新津きよみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
『え?どんな話かな…』本屋でタイトルを見てドキッとした笑
新津きよみさんという作家は初めて知ったが、短編の名手のようだ。
この本は7話収録の短編集でいずれも面白かった。
主人公はいずれも僕と同年代くらいのシニアの男女だったのがよかった。
夫亡き後に娘夫婦と同居することになった女性。そこには妻に先立たれた娘夫の父親が同居しており、奇妙な同居生活がはじまる『むさしのニューライフ』。シニアの男性が別れた娘に会いに行くが、そこには何人もの女性がおり、我が娘が誰だかわからない『ゲストハウス』。
タイトルの『妻が余分』は、長い単身赴任を終えて我が家に戻ると、集めていたコレクションが捨てられており、自 -
-
-
Posted by ブクログ
第2弾、というのを知らずに読んだ。
こちらから読んでも十分楽しめた。
それぞれの人が「おひとりさま」をいかに楽しんでいるか!
ストレス発散に何をして心を癒しているか!
参考にしたいことがたくさんあった。
「アンジェがくれたもの」
なんて賢いアンジェ!
一番心に残った作品。
「リフォーム」
離婚式を盛大にやる話。指輪が新しい門出にリフォームされるなんて。
「この扉のむこう」
続編らしいが、これだけでも十分楽しめた。
コウ太との出会いがウルウル。
「リセット」
好きな作家さん。
亡くなった夫に隠し子がいた、というショッキングな出来事からのストーリー展開がやっぱり、いい。 -
Posted by ブクログ
6人の作者が描く、全てひとりで過ごしている物語たち。
作者それぞれの言い回しや「ひとり」というものに抱く考えが似たり違ったりで楽しい。
ほとんどの物語は「ひとり」が好きなのに周りからの目線で生きづらさを感じている。その中で自由になる術やひとりで生きていく力を見つけていく。
ひとりであって独りではないと再認識できる。日常を切り取ったような物語や綺麗に物事が進むような話もあるが生き方を見つめ直すことができた。
「永遠語り」が1番印象に残っている。村のリアルな情景が思い浮かぶ表現で人から離れた場所での生活を羨んでしまう。また、これが究極の愛なのではないかと思わせる話。体の繋がりはなくとも「視線、 -