新津きよみのレビュー一覧

  • セカンドライフ

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    見知らぬ乗客/演じる人/誤算/セカンドライフ/三十一文字/雲の上の人/定年つながり

    第二の人生…… 定年後とは限らない気がしてきた。入学、卒業、就職、退職、結婚、離婚 等々の人生の節目ごとに取り巻く世界が変わるんじゃない?第三の人生からもあってずっと積み重なっていく。倒さないようにしないとね

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    2020年11月22日
  • スパイラル・エイジ

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    ネタバレ

    最初は、なんで匿うの?早く追い出せばいいのに!なんて思ってしまったのですが、進むにつれて秘密の共有者も増えていって、結末が早く読みたくなる面白さになっていきました。

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    2020年10月24日
  • 始まりはジ・エンド

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    絶縁/永久に/引き際/余命/陰のコレクター/
    彼女のステージ/死ぬまでにしてほしい五つのこと

    きっぱりとした、手放さない、先を見据えた、先のない、
    先の見えない、希望を持った、振り返る、
    それぞれの終わり。そこから次が始まりいつか終わる、繋がっていく多くの果てしない世界。

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    2020年09月27日
  • アンソロジー 隠す

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    気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
    アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。

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    2020年07月31日
  • ダブル・イニシャル

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    同じイニシャルの既婚女性を狙った殺人事件の真相に迫るミステリー。
    愛情のこじれが間違った方向にいってしまった悲劇。
    何とも言えない虚しさを感じた作品でした。

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    2020年07月22日
  • アンソロジー 隠す

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    11名の女流作家たちが一つのテーマで物語を紡いでいます。近藤史恵、松村比呂美、光原百合の作品が良かったし怖かった。

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    2020年06月05日
  • 二年半待て

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    人生の色々な「○活」の短編集
    「どんでん返しミステリー」という触れ込みだけど、きれいに落ちてるのもあれば無理やりなものもあれば……
    「親しき仲にも"悪意"あり」という見出しの方がしっくりくるかな

    「就活」彼女の生きる道
    「婚活」二年半待て
    「恋活」兄がストーカーになるまで
    「妊活」遠い心音
    「保活」ダブルケア
    「離活」糸を切る
    「終活」お片づけ

    主に女性視点での人生の岐路になっている

    「就活」
    娘の就職がなかなか決まらない母親視点
    離婚の際に夫の方を選んだ娘。母親とは価値観が合わないという
    母親は母親で自分が婚外子である事で就職に苦労した経験があって
    出自のについての

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    2020年05月29日
  • 夫以外

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    真っ白な特別装丁のものを購入。
    これはもうタイトル買い。シンプルだけどインパクトがある装丁に惹かれて、初めて読んだ新津きよみさんの本。
    どんでん返しあり、叙述トリックめいたものあり、ぞっとするものあり、心が温まるものありで、バラエティに富んだ短編集だった。
    巧いなぁと思いながらするすると読み進んで、あっという間に読み終わった。

    純粋さゆえに突っ走ってしまう感情であったり、優しさの下にある打算であったり、夫の元妻に対する嫉妬と優越感であったり…女の怖さが満載であるところはやはり、女性作家特有のもののように感じた。女のことをよく知る女だからこそ書けるこの感じ。
    怖いけどこのタイプの小説、私はきっ

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    2020年02月25日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会(仮)のアンソロジー。
    大人の「ファーストラブ」とのことで、大崎梢さんの「レモネード」な感じの作品集かなと思って読んでいましたが、色々な形の初恋の話でした。

    福田和代さんの「カンジさん」みたいな、ちょっとゾワッとくる話もありましたが、好みの展開が多かったですね。
    松村比呂美さんの「迷子」で暖かな気持ちになって読み終わることができました。

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    2020年02月12日
  • 誰かのぬくもり

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    8編の短編集。うまくいっている人もいっていない人も、それぞれに自分の人生を一生懸命生きている感じが良かった。1話めの「お守り」のように、ミステリー以上の不思議な話が特に引き込まれて読みました。

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    2020年01月13日
  • 女友達

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    千鶴はかなりプライド高めな女性だけれど、
    見栄や、女友達に対する嫉妬など、女の部分がうまく表現されているなあと思いました。
    亮子の不気味さもよかった…!

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    2020年01月02日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会の面々が描く初恋、色々な初恋があって楽しかった。
    思いがけずイヤミスちっくなものもあったし。
    涙を流す絵の話が1番好きかな。
    あと、迷子も同じぐらい好き。
    どちらも、ほのぼのしていて、可愛くて、私の好みにぴったり。最後のあれには完全ノックダウンw
    アミの会、次のテーマはなんだろう。楽しみでならない。

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    2019年12月28日
  • 二年半待て

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    短編のようで関連があったり、構成が良くできていて面白かった。
    就活、婚活、恋活、妊活、保活、離活、終活とテーマもはっきりしている。人生のステージで自分は今このテーマがピンとくるなど読み手によっては響き方も異なるだろう。登場する人物に自分が当てはまるのはこの人だな、と無意識にも考えてしまう。
    読み終えてそういうことか、、と読み返してしまう。

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    2019年12月06日
  • 夫が邪魔

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    題名に惹かれて。笑
    短編集だとは知らず〜旦那が邪魔なお話は最初と最後の2つのみだったけど全てのお話が怖い女性達のミステリー。
    ぞわぞわーっとするお話ばかりでとても面白かった。旦那が邪魔感が思ってたのと違い怖い感じでの邪魔だったw

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    2019年10月26日
  • 夫が邪魔

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    半世紀以上生きていると、自分の回りから居なくなれば良いのにと思う人が少なからず居た。学生時代の同級生であったり、働き始めてからの上司や同僚であったりと様々だった。邪魔さ加減の濃淡はあったが、中には顔を見るのも嫌だという人も居たのは事実だ。

    言葉が過去形なのは、ここ数年はそういう「邪魔だ」と感じる人が居なくなってからであり、ありがたいことだなと思う。それはたまたまなのではなく、私自信がある程度年齢が高くなってきたことで、周囲とむやみにぶつかるということがなくなってきたからではないかと思う。自分の姿が相手にも反映するという、“鏡の法則”なのかもしれない。

    昨年亡くなった母も、今年亡くなった父も

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    2019年08月24日
  • 夫が邪魔

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    タイトルに惹かれて。
    昔出版された本のタイトルを変えて出された本だそうです。
    古さは一部の小道具を除いて感じさせません。
    結構危ない人たちが繰り広げる短編ドラマ集です。
    いそうでいない、いなさそうでいる。そんな男女が描かれています。
    短編ミステリなので、不安・不穏な雰囲気もほどほどで楽しめました。

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    2019年08月23日
  • 夫が邪魔

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    七編収録されている短編集。人の思い込みや裏切り、疑心暗鬼、復讐とさまざまな感情に囚われ動かされている登場人物たち。思わぬ展開を見せたり不安や不穏な気持ちにさせられたりと読み応えのある短編集。

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    2019年06月24日
  • ふたたびの加奈子

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    ネタバレ

    転生って本当にあるのかな。
    でも、母親のおなかの中の記憶は3才くらいまでは本当にあるって言う。

    途中の容子の行動はハラハラするものもあったけど、最後は温かい感じで終わってよかったです。

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    2019年05月30日
  • 二重生活

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    読み終わってからジワジワと謎がわかってきた。何人かの登場する人物の目線で語られていて、人物がつながるまではどういうこと?と何度も読み返したり。報告書や日記という語りも惹きつけられた。最後の最後まで誰が善人で誰が悪人かわからなかった。種明かしの後に再読したら全く違う目線で読めるだろう。

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    2019年02月04日
  • 父娘(おやこ)の絆~三世代警察医物語~

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。
    シリーズを読み続けていこうと思うにはヒロインが魅力的なことは必須だ。美並の仕事もプライベートも今後どのようになるのか気になる。大久保刑事といい感じになるのでは、、という予想もしてしまうけど。今回は親子鑑定と認知症というテーマもはっきりしているので分かりやすくスラスラと読めた。推理小説としてはスリリングな内容とはいえないけど、より現実味のあるものだと引き込まれて読めた。次回作も楽しみだ。

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    2018年10月13日