【感想・ネタバレ】ママの友達のレビュー

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ネタバレ

【あらすじ】
主婦の典子(のりこ)のもとに、差出人不明のまま突然届いた中学時代の「交換日記」。その直後、メンバー4人の中でリーダー格だった長谷川淳子(はせがわじゅんこ)が殺されたというニュースが入る。彼女に何があったのか。音信不通だった残りのメンバーの人生も、事件をきっかけに大きく動き出す。40代女性の人生に起こるさまざまな事件をサスペンスタッチで描き出した感動の長編推理小説。

【感想】

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2017年08月21日

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ネタバレ

旅のお供として文庫本を適当に借りた中の一冊。中学時代、女の子4人でやってた交換日記が45歳になった今届く。その内の1人が殺されて、というお話。サスペンスとあるけど、その要素はあんまない。日記がなぜ届いたのかも最後に明かされるけど、なーんだって感じ。3人の45歳の人生模様がタイプは違えど実によく分かる。子どもの不登校、シングルでの高齢出産とそれに伴う親族とのぎくしゃく、モラハラ夫。特にモラハラってこの頃もう使われてたんだな。もっとハセジュンの死が関係すんのかと思ってたから、ちょっと物足りないところもあるけど面白かった。

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2015年11月04日

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ネタバレ

確かに面白かった。
が、ちょっと一昔前の、(悪く言えば)流行遅れの物語なのかな、という気もしなくはない。

犯人は、ここの登場人物の中に居るのだろうと探り探りながら読んでいたのだが、予想は大幅に外れ、結局全く知らない人物だった。
その部分に、ちょっとした期待外れを感じた。

そして、とても良い収穫は
典子の娘の登校拒否の理由には、とても納得のいくものがあった。
私も、娘に、素直に正直に、正面からちゃんと向き合ってあげられているかな?

そんな、大切な事を改めて気付かせてもらえた。

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2021年11月22日

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ネタバレ

中学生のときにやっていた交換日記が
突然届く。
ノリ、アケ、クミそしてハセジュン
そんなときにハセジュンが殺されたことが判明。

誰が送ってきたのか…

というサスペンスかと思ったら
ハセジュン殺人事件についてはサラッと

それよりは女性たちがいかに大人になって
若い頃の想像とは違う生活を送っている
それぞれの苦労とかあるあるとかがんばりとか
そういう物語だった

モラハラ夫に天罰を!

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2020年04月11日

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ネタバレ

学生時代、友人たちと交換していた日記が
大人になった私に回って(送られて)くる。
戸惑いと、少しの恐怖と、懐かしさ。

私も友達と交換日記をしていた青春時代を思い出しました。
複数人では交換していなかったけど、その子とは今でも1年に
1,2度会って近況報告をしています。
ケンカした時でさえ日記の交換をとめなかった。
お互い日記に言いたいことや文句を書きあった記憶…笑

新津さんといえば「女性の狂気」をこれでもかってくらい
体感させてくれるホラー作家というイメージ。

本作もどれほどの恐怖が味わえるんだろうとワクワクして
読んだんですが、ちょっと違った。

じわりじわり得体の知れないモノが近づいてくる緊張感は
あったけれど、どこか懐かしさとか、人によっては
勇気が湧いてくるかもしれない。

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2018年02月25日

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30年前、中学時代に4人で続けていた「交換日記」。
ある日突然典子のもとに「交換日記」が届き、送りつけたと思われるハセジュンこと長谷川淳子は遺体となって発見された。
死者が「交換日記」を届けられるはずもない。
では、いったい誰が?
典子は「交換日記」が届けられた困惑を抱えながら、一人娘・美咲の不登校問題にふり回される。
何とか美咲の心を理解しようと典子は思うのだが。
中学時代だろうと社会人だろうと、自分の居場所を求める気持ちは変わらないと思う。
疎外され、ひとりになっても毅然としていられる人間は少ないと思う。
ひとりぼっちなのではない。ひとりが好きなだけだ。
そう思い込んで無理をしても、結局は気持ちだけが疲れていく。
中学時代から30年の時が経ち、彼女たちは40代の女性になっている。
主婦として、母として、社会人として、それぞれに葛藤や悩みや問題を抱えながら生きている。
いくつになっても、どんな環境で生活していても、悩みや問題はついてまわるらしい。
40代になった自分を想像してみる。
いまとまったく違う悩みもあるだろうけれど、結局いまと同じような悩みも抱えたままのような気もする。
典子にとって届けられた「交換日記」は、家族がわかりあえるきっかけになった。
久美子にとって明美との再会は、人生をやり直すきっかけになった。
何かのきっかけで変わっていくことって、意外にたくさんあるのかもしれない。
どうせなら、良い方向へと変わっていきたいものだ。
新津さんらしい物語だった。

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2017年03月04日

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途中までかなり面白くサクサク読めていたけど、最後があっけなさ過ぎる~!え?これで終わり??ミステリーの要素がほとんどなく、拍子抜けした感じ。

もっとそれぞれの家族について読みたかったかな。

交換日記という言葉から当時を思い出して懐かしくなったなぁ。今も交換日記なんてあるのかな??青春!

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2014年07月23日

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初の新津きよみ。

30年振りに届いた中学時代の交換日記。直後、仲良し4人組の一人が殺された。音信不通だった残りの3人の人生が動き出す…。

主人公達と同年代の私は、あるあると思いながら読めました。
同じような悩みを持つ女性には、良いんじゃないかな。
ハセジュンだけは、無念でしたが。

ラストは、爽やかで呆気なく現実的。リアルです。

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2013年03月08日

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30年の時を経て、中学時代の交換日記が届き、
差出人と思われる友人は殺されていた・・・
そんなサスペンスタッチでサクサク読めたのだが、
最終的なオチが甘く面白さが半減した。
オチを除けば、交換日記をしていた4人の「今」が浮き彫りにされ、
主人公たちと同年代の女としては読みやすかった。

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2011年03月15日

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15歳の時、交換日記をしていた友達4人、30年後の45歳の彼女たちは、子どもの不登校、シングルマザー、夫との不和など諸々悩みを抱えもがいている。
ミステリーでもサスペンスとも言いがたい。
殺人事件は4人を再開させるきっかけではあるが、それだけのこと。

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2011年02月10日

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スラスラ読めたけれど、最後は「これがオチ?」と思ってしまいました。

謎解きの部分を重要視しなければ、人事ではない感じが、おもしろく読めたのだけど。

特に久美子の旦那が腹立つなぁ!!
モラハラっていうのか。
こんな旦那、本当にいるのかな? いるんだろうなぁ。
私だったら即離婚。

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2010年12月09日

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友達 はて? 人付きあいは職場とコーラスとマンドリンと…これは仲間?学生の時はほとんど一人で過ごした私には、交換日記は知らない世界。誰に対しても、素の自分でいられると良いな。

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2010年09月29日

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途中は面白かったのだけど、最後だけちょっと…あっけないというか、これで終わりなの?となった。すっきりしない。ずっと不穏な感じで進んでいたのに、なんだそんなことかあという結末。美咲にしても、淳子にしても。
この3人はこれからどうなるのかな。典子の一家は普通の家庭に戻りそうだが、他2人が気になりますねえ

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2010年08月09日

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サスペンスよりも心理状態に重点が置かれている印象が強かったが、
読みやすかった。
むかーし読んだ女性作家(名前失念)のエッセイで、同年代・同性・自分の立場と比べて、常に「でもあの女性(ヒト)より(私の方が)まだまし」みたいなニュアンスで書かれた事をふと思い出してしまった。
自分も友人3人で交換日記やったな〜、でも、いつの間にか有耶無耶に終ったな〜。

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2010年03月07日

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