新津きよみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
二部構成の長編の作品です。
第一部「わたしを見つめて」
夫は、目を合わせて話をしない、息子はすぐに自分の部屋に行ってしまい家での会話がほとんどない、そんな家で日々を暮らしてる喜美代。
長野に嫁いでた昔からの親友秀子が東京にいる喜美代に会いに来た。
彼女は、「本当の自分になるの」突然言い出し、家族を捨てて夢だったダンサーになると言う。喜美代は、秀子に恐怖を覚える。
その後、家でテレビを見てると、秀子が何者かに殺されたと言うニュースが・・・。
別れ際に渡された手鏡は、普通の鏡と違い写真のように映し出す鏡だった。(反対に映る)
ひょっとしてこの鏡が秀子の運命を変えたのか・・・?
そ -
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Posted by ブクログ
テーマに沿った書下ろしのアンソロジーを刊行する女性作家の集まり『アミの会(仮)』
今回のテーマは「ラスト・メッセージ」
一冊で多様な作風を楽しめるのがアンソロジーの楽しみ。同じテーマなのに、驚くほどテイストは違う。
「もうひとつある 鷹宮家四訓」 大崎梢
地元の大企業を経営する旧家『鷹宮家』に伝わる四つの 家訓。後から加えられた五つ目の存在を調べる先輩を連れ、末端の分家の娘『絵茉』は本家を訪れる。
謙虚・礼儀・努力・和、しごく基本的でまっとうな家訓に加えられた意外なものとは、「女・子どもにはあとを継がせるべからず」という差別的(現代ではアウトか)なもので、絵茉も憤るのだが…。実は妹を好 -
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順番は逆になりましたが
おいしい旅、2作目
「あの日の味は」柴田よしき
学生時代、憧れながら過ごした京都。
同じ下宿で青春を分け合った友人たち。
それぞれの人生を重ねた今、
「あの日の味」をようやく求めて出かける旅。
女子三人の京都旅は、軽やかでありながら、
交わされる会話の一つひとつが胸に迫る。
あの頃の夢、選ばなかった道、
今の自分を肯定するための言葉。
みんな、おんなじだね。
「幸福のレシピ」福田和代
福田さんて、こういう小説も書かれるんですね。
亡くなったパティシエの夫が遺したレシピと出会うための、神戸への旅。
料理に刻まれた記憶と時間
「下戸の街・赤羽」矢崎存美
カフェ開店を目 -