新津きよみのレビュー一覧

  • セカンドライフ

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    短篇7篇。主人公たちの年代が近いせいかとても読みやすかった。

    見知らぬ乗客
    演じる人
    誤算
    セカンドライフ
    三十一文字
    雲の上の人
    定年つながり

    サラッと読めてしまうが、気になるところが必ずある。悪人が出てこないので安心して読める。
    「見知らぬ乗客」は、なるほど〜、と感心してしまった。文中に紹介されるミステリー(パトリシア・ハイスミスの「見知らぬ乗客」とアガサ・クリスティーの「鏡は横にひび割れて」)も読んでみたい。
     

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    2021年06月22日
  • ただいまつもとの事件簿

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    長野県松本市を舞台に描かれる人間模様
    一匹の失踪猫が東京から松本にやってきた?
    ミステリーの背景に女達のどろどろの腹の探り合い
    結末やその後は省かれていたけど犯人のやった事は自分だったら絶対に許す事は出来ないので何かしら罰を受けて頂かないとスッキリしないです
    一方で暖かい人々の繋がりもみられてほっこりする部分も
    松本という町の事が詳しく書かれていて、一度訪れたくもなった

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    2021年06月19日
  • ただいまつもとの事件簿

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    第一章 願掛け 第二章 謎の移住者
    第三章 登って上る 第四章 招き猫に導かれて
    第五章 透明な足跡 第六章 いってきまつもと
    第七章 独りパワー 第八章 ただいまつもと

    日常の謎を解きたいミセスの行動から長野県松本市の魅力まで。
    ナガノベル ―― なにこれ? 鈴の名前かと思ったら
    長野のノベル ってことね ふーん・。・
    松本にいる友人は知ってるかな?

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    2021年05月09日
  • アンソロジー 捨てる

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    中古で買ったら、なんと大好きな松村比呂美さんのどなたかに向けた
    直筆サインが入っておりました。ラッキー。
    「捨てる」をテーマにしたアンソロジーもの。
    テーマからいうと断捨離・清算などが思いつくけれど、
    それから展開される物語はどれも面白かった。
    特に好きなのは、「蜜腺」「ババ抜き」
    読み終わってしばらくたつ今でも、思い返すと背筋がぞくっとする。

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    2021年03月29日
  • 夫以外

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    人生で何かに「ハマる」事がなかった主人公、聖子。

    亡き夫に対しても夢中になれなかったが、夫の甥である桜井一樹に初めてハマってしまう。その結末を描いた「夢の中」。

    定年後の夫婦の在り方を描いた「元凶」

    『夫以外』をテーマに様々な夫婦の形が描かれています。

    夫婦別姓や腎臓移植問題など、興味を惹かれる内容が多く、色々考えさせられる面もありました。

    どの短編も派手さはありませんが、女性であれば「あるある」と共感出来る内容です。

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    2021年03月04日
  • 始まりはジ・エンド

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    短編集7作品。物語の終わり方に主人公や登場人物の新たな人生の始まりを感じた。「彼女のステージ」「死ぬまでにしてほしい五つのこと」のジ・エンドが好き。

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    2021年02月22日
  • フルコースな女たち

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    「マタニティ・メニュー」以外の7編は文庫書き下ろし作品です。

    今回の短編集はタイトルにもなっている「フルコース」がテーマです。

    料理の食前酒から始まり最後のデザート・特別料理に至るまでそれらに関連づいた短編が描かれています。

    予想しなかったラストに驚いた「転落」 最後に救いがある「水難の相」 ぞっとさせられる「散骨」など 8編共に様々な味付けが施されたスパイスの効いた味わい深い作品でドキドキしながらも面白く読めて満腹になりました。

    御馳走様でした。

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    2021年02月04日
  • 始まりはジ・エンド

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    短編集で、どれも安定して面白かった。少し最後を「イヤミス」風に持っていく感じが、そうしなくてもいいのにと思ったりもしたけれど。

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    2020年12月13日
  • セカンドライフ

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    見知らぬ乗客/演じる人/誤算/セカンドライフ/三十一文字/雲の上の人/定年つながり

    第二の人生…… 定年後とは限らない気がしてきた。入学、卒業、就職、退職、結婚、離婚 等々の人生の節目ごとに取り巻く世界が変わるんじゃない?第三の人生からもあってずっと積み重なっていく。倒さないようにしないとね

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    2020年11月22日
  • スパイラル・エイジ

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    ネタバレ

    最初は、なんで匿うの?早く追い出せばいいのに!なんて思ってしまったのですが、進むにつれて秘密の共有者も増えていって、結末が早く読みたくなる面白さになっていきました。

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    2020年10月24日
  • 始まりはジ・エンド

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    絶縁/永久に/引き際/余命/陰のコレクター/
    彼女のステージ/死ぬまでにしてほしい五つのこと

    きっぱりとした、手放さない、先を見据えた、先のない、
    先の見えない、希望を持った、振り返る、
    それぞれの終わり。そこから次が始まりいつか終わる、繋がっていく多くの果てしない世界。

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    2020年09月27日
  • アンソロジー 隠す

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    気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
    アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。

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    2020年07月31日
  • ダブル・イニシャル

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    同じイニシャルの既婚女性を狙った殺人事件の真相に迫るミステリー。
    愛情のこじれが間違った方向にいってしまった悲劇。
    何とも言えない虚しさを感じた作品でした。

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    2020年07月22日
  • アンソロジー 隠す

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    11名の女流作家たちが一つのテーマで物語を紡いでいます。近藤史恵、松村比呂美、光原百合の作品が良かったし怖かった。

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    2020年06月05日
  • 二年半待て

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    人生の色々な「○活」の短編集
    「どんでん返しミステリー」という触れ込みだけど、きれいに落ちてるのもあれば無理やりなものもあれば……
    「親しき仲にも"悪意"あり」という見出しの方がしっくりくるかな

    「就活」彼女の生きる道
    「婚活」二年半待て
    「恋活」兄がストーカーになるまで
    「妊活」遠い心音
    「保活」ダブルケア
    「離活」糸を切る
    「終活」お片づけ

    主に女性視点での人生の岐路になっている

    「就活」
    娘の就職がなかなか決まらない母親視点
    離婚の際に夫の方を選んだ娘。母親とは価値観が合わないという
    母親は母親で自分が婚外子である事で就職に苦労した経験があって
    出自のについての

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    2020年05月29日
  • 夫以外

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    真っ白な特別装丁のものを購入。
    これはもうタイトル買い。シンプルだけどインパクトがある装丁に惹かれて、初めて読んだ新津きよみさんの本。
    どんでん返しあり、叙述トリックめいたものあり、ぞっとするものあり、心が温まるものありで、バラエティに富んだ短編集だった。
    巧いなぁと思いながらするすると読み進んで、あっという間に読み終わった。

    純粋さゆえに突っ走ってしまう感情であったり、優しさの下にある打算であったり、夫の元妻に対する嫉妬と優越感であったり…女の怖さが満載であるところはやはり、女性作家特有のもののように感じた。女のことをよく知る女だからこそ書けるこの感じ。
    怖いけどこのタイプの小説、私はきっ

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    2020年02月25日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会(仮)のアンソロジー。
    大人の「ファーストラブ」とのことで、大崎梢さんの「レモネード」な感じの作品集かなと思って読んでいましたが、色々な形の初恋の話でした。

    福田和代さんの「カンジさん」みたいな、ちょっとゾワッとくる話もありましたが、好みの展開が多かったですね。
    松村比呂美さんの「迷子」で暖かな気持ちになって読み終わることができました。

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    2020年02月12日
  • 誰かのぬくもり

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    8編の短編集。うまくいっている人もいっていない人も、それぞれに自分の人生を一生懸命生きている感じが良かった。1話めの「お守り」のように、ミステリー以上の不思議な話が特に引き込まれて読みました。

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    2020年01月13日
  • 女友達

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    千鶴はかなりプライド高めな女性だけれど、
    見栄や、女友達に対する嫉妬など、女の部分がうまく表現されているなあと思いました。
    亮子の不気味さもよかった…!

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    2020年01月02日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会の面々が描く初恋、色々な初恋があって楽しかった。
    思いがけずイヤミスちっくなものもあったし。
    涙を流す絵の話が1番好きかな。
    あと、迷子も同じぐらい好き。
    どちらも、ほのぼのしていて、可愛くて、私の好みにぴったり。最後のあれには完全ノックダウンw
    アミの会、次のテーマはなんだろう。楽しみでならない。

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    2019年12月28日