中村文則のレビュー一覧

  • 掏摸

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    ネタバレ

    全体的に薄暗く救いの無いストーリーで読後感が悪く、憂鬱な気分になりました、、
    時系列がぐちゃぐちゃだったり、主人公の錯覚で描写が変わったりでところどころついていけなくなりました。
    主人公だけでなく周囲もヤバいやつが多く人間らしさが感じられなかったですが似た境遇の少年をどうにか掏摸の世界から抜け出させようとしている主人公の姿に唯一人間らしさを感じました。

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    2026年03月01日
  • 掏摸

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    はじめて読んだ作者の本。手に取るようにわかる詳細が不思議だった。昔の作品じゃないみたい。あっというまに読み終わってしまった。

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    2026年01月21日
  • 掏摸

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    ネタバレ

    主人公の男にとってはスリが当たり前のこととして描かれていて、スリ師という影の生活を覗き見たような感覚に陥りました。自分にとっては関わりのない職業?のはずなのに、この世界には確かにそんな裏社会で生きている人もいるのだと思うと恐ろしくなります。自分の見えない世界だからといって存在しないということではなく、確かに存在はするけど自分が見ようとしていないだけなのかも知れないと思いました。

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    2025年12月21日
  • 掏摸

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    ネタバレ

    今までの自分の読者傾向をもとに、チャットgpt から強烈におすすめされて本だったが、微妙だった。確かに、木嶋とその組織の正体が謎である終わり方もいいと思うし、むしろこの小説にミステリー要素を求めるのはナンセンスなのだろうが、それは読んだ後にわかることで、若くて刺激を求めてしまう自分にはどうしても物足りなかった。やっぱり、主人公の過去、組織の正体、社会体制、構造反転など壮大なものを期待してしまった。この小説の冒頭の私小説的な件も「しゃべり始めたな」と正直思ってしまった。あとがきも真っ直ぐな言い訳を聞かされているようで惹かれなかった。自分は寡黙の美学のようなものを作者や芸術に求めてしまうのかもしれ

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    2025年11月19日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    ほんまに中村文則ってやばい。
    完全に人生を間違えてしまった我々のことも思い出して欲しい。> <
    最初からオチが読めたりはしないけど分かりやすい

    教団Xみたいな完璧で美しい狂人みたいな人は意外と出てこなかった、。

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    2025年11月12日
  • ご本、出しときますね?

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    村田沙耶香さんのインタビューを読み漁っていたところこの番組を知り、当方リトルトゥースでもあるので是非観てみたいと思い、映像を探していたら書籍化されてるとの事で読みました。
    若林さんと仲の良い西加奈子さんや朝井リョウさんのインタビューも載っていてとても面白かったです。

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    2025年11月09日
  • 掏摸

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    ネタバレ

    普通に面白かった。
    スリを覚えて実行して、結局は木崎に刺されてどうなったのかな?助かった?あの子供は施設に行けたのかな??
    続きがあるみたいなので読まなければ。

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    2025年10月18日
  • 教団X

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    ネタバレ

    前半は官能小説のような感じでした。性行為を重んじる宗教が2つある。松尾の宗教と、沢渡の宗教。結局は、国家がアピールをするために悪者とされている沢渡の教団Xにに攻め入ろうとするが、教団Xはほとんど悪いことをしていない。先に攻めたのは国家である。どうしても国家は教団Xを悪者に仕立て上げたいがために、テロを起こすように仕向ける。結局テロは起こらず、国家が信頼を落とすという結末。宗教の話には、政治が絡むんだなと思った。

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    2025年09月21日
  • 掏摸

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    中村文則の作品の中では物足りない感覚。『遮光』や『何もかも憂鬱な夜に』の方が、考えさせられるものや、心にくる衝撃が多かった。
    中村文則は、闇の底を体験させることで、日常の光の部分に気づかせようとしているのだと思う。

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    2025年09月20日
  • 掏摸

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    木崎という男に運命を握られた天才スリ師である西村のストーリー。

    快感を求めてスリを実行し、命を奪われないために犯罪の駒となった西村。
    他人の人生を動かすことを最上の快楽と捉え、ゲームのように犯罪を計画立案していく木崎。
    どちらも犯罪者という面では同じだが、圧倒的な本質の差を感じた。

    奪われるものが何もない人を「最強の人」というが、命を奪うことを何とも思わない木崎も最強の人である。

    他人を暴力で支配してコントロールし、それを「運命」という木崎に対して、西村の最後の抵抗は爽快。
    登場人物が掏摸、恐喝、殺人などの犯罪者とネグレクトの親子なのに対して、読後感は良かった。

    兄妹篇の『王国』も読ん

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    2025年08月21日
  • 教団X

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    殺伐としていて、面白くはないけれど
    変に重たいリアリティがある。
    作者が見ている、この世界の形がくっきり描かれている。
    宇宙論、宗教論、世界を支配する仕組み。
    陰謀論めいているけれど、きっと現実世界に近いのだろうと感じる。
    そうでないほうが、絶対にいいけれど。
    恐ろしい世界に対抗するには、飲み込まれないようにするには、
    松尾さんみたいに考えること。生きること。

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    2025年08月12日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    読書からてんで離れていたから、比較的文庫本が薄くすぐに読めるんじゃないかと思い手に取ってみた。
    全く分からなかった。
    静かな環境で読んでいないということもあり、最後の方が集中できてなかったのも一理あると思う。

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    2025年07月30日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    狂気と化け物たちの物語…そんな印象を受ける作品でした、初めて中村文則作品を読ませてもらいましたが登場人物と語り手の視点が複数あるコトに後半気付かされ、気付いたところから大きく展開が変わっていく流れは引き込まれてしまいます。

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    2025年07月18日
  • 掏摸

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    ネタバレ

    どんよりした雲が漂ってそうな雰囲気があった。
    読後感が良かったのと、文章量も多くないし読みやすかった。
    主人公の生活を遠いところからに盗み見しているような感覚。淡々と物語が進んでいき、あっけなく終わる(死んだかわからないが)のが妙に現実味があって面白かった。
    スリの描写が上手かった。
    最後のところも気になるけど明かされないのも良いと思った

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    2025年07月08日
  • 掏摸

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    ネタバレ

    文庫本の後書きでも作者が書いていたように、小説の構図はシンプルながら、随所に表現される「塔」の存在が物語の奥行きを表現しているように感じた。

    自分が生きる社会との距離を感じる世界観ではありつつ、主人公の反社会的な行動と、子供に向ける優しさのようなものは、誰しもが抱える矛盾を上手く表現している。

    個人が大きな運命に抵抗する姿と、人の心の矛盾を表現しているそんな物語だった。

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    2025年05月29日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    ネタバレ

    壮大な復讐劇。
    盲目の元恋人を殺された主人公が、ある画家を殺人犯に仕立て上げる
    僕が2人いたのは衝撃的だった

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    2025年05月22日
  • 教団X

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    まず分厚さに怯みました。

    宇宙の話、物理の話、原子の話、神の話、思想の話、貧困の話…スケールが大きすぎて理解できないとこも多かった…

    特に、アフリカの貧困がなくならない本当の理由には驚いたし、腹立たしく思ったけど、自分もどこかでその恩恵を受けているのかと思うと悔しいと思いました。
    人を殺すことが日常ということが今もどこかで起きているのかと思うと苦しいですね…

    最終的には「何かに関心を持って世界を善へ動かす歯車になりましょう」「共に生きましょう!」と前向きになれました。

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    2025年04月20日
  • 教団X

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    信じるものは救われる、と思わされた。
    人を構成する原子から宇宙論まで幅広く語られていた。少し難しい話もあったが、全体を通して伝えたいメッセージは分かった気がしました。欲を言えばもう少し物語に動きが欲しかったなと思いました。

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    2025年04月07日
  • 自由思考

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    日常の生活のことや小説のこと、時事問題や政治思想まで幅広いエピソードが書かれていて著者の作品をもっと読んでみたいと思った。"目の下のクマ"に言及してる部分がたくさんあり自虐的なユーモアがとても面白かった。

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    2025年03月26日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    何となくミステリー風だけど、何なんだろう??と思いながら読み進める感じでした。愛の物語、、なんですかねー

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    2025年03月17日