あらすじ
その名が語るのは嘘か真実か
珠玉の短編ミステリ傑作選!
ゆりかごから墓場まで、すべての人に一生ついて回る「なまえ」を巡る短編ミステリ傑作選。時効が迫る殺人事件のカギを握るのは「なまえ」だった(「時効を待つ女」)? 勝手に出生届を出した義姉。赤ん坊の命名にこだわった驚愕の理由は(「名づけられて」)。短編の名手による鮮やかなトリックと心理ドラマに息をのむ、8つの物語。
【目次】
名づけられて
時を止めた女
君の名は?
時効を待つ女
再燃
お片付け
紙上の真実
こだわり
あとがき
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子供の名前が
元カレや浮気相手の名前に
なりそうになり 慌てる話や
時効をまつために
驚くべき理由で改名する方法など
ミステリとしてよくできた短編もありつつ
ファンタジーな話もあり
奥付をみると 割と古い作品もあり
書き下ろしは最後だけ
アンソロジーなんですね
なるほど 何か違和感があるな
と思っていたのは 時代的な古さも
あったのね
Posted by ブクログ
名前を題材にこれほどまでに多種多様な作品が書けるなんて凄すぎるというのが素直な感想です。
LGBTに多少は理解や知識があると思っていた自分でも、気付いたらどこかで決めつけながら読んでしまっていて、まんまと騙されるなんて展開も。
自分にとって名前がいかに大切なものか、考えようにもその時がこないと考えないのだろうなぁ、、
Posted by ブクログ
なまえにまつわるミステリ短編集。
結婚に関して苗字っていろいろややこしいなと思う。自分も苗字を変えたくない派だし、後半の物語の登場人物の気持ちはすごく分かる。
あとは名前もその人の一生を左右するものだから、名付けって大変だなと思う。
Posted by ブクログ
たまたま本屋で見かけて購入した本。凄く期待してたわけではなかったけど、各話にちょっとした捻りがあったりして、期待よりは面白い本だった。
ミステリとなっているけど、何話かはミステリというより、サイコホラーでは?と思った。
あまり複雑な話はなくて、さらっと読めた。ただ、私の理解力がないのか、時々文章の意味がスッと入ってこない箇所がいくつかあって、読み返す必要があった。
Posted by ブクログ
【収録作品】名づけられて/時を止めた女/君の名は?/時効を待つ女/再燃/お片づけ/紙上の真実/こだわり
結婚による改姓など、「なまえ」を巡る短編ミステリ。
Posted by ブクログ
前半は名前にまつわるちょっとこわい感じの話が多かった。後半は選択的夫婦別姓に関するものが多くややマンネリ感。あえてそういう短編を集められたらしいが。