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「夫を殺したい」
と、思ったことがありますか?
二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも……(「見知らぬ乗客」)。
熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。
老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあの人――。
定年世代の来し方行く末を七つの人生の情景で綴る、毒あり華あり上質のミステリー短篇集。
見知らぬ乗客
演じる人
誤算
セカンドライフ
三十一文字
雲の上の人
定年つながり
あとがき
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Posted by ブクログ
■サマリー
・ミステリーではない
・いろいろな夫婦、家族、人をテーマにした
ミックス小説
・山と谷がないため平凡を好むならば○
■所感
夫婦といえども長く一緒にいると良いときも悪いときもある。
ずっと仲が良い夫婦もたまにいるが、あれは仮面夫婦か、どちらか一方が非常に忍耐強いか、もしくは鈍感なのかのいずれかであると思う。
そうではない夫婦の方には失礼ではあるが。
本書の最初の短編である「見知らぬ乗客」は、
たまたま電車で隣り合わせになった女性同士の会話から始まる。お金を払うから自分の夫を殺してほしいと頼む。
実際に、依頼主の夫は殺害されてしまうが、実は犯人は別にいて・・・。
夫元気で留守が良いを地で行くようなスタートにおもろい小説かなと期待したが、
至って他の短編集は平凡そのもの。
著者の新津さんの作品で、20年以上前のドラマではあるが「トライアングル」という作品がある。
こちらはミステリーそのもので面白かったなと。
■学び
・夫婦、家族は思いやりと寄り添い。
・相手が何を望んでいるのか、聞いてほしいのか。
・振り返って反省、を続けるしかない。
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