2015年01月28日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    一人ひとりのキャラクターが個性的で面白かったけど、話は特に印象に残らず……。思春期の表現がストレートで、やっぱり森絵都はちょっと苦手……

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    2015年01月10日
  • 君と一緒に生きよう

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    捨て犬と、レスキューしている人々、家族として迎えた人々のレポート。人気作家だけに構成がうまく、読みやすい。
    著者も大の犬好きで、保護犬を家族にしている。
    それぞれの犬にそれぞれの事情があるが、なんといっても捨てた人間と、遅々として進まない行政の対応にも腸が煮えくりかえる。
    儲けだけ考えて動物を虐待するブリーダーには同じ思い(狭いケージに入れて一歩もださず、病気のケアもせず、一生生殖のためだけに存在させられる)を味わってほしい。
    最後に殺処分される犬のレポートも載っていて、著者が若い読者に人気があることを考えると、大変効果があると思う。鉄は熱いうちに打ち、人間の手で変革できる悪は若者にちゃんと教

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    2014年12月23日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    北見二中1年A組24人の一年間を24人の視点から描いた連作集。 24人はそれぞれに問題や悩みを抱えていて、大人から見れば些細な問題だけれど各々にとっては人生を揺るがす大問題な訳で、その辺りがとてもよく描かれている。最終章では皆んながきっちり一年分成長しているのが良かったなー。

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    2014年12月06日
  • クラスメイツ〈後期〉

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    北見第二中学校1年A組の後期。
    ラストはもちろん、3学期最後の日。
    主人公にはならないけど、みんなに語られている担任の藤田先生がステキ。

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    2014年11月27日
  • クラスメイツ〈前期〉

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    北見第二中学校1年A組。全員で24人、学年も2クラスだけの小さな市立中学校。

    その1年A組の生徒1人ひとりが主人公となる、連作短編集。上巻は12人、4月の入学からはじまる。

    主人公となる生徒の視点で、クラスメイトたちの様子も生き生きと伝わり、共感したり、はたまた、クラスで似たような友達がいるな、とか思えそうな本。

    さすがの森絵都。さらさら読めるし、1章ごとが短いので、朝読にも最適。

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    2014年11月27日
  • 屋久島ジュウソウ

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    森絵都の屋久島ジュウソウを読みました。

    森絵都が屋久島を縦走したときの旅行記でした。
    案内役の人が「ジュウソウ」と言うのを聞いて重装備のことだと思っていた、というくらいの初心者の森絵都+編集者数人が屋久島の尾根をのぼります。
    腰痛持ちの人、胃潰瘍持ちの人、でもなんとか頂上に登ることが出来ました。
    途中の山小屋はひどく汚い場所だったり、途中の吊り橋には手すりがなかったり、と大変なことも多かったり。
    翌日の屋久島観光ではレンタカーの鍵を紛失するというアクシデントがあったり。
    でもみんな旅行を楽しんでいるのが伝わってきます。

    もう1編、森絵都がヨーロッパを旅行していたときのエッセイ集が収録されて

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    2014年11月24日