富樫倫太郎のレビュー一覧

  • スカーフェイス2 デッドリミット 警視庁特別捜査第三係・淵神律子
    評価が4.

    内容(BOOKデーターベース)
    絶対に怯まない刑事・淵神律子を名指しで、身元不明の中年男が警視庁に出頭してきた。男のバッグに人体の一部やノートパソコンが入っており、その画面には生き埋めにされた若い女性の姿と四八時間後に酸素が無くなるカウントダウン表示が。姿を見せぬ狂悪犯にせまるタフヒロ...続きを読む
  • スカーフェイス3 ブラッドライン 警視庁特別捜査第三係・淵神律子
    このシリーズ、前作があまり良くなかったのでどうしようかなと思ったが、今回はSROシリーズの初期作品を思い出させる設定で面白かった。
    拉致監禁の常習犯が捕まることなく日常に潜み、ターゲットを絶え間なく物色していて、ひとりひとりの死を積み上げていくことによって熟練していく。わかりやすい犯人も周到に用意し...続きを読む
  • 生活安全課0係 ファイヤーボール
    2016/9/18 500ページ近くあったが一気に読めた。SROシリーズが面白かったので期待していたがこちらもなかなか。やや強引な感もあるが。★4
  • 決戦!桶狭間
    決戦!シリーズ

    木下昌輝さんの岡部元信の本当の忠義、宮本昌孝さんの今川氏真は、特に、面白かった。
    氏真に関しては、最近色々な作家さんが書き始めていて、評価も様々出されるようになり、興味深い。
  • 決戦!桶狭間
    桶狭間の戦いをテーマにしたアンソロジー。前回読んだ関ヶ原に比べて戦の経緯が複雑で理解に苦しむ部分もあったが、一方で各話のバラエティも豊富で、それぞれの物語のレベルが高い。

    砂原浩太郎『いのちがけ』、富樫倫太郎『わが気をつがんや』、宮本昌孝『非足の人』がお気に入り。特に『非足の人』は桶狭間での今川氏...続きを読む
  • 決戦!桶狭間
    好きな「決戦 ! 」シリーズである。
    桶狭間については織田信長が奇襲戦で今川義元を討ち取ったと言う事は知っているが細かい事には知識が無かった。
    多少は作られている部分はあるとしても、細部を知りこの歴史を転換させる戦に思いを馳せる事が出来た。
    特に「いのちがけ」、「わが気をつがんや」、「義元の首」は秀...続きを読む
  • SRO7 ブラックナイト
    メインのピアノヒール役が入院しててもここまで楽しめるとは!しかも間違いなく続編があると確信させる終わり方。見事としか言いようがない。メインストーリーもプロットが作り込まれていてそれだけでも楽しめる。
  • SRO6 四重人格
    新たなるヒール誕生。これまでの悪役にもそろそろ飽きてきたところなのでちょうどよかった。これは次作以降に逃げ切ってシリーズ化するかと思いきや急転直下で捕まっちゃって嬉しいやら悲しいやら。複雑な心境。
  • SRO7 ブラックナイト
    房子・・・またかよっ!!!このオバチャン、元気過ぎ!!次回で決着つくのかなぁ。房子が出てくる度に気分が悪くなるから、もう、いいよ~
  • SRO5 ボディーファーム
    1人の悪役を捕まえては逃げられるという、よくよく考えるとマヌケだけど真剣な話。ここまでヒールが突出してしまうと今後でてくる悪役が可哀想に思えるほど。しっかり次に繋げる終わり方もさすが。
  • SRO4 黒い羊
    ヒール役がこれまでと変わったが新鮮で面白かった。キャストがしっかりしていて個性が出ていればヒールは融通が効くものなのか。とはいえ、最後にチラッと出てきたアイツが次作あたり出てきそうで期待大
  • 信玄の軍配者(下)
    早雲の軍配者の続き、山本勘助の話。有名な人物だが実在したかは疑わしいところもあるとこのと。でもそんな山本勘助のイメージを膨らませ、信玄を知るにも楽しい一冊。他の信玄本も読んでみたくなった。足利学校等で軍事としての勉強をしたのにも関わらず、良い主に付けず、駿府でくすぶっていた勘助、風魔小太郎の助けもあ...続きを読む
  • 謙信の軍配者(下)
     北条の風魔小太郎、武田の山本勘助、上杉の曽我冬之助。
     足利学校で学んだ青年時代の誓い、戦場で軍配者として相まみえることに人生をかけた三人の軍配者たちの物語、ここに完結。

     長尾と武田の小競り合いは続いていた。
     景虎が京に上洛し、正式に関東管領として任ぜられると、上杉を名乗るべく鶴岡八幡宮を目...続きを読む
  • 信玄の軍配者(下)
     武田晴信の軍配者、山本勘助として召し抱えられた四郎左は自らの戦略で戦での勝ちを進めていった。
     山内上杉家を小田井原で快勝した戦では、捕らえた敵方の中に曽我冬之助がいた。
     かつての足利学校の友は別れてのち、扇谷上杉家の軍配者として采配を振るったが、やがて重用されなくなって以降は軍配者として死んで...続きを読む
  • 信玄の軍配者(上)
     かつて足利学校で学んだ学友、三人の一人の左郎次は、学校時代には亡き山本勘助の名を騙っていた。
     足利学校のち建仁寺で軍配者として学んだのち、大名に召し抱えられるべく諸国を歩いたが、誰も左郎次を召し抱える者はいなかった。
     仕方がなく生まれの駿河に戻ると、山本家の郎党から仇とされ、軟禁生活が八年続き...続きを読む
  • 決戦!大坂城
    決戦シリーズを初めて読みました。同じ出来事でも、当然ながら作家さんにより解釈が違うので面白いですね。大阪に移住したので読んでみようと手を伸ばしましたが、より大阪を好きになれた気がします。他の決戦シリーズも読んでみたいです。
  • 生活安全課0係 ヘッドゲーム
    女子高生の相次ぐ飛び降りと互いにストーカー被害を訴える男女。何らかの障害を思わせる冬彦の特性が読み進むうち個性に思え、実はお人好しな面が描かれた高虎とのコンビも可愛い。副理事長の妹で罰を当てるという美少女生徒も華がある。冬彦をはじめ多くを語らない不登校の描き方が一律でない所も良い。結末が惨いなあ、、
  • 生活安全課0係 スローダンサー
    将来の約束を控え焼身自殺した性同一性障害の高橋は殺されたのではないかという疑惑。何だかんだ冬彦を受け入れている高虎が何だか温かくて微笑ましい。女性として見て、気持ちは通じたと言い切る男性教師とか、レイプ<殺害みたいな法がつらく、高橋を思うと苦しい。病んだ母親に責任を感じ全てを引き受ける冬彦も苦しい。
  • SRO6 四重人格

    強烈

    衝撃的な殺しの描写に読むうちに吸い込まれそうになった。
    ストーリーが虚無深く読むうち段々没頭した。
  • 生活安全課0係 ファイヤーボール
    中々面白いですね。

    キャリア警察官が、勝手の知らない所轄で、現場たたき上げの刑事と組んで事件を解決していくと言うプロットは、他にもありそうですが、この作品の場合、キャリア警察官が、KYと言うところがみそ。階級が上なのに、怒られたりね。

    まぁまぁな分量のある作品なのですが、中身が軽いからなのか、あ...続きを読む