富樫倫太郎のレビュー一覧
-
評価が4.
内容(BOOKデーターベース)
絶対に怯まない刑事・淵神律子を名指しで、身元不明の中年男が警視庁に出頭してきた。男のバッグに人体の一部やノートパソコンが入っており、その画面には生き埋めにされた若い女性の姿と四八時間後に酸素が無くなるカウントダウン表示が。姿を見せぬ狂悪犯にせまるタフヒロ...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズ、前作があまり良くなかったのでどうしようかなと思ったが、今回はSROシリーズの初期作品を思い出させる設定で面白かった。
拉致監禁の常習犯が捕まることなく日常に潜み、ターゲットを絶え間なく物色していて、ひとりひとりの死を積み上げていくことによって熟練していく。わかりやすい犯人も周到に用意し...続きを読むPosted by ブクログ -
2016/9/18 500ページ近くあったが一気に読めた。SROシリーズが面白かったので期待していたがこちらもなかなか。やや強引な感もあるが。★4Posted by ブクログ
-
メインのピアノヒール役が入院しててもここまで楽しめるとは!しかも間違いなく続編があると確信させる終わり方。見事としか言いようがない。メインストーリーもプロットが作り込まれていてそれだけでも楽しめる。Posted by ブクログ
-
1人の悪役を捕まえては逃げられるという、よくよく考えるとマヌケだけど真剣な話。ここまでヒールが突出してしまうと今後でてくる悪役が可哀想に思えるほど。しっかり次に繋げる終わり方もさすが。Posted by ブクログ
-
女子高生の相次ぐ飛び降りと互いにストーカー被害を訴える男女。何らかの障害を思わせる冬彦の特性が読み進むうち個性に思え、実はお人好しな面が描かれた高虎とのコンビも可愛い。副理事長の妹で罰を当てるという美少女生徒も華がある。冬彦をはじめ多くを語らない不登校の描き方が一律でない所も良い。結末が惨いなあ、、Posted by ブクログ
-
将来の約束を控え焼身自殺した性同一性障害の高橋は殺されたのではないかという疑惑。何だかんだ冬彦を受け入れている高虎が何だか温かくて微笑ましい。女性として見て、気持ちは通じたと言い切る男性教師とか、レイプ<殺害みたいな法がつらく、高橋を思うと苦しい。病んだ母親に責任を感じ全てを引き受ける冬彦も苦しい。Posted by ブクログ
-
中々面白いですね。
キャリア警察官が、勝手の知らない所轄で、現場たたき上げの刑事と組んで事件を解決していくと言うプロットは、他にもありそうですが、この作品の場合、キャリア警察官が、KYと言うところがみそ。階級が上なのに、怒られたりね。
まぁまぁな分量のある作品なのですが、中身が軽いからなのか、あ...続きを読むPosted by ブクログ