新津きよみのレビュー一覧

  • 帰郷~三世代警察医物語~

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    好奇心旺盛で魅力的な女性医師が自分の将来にどう決断をするのかに惹かれて読みすすめるも、事件が絡み、その推理力と行動力で解決へと導いていく。著者の作風は自分の好みであるとある程度確信していたから裏切られることなく安心して読み終えた。シリーズ化されているようであれば、追いかけて読んでみようと思う。

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    2018年09月29日
  • 二年半待て

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    おもしろかった。よくある最後どんでん返しが起こる物語なんだけど、気持ちいいスカッとするやつじゃなくて、本屋で帯に「親しき仲にも"悪意"あり」って見出しが付いてたんだけどまさにそういう感じ、なんか一味違う逆転劇。

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    2018年08月19日
  • シェアメイト

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    「女と住まい」をテーマにした8つの短編集。
    「食と女」をテーマとした短編集に続き、ホラーテイストで面白かった。

    ・「シェアメイト」幼なじみのミサとミカ、子供の頃の約束どおり同居をはじめ上手く行っていたのだが・・。まさかの展開、これが一番面白かった。

    ・「魔取り」偶然然見つけた理想的な「間取り」の邸宅。住み込みの家政婦として働けることになった女は、この家にずっと住みたいと願うようになる。よくある展開だが、小気味よかった。

    「食べごろし」これだけはオチがよくわからなかった。

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    2018年08月06日
  • シェアメイト

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    シェアメイト/おばあちゃんの家/魔取り/我を忘れる/食べごろし/楽園

    う~~~ん (~_~;) こわい です ゾクゾク します
    眠れる?じゃなくて 朝 目が醒めるかしらん

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    2018年05月07日
  • 同窓生

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    ドロドロとしたホラーは苦手なんだけど少しサスペンス寄りのホラーで最後はちょっとほろっとさせるところもあって読後感は爽やかだった。
    三文字シリーズということでなので他の作品も読んで見ようかと思います。

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    2018年01月28日
  • 父娘(おやこ)の絆~三世代警察医物語~

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    内容(「BOOK」データベースより)

    東京の大学病院に勤めていた内科医の望月美並は、長野県大町市で祖父のあとを継いで警察嘱託医を務めることとなった。ある日、美並に警察から検死要請がくる。遺体は、北アルプスで滑落死したと思われる男性だった。検死が終わり、死体検案書を作成する段階になって、事態は一変、事件の可能性が出てきた。いったい死因は何か。著者渾身のシリーズ、待望の第二弾。

    平成29年12月28日~30年1月1日

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    2018年01月01日
  • 帰郷~三世代警察医物語~

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    内容(「BOOK」データベースより)

    東京の大学病院に勤める内科医の望月美並。長野県の大町市で開業医をする元警察医の祖父の元に帰る途中、乗っていた特急で急病人が出る。処置をした美並だったが、後日、患者は遺体となって発見される。謎の残る死因と背後に見えた複雑な家族関係。はたして真相は?新境地に挑んだ著者が、緑豊かな信州の情景を鮮やかに織り込んだ極上の「警察医シリーズ」開幕!

    平成29年12月24日~28日

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    2017年12月28日
  • 悪女の秘密

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    ネタバレ

    感想は、備忘録のために自分にわかるように書いている部分もあるので、日本語がおかしいと思います。すみません。

    『女に向いてる職業』
    単身赴任中の山本は、カウンターバーで気になる女性を見つける。
    その女性を口説きたくて、作戦を練るが思わぬ事故を起こしてしまう。
    彼のように女の職業は~と決めつけてかかっているような男はいかにも現実にいそうだなあと思う。

    『傷自慢』
    本宮麻子は、甥の春樹ととても仲がいい。
    しかし、春樹には体のいたるところに「名誉の傷」
    というべき傷がある。そのうちの傷の一つを不審に思った春樹の妻、本宮結花は麻子に真相を尋ねるが、麻子は絶対にその真相を漏らすわけにはいかなかった。

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    2017年08月27日
  • フルコースな女たち

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    前回新津さんの本を読み、ドロドロしているようで、さっぱりと味わうことができたので、第二弾として購入。
    短編で読みやすい。
    さっぱりしているが、女の本質というか性質がよく描かれている。

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    2017年08月24日
  • ママの友達

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    主婦の典子(のりこ)のもとに、差出人不明のまま突然届いた中学時代の「交換日記」。その直後、メンバー4人の中でリーダー格だった長谷川淳子(はせがわじゅんこ)が殺されたというニュースが入る。彼女に何があったのか。音信不通だった残りのメンバーの人生も、事件をきっかけに大きく動き出す。40代女性の人生に起こるさまざまな事件をサスペンスタッチで描き出した感動の長編推理小説。

    【感想】

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    2017年08月21日
  • 最後の晩餐

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    以前生涯学習センターで男の料理講座の講師を務めた美由紀。帰りが遅くなった晩、真っ暗な夜道で講座の元受講生である年配の男に出逢う。ストーカー被害に怯える美由紀は、親切な申し出に甘えて自宅まで送ってもらうことに、だが、彼女がすがった親切心は意外な方向へ暴走しはじめて―!(「料理講座」)おいしい食事は幸せの象徴、それとも諍いの種?食と男女をテーマに描いた、心理ホラー7編をあつめたオリジナル短編集。

    【感想】

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    2017年08月06日
  • 最後の晩餐

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    ホラーというよりも、不思議な奇妙な感じを受ける本である。
    要所要所に、食べ物が出てくるのは良かった。

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    2017年08月04日
  • 最後の晩餐

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    食と女をテーマにしたホラー短編集第二弾。
    面白かった。
    タイトル作「最後の晩餐」、「最後の晩餐」の意味するところがとてもよくて、一番面白かった。

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    2017年07月08日
  • 夫以外

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    題名に惹かれて読み始めたが面白かった。大人の女性たちが主人公のミステリー集。普通の日常生活をさほど逸脱することなく進む物語に親近感を覚え、そしてどの短編も私の予想を常に裏切るラストシーン。とても楽しく読めた。

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    2017年04月10日
  • 夫以外

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    様々な夫婦模様が描かれた短編集。
    タイトルから、妻が『夫以外』の男と
    あんなことやこんなことをしてしまう物語かと思いきや、さにあらず。
    『夢の中』の主人公が物語の最後に気づいた
    『夫以外・・・』に続く言葉がとてもよかったです。
    たとえ毎日顔を突き合わせていたって、相手の本当の姿なんて本気で知ろうとしなければ見えてこないのかもしれない。
    離婚したり、死別してからそのあとに見えてくる夫婦の本当の姿が胸に沁みました。

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    2017年01月31日
  • 愛読者

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    「愛読者」と名乗る相手からのファンレター、と
    もう一通のファンレター。

    小説家がその見えない相手におびえる理由は?

    そして、その相手が動き出すとしたら。

    事実は小説よりも奇なりとは言う物の、そんなことが怒るはずがないと思っている主人公に次々起こる出来事。

    つながった! と思った事実が実は少し軸がずれているのかも知れない、と気付いたとき、訪れる恐怖とは。

    なんで読んじゃったんだろ。こわかったわぁ。

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    2016年12月21日
  • 二重生活

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    夫婦で合作なんてと思って読んでみた

    流石夫婦なだけあってうまく良い所がでてると思う!
    面白かった。

    時系列ね

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    2016年06月05日
  • 二重生活

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    すごい結末だった。
    まさかなまさか…

    読みごたえがあって、先が気になって一気に3時間半くらいかけて読んでしまった。

    久々にミステリー読んだこともあって、世界観が楽しかった

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    2016年05月20日
  • 二重生活

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    作家夫婦の合作というので読んでみました。面白かったです。だいぶ前に出た本で、今回が二度目の文庫化だそうです。読みながら、ところどころ違和感というか、ん?と引っかかりを覚えたのですが、原因はそのあたり(最近書かれたものではないこと)にあるのでしょう。内容には全く違和感を覚えず、一気に読みました。プロローグに置かれた殺人事件が、登場人物にどう影響してくるかを考えながら読むのですが、「幕間」の章が入っていたり日記や独白が挟まれていたり、すぐには犯人にたどり着けないよう、巧妙に仕組まれていた印象です。ヒントはあったのですがあまり重要だと思わず、犯人がわかったのは物語のかなり終盤でした。それも含めて騙さ

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    2016年04月05日
  • 二重生活

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    ネタバレ

    思い込みって恐ろしい。
    何の疑いも持たず、登場人物の思い込みに私自身も引きずられてしまった。
    というかそれが著者の狙いで、騙されてしまうのは致し方なかったのだけれど。
    先の展開が気になり、最後まで飽きずに読めた。

    二人の著者がいる合作小説という形態は、初めてだった。

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    2016年03月15日