中村文則のレビュー一覧

  • 教団X

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    謎のカルト教団を中心に進むお話だったけど、人間とは何か、生きるとは何か考えさせられる内容がてんこ盛りだった。
    松尾塾(?)、私も入りたいな。人生に行き詰まったとき「原子のゆるやかな結合体がウジウジ悩んでもしょーがねぇな!」って開き直れそう……

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    2022年07月31日
  • 教団X

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    ジャケ買いした本
    数年前によんで内容はエロとテロ以外飛んでるけど、読み終えた後「読んでやったぜ」感があって割と面白い本だった気がする

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    2021年10月12日
  • 教団X

    おそらく好みは別れるが

    重厚で淫靡で暴力的でいて、人間の業をこれでもかと叩きつけてくる。
    難解なテーマにも関わらず一気に読了したのは、
    素晴らしい筆力の賜物。

    少しオトナになれた方は是非読むべき。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #シュール

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    2021年05月15日
  • 大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる

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    少し前の新聞に中村文則の「掏摸」が紹介されていた。中村さんは今や海外でも名を知られた作家だが、そのきっかけになったのが大江健三郎賞を受賞した本作が、賞の特典として翻訳されたからだ、という内容だった。
    大江健三郎賞は聞いたことがあったが、選考委員は大江健三郎さんひとりで、賞金の代わりに海外に翻訳されて紹介される、賞は八年続いて既に終了しているということも知らなかった。
    で、その賞の始めから終わりまでの受賞作の紹介とそれぞれの著者との対談を収録されているのが本作。
    なかなか手ごわい本だったがおもしろかった。
    受賞作のどれも読んだことが無いが、長島有の本は読んでみたいと思った。対談も一番楽しかった。

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    2020年07月24日
  • 掏摸

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    ネタバレ

    単行本だが170ページで読むのにそんなに手間のかかるものではなかった。ただ前に読んだ「去年の冬きみとわかれ」もそうだったが、何かに優れていたり、異常になにかにとり憑かれた人を書くという作家なのか、日常生活には見られない主人公や周りの生き方が少し分かりにくくもあった。
    分かるというよりも、まぁどんなテーマでも読み手の想像で筋をたどるのだが、読んでいてこういう世界もあるのかという感想だった。



    恵まれない孤独な境遇の青年が、スリで生活している。
    スリの手際もよく、効率のいい裕福そうな人を狙って、生き延びている。

    底辺の法外の生活者、アウトローなので縛られる何物も持たない。ただ一時関係があった

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    2026年02月10日
  • 男性作家が選ぶ太宰治

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    女性作家が選んだものとはまた違う感覚の作品も多く、未読作品が多かったのでとても楽しめた。餐応夫人がすき。この作家さんはこういう作品を選ぶんだなぁ…って部分でも楽しめてなんだかお得。

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    2018年03月16日
  • 去年の冬、きみと別れ

    購入済み

    映画化するの…

    残り1/3くらいからかな、色んなものが繋がって「あぁ、そうだったんだ」ってなります。
    だから、そこからはもうノンストップで読み終わらずにはいられませんでした。

    映画化されるということで読みましたが、あのキャスティングでいいのか…
    映画は見ないと思います。

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    2018年02月12日
  • 去年の冬、きみと別れ

    購入済み

    去年の冬、きみと別れ

    サスペンスだけれど、読みやすかった。

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    2017年08月15日
  • 教団X

    購入済み

    ナンカイ

    何回も読みなおした
    何回か本を閉じた
    難解だった

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    2015年08月16日
  • 掏摸

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    アメトーク読書芸人をみて中村文則を知る。早速、こちらを手にして読んでみた。全編に渡る緊張感がたまらなくよい、平成の村上春樹と呼ばれていると下記レビューにあるったが今後、注目して読んでいこう。それと、もう一人、西加奈子もおすすめらしい。

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    2025年11月16日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    なんか、被害者ぶってるやつらもみんな気持ち悪い!全員気持ち悪い!自業自得!!!!
    これはどういうことだろうっていう描写が多くて先が気になるので一気に読めます

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    2026年08月16日
  • 掏摸

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    スリで生きスリに生きる男。決して自分の腕前に酔っているのではなく、呼吸をするかのように彼にとっては当たり前のようにスリを行う。その心情はある種、諦観の念を抱いている。
    裏の世界で生きる人間ゆえ終始どこか暗い側面が描かれている。なのでワクワク、ウキウキで続きがどうなるんだー!というよりは淡々とスリ師の日常が送られる。そういう意味では、少し飽きを感じるところもある。
    ただ、スリを行う動作や心構え、技術など丁寧に綴られて真に迫る文章である。スリを題材とするところも面白い。

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    2026年08月16日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    分かるような分からないようなことがずっと書いてあった。ミステリーなのかもしれないけど、純文学をいつも書いてる人が書いたミステリーだなって感じがした。

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    2026年08月08日
  • 教団X

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    宗教とは、国とは、運命とは

    私も思想信条をしっかり持ちたい
    ーーー
    以下抜粋
    悪はどこにあって、誰が引き受け、どうやったら終わるのだろうか。

    我々は、我々の物語を生きるために生きている。無数の物語を、我々はこの世界に発生させ続けているのです。そしてその物語に優劣はない。

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    2026年08月06日
  • 掏摸

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    人生で初めて読んだノワール作品。

    無駄を省き、主人公の目線から描かれている作品で、名作と呼ばれるのも納得できる。ただ、個人的にはあまり肌に合わず、評価は低め。

    序盤は、主人公の掏摸としての卓越したスキルが描かれており、物語にも入りやすかった。
    中盤では、主要人物である木崎との出会いが描かれ、物語が大きく動き始める。
    終盤は、木崎から与えられた三つの指令を軸に、まるで悲劇的序曲のような物語が綴られていく。
    そしてラストは、さまざまな含みを持たせた終わり方で、読後に考えさせられるものがあった。

    ハラハラ、ヒリヒリする展開で、スリの描写もリアルに感じられた。実際にスリをしたことがないので本当の

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    2026年07月28日
  • 掏摸

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    作中に出てくるスリの描写が妙にリアルで生々しかった。
    案外こういったものが実写向きなのかもとも思った。

    東京を仕事場にする天才スリ師。
    ある日、彼は最悪の男と再会する。男の名は木崎。
    かつて仕事を共にした闇社会に生きる男。
    木崎は彼にこう言った。
    「これから三つの仕事をこなせ。失敗すればお前を殺す。
    逃げればあの女と子供を殺す」と。
    運命とは何か、他人の人生を支配するとはどういうことなのか、
    そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは。

    なかなか、後味はよろしくない内容。
    重いともまた違う、どこかノワール気味なそんな雰囲気の作品か。
    ラストまで緊張感は続くのだが、
    明確な答えのようなものは

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    2026年07月08日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    中村文則が評価される理由って、多くの場合は

    * 人間の破壊衝動
    * 支配と被支配
    * 執着
    * 孤独
    * 死への誘惑
    * 善悪では割り切れない暗い感情

    を、異常なほど生々しく言語化するところにある。

    あなたが最初に衝撃を受けた『土の中の子供』なんかはまさにそれで、ストーリーよりも「人間の暗部をどう描くか」が中心にある。

    『教団X』も良くも悪くもそっち側。

    だから、

    登場人物の持つ、何か特定のものや感情への依存、狂気に、その言語化や文章力に、とても衝撃を受けました。

    という感想は、中村文則を好きになる人の典型的な入り方だと思う。

    一方で『去年の冬、きみと別れ』はかなり「エンタメ寄

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    2026年06月20日
  • 掏摸

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    エンタメ要素があり驚いた。主人公は繋がりが欲しかったのだと思う。掏摸をすれば、かまってくれる、元の所有者と同じ感情を味わえると幼少期に思ったのではないか。掏摸を続けていくうちに、依存症になったのだと思う。主人公が最後に、出会った子供のことを考えていたのは感慨深い。ようやく、繋がりを得られたのではないかなと思う。王国もいつか読んでみようと思う。

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    2026年05月25日
  • 掏摸

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    盗むことで生を実感する、そんな男が裏社会と関わり巻き込まれる、そんな話。階層社会において”運命”とはなんだったのか、彼は抗っていたのか、それとも諦観していたのか。
    『掏摸』というタイトルに惹かれ、初めて中村文則を読んだが、描写が繊細で、催眠術にかけらた自分が掏摸をしたかのような、そんなリアリティのある表現だった。全ての登場人物の「その後」が気になる作品であった。

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    2026年05月17日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    ネタバレ

    初めての作家さん。「こんなに薄いミステリーあるんだ!?」と驚いて手に取った1冊。物理的に薄いけど、狂気的な人物が多くて濃度の高い作品だった。ちょっと純文学の要素が強めかも?

    真犯人と木原坂は、対象に対して「自分が見えていない部分があることに不満(不安?)を持つ」という点で結局似たもの同士だったのかな、と思う。

    本文でタイトルが回収される瞬間はやっぱり心地いい。

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    2026年05月10日