富樫倫太郎のレビュー一覧

  • SRO1 警視庁広域捜査専任特別調査室
    たった7名で構成されているSRO(Special Research Office for Extensive Investigations)。
    警視長1名、警視正2名、警視1名、警部1名、そして会計などを扱う事務職2名。
    アンバランスな人員が配置されている部署だ。
    それぞれが裏事情をかかえている。
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  • SRO5 ボディーファーム
    近藤房子は想像していた以上に最凶のシリアルキラーだった。
    直接山根のもとに連絡してきた房子は、東京へ戻り殺人を続行すると告げる。
    SROのメンバーたちは房子の行動には必ず理由があると、行動分析を進めるがどうしても東京に戻った理由がわからない。
    やがて、近藤薬局に残されていた大量の薬剤に注目した結果、...続きを読む
  • SRO4 黒い羊
    シリーズ第4段。

    今作の事件とその解決は、まあ、置いておくとして・・・。

    ※法務省役員と医療少年院医官の言動、フリージャーナリストの振る舞い・・・と、(作中の)現実とのギャップは、筆者から現代社会への痛烈な皮肉か?

    注:十分に楽しめるエンタテイメントだった。

    シリーズ全体の物語の行方に、心を...続きを読む
  • SRO episode0 房子という女
    房子さん、、昔から悪だったのね。
    というか、悪いことをしているって本当に意識がなくやっていて、自分にのって、嫌なものを消すにはどうしたらいいのかってことが中心のような気がした。
    ここまで徹底して自分主義でいるってすごいかもしれない。
    まだ、続きが出そうな予感。
  • SRO6 四重人格
    今のところ、最新作。4重人格のうち、1番目と2番目が主役。ちょっと3,4番目の人格は、あまり表立ってこないので、やりすぎのような気がする。
    ただ、6冊目にて、SRO捜査室のみんなの私生活の悩みが少しずつ、ほぐされていくのがうれしく思えた。
  • SRO5 ボディーファーム
    再登場。房子さん。出てきてくれました。
    見えていても、見えないものがあるかあ。なるほどー。いい推理でした。
    顔中に画びょうを刺されちゃった麗子さん。
    強気にでれば、ひるむこともあるか。
    なかなかの反撃ぶりでした。
  • SRO4 黒い羊
    どんなに白い羊でも黒い羊が生まれるか。
    犯罪を犯す人には、暗い過去がある。
    家族というものを知らずに育った少年は、、。人の趣味や嗜好というのは、SROシリーズを読んでいると変わらないと思える。
  • SRO3 キラークィーン
    房子復活!というか、いやーー、しぶとい。このおばさん。考え方というか非情さがすごく、でてる。
    今後もこの人が登場するみたいなので、続々です。
    途中、あまりに壮絶で、読み飛ばし、再読してしまいました。
    またまた、SROに犠牲者がでて、、、
  • SRO2 死の天使
    続編がでて、わ、うれしいと思って、読みました。今度は、病院もの。連続殺人を犯す副委員長。ある決められた儀式、方式にのっとり、自らの考え方で人を殺していく。宗教を持っていると強くなれるけど、とんでもない方向に行く例かも。
  • 生活安全課0係 バタフライ
    面白くて読みやすいが
    内容が中だるみしているか?

    このシリーズは
    軽い事件が絡み合って
    同時に進行して、
    そして、同時に解決するので
    後味はスッキリである。

    今回は投げ込まれるお金の謎と
    いたずらされる猫の話。

    猫が水彩絵の具でオーバーザレインボーを
    唄う謎の男に七色にいたずらされる。
    この発...続きを読む
  • 生活安全課0係 バタフライ
    シリーズ3作目。
    小早川警視をはじめ相変わらずのキャラで楽しく読めます。
    脇役の人々のプライベートが暴かれるので、必読でしょう。
    4作目読みたいです。
  • SRO episode0 房子という女
    面白くて一気に読んだ。やっぱり近藤房子は桁ハズレと言うか別格だわー。本編ではダンナは房子に引きずられて みたいなイメージだったけど これを読むとイメージ変わる。この妻にして このダンナありって感じ。似合いの夫婦。
  • 生活安全課0係 ヘッドゲーム
    KY刑事とはよく言った。本当にこんな刑事はいないと思うけど。0課の面々は相変わらず。
    前作の逃がした犯人の話も出てくる。
    今回の敵は強敵。捕まえられるのか。
    一気読みでした。続きも楽しみ。
  • SRO5 ボディーファーム
    だいぶ近藤房子のことも追ってきたな〜麗子さんが痛々しい………麗子さんを痛めつけるあたり作者も良い意味で容赦ないよなと思いました。やっぱりどんどん続きが読みたくなる。ハリーが好きです。
  • SRO3 キラークィーン
    面白かった。このシリーズ読み進めて行くとシリアルキラーが当たり前になってきて、そんな思考も考えてみたらぞっとするけどそれも作者の狙いのような気もする。
  • SRO2 死の天使
    1巻よりこっちのほうが面白かったー!!1巻はちょっと身体的な痛みの描写のところぞっとしちゃったからなあ。精神的なもののほうが読める。面白いな〜歪み具合を書くのが上手いというか……シリアルキラーとかサイコパス?定義がよく分かってないけど、そういうキャラクターを出すとき、歪み具合をどうやって現実の日常で...続きを読む
  • SRO5 ボディーファーム
    富樫綸太郎による広域捜査専門集団の活躍を描くシリーズ第5弾。
    本作でついに近藤房子との対決にようやく一区切りがつく。そこにいたるまでの房子とSROの面々との駆け引きが実に面白い。
    副室長の麗子は房子に襲われた時の記憶からPTSDに近い症状を発症しており、時折精神的に耐えられなくなる。木戸沙織は房子に...続きを読む
  • SRO6 四重人格
    富樫綸太郎による広域捜査専門集団の活躍を描くシリーズ第6弾。
    タイトルにあるように、本作は多重人格の登場人物が存在する。その人格も当初はA、Bなど記号で、やがてその特徴を表した呼び名で、最終的には判明している人物の名前で呼び表され、読み進めるにしたがってその人物の詳細が露わになる構造となっている。
    ...続きを読む
  • 生活安全課0係 バタフライ
    面白い。いくつかの事件が並行して起こり。それらがいくつかの短編として書かれており、最後は一つにまとまってゆく。一つ一つは小さな事件ですけど、たまにはこんなのも良いかも。
  • 生活安全課0係 スローダンサー
    連続刊行3作目でシリーズ4作目。悲しい事件でした。しかしここまで空気を読まない警部どのは素晴らしい! 小泉君、ピッタシだったね~