新津きよみのレビュー一覧

  • おいしい旅 初めて編
    とても とても 旅をしたくなった。
    海外は、ハードルが高いけど、国内ならすぐ行ける気がする!下田でイルカを見たいし、糸島の塩で握ったおにぎりを食べたい。ようやく、自由に、動ける時が来たのだから。
  • ここだけのお金の使いかた
    どの作品も満足です。
    特に原田ひ香さんは。ネタバレになりますので、是非ご一読いただければ。同じ場所で笑える方がいらしたらお友達になりたいです。
  • おいしい旅 想い出編
    いろんなタイプの話があって、
    飽きずに最後まで一気読み。

    特に横浜アラモードが良かったなあ。
    ラストの展開でグッときた。
    なるほどの伏線回収。
  • おいしい旅 初めて編
    すきな作家さんの旅の話は、そこに行ってみたくなる

    思い立ったときに気軽に出かけられないこともつらさを感じるけど、あったものがなくなっているのには悲しみを覚えるし、それが壊されてしまったものだったらなおさら非難してしまうだろう
    “在る”こと自体が奇跡なんだと思えてしまえば、希望を持てるだろうか、絶望...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    女の嫌なところを煮詰めたような話、失敗から立ち直る人のほろりとする話、微笑ましい話と毛色の違う話が色々読めておもしろかった。

    特に好きなのは、
    廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?
    わらしべ長者のつくりかた
    二千万円の差額
  • ここだけのお金の使いかた
    『わらしべ長者の作り方』が今の自分にドンピシャ!でした
    会社を利用する.一生学び続ける.夢中になれる仕事を探す
    もっと若い時から学ぶ楽しさに気づいていればよかったと、最近すごく思う
    つい自分の子供には、早く気づいて欲しくてうるさく言いがちだけど、結局自分で気づかないとダメなんだよね

    学ぶ楽しさを感...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    既存の作品を集めたのではなく、
    この本のために書いたんだな。
    それぞれの作品の主題というわけではないけれど、
    現在のリアルな世界が描かれている。

    数年後、読み返した時には
    どんな気持ちになるのかな。
  • なまえは語る
    子供の名前が
    元カレや浮気相手の名前に
    なりそうになり 慌てる話や
    時効をまつために
    驚くべき理由で改名する方法など
    ミステリとしてよくできた短編もありつつ
    ファンタジーな話もあり
    奥付をみると 割と古い作品もあり
    書き下ろしは最後だけ
    アンソロジーなんですね
    なるほど 何か違和感があるな
    と思って...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    女性作家7人の旅をテーマにしたアンソロジー。
    行先は京都、神戸、赤羽、広島、長野、ドイツ(ミュンヘン)、横浜。

    初めて編に続いてこちらも読んでみました。
    それぞれ友達や家族とのふれ合いが描かれていて、優しい雰囲気でとても良かったです。
    住んでいた所や行ったことのある所と、食べ物の記憶は深く結び付い...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    作家さんのお金にまつわる短編集
    お金への考え方が実際にありそうなエピソードを加え解りやすく面白く書かれていて一気に読んだ

  • ここだけのお金の使いかた
    面白かった。同じテーマでも、作者によって、こんなに料理の仕方が変わるんだなあと、当たり前のことだが思ってしまう。みんな、うまいストーリーテラーだと思う。
  • おいしい旅 想い出編
    あの日の味は(☆☆)
    京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
    これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
    幸福のレシピ(☆☆☆)
    パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    お金をテーマにした7人の作家さんの短編集。
    2000万円や、FIREなどここ数年でよく耳にした
    話題なんかもあり興味深かったけど、
    わんこにかかるお金(12万円わんこ)や
    趣味に費やすお金(廃課金兵は買い物依存症の
    夢を見るか?)なんかが自分と違う目線で
    書かれて疑似体験ってわけじゃないけど
    心に残...続きを読む
  • なまえは語る
    名前を題材にこれほどまでに多種多様な作品が書けるなんて凄すぎるというのが素直な感想です。
    LGBTに多少は理解や知識があると思っていた自分でも、気付いたらどこかで決めつけながら読んでしまっていて、まんまと騙されるなんて展開も。
    自分にとって名前がいかに大切なものか、考えようにもその時がこないと考えな...続きを読む
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    安定の面白さ!

    秘密と言えど、中身もシチュエーションも様々で、こんな発想の仕方があるのか〜と感嘆の声を漏らしながら読み進めました。

    コロナ禍の出版とあって、時世を反映しているのも特徴的。

    私的には、孤独の谷が1番すきでした。
  • 妻の罪状
    「半身半疑」「ガラスの絆」「殻の同居人」「君の名は?」
    「あなたが遺したもの」「罪の比重」「妻の罪状」
    イヤミステイストで描かれた7話収録の短編集。

    臓器提供・非配偶者間人工授精・終活・いじめ・遺産相続・恋愛関係のもつれ・介護等7つの社会問題を絡めたミステリーはどれも切れ味鋭く意外な着地点を楽しめ...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    幸福のレシピ、横浜アラモードが特に良かった!
    大崎さんの文章がとても好きです
    おいしいものと想い出が合わさった、素敵なお話が多くてあっという間に読んでしまいました!
  • おいしい旅 初めて編
    女性ひとりの語りみたいな話が多く、生活に何か辛いことあっても旅や美味しいもので元気になったり、変わるきっかけになったり…という話が多かったので、怖いのやファンタジーじゃない、しっとり系で手軽に手に取りたい人にオススメ。私は坂木司と近藤史恵に惹かれて読みました。
    男女関係に踏み込んだ内容もあるので、中...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    旅と食って親和性が実に高いよね…

    ひょんなことから行き違いが生じた友の思い出の地を
    巡っていく旅のお話もよかったけどね。
    そんなに簡単に信頼し合っていた友情は
    壊れっこないものね。

    それとある事情によって行くことになった
    ゲストハウスのお話も印象的。
    でもこれは…いろいろと考えを巡らせそうですね...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    アミの会による旅行本。下田、糸島、函館、サハリン、台湾、オランダ…。知らない場所、美味しそうな食べ物。こんな本読んだら旅行行きたくなっちゃうじゃん!特に良かったのは糸島の話。思わず検索して半ば本気で行きたくなった。