新津きよみのレビュー一覧

  • 同居人

    Posted by ブクログ

    新築のマンションを購入した主人公。ローンの繰上げ返済のために、ルームメイトと暮らし始めることに。しかし、互いに秘密を抱えているがゆえに、徐々にギクシャクしだす。そんな折、ルームメイトがホームレスの女性を、主人公に無断で部屋に上げたことから、さらに大きな齟齬をきたすことになってゆく。

    今回も、話の展開がドキ×2もんで、手に汗握った。でも、毎度のごとく、オチはあっさり、っていうかオカルト結末。

    また尻すぼみの結末かぁ・・・とおもいきや「エピローグ」がスパイスとなってて、おもしろかった。これにはうっちゃりをくった。

    0
    2009年10月04日
  • 同窓生

    Posted by ブクログ

    長編ホラー・サスペンス。

    梗概を書くと、14年ぶりに同窓会に出席した主人公は、そこに集まった友達と懐かしい話や近況報告に花を咲かせる。その中で、「鈴木友子さんとあなた、とても仲良かったわね」という話題になる。しかし、みんなが覚えている「鈴木友子」という女を全く思い出すことができない・・・。自分は健忘症ではないかと不安を募らせる主人公。「鈴木友子」を軸に、主人公とその周りの人々の様々な記憶が複雑に絡み合い、事件は意外な展開を見せる・・・。

    今回もおもしろかった。新津きよみさんって、前回の作品もそうなんだけど、どんでん返しの結末とか衝撃の結末とかを書いて読者を楽しませるんじゃなくて、結末に至る

    0
    2009年10月04日
  • 女友達

    Posted by ブクログ

    サスペンスホラー。長編。

    容姿も収入も自分より劣っている友人に、優越感の入り混じった安心感を抱く主人公。嫉妬や、見栄、女同士にはありがちな些事が、惨劇への扉を開く・・・。

    すばらしい!!こんなに女の心理を巧みな筆致で描写できるなんて、信じられない。脱帽。作者は、女性心理に対する鋭い慧眼の持ち主である。

    女友達への嫉妬、見栄。自分より劣る相手に対して感じる安堵感、優越感。自分の後ろを歩いてるハズだった友人が自分を追い抜こうとすることに対する恐怖、焦燥。

    女なら誰でもあるハズのドロ×2した部分。それをこんなに明け透けに描くことができるなんて・・・。感服の至りです。

    0
    2009年10月04日
  • 訪問者

    Posted by ブクログ

    夫の出張中、7ヶ月の息子と二人きりの家に、強盗殺人犯が逃げ込んできた・・。
    じわじわ怖いです。
    でもこの本、読み始めてから気がついたんですが、私以前に読んだことありました・・(苦笑)。

    0
    2009年10月04日
  • 彼女の命日

    Posted by ブクログ

    突いてるポイントはスゴく良くて、その分期待してしまい、最後は…?頭の中が疑問で埋まりました。心理描写主体にしたくて、でもミステリの要素も少し混ぜて…で、結局どれに重きを置くべきか迷ってしまう。なんとなく言いたいことは理解できるんだけど…的な。心理描写主体にするなら姉妹の設定的にもっとドロドロした愛憎だとかあればよかったのに。全てにおいてアッサリ仕上げ。

    0
    2026年01月25日
  • おひとりさま日和

    Posted by ブクログ

    いろんなパターンのおひとりさま生活をリアルに想像できるアンソロジー。一度は読んでおくといいかも。
    リクかわいい…

    0
    2026年01月24日
  • 意地悪な食卓

    Posted by ブクログ

    帯に煽られて購入しましたが、8つの短編が集まった薄い本なのであっという間に読めてしまいした。食事にまつわるちょっと怖い話を集めましたというところでしょうか。角川ホラーから出てますがホラー感はありません。あえて言うならサイコホラーかなと思います。
    個人的に面白かったのは「遺品」「弁当箱」「お裾分け」あたりです。
    「遺品」は故人を偲んで故人が漬けた梅酒を縁ある人たちで味わいながら思い出話に花を咲かせるお別れ会なんて粋だなぁと思いました。ジャンルはホラーなのでウワー…という展開ではありますが、自分が死んだ後にこっくりした色の梅酒をロックで飲みながらこんなことあったよねーって楽しい思い出を話してくれた

    0
    2026年01月24日
  • フルコースな女たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「美味しいものの本」を貪り読んでた頃に読みたい本に登録してたんだろうか。
    美味しそうなものが登場しますが、ブラックなお話が多かったです。
    こういう短編集で、男性目線の話があるのも面白かった。
    前菜と肉料理が好きでした。女性の苛烈さを垣間見ます。

    「こんなにおいしいものが世の中にあったのか」と思った最初の記憶は、チョコレートのショートケーキかなぁ。
    ギリ昭和な幼少期、それまで食べてたケーキはバタークリームだったので衝撃でした。
    ケーキのビジュアルは綺麗で好きだけど、食べることはなくなったな〜人と会う時くらいかな。

    0
    2026年01月24日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

    0
    2026年01月23日
  • おいしい旅 想い出編

    Posted by ブクログ

    アンソロジー久しぶりに読んだけど、好みのものと好みでないものにすごく分かれた。
    福田和代さんの幸福のレシピ、大崎梢さんの横浜アラモードはおもしろかった!

    0
    2026年01月14日
  • 妻の罪状

    Posted by ブクログ

    え?続きは??と思う作品が多かった。
    好きだったのは『第五話 あなたが遺したもの』かな。
    唯一スッとした話だった。復讐とかじゃないけど、良かったねえって思える話。これは「…続きは?」ってならなかったな。この先は楽しい人生でありますよう。

    0
    2026年01月04日
  • 妻の罪状

    Posted by ブクログ

    ありそうでなさそうな、普通なようでよく考えるとゾッとするような社会派小説?そんなお話が詰まった短編集。サクッと読めるので読書初心者の方にもおすすめかなぁ?

    0
    2025年12月15日
  • おいしい旅 しあわせ編

    Posted by ブクログ

    美味しいと思う旅をしてみたい。旅をすると時間に追われ、心においしいと思う食がないような気がする。旅は食が楽しみ、その後色々な所を見て回る。旅をしないと美味しいと思う事は無い。行った場所そこの雰囲気旅をする事によって、おいしい旅ができる。

    0
    2025年11月26日
  • キッチンつれづれ

    Posted by ブクログ

    キッチンには使った人の気配や家族の想い出が詰まっている。色んな家族の生活をちょっと覗ける短編集。
    “レシピ本はその時代の人たちとつながっている。”
    キッチンに立つ度に、この言葉を思い出して、優しい気持ちで料理が出来そう。

    0
    2025年11月16日
  • おひとりさま日和

    Posted by ブクログ

    さくっと読める。
    物語性を出すためか最初から一人が良くて悠々楽しんでる漫喫系がどうしても少ない気がしてそこがちょっと不満かも。
    まわりのしがらみ描写多すぎておひとりさまってそんなに難易度高いっけ?という疑問はすごくある笑
    そういう点から最後の最上階が一番好きかな。

    0
    2025年11月16日
  • これが最後のおたよりです

    Posted by ブクログ

    好きなのもそれほどでも…のもあったけど、よかったです。

    猫への遺言
    とても素敵なご主人だな。

    十年日記
    これは、あたしも書いていて、二冊目なんだけど、
    なんか予感があったときには、先に処分しておこうと思ってるけど…
    こんなに素敵な人もいるんだな…と、自分の日記と比べて、恥ずかしくなったよ…泣

    0
    2025年11月16日
  • おひとりさま日和

    Posted by ブクログ

    これから定年後
    どんなふうに生きていこうかとあれこれ考える中
    色々参考になりました
    それぞれ素敵なおひとり様でした

    0
    2025年11月12日
  • これが最後のおたよりです

    Posted by ブクログ

    アミの会によるアンソロジー

    もうひとつある 高宮家四訓 大崎梢
    孤独の谷 近藤史恵
    扉を開けて 篠田真由美
    猫への遺言 柴田よしき
    キノコ煙突と港の絵 永嶋恵美
    十年日記 新津きよみ
    そのハッカーの名は 福田和代
    みきにはえりぬ 松尾由美
    青い封筒 松村比呂美
    黄昏飛行 時の魔法編 光原百合
    たからのちず 矢崎存美

    好きだったのは、もうひとつある、十年日記、青い封筒かな。(孤独の谷も面白かったけど既読だったので)

    0
    2025年11月04日
  • 意地悪な食卓

    Posted by ブクログ

    家庭や日常のなかに歪みを潜ませ、人間関係のいやらしさを描いてきた新津きよみさん。
    『意地悪な食卓』は、食事をめぐる女性たちの心理戦をテーマにした短編集で、全8篇が収録されています。書店でも手に取りやすい位置に並んでいて、新津さんの陰湿な心理劇を求めるファンがまだまだ健在なのだと感じました。私もやはり好きです。しかもほんのりとミステリ色が漂うところも面白い。

    8篇どれもキリッと小気持ち悪さがありましたが、とりわけ「手作り」が印象的でした。人が作った食事を受けつけない恋人を持つ女性の物語。食べる/食べさせるという営みをめぐる執念のぶつかり合いが、短編ならではの凝縮感で描かれています。

    日常的な

    0
    2025年10月22日
  • おひとりさま日和

    Posted by ブクログ

    「週末の夜に」
    めちゃくちゃ刺さったフレーズ↓
    ひとりで行動できて、ひとりでなにかをちゃんと楽しめるのは、すごくいいこと。

    0
    2025年10月09日